旬は片腕で顔を隠し撮影してる連中から逃げた。この騒ぎが世界配信されて甘栗総司にバレて怒られるのは非常に悔しい。歩道は屋根はなくなったがまだ人が多い上にさっきの違反を撮影している人が邪魔だ。進む方向の人を追い越すと向かってくる人にぶつかりかけ
イケメン晃が凶美少年・旬の起こす事件に泣き騒ぐ物語。部分的BL。嫌々男に可愛がられるクリス君ほか
「凶美少年の甘い蜜は媚薬・麻薬・毒薬」終わりました〜。「デモンドリーム・マンハッタンの悪夢」はじめま〜す。「さあ世界を征服しよう!」のほぼ続編になりますう。先が見えたら更新というスタイルになりますが、どうか見捨てないでね〜〜。オネガイ〜〜〜。
旬は片腕で顔を隠し撮影してる連中から逃げた。この騒ぎが世界配信されて甘栗総司にバレて怒られるのは非常に悔しい。歩道は屋根はなくなったがまだ人が多い上にさっきの違反を撮影している人が邪魔だ。進む方向の人を追い越すと向かってくる人にぶつかりかけ
タクシーの窓の前方に並ぶ車を旬は睨み、いくら睨んでも動き出さないので見ているうちにイライラがピークに達し本気の怒鳴り声で吠えた。「てめえら早く進めくらあああああ、こっちは命がかかってるんだああああああ!!」声変わり後も普段はキレイな声だが本
「桐生頼む〜〜〜! お前に一目会って手を握って感謝を言いたいって母ちゃんの願い聞いてくれるか? 手術が終わったときシュンに最初に会いたいって言う、 母ちゃん
翌日、どうなったかやきもきしながら大学院に行った旬が次の講義室に入る寸前に 横嶋から電話が来て、旬は慌てて電話に出た。 「横嶋!!おばさんは説得できたか?!」 「桐生〜〜、母ちゃんに
…だがしかし今そのバカ晃の裏金で おばさんを救える!!!あんなやつでも役に立った!! 旬は急いで記憶した病院の口座に振込み、すぐ横嶋に電話をかけ直した。「いいか、金は2倍振り込んだ。おばさんを優
桐生改造計画ー34 金を、金を口座に振り込んでくれえええええ
旬の脳裏に優しい微笑みをたたえた横嶋の母が光り輝き、その姿がどんどん大きくなり10mくらいの菩薩像になったその足元にハムスターのように小さくなった万里子が踏まれてピーピー泣いている姿が見える。ついでに金髪野郎もわざわざ小さくなって踏まれに行
急な展開にびっくりして旬は携帯を持ち替えて前のめりになった。離婚を考えてあの家を出るって??なんでそうなる??マズい!俺の予定と違う!!「落ち着け!絶対おばさんを引き止めろ!一回出ていったら二度と戻ってこないぞ!!!」出ていった万里子の背中
ちょっと困った顔で晃はいつもの自慢を言う。「ほら俺ってモテちゃうのよ。」しかし集まってるのはまだ子ども。晃は子どもお断り。でも子どもたちを喜ばせるのは楽しい。「じゃあ期待に答えてやるかー。」ロバートと少し話してから晃はカラスを操りに行き、遠
真面目に頷いている医者に満足し、横嶋も役者のように感情豊かに続けた。「それとも男人格が勝手に何か勘づいたのか?この状況はヤバい。あいつは危ない男なんだ!!先生〜早く手術してくれ!その後は女性ホルモンと催眠術で俺の彼女を開放して
少し呆気にとられて医者はカルテにサチコ・ヨコシマへの執着。妄想と現実の混在の疑い。強い攻撃性などと旬を診断した。会計時に旬は富裕層が持つブランドカードで支払い、受付スタッフは患者の備考欄に金持ちを表す病院での隠語のRを打ち込んだ。一度の診察
しかし見せしめに死体を晒すのは余計な注目を浴びて調べられるのがまずい。…楽しい妄想だがリスクが高すぎる。旬は大きな座り心地の良い椅子にふんぞり返って思考中、医者が何度か話しかけたが旬は黙っているだけだ。…そうだ、
敵抹殺を決めた旬はクールになれる。怒りを隠して冷たい雰囲気を漂わせる旬のせいで部屋の空気は一気に変わった。ぼんやりした親しみやすい顔の医者は入ってきた美しい少年の顔を見て驚いた。美しすぎる少年…顔の造作のバランスが完璧。大きな
旬は心が荒むと本性の凶悪さが際立つ。大学院の帰りにゴミ箱をぐるっぽぐるっぽ歩く鳩を見ると八つ当たりで蹴散らした。「トロトロしてんじゃねー。しねやハトおおお。」 晃の方は花を摘んでは昨日の男の子の頭の上に落とすのを繰り返
全く予想してない事態に旬の延髄から背骨に電撃が走った!が 、反った背中を一瞬で戻して旬も返す。 「不倫??どういうことだ?!!」 「母ちゃんの手書きのメモにLOVEの文字と男の名前と電話番号を見つけたんだ、この男をこれから調べて
ドログバと甘栗の過去に何があったのかのどこまでが政府に知られてるのか考えて旬の大きな瞳が左右に揺れてる。 「ぼくとドログバが友人だからぼくのケミカルに何か研究成果がなかったか捜査されたんだ。 もちろん何もドログバの危険な
晃の知ってる旬はそんな可愛い性格の子どもじゃないが、本当は淋しい気持ちを隠してた。天邪鬼で素直じゃない旬がなんとなく寂しそうな男の子と重なる。万里子を取り戻したくて頭がいっぱいな晃に少しだけ親心が戻ってきたようだ。ロバートはそれをのほほんと
