イケメン晃が凶美少年・旬の起こす事件に泣き騒ぐ物語。部分的BL。嫌々男に可愛がられるクリス君ほか
「凶美少年の甘い蜜は媚薬・麻薬・毒薬」終わりました〜。「デモンドリーム・マンハッタンの悪夢」はじめま〜す。「さあ世界を征服しよう!」のほぼ続編になりますう。先が見えたら更新というスタイルになりますが、どうか見捨てないでね〜〜。オネガイ〜〜〜。
みなさん、怖いです。気象庁が今後M8クラスの巨大地震の注意を出しました。こんな発表初めてだと思う。すごく怖い必要なものは水と缶詰と現金かな…ペットがいる方々は餌とかも…でも絶対来るってわけじゃないってことだから&
宮崎の皆様無事ですか?!今なんかこわいこと言ってて、南海トラフ地震に繋がるかどうか調べてるって2時間後にわかるってニュースでいいってるけどもしそうなったら凄く広い範囲で逃げなきゃならない。凄く怖いです。南海トラフ大地震来ないでください。もし
今年も桐生親子のお正月企画に多くの皆様からご訪問いただき本当に感謝です。この正月はいきなり大地震が来てもう一気に落ち込んだりしました。去年連載終了後にもアクセスしてくださった方々がいて、もし誰もいなかったらお正月企画もやめようかと思っていた
椅子に満足してソファーに戻ったが今度はソファーの背もたれクッションがない。 座り心地が悪いのでまたダイニングの椅子に戻ってせっかく決めた角度をあきらめて ソファー用のクッションを一個持ち帰った。「ちょうどいいクッションが欲しい。」 満足い
旬は椅子を下げて上げてを繰り返して遊んだ。「わー。」 晃が傍にいないから素直に声を出して楽しんそう。 電動レバーを一番下から一番上に上げて、高い位置に戻して椅子から落ちないように 気をつけながらテーブルに手をついて
赤ちゃんは逮捕されたくないので晃の寝室によちよち逃げた。 なんだか大人の男の声が複数聞こえて旬はマジで逮捕か?とそわそわしたが、 配達の人はイスを出してダンボールを持ち帰って あっという間にいなくなった。晃は秘書の椅子カバーを電動イスにか
女は晃にしがみついて益々真っ赤な顔になった。「大丈夫です!あの…ごめんなさい。」 あなたがあんまりにも素敵すぎて目を離せなかったせい…とは言えない。 若い女の不安定な態勢を戻してあげた晃は少し通行人を避けたとこ
酒と女に溺れての現実逃避できない晃は会社に出社しても 一緒に働く友人ズにお酒チェックされるのが嫌で早めのランチを一人 会社のテナントが入ってるビルに近い広場のベンチに座ってパンを食べていた。 そんな姿はとても社長には見えない。 まだ若い上
晃は買ってきた袋から缶ビールを一本出して女に渡した。「ばいばーい。またねー。」 カッコ良すぎる男にあっさり恋をして女は顔が真っ赤だ。 さっきまで未練タラタラだった元彼の名前ももう頭によぎらず、嘘のようなイイ男の魔法
怯えながら生きるなんてありえない無責任男の晃だが万里子を失った今変な話 強烈に感情が動くのはチビ万里子・旬の存在だけかもしれない。 楽しいシアワセとは真逆の怖い不安、というネガティブな感情だが確かに生きてる実感がする。「ほんと滅入るよ。飲
旬には無責任な晃が何一つ不自由なく毎日全力ハッピーにしか見えない。 しかし晃は心のなかでは最愛の女にゴミのように捨てられて人生どん底 だと旬には言いたくない。 なぜって夫婦喧嘩を全部旬は見て知っていて晃が万里子をそこまで 愛しているように
東京都内、晃と旬が暮らすマンションのダイニング。大人用テーブルを前に赤ちゃん用のテーブル付きイスに旬が座っている。小さなテーブルには小さなコップに牛乳、皿にロールパン。旬はこの工夫のない食い物を一週間食べさせられて不満が溜まっていた。&nb
震度7って大変な大きさ津波が危ない最近地震がなかった気がして凄く驚いてますみなさんの無事をお祈りします!
