SNSの進化に伴い、X(旧ツイッター)に完全移行し、当ブログを閉鎖することと致します。発信はX(旧ツイッター)で続けますので、引き続きよろしくお願い致します。【予告】ブログ閉鎖のお知らせ
将棋駒を通じた「快適な将棋ライフの提供」を目指す駒師(駒作家)日向の情報サイトです。
駒づくり中心のブログですが、指し将棋に関する情報も発信して行きます。
本日は岐阜県可児(かに)市へツーリングしてきました。お目当ては、天然温泉三峰(みつみね)です。日帰り温泉施設ですが、とても人気があります。名古屋市内からバイクで1時間半ぐらいです。950円で入館できます。11:30ごろに風呂に入り、12:30ごろに昼食です。飛騨牛丼です。これに少し唐辛子を振りかけ、刻んだ大葉とお肉を一緒に食べるのがおすすめです。おもわず、うー--んま♪と言ってしまう美味さです。この施設にはマッサージや休憩できる場所もあり、半日ぐらい居る方が多い様です。私は時間がもったいないのでただちに出発しました。向かった先は、小牧山城跡です。「城あるじゃん?」と言われてしまいそうですが、こちらは、城の形をした資料館です。200円で入城できます。天守閣からの眺めです。戦いにおける要所だったらしいです。行...駒師のバイク~その3~
バイク、買いました。中古ですけどね。若いころにやりたくても出来なかったこと、いくつもありますが、オートバイもその一つです。更に、ひとり旅もその一つです。とりあえず近場で岐阜県下呂市に行ってきました。こーんなところです。きままなひとり旅ですが、運転ははやり疲れます。下呂温泉で一泊し、風呂で心も体も癒して参りました。名古屋市内からバイクでゆっくり行くと、3時間ぐらいです。来た道を単純に往復するのは面白くないので、帰り道は長野経由にしてみました。下呂市からバイクで2時間半ぐらい、平谷村というところで、霜降りの馬刺しを頂きました。語彙が貧弱で本当に申し訳ありませんが、自然に小躍りするぐらい美味しかったです。ここでもお風呂に入りました。平谷温泉ひまわりの湯です。そのお風呂の軒先に燕が巣を作ってました。燕の親子にも癒...駒師のバイク~その2~
漆を研ぎ出しました。状態は良い様です、漆がよく光ってます。すぐにでも磨きに入りたいところですが、よく芯まで乾燥させるのが大事なところです。妖精~その16~
創作書体が3つ連続します。書体名は「神秘」とのこと。前2作と同じく薩摩黄楊、駒木地のサイズも同じですので、よく考えてみたら、組合せ自由ですね。神秘~その1~
妖精です。漆を入れました。梅雨の時期は湿度が高めなので、漆はよく乾きます。ん?「湿度が高いのに乾く」っていう言い方は普通の感覚からするとちょっと違和感を覚えますね。正しくは、「空気中の水分を吸収して硬化する。」でしょうか。妖精~その15~
妖精です。全ての彫りが終わり、目止めをしています。あと一歩で完了ですが、、、何が起こるか分からないのが駒づくり、天然木材を扱う難しさはここにあります。油断せず。妖精~その14~
妖精の成香です。成銀、成桂とは明らかに違う感じですが、画数ではなく、そうやって区別するのも、字母の作り方としては「あり」な方法です。妖精~その13~
妖精の成桂です。成銀と比較するとお分かりになりますが、形は似ているものの、画数が少ないですね。ここで区別をしやすくしています。だいぶ、進んできましたね。あと、成香とと金で、彫刻の作業は終わります。妖精~その12~
妖精の成銀です。小駒が成ったものはすべて「金」ですので、どのように字を崩しても似ているのは仕方ないことです。と、言うより「金」として認識してもらわないと困りますので、あまり崩せないと言った方がただしいかもしれません。金を少しだけ崩した字を、成銀にするケースが多く、崩す程度、その差は「画数」で表すのが一般的です。妖精~その11~
https://news.yahoo.co.jp/articles/a5129fb619690e61d7f73644cb07a68e4668936bおめでとうございます!山崎八段竜王戦1組優勝!
はい、元カマボコの板の連結が出来ました。材料も規模もまったく違いますが、卓上盤を作るのとやり方は同じかな、と思います。このままでも使えないことはないのでしょうが、もうちょっと手をかけてみようと思います。駒台自作~その2~
裏面の彫に入りました。妖精の竜王と竜馬です。飛車と角行の表面に妖精がいないなーと思っていたら、裏にいたんですね。しかも神経を使う「筋彫り」ですが、久々だったので楽しかったです。妖精~その10~
「お前んちの表札、カマボコの板だろう!?」ふかわりょうさんの鉄板ネタですね。ん?知らない人多いか。。。最近よく料理をするようになりまして、蒲鉾の板が我が家に残っております。綺麗に洗って、乾燥させたところです。匂いも消えました。1寸卓上盤用の駒台を作ってみようと思います。SDGsっぽい?w駒台自作~その1~
妖精の王将です。双玉ではなく、双王だそうです。ぢっちが王将・玉将問題は、違いがあるから生じるわけで、同じなら問題なしですね。妖精~その9~
妖精の飛車角です。えーっと、この中に妖精は、、、、、居ないのかな?妖精~その8~
妖精の金将です。金のヒトヤネが、天然パーマみたいで面白い。なんとなく、こんな顔つきの人も居そうで楽しいです。妖精~その7~
妖精の銀将です。妖精っぽい金偏(かねへん)も面白いですが、旁(つくり)が竜の落とし子っぽく見えて、もしかしたら、こちらも妖精の一種かな?なんて勝手な想像をしながら彫ってます。粗彫りで、また、糊は黒っぽく残ってますので、あんまり綺麗じゃないですが、最後に仕上げますので、その点はご心配なく。。妖精~その6~