おばさんはこれまで通りあの家に住む。 一人になったおばさんを慰めようと花束を持って会いに行く自分が頭に湧いてくる旬。 花束を受け取って横嶋の母は家に入れてくれる。 ”まあ&#
ハッとして旬はスキップした膝と腕の角度で突如止まった。「何を喜んでいる俺!!!」おばさんだけでなくおじさんもいい人!世の中にはこんな夫婦がいるのかと思ったほど良い人たち!!あの善人の見本みたいな夫婦が仲違いをした話を聞きながら俺は!!!旬は
横嶋をどう言いくるめるかを色々シュミレーションしつつイライライライライライライライライラした。旬は胸騒わぎし過ぎて授業が終わった瞬間教室を飛び出て外に移動しながら横嶋に電話をかけた。 横嶋の予想通りメッセージに旬は即引っかかた。掛
生きてたときのアホ晃…旬は眉をしかめる。晃のようにどんちゃん騒ぎのお祭り騒ぎか、 晃のようにうつ状態で泣きわめく…。思い出してもダメなヤツ。 晃とは違うと思いながら、そんな体験を元に旬の頭に横嶋の母の
「患者の名前はシュン・キルユー。ここに本人が来れないのには深ーい理由がある。 あいつは二重人格で、男の人格と女の人格が一つの体を使ってる。 しかも男の人格は女の人格に気づいていねえ。 どうしてかって言うと俺の前
「いや、待て、あいつは女は大嫌いなんだ。とくに美人は大嫌いだ。 自分が女になりたいんだから当たり前だがナオミみたいな美人を見たら嫉妬してウッキーって 怒り出すぜ〜〜、下手したら美人に腹立てて情
横嶋は貧乏だが旬は晃の遺産がある上に保護者の甘栗はそれを遥かに上回る大富豪。 「まてよ〜〜?」 そうだ〜手術費用に細かくかかった金も手術費に上乗せしてキックバック
残酷で美しい悪魔…冷たい眼差しで見つめる旬。 旬の中の残酷な性格の男が滅べば旬の中の女を泣かせないですむ。 男桐生を消す方法はないか〜?桐生を女だけにする方法はないか〜{
根っからの女好きの横嶋にとって唯一の悩みは桐生旬が男であること。しかし快感に溺れた横嶋は下半身の喜びとは違う、本当の愛を思って溢れる涙を拭った。 隣のナオミが起きて、上から魔物のような顔で微笑み横嶋に口づけた。「あんたのカラダとは
それは巨大アナコンダを頭から咥えて離さない巨大ワニのごとく横嶋の全身は丸呑みされデスロールをかけられているようだ。それでもナオミのワニは横嶋を咥えて締め上げ逃さないと言わんばかりに燃え上った。 横嶋のヘビとナオミのワニは &nb
背が高い横嶋と並んで丁度よい背格好。顔が気に入ったのもあるが、 実際気の強そうな雰囲気と目つきのキツさが桐生旬と同じサディストの匂いでプンプンしてる。 「遅いわよクロウ・ヨコシマ!」「ナオミ〜〜
「……この訓練はスワンをころすためだ。」晃はそう言ってから不安そうにロバートをチラッと見る。訓練の目的を言えばロバートはが怒るだろうと思っていたが普通な顔だ。「あいつは俺をコロシた。だから俺には復讐する権利がある
まあ〜凄いわ〜シュンかっこいい〜。の展開のはずが、まあ〜ヘビをコロスなんてシュンはなんてひどい子!に変換されて旬はがっくりした。横嶋の母は理想の母。優しくてさっぱりして爬虫類も可愛がる
横嶋は自分が旬に愛欲と殺意の正反対の欲望を抱いている。 だからこの画像の暗号を愛と殺意の欲望のメッセージと解釈した。 ちなみに旬は横嶋には殺意しか感じていない。 しかし横嶋の母にコロシがバレたらまずいし、&nb
捕獲された4mくらいのワニと9mくらいのアナコンダの間に立ってその二匹の危険獣の餌になる側のようなすらっと華奢な背格好の旬が立っている。俺様の勇姿をみろ、といわんばかりのそんな画像が横嶋九郎のメールに送信されてそれに 旬の短いメッ
木に釣り上げたヘビを一旦川に降ろした旬は浮遊スーツの電源を強くして川の中を引っ張って飛んでいきそろそろ木々の合間から本流が見えたタイミングで突如目の端から巨大ワニが飛び出し大きな口をガバーっと開けて旬が引っ張っているヘビに食いついてきた。「
夜のアマゾン川はマンハッタンと違って輝くような街の灯りもなく闇の中に沈んでいくような錯覚を旬に感じさせるが、ヘルメットに内臓されたAIが暗視カメラの映像を投影してくれて夜でも物が見えるし、ズームをすれば小さな動物の動きもすぐ感知できる。今見
ドログバはカラフルな小さなヘビを見つけると犬のように走って追いつき平然と指二本で捕まえて瓶の中に入れた。 まるで武術の達人のような素早さに若い頃はどれだけ精力的に活動していたのだろうかと旬は尊敬の眼差しだ。 瓶の中で必死に暴れて
落ちた石をしばらくみつめ、何か考えながらまたカラスを使って石を咥え空に上る。無意味な練習。ロバートはそれをぼんやり見ているだけだが、晃が何をする気かを予想して暇をつぶしている。そんな晃には一人息子がいる。桐生旬だ。旬は今ニューヨークを離れて