昨年「デモンドリーム」連載終了後放置してましたが、たまにアクセス解析見てみたらなんとエンムブック旬と晃のシリーズを読んで下さる方々がまだいてくださって本当に嬉しく感謝しております。そんなわけで今年も感謝のお正月企画をやりたいと思います。もし
デモンドリーム終わりました。みなさま長い長い連載になってしまい誠に申し訳ありませんでした。連載も飛び飛びでほとんど休んでるような方法で本当にごめんなさい。それにもかかわらず最後の最後までお付き合いくださった皆様…本当に本当に感
サドのハーバートは幸せそうなクリスに少し不満だが表向き祝福した。「全て貴方の思い通りになりましたね。」「だがこれからが本当の闘いだ。ハイツファイザーとの法廷闘争に備えて最強の弁護士団を選んでくれ。」「わかりました。」世界から罵られても殺され
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー605 権力と莫大な資産を受け継ぐ
惨殺されたと思われたセオドア・スワンは死んではいなかった。だがそれはむしろ生き地獄だ。哀れにも死ぬ直前に助けられ、両腕両足を失っただけでなく息をするのも大変な無残な姿で生き延び、意志疎通もできない容体でたくさんの機械に繋がれて生命維持をされ
「ああ、着いた!やった!お前のお陰だ。お前の可愛い顔をマリコに見せれば…。どうした?死ぬんじゃない。」フラフラの子猫は雪に倒れそうになっている。小さな体でここまで来て体が冷えて死にそうな状態だ。レオンにとってこの子猫はただの乗
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー603 生きろ!生きろ!生きろ!!
渡り鳥を操って一緒に飛んでいるレオンは鳥に声をかけた。「死ぬな、ガンバレ、あと少しで地面だ。」鳥はどんどん地面に下降し、落ちていく。あの時、レオンとクリスは魂が抜けたクリスの肉体を争って引き返したが、一旦体から抜けたレオンは、本来の持ち主で
いわせねーよ!…告白されてもキモいだけ。旬は一石二鳥の作戦を提案した。「君がスミス教授のアマレスクラブで地区大会優勝したらもしかしたら僕の気持ちも君に傾くかもしれない。」「ええ?!そ、それは本当に?」「あるかもね。かも。」旬は
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー601 僕の好みの男の身体は…
「格闘技好きならアマレスは好きになるぞ。楽しいぞキルユー、どーだどーだ。」「やめろっつーの、クソオヤジ。(日本語)」うざい…うざすぎる。暑苦しいいポーズを次々見せつけて、旬は立ち去ったが他の生徒にアピールを始めた。「アマレスを
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー600 さあ一緒にやろうぜ!!
晃は耳を抑え、そのうち地面に突っ伏し、地面に向かって嘆いた。 「重力が重いよお。」 「死んでるだろお前。」 「でも諦めたくないんだよお。」 ロバートは腕を組んで目を閉じて再度言い聞かせた。 「諦めろ。」
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー599 死人なのを気にしなくていいって?
「貴方たち前も一緒にいたわね。もしかしてパートナー…ゲイのカップル?」その確認は晃に惚れた女の子にとっては重要なことだ。「その質問二回目だな。心配しなくていい。アキラと俺は親友だよ。兄弟みたいなものだよ。」「ロバートに俺が作っ
「おっと、スシレストランを通過したぞ。」晃とロバートがしんみり話しているうちに目的の場所を結構過ぎて、二人で少し道を戻った。やっぱり人気店だから混んでいる。晃は窓から席の空き具合を探した。「おっ、カウンター席が開いてるぜ。」晃が言うとロバー
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー597 犠牲者だすなよー
ロバートと晃は嫌そうな表情で目を合わせた。まずロバートが言う。 「ドログバ博士とアマゾンだってさ。」 「いやいやいや。ないないない。」 晃は手を顔の前に持ってきて顔も手も激しく振って心から嫌だと表現した。 ドログバ博
バンダム3兄弟の脳検査で相当萎縮が見られてもうケミカルには戻れないと 甘栗から聞かされた日、 旬は憧れの職場に久しぶりに戻れたのに何もやる気がなく、座っていた。 広い研究室。プレミアムメンバーは旬一人。 がらんとした
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー595 旬…約束守ったぞ
美しすぎる暗黒の天使がじっと外の闇を見つめて呻く人々の間に一人立っている姿は、怪我をしている人も違和感が大きすぎてチラ見している。しかし旬は周囲に一切目を向けず入り口の方を見ている。だから自動ドアが開いて苦しみながら転がり込んできたマークに
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー594 暗黒の天使が待つ
ビルからビルへ飛んでアマグリホスピタルを目指す晃に親友ロバートがナビをして最短の道を示した。中心部はもうほとんど人がいない。まるでゴーストタウンのようだ。こんなマンハッタンは見た事がないと晃もロバートも不思議な気分になった。暗闇の中じっと身
ブラックアウトは晃と旬にとって大きな助けになった。全てが停止し、朝になるまで誰もほとんどが身動きが取れない状態。だが旬のヘリメットは赤外線で物が見える。もう隠れなくても誰にも見られることなく旬はアマグリホスピタルのある通りに堂々と飛んで行け
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー592 驚異の賠償額?全員解散!!!