妖精の桂馬です。桂馬の妖精は、、、、木偏(きへん)に居ましたね。そういうコンセプトの様です。むかし、すべての駒字に桜の花びらが入った書体を見た記憶があります。そういうアイディアは一体どこから湧くんですかね?私には才能は無いので、羨ましい限りです。妖精~その5~
妖精の香車です。宮崎駿監督作品に出てきそうなキャラクター、っていうのは言い過ぎか。。。とぼけた感じがいいですね、面白い。妖精~その4~
妖精の歩兵の表面が彫り終わりました。可愛らしい字母、並べただけで気分が上がりそうです。観る将や女性からも評価される気がします。自由に発想できるのが羨ましいと同時に、自分の発想は凝り固まっていたと思います。妖精~その3~
精霊の歩兵を彫っています。しばらく彫ってみましたが、どうもやりにくいので、途中から、「目」だけ先に彫る手順に変えました。なんだか不思議な光景ですね。歩兵がニコニコしているので、吊られて笑顔になってました。妖精~その2~
三人麻雀の七段を目指して精進中です。某麻雀プロが、役満を和了した際、「役満に頼るようじゃ、全然だめですね」みたいなコメントされていたのを良く覚えています。この様なコメント、将棋なら、相手の明らかなミスで勝ったようなケースなんでしょうかね。役満は麻雀の「華」と表現する方もいらっしゃいますが、冷静に考えると、三麻の国士無双や四暗刻はかなり出現率が高く、個人的には倍満ぐらいで良い気がします。駒師の麻雀~その54~
さて、こちらも完成しました六清です。木地はお客様からご支給頂きました、中国黄楊の赤銀目杢です。木地の性質がよく分かりませんでしたので、全工程、恐る恐る進めました。かなり時間を要しましたが、何とか完成に漕ぎつけました。六清Round2~その17~
精霊です。先ほど完成しました。直ちにお使いになられるようで、鏡面仕上げは施しておりません。過去に多くの新書体を作っております経験からしますと、おそらく、ここはこうした方がいいなとか、あーした方がいいな。という感情を覚えられると思います。筆記用具で書かれたものと、刀で彫ったものは、全然違います。多くの有名書体も、その過程を経て、現在の字母になってます。でも、始めないことには、何も残りませんので、その行動力に敬意を表したいと思います。精霊~その8~
じじじつは、、、、普通二輪(AT限定)免許取りました。ロードバイク(自転車)は最近まで、若いころは原付に乗ってましたので、そもそも二輪は好きなのですが、更に行動範囲を広げようと思いまして、AT(オートマ車)限定ですが、免許取りました。画像はこちらのHPから拝借したもので、私の雄姿では、まったくありません。教習所はほぼほぼ若い男女しかおらず、かなりこっぱずかしい感じでしたが、何かを始めるのに年齢は関係ありません。レンタルバイクで慣らし運転からスタートの予定です。良い写真が撮れましたら、アップ致します。取り急ぎご報告まで駒師のバイク~その1~
随分と時間を要しましたが、天鳳の三麻、ようやく六段まで来ました。長かったですねー。三段まで転落していた頃と比べますと、押し引きの判断がまあまあ正しくなり、手組が安定して、粘り強くなり、そして、かなり押し返せるようになりました。運の要素が大きい麻雀ですので、当然のことながら、他家ばかりが和了しまくる様なケースもあります。こういう劣勢の時に、どの様に打つか?正解は神のみぞ知る、なのですが、自分より強い人の打ち方を参考に、自分なりの仮設を立て、それを検証する、みたいなことを繰り返していると、将棋と同じで「手が覚える」感じが少しします。この先も継続して、三麻でも七段を目指します。駒師の麻雀~その53~
六清です。研磨には水で研ぐ水研ぎ、乾いた状態で研ぐ空研ぎ、があります。この状態は空研ぎが半分ほど終わった状態です。私の場合、面取りもここまでに済ませておきます。残るは磨き上げるだけになります。六清書Round2~その16~
漆を水研ぎしました精霊です。まだ濡れてます。薩摩黄楊の明るい黄色がいいですね。板目は水を含むと曲がることがあるので、一旦乾燥を待って、それを確認します。15年以上乾燥させた黄楊材なので、大丈夫だとは思いますが、ビビりなので、こういうところで手が抜けないのです。精霊~その7~
六清です。一回目の研ぎ工程を終えたところです。白いのは木の粉です。鏡面仕上げまで予定していますので、更に研磨を重ねます。六清書Round2~その15~
いやはや、楽しい作業です。あっという間に彫り終え、目止めもして、漆まで入れてしまいました。字母から伝わってくるんですよ、字母を作っている人の楽しい感情が。豊島字母帳をはじめとする、現代にまで伝わる字母も、それを作った人は、「この書体で将棋をしたら、さぞかし楽しいだろうなぁ」そういう感情だったのだろうと思います。駒師はその想いを駒に込めないといけませんね。この書体の制作でそれに気づかされました。精霊~その6~
引き続き、お客様が自作された字母で本格的な将棋駒を作ります。書体名は「妖精」とのこと。そう言われますと、一つ一つの駒が妖精っぽく見えます。可愛らしい書体ですね。妖精~その1~
精霊の王将と玉将です。どちらが王将で、どちらが玉将か、はたまた、両方とも玉将なのか王将なのか、これは字母の作者以外わかりません。角行です。カクカクしてますね。こちらは飛車。独創的なデザインです。精霊~その5~
精霊の金銀です。書体の統一感はあまりありませんが、それも自由でいいですね。ある芸術家の方から言われて、木地の厚さがバラバラの駒を作ったことがありますが、それはそれで味があって、楽しくプレーできました。伝統的なスタイルも大事ですが、それにとらわれる必要はないと思います。精霊~その4~
精霊の桂馬と香車です。桂馬の一番上の横棒が、風にそよぐマフラーみたいですね。精霊~その3~
精霊はお客様が自ら作られた字母です。歩兵ですが、人の顔の様にも見えます。自由で良いと思います。アマチュアの将棋は「遊び」ですから、プレーヤーが楽しめることが一番大事なこと、私はそう思って駒を作ってます。精霊~その2~