真っ白な雪景色の中、若い男たちはカラスの集団のねぐらになっている木を探している。冬も活動するカラスは使い魔にちょうどよい。たくさんのカラスが止まっている枝の横に浮遊した二人の男のうち、濃い栗毛の背の高い男が隣に浮遊している相棒に話しかけた。
思いもよらない…意外な言葉に一瞬旬は目を大きく開け、それから赤くなり、しばし無言で目を泳がせた。それからダイエットお散歩のご褒美おやつのポテチの袋を開けて渡した。万里子は大好きなポテチを笑顔で食べた。ニューヨークの高級コンドミ
しかしさっきマンション前で通り過ぎたイケメン金髪野郎が公園に入りこっちにやってきた。「チッ。」旬はムカつくので、向こうを向いた。金髪野郎は公園を見回し、旬を見つけると声をかけた。「やべぇ。」そういえば旬と万里子は瓜二つ。とはいえ旬は子どもで
東京都内、晃と旬の住む横長のマンションエントランスから小学5年生の旬と 100kg肥えた万里子が外にのんびり出てきた。 晃の部屋は低層マンションの最上階でひろーいルーフバルコニーがある家だが、 万里子の体重を落とす室内運動
年始のご挨拶〜今年もよろしくお願いいたします。みなさまにとって今年も良い年でありますように。もし病気になっても軽症ですみ、災害にあっても被害は最小ですみますように。ことしもみんなでがんばろ〜〜
今年も沢山の方々にエンムブック訪問頂きありがとうございました。読みに来て下さる方々がいなくなったらお正月企画もやめようと思っていたのですが結構来て下さる方々が多くて嬉しかったです。そんなわけでお正月企画、ではなく10年ほど前にタイトルとおお
みなさん、怖いです。気象庁が今後M8クラスの巨大地震の注意を出しました。こんな発表初めてだと思う。すごく怖い必要なものは水と缶詰と現金かな…ペットがいる方々は餌とかも…でも絶対来るってわけじゃないってことだから&
宮崎の皆様無事ですか?!今なんかこわいこと言ってて、南海トラフ地震に繋がるかどうか調べてるって2時間後にわかるってニュースでいいってるけどもしそうなったら凄く広い範囲で逃げなきゃならない。凄く怖いです。南海トラフ大地震来ないでください。もし
今年も桐生親子のお正月企画に多くの皆様からご訪問いただき本当に感謝です。この正月はいきなり大地震が来てもう一気に落ち込んだりしました。去年連載終了後にもアクセスしてくださった方々がいて、もし誰もいなかったらお正月企画もやめようかと思っていた
椅子に満足してソファーに戻ったが今度はソファーの背もたれクッションがない。 座り心地が悪いのでまたダイニングの椅子に戻ってせっかく決めた角度をあきらめて ソファー用のクッションを一個持ち帰った。「ちょうどいいクッションが欲しい。」 満足い
旬は椅子を下げて上げてを繰り返して遊んだ。「わー。」 晃が傍にいないから素直に声を出して楽しんそう。 電動レバーを一番下から一番上に上げて、高い位置に戻して椅子から落ちないように 気をつけながらテーブルに手をついて
赤ちゃんは逮捕されたくないので晃の寝室によちよち逃げた。 なんだか大人の男の声が複数聞こえて旬はマジで逮捕か?とそわそわしたが、 配達の人はイスを出してダンボールを持ち帰って あっという間にいなくなった。晃は秘書の椅子カバーを電動イスにか
女は晃にしがみついて益々真っ赤な顔になった。「大丈夫です!あの…ごめんなさい。」 あなたがあんまりにも素敵すぎて目を離せなかったせい…とは言えない。 若い女の不安定な態勢を戻してあげた晃は少し通行人を避けたとこ
酒と女に溺れての現実逃避できない晃は会社に出社しても 一緒に働く友人ズにお酒チェックされるのが嫌で早めのランチを一人 会社のテナントが入ってるビルに近い広場のベンチに座ってパンを食べていた。 そんな姿はとても社長には見えない。 まだ若い上
晃は買ってきた袋から缶ビールを一本出して女に渡した。「ばいばーい。またねー。」 カッコ良すぎる男にあっさり恋をして女は顔が真っ赤だ。 さっきまで未練タラタラだった元彼の名前ももう頭によぎらず、嘘のようなイイ男の魔法
怯えながら生きるなんてありえない無責任男の晃だが万里子を失った今変な話 強烈に感情が動くのはチビ万里子・旬の存在だけかもしれない。 楽しいシアワセとは真逆の怖い不安、というネガティブな感情だが確かに生きてる実感がする。「ほんと滅入るよ。飲
旬には無責任な晃が何一つ不自由なく毎日全力ハッピーにしか見えない。 しかし晃は心のなかでは最愛の女にゴミのように捨てられて人生どん底 だと旬には言いたくない。 なぜって夫婦喧嘩を全部旬は見て知っていて晃が万里子をそこまで 愛しているように
東京都内、晃と旬が暮らすマンションのダイニング。大人用テーブルを前に赤ちゃん用のテーブル付きイスに旬が座っている。小さなテーブルには小さなコップに牛乳、皿にロールパン。旬はこの工夫のない食い物を一週間食べさせられて不満が溜まっていた。&nb
震度7って大変な大きさ津波が危ない最近地震がなかった気がして凄く驚いてますみなさんの無事をお祈りします!