横嶋が泣き叫んだその時、突然雷電が終わり、代わりにニューヨークはブラックアウトした。 雷の凄まじいエネルギーが地上に同時に落ちてニューヨーク全体の電源が失われたのだ。 闇。完全な闇。真っ暗。いつ復帰するか分からない事態。
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー591 黒雲から降り注ぐ
空軍戦闘機のチームは凄まじい数の雷に追い立てられるように逃げていく。超破壊兵器のミニ版であるライトの光は空全体を光らせただけでなく空を浮遊している雲から電子を叩き出し、膨大な電子が空全体を震わせて恐るべき数の雷を発生させた。数十に及ぶ雷。光
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー590 晃を信じて…作戦完了!
「晃、俺はマイケルをこれからアマグリホスピタルに連れていく。急ぐんだ…意味わかるな?」旬はそこに降りると一旦マイケルを横たえて治療薬を込めてある改造銃を構えた。「マークの事を晃に任せていいか?」晃はマークを操って頷いて見せた。
万里子を見つめる旬はとても大人っぽく見えた。 「バカなことするな万里子。」 「旬…。」 万里子は優しく微笑み、目を閉じた。 育てなくてごめんね…。悪いママでごめんね…。
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー588 どうして旬がいるの?
そうして旬自身も頭を上にして万里子を抱いた形で地上にあと4mという高さでぴたりと静止した。腕の中の万里子は気絶している。むしろその方がありがたいと旬はホッとした。そうしてふんわりさっきのビルへ上がって行った。黒いスーツの少年が万里子を助けて
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー587 この世界に生きる価値はない
万里子が地上に落ちて余りにも衝撃を受けたクリスは気絶したマイケルの身体から抜け出して霊の姿で万里子を追って下へ飛んだ。レオンもまたクリスの肉体を飛び出して万里子に追いつこうと飛んだ。万里子がいなければもうクリスの肉体など要らないのだ。クリス
クリス…。 万里子の声でクリスは朦朧とした意識で目を開けた。 万里子がクリスを見つめている…。 しかし万里子の目に映っているのは万里子にとっては見知らぬ男はず。 でも万里子は涙を浮かべて見
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー585 身を犠牲にしてくれた人
凄まじい異音と煙、ヘリからはがれた鉄とコンクリの破片が散乱して辺りは静かになった。胴体着陸になったへりの激突で屋上は破損したがなんとか落ちずに止められた。そうしてヘリと屋上の縁の間に挟まれてマイケルは息も絶え絶えに呻いた。不時着の寸前ヘリの
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー584 耐えろ―――!!
「バカ、てめえその体で止められるかよ。下がれ!!」 晃が叫んでもクリスは目の前に迫るヘリを受け止めようと待ち構えた。 「断る!一人ではヘリが左右どちらかに傾いて衝撃でマリコが死ぬ!」 晃はクリスの指摘にハッとした。
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー583 力を合わせて二人を救え!
「アキラ!私のモンスターはもう遠くには飛べない。だがお前のモンスターなら出来る。私がお前を放り投げるからお前は向こうのビルにジャンプして蹴り上げてこっちに戻り、その反転の力でヘリを背後から押せ!角度が上手くいけばここにヘリを下ろせるはずだ。
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー582 旬と万里子が死ぬ…!!