麻雀プロについて将棋のプロ(棋士)に比べると、麻雀のプロは随分と多いなぁ、という印象です。競技人口に比例するんでしょうね。将棋に比べると、プロとしての入口は易しい様ですが、将棋の棋士が得ている対局料の様な収入はほぼ無いらしく、ゴルフのツアープロとレッスンプロの中間、みたいな感じらしいです。プロになる前よりも、なってからの方が大変な世界の様ですね。ある士業の方が言ってました、「先生と呼ばれるけど、自分で営業しないとご飯は食べられません。」と。奨励会を厳しすぎると見る向きもあるようですが、ハードルを下げると、「食っていけない将棋プロ」が増えちゃうんでしょうね。2000人以上いる麻雀プロで、しっかり業として成り立っている方は、いったいどのぐらいいるのでしょう?駒師の麻雀〜その52〜
六清です。漆を入れ、研ぎ出し、乾燥させているところです。今日の名古屋は、ちょっと寒いですが、良い天気です。六清書Round2~その14~
六清です。仕上げも含め全ての彫りが終わり、目止めをしたところです。乾燥も含め、しっかり時間をかけて、丁寧にやらないと滲みの原因になります。六清書Round2~その13~
お客様が自作された書体で駒を作ります。書体名は精霊、仕様は彫埋め駒です。私自身が鹿児島まで黄楊材を仕入れに行き、大阪の木地師さんに形成をお願いしました、薩摩黄楊板目を使用します。世界に一つだけ、お客様専用の駒です。精霊Round1~その1~
六清の成銀、成桂、成香、です。残るはと金20枚です。六清書Round2~その12~
六清の龍馬です。異なる字母ごとに素掘りの画像をアップしてますが、退屈かも知れませんね。駒師にとって見慣れた画像ですが、一般の方におかれては素掘りも含めて、まず目にするものではないかと思いますので、地味な画像ですが掲載させて頂いております。ご興味が無い方は、ご遠慮なくスルーしてくださいね。六清書Round2~その11~
六清の竜王です。裏面は隷書ではありません。字母は、表が楷書なら裏は行書とか、表が行書なら裏は草書に様に、同じにはしないのが一般的です。木地が赤色の強い杢なので、彫ったところが、ガサついているように見えますが、実際は綺麗に彫れてますので大丈夫です。六清書Round2~その10~
六清の王将、玉将です。粗彫りが終わりました。心配なところの字母紙を確認のため剥がすので、字母紙がボロボロで美しくないですねーでも、失敗して後悔するのは嫌ですし、後に仕上げ彫りをするのもそのためです。銘はきっちりした楷書にしてみました。この部分は、いわば私のサインみたいなものなので、自由に作ることが許されます。六清書Round2~その9~
人生初の国士無双十三面待ちでした。国士無双は9種でも結構狙うタイプなので、数えきれないほど和了してますが、13面待ちになったのには驚きました。国士無双でリーチしたのも人生初です。こんな偶然が起きるのも、三人麻雀の面白いところです。駒師の麻雀~その51~
六清の飛車角です。画数の少ない角の方が、曲線が多く、彫りにくいです。何とか難関を抜けました。あと、王将を彫れば表面は終了です。六清書Round2~その8~
続いて六清の金将です。なんとなーく、海月(くらげ)の様に見えるのは、私だけでしょうか。六清書Round2~その7~
六清の銀将です。ご覧のとおりめちゃくちゃ画数が多い字母です。この書体に限ったことではないのですが、表面の彫りは銀賞が山場で、ここを超えると折り返しが見えてきます。六清書Round2~その6~
2024年は個人的に大きな節目に当たり、年末年始は、今までのこと、これからのことをゆっくり考えておりました。概ね考えがまとまりましたので、本日から作業開始です。六清は細かい書体なので、焦らず、油断せず、丁寧に彫り進めます。ブラシを多用するので字母が剥がれ、あんまり綺麗に見えませんが、目止めの前に仕上げるので、この段階では大丈夫です。六清書Round2~その5~
新年あけましておめでとうございます。本年も皆様の将棋ライフが充実されることをお祈り申し上げます。冒頭の画像は愛知県南知多町羽豆岬の初日の出です。こちらのサイトから拝借させて頂きました。⇒愛知県の公式観光ガイド一年の計は元旦にあり、昨年の後半ぐらいから見様見真似で始めた家庭料理を、美味しく作れるようになるのが今年の目標です。謹賀新年令和六年
六清の香車です。中心付近に細かい線があるので、ちょっと気を付けて彫る必要があります。作っていて思いましたが、六清書は一字仕様でも良い気がします。六清書Round2~その4~
六清、歩兵です。彫駒は線が命、粗彫ではそれを意識しています。細部は後で仕上げます。六清書Round2~その3~
木村名人書の龍馬です。この字母の特徴は、表面は大人しく素朴、裏面はハッキリと力強い。木村義雄名人は一見好々爺、しかし実は勝負の鬼だったという説があり、もしそれが正しいなら、書体にはその性格が出ていると思います。個人的には香落上手の指し回しが好きです。十四世名人木村書Round3~その8~
六清です。2枚ぐらい彫って木地の感じを確認し、彫刻刀を研ぎ直しておりました。彫刻刀は10本ぐらいあるのですが、それぞれの特徴を踏まえて、この六清に用いる彫刻刀を決めました。画数が多い書体なので長丁場になるでしょう。六清書Round2~その2~
国士無双です。勢いが止まらないですね。四麻ではこんなこと滅多に起きませんが、三麻では、運がちょっと偏っただけで、こういうことになります。三麻の醍醐味は高打点にあると思います。ただし、国士無双だけは最初からちゃんと狙わないと成就しない役満かと思います。この国士無双を和了した時の配牌は、一九字牌が8枚、第一自摸で9枚になりましたが、他家が北出しをしていましたので、九種九牌で流せませんでした。やむなく国士に進んだ経緯にありますが、それでも、やはり狙わないと和了できない役です。最後は「北出し」への槍槓みたいな和了になりました。天鳳でも、雀魂でも無料でプレイできます。おすすめです。駒師の麻雀~その50~