昨年「デモンドリーム」連載終了後放置してましたが、たまにアクセス解析見てみたらなんとエンムブック旬と晃のシリーズを読んで下さる方々がまだいてくださって本当に嬉しく感謝しております。そんなわけで今年も感謝のお正月企画をやりたいと思います。もし
デモンドリーム終わりました。みなさま長い長い連載になってしまい誠に申し訳ありませんでした。連載も飛び飛びでほとんど休んでるような方法で本当にごめんなさい。それにもかかわらず最後の最後までお付き合いくださった皆様…本当に本当に感
サドのハーバートは幸せそうなクリスに少し不満だが表向き祝福した。「全て貴方の思い通りになりましたね。」「だがこれからが本当の闘いだ。ハイツファイザーとの法廷闘争に備えて最強の弁護士団を選んでくれ。」「わかりました。」世界から罵られても殺され
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー605 権力と莫大な資産を受け継ぐ
惨殺されたと思われたセオドア・スワンは死んではいなかった。だがそれはむしろ生き地獄だ。哀れにも死ぬ直前に助けられ、両腕両足を失っただけでなく息をするのも大変な無残な姿で生き延び、意志疎通もできない容体でたくさんの機械に繋がれて生命維持をされ
「ああ、着いた!やった!お前のお陰だ。お前の可愛い顔をマリコに見せれば…。どうした?死ぬんじゃない。」フラフラの子猫は雪に倒れそうになっている。小さな体でここまで来て体が冷えて死にそうな状態だ。レオンにとってこの子猫はただの乗
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー603 生きろ!生きろ!生きろ!!
渡り鳥を操って一緒に飛んでいるレオンは鳥に声をかけた。「死ぬな、ガンバレ、あと少しで地面だ。」鳥はどんどん地面に下降し、落ちていく。あの時、レオンとクリスは魂が抜けたクリスの肉体を争って引き返したが、一旦体から抜けたレオンは、本来の持ち主で
いわせねーよ!…告白されてもキモいだけ。旬は一石二鳥の作戦を提案した。「君がスミス教授のアマレスクラブで地区大会優勝したらもしかしたら僕の気持ちも君に傾くかもしれない。」「ええ?!そ、それは本当に?」「あるかもね。かも。」旬は
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー601 僕の好みの男の身体は…
「格闘技好きならアマレスは好きになるぞ。楽しいぞキルユー、どーだどーだ。」「やめろっつーの、クソオヤジ。(日本語)」うざい…うざすぎる。暑苦しいいポーズを次々見せつけて、旬は立ち去ったが他の生徒にアピールを始めた。「アマレスを
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー600 さあ一緒にやろうぜ!!
晃は耳を抑え、そのうち地面に突っ伏し、地面に向かって嘆いた。 「重力が重いよお。」 「死んでるだろお前。」 「でも諦めたくないんだよお。」 ロバートは腕を組んで目を閉じて再度言い聞かせた。 「諦めろ。」
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー599 死人なのを気にしなくていいって?