ツイてますね、今度は四暗刻です。自摸なので24,000点、三倍満と同じ点数になっちゃいましたが、対面の方が「箱割れ」で終了したので、展開もツイてます。ところで、「箱割れ」とか「箱下」って、普通に言ってますけど、最初に聞いた時は不思議だな、と思いましたね。今は全自動卓やネット麻雀が完全に主流を占めてますが、昔は自宅などで手積みプレイすることの方が多かったです。麻雀の牌は萬子、筒子、索子、字牌ごとに、浅い箱皿の様な容器に入って収納されていますが、プレー中はその浅い箱皿が点棒入れになります。一般的には25,000点ずつ持ってスタートしますので、25,000点のことを箱といい、合計で25,000点以上マイナスすることを、箱割れとか箱下、或いは単に箱って言います。駒師の麻雀~その49~
お客様からオーダーを頂戴しました六清書です。木地は中国黄楊赤銀目杢とのことです。一口に中国黄楊と言いましても、広大な国土を持つ中国ですので、同じ黄楊でも質が全然違います。個人的な印象ですが、北方で採れた黄楊は茶系が多く、目詰まっていて重く、南方で採れた黄楊は白色系で軽い感じ、この木地は前者でしょうね。彫刻刀を研ぎ直してから作業に入ります。六清書Round2~その1~
長いスランプを抜けたら、なんだかツキが凄い事になってまして、ここ一週間で役満を3回も和了しています。ただし、順位取り麻雀は、10万点のトップも、4万点のトップもその価値は変わりませんので、せっかくの役満も、ラスを1回引けばチャラです。ちなみに冒頭の大三元は24,000点となっていますが、間違いではありません。これは自模り損ルールと言いまして、出和了すれば32,000点なのですが、子が自摸和了した場合は、親から16,000点、もう一人の子から8,000点を貰うので、こうなるんです。役満以外の高い手もたくさん飛び出すのが三麻の面白さの一つと言えそうです。駒師の麻雀~その48~
木村名人書です。気分転換で、銘の字母を、随分昔に使っていた書体に戻してみました。銘の書体は自由で、楷書か、軽めの行書ぐらいが好みです。また、仕様は彫ってもいいし、埋めてもいいし、盛上げてもいいし、書いてもいいです。ただ、書きは使用によって剥がれることが多いので、個人的には無し、と思ってます。これで、表面の彫は全て終わりました。十四世名人木村書Round3~その7~
四麻に比べると運の要素が大きい三麻ですので、こういうことが起きます。人生初のダブル役満、字一色・小四喜でした。これが三麻の魅力とは思いますが、このトップを取る前まで、21半荘ノートップで、三段まで落ちています。打ち方は変えてませんが、あまりにも勝てないので、「どこかで、凄いの来るな。」って思いながら打ってました。ただし、こんな大きな手を和了しても、順位取り麻雀ですから、単なる1トップに過ぎません。ここから反転できるかが大事かと思います。駒師の麻雀~その47~
二字の方の清安の龍馬です。彫り駒の字は三次元(縦・横・厚(深さ))ですので、ただ単に字母紙をなぞって彫れば、ればそれで良いとはなりません。早彫りを強調する方が居ますが、何の意味があるんだろう?って思います。だって、スピードなら彫刻機に勝てませんので。清安Round1+1~その25~
天鳳での競技麻雀は続けています。四麻は七段で安定してますが、三麻は四段で低迷しています。思考が将棋ベースなんですかね?運の要素が大きい三麻は正直苦手です。苦手ではありますが、試行錯誤を繰り返すところに、面白さがありますね。三麻は段位に固執せず、上手くなることを目指します。駒師の麻雀~その46~
ハチワンダイningバーさんでお使い頂いております、山上作の錦旗書・彫埋め駒です。使用後の状態を確認しましたところ、桂馬2枚が湾曲してました。画像中央2枚の桂馬ですが、成桂馬側に向かって、両側が湾曲しているのが、お分かりになるでしょうか。主たる原因は湿気だと思いますが、天然木を使用している以上、仕方の無い現象です。しかし、実際に自分が所有している駒が、この様に変化したのは初めてで、これは研究材料になります。ハチワンダイningバーさんで、拙作をご使用いただけるのは、11月末までとなります。研究にご協力頂きました皆様に、この場をかりて感謝申し上げます。使用後の木地の変化について~その1~
木村書です。いま棋界で木村姓と言えば、一基九段となってしまいますね。過去、木村姓のプロ棋士は、木村義徳九段(木村義雄名人の実子)、木村嘉孝七段がいらっしゃいました。駒師で有名な木村文俊氏は、木村義雄十四世名人の実弟です。今は、奨励会以外ほとんど指されなくなった香車落ちですが、木村義雄十四世名人は、香車落上手の名手としても有名です。十四世名人木村書Round3~その5~
久しぶりですね。十四世名人木村義雄書(一字)の金将です。金の最終画の横棒は、もう少し長い方が自分好みなのですが、そこをいじってしまうと、木村書ではなくなってしまいますので、そういうアレンジはしないようにしています。柾目板目交りですが、追い柾を含めると柾目の方が多い木地の組み合わせです。十四世名人木村書Round3~その5~
蜀紅です。完成しました。鏡面仕上げにした関係で、せっかくの虎斑模様が、ハッキリしていませんが、おそらく、油を補うと、模様がクッキリ現れると思います。お客様のご了解待ちです。蜀紅Round6~その13~
天童楷書(一字書・羽前)です。中村八段・佐々木八段戦を並べながら、出来の具合を確認してみました。ちょっと気になるところがあったので、この後修正し、使用見本と致しました。ハチワンダイningバーさんでお使いいただけます。天童楷書物語~その73~