「貴方たち前も一緒にいたわね。もしかしてパートナー…ゲイのカップル?」その確認は晃に惚れた女の子にとっては重要なことだ。「その質問二回目だな。心配しなくていい。アキラと俺は親友だよ。兄弟みたいなものだよ。」「ロバートに俺が作っ
「おっと、スシレストランを通過したぞ。」晃とロバートがしんみり話しているうちに目的の場所を結構過ぎて、二人で少し道を戻った。やっぱり人気店だから混んでいる。晃は窓から席の空き具合を探した。「おっ、カウンター席が開いてるぜ。」晃が言うとロバー
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー597 犠牲者だすなよー
ロバートと晃は嫌そうな表情で目を合わせた。まずロバートが言う。 「ドログバ博士とアマゾンだってさ。」 「いやいやいや。ないないない。」 晃は手を顔の前に持ってきて顔も手も激しく振って心から嫌だと表現した。 ドログバ博
バンダム3兄弟の脳検査で相当萎縮が見られてもうケミカルには戻れないと 甘栗から聞かされた日、 旬は憧れの職場に久しぶりに戻れたのに何もやる気がなく、座っていた。 広い研究室。プレミアムメンバーは旬一人。 がらんとした
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー595 旬…約束守ったぞ
美しすぎる暗黒の天使がじっと外の闇を見つめて呻く人々の間に一人立っている姿は、怪我をしている人も違和感が大きすぎてチラ見している。しかし旬は周囲に一切目を向けず入り口の方を見ている。だから自動ドアが開いて苦しみながら転がり込んできたマークに
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー594 暗黒の天使が待つ
ビルからビルへ飛んでアマグリホスピタルを目指す晃に親友ロバートがナビをして最短の道を示した。中心部はもうほとんど人がいない。まるでゴーストタウンのようだ。こんなマンハッタンは見た事がないと晃もロバートも不思議な気分になった。暗闇の中じっと身
ブラックアウトは晃と旬にとって大きな助けになった。全てが停止し、朝になるまで誰もほとんどが身動きが取れない状態。だが旬のヘリメットは赤外線で物が見える。もう隠れなくても誰にも見られることなく旬はアマグリホスピタルのある通りに堂々と飛んで行け
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー592 驚異の賠償額?全員解散!!!
横嶋が泣き叫んだその時、突然雷電が終わり、代わりにニューヨークはブラックアウトした。 雷の凄まじいエネルギーが地上に同時に落ちてニューヨーク全体の電源が失われたのだ。 闇。完全な闇。真っ暗。いつ復帰するか分からない事態。
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー591 黒雲から降り注ぐ
空軍戦闘機のチームは凄まじい数の雷に追い立てられるように逃げていく。超破壊兵器のミニ版であるライトの光は空全体を光らせただけでなく空を浮遊している雲から電子を叩き出し、膨大な電子が空全体を震わせて恐るべき数の雷を発生させた。数十に及ぶ雷。光
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー590 晃を信じて…作戦完了!
「晃、俺はマイケルをこれからアマグリホスピタルに連れていく。急ぐんだ…意味わかるな?」旬はそこに降りると一旦マイケルを横たえて治療薬を込めてある改造銃を構えた。「マークの事を晃に任せていいか?」晃はマークを操って頷いて見せた。
万里子を見つめる旬はとても大人っぽく見えた。 「バカなことするな万里子。」 「旬…。」 万里子は優しく微笑み、目を閉じた。 育てなくてごめんね…。悪いママでごめんね…。
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー588 どうして旬がいるの?
そうして旬自身も頭を上にして万里子を抱いた形で地上にあと4mという高さでぴたりと静止した。腕の中の万里子は気絶している。むしろその方がありがたいと旬はホッとした。そうしてふんわりさっきのビルへ上がって行った。黒いスーツの少年が万里子を助けて
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー587 この世界に生きる価値はない
万里子が地上に落ちて余りにも衝撃を受けたクリスは気絶したマイケルの身体から抜け出して霊の姿で万里子を追って下へ飛んだ。レオンもまたクリスの肉体を飛び出して万里子に追いつこうと飛んだ。万里子がいなければもうクリスの肉体など要らないのだ。クリス
クリス…。 万里子の声でクリスは朦朧とした意識で目を開けた。 万里子がクリスを見つめている…。 しかし万里子の目に映っているのは万里子にとっては見知らぬ男はず。 でも万里子は涙を浮かべて見
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー585 身を犠牲にしてくれた人
凄まじい異音と煙、ヘリからはがれた鉄とコンクリの破片が散乱して辺りは静かになった。胴体着陸になったへりの激突で屋上は破損したがなんとか落ちずに止められた。そうしてヘリと屋上の縁の間に挟まれてマイケルは息も絶え絶えに呻いた。不時着の寸前ヘリの
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー584 耐えろ―――!!
「バカ、てめえその体で止められるかよ。下がれ!!」 晃が叫んでもクリスは目の前に迫るヘリを受け止めようと待ち構えた。 「断る!一人ではヘリが左右どちらかに傾いて衝撃でマリコが死ぬ!」 晃はクリスの指摘にハッとした。
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー583 力を合わせて二人を救え!
「アキラ!私のモンスターはもう遠くには飛べない。だがお前のモンスターなら出来る。私がお前を放り投げるからお前は向こうのビルにジャンプして蹴り上げてこっちに戻り、その反転の力でヘリを背後から押せ!角度が上手くいけばここにヘリを下ろせるはずだ。
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー582 旬と万里子が死ぬ…!!