天童楷書(一字)です。駒の仕上げ方は複数ありますが、今回は久しぶりに、サラッサラの手触りと、光り過ぎず落ち着いた感じの仕上げにしてみました。蜀紅は鏡面仕上げにしますので、工程が異なり、完成が前後しました。使用見本にする予定です。天童楷書物語~その72~
天童楷書(一字書)に漆を入れました。ここのところの名古屋は、温度と湿度のバランスが良いので、漆が早く乾くと思います。ただし、表面は乾いても、内面が乾いていない場合もあるので、漆の量が少ない彫駒ではありますが、それでも注意が必要です。天童楷書物語~その71~
天童楷書(一字書)です。蜀紅の漆が乾燥するまでの時間を利用して、一気に彫り、目止めまでやってしまいました。出来上がりが楽しみです。天童楷書物語~その70~
漆を入れました。私の場合、漆の乾燥に室は使わず、自然乾燥することとしています。作る時期によって気温と湿度が異なりますので、乾く時間も異なります。この時期はどうですかね?今日の名古屋はちょっと湿っぽい感じ、湿度計が80%を示しています。蜀紅Round6~その12~
蜀紅です。仕上げも含めて全ての彫りを終え、目止めをしたところです。目止めは厚すぎると細かい部分が埋まってしまったり、漆と木地の間に、目止めの層が出来てしまいます。一方、薄すぎると、漆が木地に滲むだけでなく、漆が剥がれやすくなります。この加減が難しいところです。蜀紅Round6~その11~
いつもは最後に彫る「と金」ですが、気分を変えて、今回は先に彫りました。「と」の一画目は縦棒ですが、書体によってその後が違います。縦棒を書いたあと、そのまま反時計回りで、まるでアルファベットの「e」を書く場合と、一旦上方に戻り、記号の「&」の様に書く場合に分かれますね。蜀紅Round6~その10~
蜀紅の王将です。駒尻の銘も含めて、彫り終えました。「蜀」の字は、中に「虫」の字があり、これが彫りにくい。ちなみに手ぬぐいは、クラリネット奏者のマリィ凛(まりりん)さんと言う方です。広島に居る時に、友人に付き合ってコンサートへ行き、記念に購入しました。木地研磨の時の下敷き(失礼)として使用しております。裏面の字母紙を貼り、後半戦のスタートです。蜀紅Round6~その9~
天童楷書(一字書)の龍王です。いいねーこの字母紙を考案した人は、ほんと天才ですね。スタンプなら簡単だけど、彫るのは滅茶苦茶ムズイ。龍馬はまあまあ彫り易い。天童楷書物語~その69~
蜀紅の飛車角です。作風の関係上、比較的角行は彫り易いのですが、何回彫っても飛車は難しく、1枚あたりの作業時間は、角行の2倍以上あります。まあ、竜王と竜馬はもっと難しいですけどね。全体バランスを意識しながらも、目の前のひと駒に全集中です。蜀紅Round6~その8~
蜀紅の金将です。将の字の二画目、三画目のところに、私なりのちょっとした工夫があります。駒権師の作品は私の知る限り深彫駒だけなので、おそらく字母は全て彫駒を前提に作られいるためでしょうか、私にはとても彫り易いです。蜀紅Round6~その7~
天童楷書(一字)の香車です。字母が上手く作れ、またそれに合った木地との組み合わせで、なんだかちょっといい気分です。いまでも百円均一で売っているスタンプ駒の字母がベースってところが、創作意欲を掻き立ててくれます。天童楷書物語~その68~
蜀紅の銀将です。「将」のつく駒は三種類ありますが、王将は一切略さず、⇒金将⇒銀将の順に、少し略した部分を入れて行くのが、一般的な字母の作り方です。蜀紅の「将」の字の中で唯一好きなのが、この銀将の将の字で、そういうルールみたいなものにとらわれず、個人的には、全てこの「将」の字で統一したほうがいい様な気さえします。もちろん、お客様からのオーダーですから、勝手に変更したりは、しませんよ。。。蜀紅Round6~その6~
天童楷書(一字)の桂馬です。少し横幅を狭めて彫りました。私の場合、木地は作らず、また複数の木地師さんから仕入れるので、駒木地のサイズが一定ではありません。木地師さんごとに工夫やこだわりがあり、それをなるべく活かした駒作りを心掛けています。天童楷書物語~その67~
東京、新富町の躍金楼さんへ久しぶりに行って参りました。⇒前回記事古駒再生プロジェクト7コロナの影響で代替わりをされていましたが、味が変わらないのは流石ですね。お刺身と天麩羅のランチを美味しく頂きました。古駒再生プロジェクト8
続いて、蜀紅の桂馬です。今回、ちょっと刃幅の広い彫刻刀を使用しているのですが、彫り上がりを見る限りでは、いい感じです。使いやすい道具に出会えるか否かは、職人にとってはとても重要なことです。蜀紅Round6~その5~
木村名人の角行、一字書です。上手く出来ない複数の原因の一つが、この角行ではないか、と思っています。字母からあまり逸脱しない程度に、アレンジして彫ってみました。あっ、一部で線が出てないですね。後で直します。とりあえず、先に進みます。十四世名人木村書Round3~その4~
蜀紅の香車です。伐採後の乾燥期間がそれほど長くなさそうで、更に柾目なので木地が柔らかいです。刃が入り過ぎると彫り過ぎになるので、そこに注意が必要ですね。蜀紅Round6~その4~
木村名人書の飛車です。うん、カッコいい!この飛車は問題なし。十四世名人木村書Round3~その3~
木村名人の一字書です。後戻りできないように、玉将から彫り始めました。直感なのですが、いままで木村名人書が上手く作れなかった原因は複数あり、その原因の一つがこの玉将のような気がしています。何処とは言えないのですが、字母紙どおりではなく、ちょっと変えて彫っています。文字の「座り」が良くなった気がしますが、他の駒とのバランスを見て、また直すかも知れません。十四世名人木村書Round3~その2~
自宅に戻っております三田玉枝です。作り直した駒が意外と馴染まず、まだ白っぽいです。隷書を見慣れている方は少なく、使いにくいので出番が少ないのかも知れませんね。あっ、手前の「と金」、目止めが残っているので反射してますね。後で直します。ついでに銘もやり直します。三田玉枝~その16~
天童楷書の銀将です。この書体の角と同様に、一番右側の縦棒がかなり太いのが特徴ですね。しかし、木地が堅い。。。天童楷書物語~その66~
十四世名人木村書です。過去二回作ってますが、どちらも不満が残ってしまった、私にとっては苦手な書体です。出来がかなり悪かった一回目の作品は、戒めとして今でも手元に残しています。木村文俊調の面長な木地を充て、字母は一字に変更しました。気合入れて作ります。十四世名人木村書Round3~その1~
篁輝をメンテしています。彫り埋め駒は、盤と接する面積が一番大きいので、その分汚れやすいのが難点ですね。ちょっとしか使ってないのに、結構汚れていました。あんまり上手く彫れていなかった、駒尻の銘をついでに直します。篁輝書~その2~
天童楷書の一字書、その金将です。ぱっと見、成銀と区別がつきにくいですが、そこは源平仕上げなので大丈夫かと思います。「人やね」の幅が広いので、ちょっと短くなるように彫りました。天童楷書物語~その65~
蜀紅の歩兵を彫り終えました。木地が柔らかいので、スピードは上がりますが、刃が滑ったり、彫り過ぎたり、そういうリスクも上がりますので、注意が必要です。蜀紅Round6~その3~
いやあ、、、ハラハラしながら観てました。難解な将棋を勝ち、藤井竜王への挑戦権を獲得されたのは、伊藤匠六段(これで七段昇段)でした。まさか伊藤匠六段が右玉をされるとはまったく予想していなかったので、左右玉党の私は、序盤から目が離せず、一日を通して、大変勉強になりました。詳しくは読売新聞のHPへ冒頭の画像は日本将棋連盟から拝借致しました。七番勝負が待ち遠しい。。伊藤匠新七段竜王挑戦!
天童楷書の飛車です。特徴があるというより、他では見ることがない、独特な書です。個人的にかなり好きな飛の字母です。天童楷書物語~その64~
蜀紅です、彫り始めました。完成した作品の数からして、最も多く彫っているのが、この蜀紅の歩兵かも知れません。そのせいでしょうか、滑らかにスタートできました。蜀紅は故・八代目駒権師を代表する書体、彫駒が最も似合う書体です。蜀紅Round6~その2~
紫電です。先ほど完成致しました。かなり注意して作りましたので、一発で仕上がりました。良かった、良かった。紫電Round3~その16~
紫電です。水研ぎをして、乾燥させているところです。この段階では、余分な漆がまだ残ってますので、ちゃんと出来ているか否かは、まだ分かりません。ただ、一番怖がっていた漆の滲みは無い様です。完全に乾いたら、研磨の作業に入ります。紫電Round3~その15~
次の作品の準備に入ります。こちらもお客様からご支給頂きました、御蔵島黄楊斑入りの柾目で作る、蜀紅(しょっこう)です。蜀紅を作るのは6回目になりますが、前回作った時から一年半も経っているので、気持ちは新鮮です。書体と木地のバランスは良いと思います。蜀紅Round6~その1~
紫電です。漆を入れました。目止めのやり方を今の方法に変えてからは、漆が滲む失敗は一度もないのですが、「滲まないかな?」と心配する気持ちは、いつまでたっても消えないものです。私は自然乾燥が良いと思っているので、漆が乾くのをひたすら待ちます。紫電Round3~その14~
紫電です。全ての彫りが終わり、目止めをしています。ところどころではありますが、濃い虎斑が出てますね。これが全部揃っていたら凄いことになっちゃいますが、数枚でもあると、ちょっとテンションが上がりますね。紫電Round3~その13~
紫電の成香です。印刀を研ぎ直したばかりですので、ちょっと慎重に彫りました。毎回同じように印刀を研いでるつもりでも、人の手の感覚でやっていることですので、まったく同じ切れ具合になることはありません。これで、残る彫りは「と金」のみとなりました。紫電Round3~その12~
「ブログリーダー」を活用して、日向さんをフォローしませんか?
SNSの進化に伴い、X(旧ツイッター)に完全移行し、当ブログを閉鎖することと致します。発信はX(旧ツイッター)で続けますので、引き続きよろしくお願い致します。【予告】ブログ閉鎖のお知らせ
勘亭流の桂馬です。一字書は字が太いので、その分彫る量が多く、手間がかかります。勘亭流Round2~その5~
続いて、勘亭流の香車です。字母のイメージを保ったまま、ざっくり全部彫って、一旦落ち着かせて、最後に仕上げるのが私のやり方です。勘亭流Round2~その4~
勘亭流の歩兵です。表面の粗彫りが終わりました。木地が思った以上に堅いです。印刀を研ぎ直してから、次の香車を彫ります。まだまだ先は長いです。勘亭流Round2~その3~
栄一作の水無瀬です。一時期はかなり出回っていましたが、制作していた工房が閉じられたので、最近は見かける数が減りましたね。その工房は天童市の某所にありましたが、歴史を感じる佇まいが印象的でした。この駒は入手した時に漆の剥離、というより漆が上手く入れられておらず、少し直しもしましたが、全部を彫り直すのは大変なので埋めたものです。長年使っておりましたが、活躍の機会が減りましたので、オークションに出すことと致しました。使って下さる方を探します。⇒ヤフオクリサイクル駒栄一昨水無瀬黄楊彫駒
仙佳作天童楷書本黄楊彫駒です。修復が完了しました。そのまま再販しても良かったのですが、駒修復へのご理解に感謝の意を表し、玉将1枚と余り歩兵1枚を加え、桐製の平箱も付けました。オークションに出しましたので、よろしければご覧ください。⇒ヤフオク駒修理仙佳作天童楷書本黄楊彫駒~その5~