ヘリが頭を下に逆さになり、旬がその下で抱えて逆立ちしたヘリのバランスを取っている。もうこれで落ちないのが不思議な状況だ。ヘリの中ではハーバートと万里子を守って抱きしめているレオンが前にのめり、レオンと万里子の二人をハーバートが全力で抑えてい
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー581 秒で変わる生と死の境
「よし、一緒にヘリをあのビルの屋上に下ろそうシュン。」ロバートは自分のエネルギーを切り、ロバートの声が聞こえない旬も電源を弱に落として着地準備をした。旬はヘリの下で支えていてヘリの中からは誰かが支えているのは見えていない。ヘリの中ではハーバ
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー580 晃とクリスの和解
晃はクリスを振り向き睨む。マイケルの肉体に重なってクリスの姿が晃には見えている。同じくクリスも晃の姿が見える。晃にとって自分を殺した仇で、万里子の愛を手に入れた恋敵。だが、手を伸ばした。「止めても無駄だろ?俺が放ってやるからお前も頑張って隣
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー579 電流が全然足りない!!
屋上になんとか上がる直前、晃操るマークが腕を出して捕まるようにクリスに促した。「どうせ来ると思ってたよ。」「すまない。」屋上に昇って晃とクリスは光のドームを背に落ちて来るはずのヘリを見上げた。「何故…まだヘリが落ちて来ないんだ
「ヘリがああ!落ちて来たああ!」晃の悲痛な声を聞いて、呻きながらクリスも窓に這った。「う、うう、…!」一旦空港を目指してかなり上に上がったヘリだったが向きがぐるりと回るようにしながらもしかしたらエンジン不良でどこかに着地しよう
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー577 ボクらを守れ!!
高層ビルからモンスターがジャンプできないくらいの高さに一気に上がってこの高さを維持して空港に進めば完全勝利だとレオンが笑みを浮かべたがヘリは高度は上がったが全然進まない。ハーバートが下を見てもさっきの高層ビル群の上で止まっている。「どうして
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー576 許せるかあああ!!
「アキラ・キルユー。」何故かクリスが殺した男が自分を助けたかのような錯覚で驚いたがすぐに思い出した。このモンスターは元は人間でアキラ・キルユーの息子、シュン・キルユーの友人だと言っていた。息子の為に友人を助けたのだ。治療薬がすでに撃ち込まれ
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー575 よし来たあああああああ!!
信じられないことに美しいクリスと目の前の化け物が重なった。そんなはずはないと万里子は自分を抱きしめているレオンを見上げ、その疑問を口にしたかったが、それを言う余裕はなかった。ヘリの躯体がミシミシ音を鳴らし、ヘリが大きく傾いた。「きゃああああ
「モンスター…くう、腕を…放せ…もういい…私は…死を受け入れる…。」クリスはそう言い聞かせ、マイケルの硬直した腕と手指を見つめて念じた。マイケル
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー573 命を捨ててマリコを諦める
「私が悪かった、もうやめてくれ!マリコを助けてくれー!!」愛する万里子が死んでしまう!!クリスは自分が元の自分の姿に戻って万里子と幸福な人生を歩む夢をみたが、しかし夢は終わりだ。今クリスは自分が最後に何を選ぶか決断を迫られ、クリスの青い青い
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー572 痛い!痛い!痛い!!
旬は目的の位置に向かって飛び上がり、さっきまで寝ていたビルより少し高いビルに着くとその壁を蹴って次のビルへ飛んで行き、浮遊と方向を安定させれば今度は風に乗るように両腕を広げた。 「グアアアアアアアアアア!!ギギギギギギャアアアアア
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー571 何やってたんだ俺?
イメージで作り上げたクリスとマイケルを繋いだ銀色の手綱はもはや役に立たず、クリスが手綱を引いてマイケルを抑えようとした瞬間にふわっと消えてしまった。「バカな…もう私にはモンスターは操れないのか?」全身に駆け巡る苦痛はマイケルの
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー570 変身解除が始まった!