1月19日(日)に放送されたNHK「将棋フォーカス」、岡部四段の特集が組まれてました。対局シーンの映像ですが、よーく見ると。。。。。。拙作でした。駒師としては、駒のその後が気になるもので、予想以上に綺麗に使って頂いており、ほっとしました。錦旗書御蔵島黄楊柾目の彫駒、日本将棋連盟で今でも使って頂いている様です。師匠からの手紙~その22~
汎用の角箱を手入れしています。手前右側の箱は、洗って乾燥させただけ、です。他3つは表面に塗装をしました。こちらと右奥の箱は水性のニスを塗ったものです。この黒いのは油性の着色塗料です。汚れが酷かったので黒色で覆ってしまいました。できれば、塗料を塗る前にサンドペーパーで、表面をきれいにしてから塗布すると、仕上がりが綺麗になって良いのですが、私の場合、まあ、そこまではいいかな、と思います。角箱手入れ~その2~
駒を入れている桐製の角箱です。駒を汚れやキズから守ってくれる大事な存在です。高級な駒箱の場合は、手入れをされる方が多いと思いますが、一般的に、付属品の角箱は、汚れたままの方が多いかも知れません。私は時々水洗いで汚れを落としています。画像は乾燥が終わったところです。綺麗な時はそのまま使用しますが、汚れやキズが多い場合は、表面を塗料で保護します。角箱手入れ~その1~
所有しております、木村文俊作清安書本黄楊虎斑柾目彫埋駒です。本当は盛上げ駒でしたが、一部を除き、盛上げた漆が削れて失われており、ほぼほぼ彫埋駒状態でした。また、もっと汚れが酷かったのですが、頑張って、これでもかなり修復しました。更に、王将1、飛車1、角行1、金将1、香車2が最初からありませんでしたが、彫埋め駒制作の手本としていましたので、その役目は十分に果たしてもらいました。駒としての機能を回復させるべく、これから、足りない駒を作って補います。駒修理木村文俊作清安書本黄楊虎斑柾目彫埋駒~その1~
仙佳作天童楷書本黄楊彫駒です。修復が完了しました。修復前が、、、、こんな酷い状態でしたので、このぐらいまでが限界かと思います。まあ、プレーに支障はないかと思います。駒修理仙佳作天童楷書本黄楊彫駒~その4~
篁輝書です。微小ですが、使用によって漆の一部が剥離したり、彫埋め部分に着いたキズなどを修復しています。ついでに、他の彫埋め駒も修復中です。手元にある駒が多すぎるので、今年は幾つか売りに出そうと思っています。篁輝書~その3~
実戦と反省を繰り返し、三人麻雀もやっと七段に到達できました。新年早々気分が良いです。変な言い方ですが、負け慣れたのが良かった気がします。駒師の麻雀~その57~
明けましておめでとうございます。今年の新年の画像は、三重県鳥羽市の夫婦岩、そこから臨める初日の出です。画像は伊勢志摩観光ナビさんより拝借致しました。私が行ってみたいスポットでもあります。2025年もどうぞよろしくお願いいたします。毎年、何か一つ出来ることを増やしていますが、今年は大型自動車二種免許に挑戦する予定です(なんでやねん?)。暖かくなったら教習所へ行きます。謹賀新年2025年元旦
清安一字書です。使用サンプルとして活躍していましたが、いつの間にか香車が割れてました。駒のメンテナンスをしようと思ったら気づきました。天然木ですから、当然にこういうことが起こります。香車を一枚作り直します。ついでに他の作品と一緒に余り歩を作ることにしました。年が明けたら42枚の本組にして、久しぶりに自作をオークションに出す予定です。清安Round1+1~その28~
勘亭流を彫っています。太字の場合、画像の様に、字の中心部分を先に彫り、跡から残った縁の部分を彫る方法があります。とうぜん、普通に彫る方法もあり、銀将は普通に彫るつもりです。ただのフィーリングです。勘亭流Round2~その2~
染料の除去は終わりましたので、次はエラー修正に入ります。冒頭の画像、お分かりのとおり、漆が入っていない部分があります。この丸いタイプの穴は気泡が原因ですね。漆を入れた後、刷毛で漆を掻き出すと、空気も抜けます。こちらは彫れていないです。あっ、穴もありますね。修正します。駒修理仙佳作天童楷書本黄楊彫駒~その3~
駒修理仙佳作天童楷書本黄楊彫駒です。時間を要しましたが、紫色の染料を取り除きました。染料は落ちても、汚れは残ってますね。汚れを落とすには全く違う作業が必要です。駒が白っぽいのは表面に洗剤が残っているからだと思います。それらを良く落として乾燥させます。駒修理仙佳作天童楷書本黄楊彫駒~その2~
久しぶりに駒の修復をしたくなって入手しました、仙佳作天童楷書本黄楊彫駒です。ご覧頂いておりますとおり、駒に紫色の染料が付着しています。しかも、かなりの数です。角箱に入った駒を購入しますと、木地と駒箱がぶつかって痛まないように、主に紫色の布が入っていることが多いのですが、その布に残っていた染料が、駒に移ってしまったという症状です。まあ、通常の方法では落ちませんが、過去にもっと酷い状態の駒を修復した事ががありますので、それを久しぶりに試してみようと思います。ご参考⇒将棋駒サスペンス劇場駒修理仙佳作天童楷書本黄楊彫駒~その1~
約3年ぶりにヤフオクへの出品をしています。仙佳作の天童楷書です。長年学校で使われていた駒でしたが、劣化が酷く、買換えに伴って、3組まとめて引き取った経緯にあります。特に漆の剥離というより、漆が割れて欠けており、そのまま彫駒として修復しても、違和感が残るので、全て錆漆で埋めることでそれ以上の劣化を防ぎました。色んなところで使っていましたが、その機会が減ったので売りに出しました。ご理解のある方のところへ嫁げることを祈ります。ヤフオク⇒◆天童楷書物語~その74~