「これがシュン・キルユーが打ち込んだクスリの力なのか?」クリスは晃たちが言っていた治療薬の効果がこんなにも凄まじい苦痛を生み出すとは想像していなかった。この凄まじい激痛の状態では化け物は変身が解けるより前に心臓停止で死にそうな気がした。モン
ヘリを掴んでいるマイケルの後ろでクリスはひたすら愛を訴えた。「マリコ、マリコ!私の声を聞いてください!!貴女を愛しています!私には貴女が必要なんです。どうか行かないでください。どうか私の声を聞いてください!!」醜いあがきだとレオンは思ったが
更新してます〜デモンドリームも見捨てないでね〜〜 人気ブログランキングへにほんブログ村
今年もお正月企画に遊びに来てくださったみなさま誠にありがとうございます。桐生親子の育児録は小さな赤ちゃん旬が晃に構ってほしくてしかたないのに晃は自分の事ばっかりで自分が子供で構って貰いたい男に子育ては無理って話です。(旬は天才だけど、ふつう
晃もよろよろ立ち上がりリビングに行く。赤ちゃんはソファーに座って大人しい。「ばぶ?」しゃべらない旬に晃はハテナだらけ。何が何だか?「ほら晃、とりあえず水飲め。」友達がキッチンを探してコップに水を入れて持ってきて晃に渡し、晃もぐびぐび飲んだ。
「いくぞ。」旬はタタタと走って自動ドアに突撃した。晃の友人はしつこくピンポンを押しても出ないから電話をかけ始めた。「起きろ晃。」廊下で寝てるんじゃないかと思ってふと見ると赤ちゃんが自動ドアからタタタと走ってきた。旬の妄想と違って激突する前に
自動ドアを通るのではなく映画の車のように全力で突撃しようと考えた。ガラスにぶち当たって割って出て行くというアウトローな思考。「やるぞ。」旬は小さなあんよでガラスをぶち破って出て行くカッコイイ自分を想像していたら1階にすぐ着いた。エレベーター
「ああ〜〜、精神的なダメージって脳みそにくる〜〜。」と言いながら自宅の家のドアにたどり着き、鍵を開けてドアを開けると小さな悪魔が玄関に立って威嚇している。小さなあんよを踏ん張って、小さな両手を握って、晃が恐れる乳歯の牙をむいて立っている万里
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旬は片腕で顔を隠し撮影してる連中から逃げた。この騒ぎが世界配信されて甘栗総司にバレて怒られるのは非常に悔しい。歩道は屋根はなくなったがまだ人が多い上にさっきの違反を撮影している人が邪魔だ。進む方向の人を追い越すと向かってくる人にぶつかりかけ
タクシーの窓の前方に並ぶ車を旬は睨み、いくら睨んでも動き出さないので見ているうちにイライラがピークに達し本気の怒鳴り声で吠えた。「てめえら早く進めくらあああああ、こっちは命がかかってるんだああああああ!!」声変わり後も普段はキレイな声だが本
「桐生頼む〜〜〜! お前に一目会って手を握って感謝を言いたいって母ちゃんの願い聞いてくれるか? 手術が終わったときシュンに最初に会いたいって言う、 母ちゃん
翌日、どうなったかやきもきしながら大学院に行った旬が次の講義室に入る寸前に 横嶋から電話が来て、旬は慌てて電話に出た。 「横嶋!!おばさんは説得できたか?!」 「桐生〜〜、母ちゃんに
…だがしかし今そのバカ晃の裏金で おばさんを救える!!!あんなやつでも役に立った!! 旬は急いで記憶した病院の口座に振込み、すぐ横嶋に電話をかけ直した。「いいか、金は2倍振り込んだ。おばさんを優
旬の脳裏に優しい微笑みをたたえた横嶋の母が光り輝き、その姿がどんどん大きくなり10mくらいの菩薩像になったその足元にハムスターのように小さくなった万里子が踏まれてピーピー泣いている姿が見える。ついでに金髪野郎もわざわざ小さくなって踏まれに行
急な展開にびっくりして旬は携帯を持ち替えて前のめりになった。離婚を考えてあの家を出るって??なんでそうなる??マズい!俺の予定と違う!!「落ち着け!絶対おばさんを引き止めろ!一回出ていったら二度と戻ってこないぞ!!!」出ていった万里子の背中
ちょっと困った顔で晃はいつもの自慢を言う。「ほら俺ってモテちゃうのよ。」しかし集まってるのはまだ子ども。晃は子どもお断り。でも子どもたちを喜ばせるのは楽しい。「じゃあ期待に答えてやるかー。」ロバートと少し話してから晃はカラスを操りに行き、遠
真面目に頷いている医者に満足し、横嶋も役者のように感情豊かに続けた。「それとも男人格が勝手に何か勘づいたのか?この状況はヤバい。あいつは危ない男なんだ!!先生〜早く手術してくれ!その後は女性ホルモンと催眠術で俺の彼女を開放して
少し呆気にとられて医者はカルテにサチコ・ヨコシマへの執着。妄想と現実の混在の疑い。強い攻撃性などと旬を診断した。会計時に旬は富裕層が持つブランドカードで支払い、受付スタッフは患者の備考欄に金持ちを表す病院での隠語のRを打ち込んだ。一度の診察
しかし見せしめに死体を晒すのは余計な注目を浴びて調べられるのがまずい。…楽しい妄想だがリスクが高すぎる。旬は大きな座り心地の良い椅子にふんぞり返って思考中、医者が何度か話しかけたが旬は黙っているだけだ。…そうだ、
敵抹殺を決めた旬はクールになれる。怒りを隠して冷たい雰囲気を漂わせる旬のせいで部屋の空気は一気に変わった。ぼんやりした親しみやすい顔の医者は入ってきた美しい少年の顔を見て驚いた。美しすぎる少年…顔の造作のバランスが完璧。大きな
旬は心が荒むと本性の凶悪さが際立つ。大学院の帰りにゴミ箱をぐるっぽぐるっぽ歩く鳩を見ると八つ当たりで蹴散らした。「トロトロしてんじゃねー。しねやハトおおお。」 晃の方は花を摘んでは昨日の男の子の頭の上に落とすのを繰り返
全く予想してない事態に旬の延髄から背骨に電撃が走った!が 、反った背中を一瞬で戻して旬も返す。 「不倫??どういうことだ?!!」 「母ちゃんの手書きのメモにLOVEの文字と男の名前と電話番号を見つけたんだ、この男をこれから調べて
ドログバと甘栗の過去に何があったのかのどこまでが政府に知られてるのか考えて旬の大きな瞳が左右に揺れてる。 「ぼくとドログバが友人だからぼくのケミカルに何か研究成果がなかったか捜査されたんだ。 もちろん何もドログバの危険な
晃の知ってる旬はそんな可愛い性格の子どもじゃないが、本当は淋しい気持ちを隠してた。天邪鬼で素直じゃない旬がなんとなく寂しそうな男の子と重なる。万里子を取り戻したくて頭がいっぱいな晃に少しだけ親心が戻ってきたようだ。ロバートはそれをのほほんと
おばさんはこれまで通りあの家に住む。 一人になったおばさんを慰めようと花束を持って会いに行く自分が頭に湧いてくる旬。 花束を受け取って横嶋の母は家に入れてくれる。 ”まあ&#
ハッとして旬はスキップした膝と腕の角度で突如止まった。「何を喜んでいる俺!!!」おばさんだけでなくおじさんもいい人!世の中にはこんな夫婦がいるのかと思ったほど良い人たち!!あの善人の見本みたいな夫婦が仲違いをした話を聞きながら俺は!!!旬は
横嶋をどう言いくるめるかを色々シュミレーションしつつイライライライライライライライライラした。旬は胸騒わぎし過ぎて授業が終わった瞬間教室を飛び出て外に移動しながら横嶋に電話をかけた。 横嶋の予想通りメッセージに旬は即引っかかた。掛
生きてたときのアホ晃…旬は眉をしかめる。晃のようにどんちゃん騒ぎのお祭り騒ぎか、 晃のようにうつ状態で泣きわめく…。思い出してもダメなヤツ。 晃とは違うと思いながら、そんな体験を元に旬の頭に横嶋の母の
今年も桐生親子のお正月企画に多くの皆様からご訪問いただき本当に感謝です。この正月はいきなり大地震が来てもう一気に落ち込んだりしました。去年連載終了後にもアクセスしてくださった方々がいて、もし誰もいなかったらお正月企画もやめようかと思っていた
椅子に満足してソファーに戻ったが今度はソファーの背もたれクッションがない。 座り心地が悪いのでまたダイニングの椅子に戻ってせっかく決めた角度をあきらめて ソファー用のクッションを一個持ち帰った。「ちょうどいいクッションが欲しい。」 満足い
旬は椅子を下げて上げてを繰り返して遊んだ。「わー。」 晃が傍にいないから素直に声を出して楽しんそう。 電動レバーを一番下から一番上に上げて、高い位置に戻して椅子から落ちないように 気をつけながらテーブルに手をついて
赤ちゃんは逮捕されたくないので晃の寝室によちよち逃げた。 なんだか大人の男の声が複数聞こえて旬はマジで逮捕か?とそわそわしたが、 配達の人はイスを出してダンボールを持ち帰って あっという間にいなくなった。晃は秘書の椅子カバーを電動イスにか
女は晃にしがみついて益々真っ赤な顔になった。「大丈夫です!あの…ごめんなさい。」 あなたがあんまりにも素敵すぎて目を離せなかったせい…とは言えない。 若い女の不安定な態勢を戻してあげた晃は少し通行人を避けたとこ
酒と女に溺れての現実逃避できない晃は会社に出社しても 一緒に働く友人ズにお酒チェックされるのが嫌で早めのランチを一人 会社のテナントが入ってるビルに近い広場のベンチに座ってパンを食べていた。 そんな姿はとても社長には見えない。 まだ若い上
晃は買ってきた袋から缶ビールを一本出して女に渡した。「ばいばーい。またねー。」 カッコ良すぎる男にあっさり恋をして女は顔が真っ赤だ。 さっきまで未練タラタラだった元彼の名前ももう頭によぎらず、嘘のようなイイ男の魔法
怯えながら生きるなんてありえない無責任男の晃だが万里子を失った今変な話 強烈に感情が動くのはチビ万里子・旬の存在だけかもしれない。 楽しいシアワセとは真逆の怖い不安、というネガティブな感情だが確かに生きてる実感がする。「ほんと滅入るよ。飲
旬には無責任な晃が何一つ不自由なく毎日全力ハッピーにしか見えない。 しかし晃は心のなかでは最愛の女にゴミのように捨てられて人生どん底 だと旬には言いたくない。 なぜって夫婦喧嘩を全部旬は見て知っていて晃が万里子をそこまで 愛しているように
東京都内、晃と旬が暮らすマンションのダイニング。大人用テーブルを前に赤ちゃん用のテーブル付きイスに旬が座っている。小さなテーブルには小さなコップに牛乳、皿にロールパン。旬はこの工夫のない食い物を一週間食べさせられて不満が溜まっていた。&nb
震度7って大変な大きさ津波が危ない最近地震がなかった気がして凄く驚いてますみなさんの無事をお祈りします!
昨年「デモンドリーム」連載終了後放置してましたが、たまにアクセス解析見てみたらなんとエンムブック旬と晃のシリーズを読んで下さる方々がまだいてくださって本当に嬉しく感謝しております。そんなわけで今年も感謝のお正月企画をやりたいと思います。もし