本日は岐阜県可児(かに)市へツーリングしてきました。お目当ては、天然温泉三峰(みつみね)です。日帰り温泉施設ですが、とても人気があります。名古屋市内からバイクで1時間半ぐらいです。950円で入館できます。11:30ごろに風呂に入り、12:30ごろに昼食です。飛騨牛丼です。これに少し唐辛子を振りかけ、刻んだ大葉とお肉を一緒に食べるのがおすすめです。おもわず、うー--んま♪と言ってしまう美味さです。この施設にはマッサージや休憩できる場所もあり、半日ぐらい居る方が多い様です。私は時間がもったいないのでただちに出発しました。向かった先は、小牧山城跡です。「城あるじゃん?」と言われてしまいそうですが、こちらは、城の形をした資料館です。200円で入城できます。天守閣からの眺めです。戦いにおける要所だったらしいです。行...駒師のバイク~その3~
バイク、買いました。中古ですけどね。若いころにやりたくても出来なかったこと、いくつもありますが、オートバイもその一つです。更に、ひとり旅もその一つです。とりあえず近場で岐阜県下呂市に行ってきました。こーんなところです。きままなひとり旅ですが、運転ははやり疲れます。下呂温泉で一泊し、風呂で心も体も癒して参りました。名古屋市内からバイクでゆっくり行くと、3時間ぐらいです。来た道を単純に往復するのは面白くないので、帰り道は長野経由にしてみました。下呂市からバイクで2時間半ぐらい、平谷村というところで、霜降りの馬刺しを頂きました。語彙が貧弱で本当に申し訳ありませんが、自然に小躍りするぐらい美味しかったです。ここでもお風呂に入りました。平谷温泉ひまわりの湯です。そのお風呂の軒先に燕が巣を作ってました。燕の親子にも癒...駒師のバイク~その2~
漆を研ぎ出しました。状態は良い様です、漆がよく光ってます。すぐにでも磨きに入りたいところですが、よく芯まで乾燥させるのが大事なところです。妖精~その16~
創作書体が3つ連続します。書体名は「神秘」とのこと。前2作と同じく薩摩黄楊、駒木地のサイズも同じですので、よく考えてみたら、組合せ自由ですね。神秘~その1~
妖精です。漆を入れました。梅雨の時期は湿度が高めなので、漆はよく乾きます。ん?「湿度が高いのに乾く」っていう言い方は普通の感覚からするとちょっと違和感を覚えますね。正しくは、「空気中の水分を吸収して硬化する。」でしょうか。妖精~その15~
妖精です。全ての彫りが終わり、目止めをしています。あと一歩で完了ですが、、、何が起こるか分からないのが駒づくり、天然木材を扱う難しさはここにあります。油断せず。妖精~その14~
妖精の成香です。成銀、成桂とは明らかに違う感じですが、画数ではなく、そうやって区別するのも、字母の作り方としては「あり」な方法です。妖精~その13~
妖精の成桂です。成銀と比較するとお分かりになりますが、形は似ているものの、画数が少ないですね。ここで区別をしやすくしています。だいぶ、進んできましたね。あと、成香とと金で、彫刻の作業は終わります。妖精~その12~
妖精の成銀です。小駒が成ったものはすべて「金」ですので、どのように字を崩しても似ているのは仕方ないことです。と、言うより「金」として認識してもらわないと困りますので、あまり崩せないと言った方がただしいかもしれません。金を少しだけ崩した字を、成銀にするケースが多く、崩す程度、その差は「画数」で表すのが一般的です。妖精~その11~
https://news.yahoo.co.jp/articles/a5129fb619690e61d7f73644cb07a68e4668936bおめでとうございます!山崎八段竜王戦1組優勝!
はい、元カマボコの板の連結が出来ました。材料も規模もまったく違いますが、卓上盤を作るのとやり方は同じかな、と思います。このままでも使えないことはないのでしょうが、もうちょっと手をかけてみようと思います。駒台自作~その2~
裏面の彫に入りました。妖精の竜王と竜馬です。飛車と角行の表面に妖精がいないなーと思っていたら、裏にいたんですね。しかも神経を使う「筋彫り」ですが、久々だったので楽しかったです。妖精~その10~
「お前んちの表札、カマボコの板だろう!?」ふかわりょうさんの鉄板ネタですね。ん?知らない人多いか。。。最近よく料理をするようになりまして、蒲鉾の板が我が家に残っております。綺麗に洗って、乾燥させたところです。匂いも消えました。1寸卓上盤用の駒台を作ってみようと思います。SDGsっぽい?w駒台自作~その1~
妖精の王将です。双玉ではなく、双王だそうです。ぢっちが王将・玉将問題は、違いがあるから生じるわけで、同じなら問題なしですね。妖精~その9~
妖精の飛車角です。えーっと、この中に妖精は、、、、、居ないのかな?妖精~その8~
妖精の金将です。金のヒトヤネが、天然パーマみたいで面白い。なんとなく、こんな顔つきの人も居そうで楽しいです。妖精~その7~
妖精の銀将です。妖精っぽい金偏(かねへん)も面白いですが、旁(つくり)が竜の落とし子っぽく見えて、もしかしたら、こちらも妖精の一種かな?なんて勝手な想像をしながら彫ってます。粗彫りで、また、糊は黒っぽく残ってますので、あんまり綺麗じゃないですが、最後に仕上げますので、その点はご心配なく。。妖精~その6~
妖精の桂馬です。桂馬の妖精は、、、、木偏(きへん)に居ましたね。そういうコンセプトの様です。むかし、すべての駒字に桜の花びらが入った書体を見た記憶があります。そういうアイディアは一体どこから湧くんですかね?私には才能は無いので、羨ましい限りです。妖精~その5~
妖精の香車です。宮崎駿監督作品に出てきそうなキャラクター、っていうのは言い過ぎか。。。とぼけた感じがいいですね、面白い。妖精~その4~
妖精の歩兵の表面が彫り終わりました。可愛らしい字母、並べただけで気分が上がりそうです。観る将や女性からも評価される気がします。自由に発想できるのが羨ましいと同時に、自分の発想は凝り固まっていたと思います。妖精~その3~