ヘリが頭を下に逆さになり、旬がその下で抱えて逆立ちしたヘリのバランスを取っている。もうこれで落ちないのが不思議な状況だ。ヘリの中ではハーバートと万里子を守って抱きしめているレオンが前にのめり、レオンと万里子の二人をハーバートが全力で抑えてい
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー581 秒で変わる生と死の境
「よし、一緒にヘリをあのビルの屋上に下ろそうシュン。」ロバートは自分のエネルギーを切り、ロバートの声が聞こえない旬も電源を弱に落として着地準備をした。旬はヘリの下で支えていてヘリの中からは誰かが支えているのは見えていない。ヘリの中ではハーバ
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー580 晃とクリスの和解
晃はクリスを振り向き睨む。マイケルの肉体に重なってクリスの姿が晃には見えている。同じくクリスも晃の姿が見える。晃にとって自分を殺した仇で、万里子の愛を手に入れた恋敵。だが、手を伸ばした。「止めても無駄だろ?俺が放ってやるからお前も頑張って隣
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー579 電流が全然足りない!!
屋上になんとか上がる直前、晃操るマークが腕を出して捕まるようにクリスに促した。「どうせ来ると思ってたよ。」「すまない。」屋上に昇って晃とクリスは光のドームを背に落ちて来るはずのヘリを見上げた。「何故…まだヘリが落ちて来ないんだ
「ヘリがああ!落ちて来たああ!」晃の悲痛な声を聞いて、呻きながらクリスも窓に這った。「う、うう、…!」一旦空港を目指してかなり上に上がったヘリだったが向きがぐるりと回るようにしながらもしかしたらエンジン不良でどこかに着地しよう
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー577 ボクらを守れ!!
高層ビルからモンスターがジャンプできないくらいの高さに一気に上がってこの高さを維持して空港に進めば完全勝利だとレオンが笑みを浮かべたがヘリは高度は上がったが全然進まない。ハーバートが下を見てもさっきの高層ビル群の上で止まっている。「どうして
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー576 許せるかあああ!!
「アキラ・キルユー。」何故かクリスが殺した男が自分を助けたかのような錯覚で驚いたがすぐに思い出した。このモンスターは元は人間でアキラ・キルユーの息子、シュン・キルユーの友人だと言っていた。息子の為に友人を助けたのだ。治療薬がすでに撃ち込まれ
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー575 よし来たあああああああ!!
信じられないことに美しいクリスと目の前の化け物が重なった。そんなはずはないと万里子は自分を抱きしめているレオンを見上げ、その疑問を口にしたかったが、それを言う余裕はなかった。ヘリの躯体がミシミシ音を鳴らし、ヘリが大きく傾いた。「きゃああああ
「モンスター…くう、腕を…放せ…もういい…私は…死を受け入れる…。」クリスはそう言い聞かせ、マイケルの硬直した腕と手指を見つめて念じた。マイケル
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー573 命を捨ててマリコを諦める
「私が悪かった、もうやめてくれ!マリコを助けてくれー!!」愛する万里子が死んでしまう!!クリスは自分が元の自分の姿に戻って万里子と幸福な人生を歩む夢をみたが、しかし夢は終わりだ。今クリスは自分が最後に何を選ぶか決断を迫られ、クリスの青い青い
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー572 痛い!痛い!痛い!!
旬は目的の位置に向かって飛び上がり、さっきまで寝ていたビルより少し高いビルに着くとその壁を蹴って次のビルへ飛んで行き、浮遊と方向を安定させれば今度は風に乗るように両腕を広げた。 「グアアアアアアアアアア!!ギギギギギギャアアアアア
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー571 何やってたんだ俺?
イメージで作り上げたクリスとマイケルを繋いだ銀色の手綱はもはや役に立たず、クリスが手綱を引いてマイケルを抑えようとした瞬間にふわっと消えてしまった。「バカな…もう私にはモンスターは操れないのか?」全身に駆け巡る苦痛はマイケルの
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー570 変身解除が始まった!
「これがシュン・キルユーが打ち込んだクスリの力なのか?」クリスは晃たちが言っていた治療薬の効果がこんなにも凄まじい苦痛を生み出すとは想像していなかった。この凄まじい激痛の状態では化け物は変身が解けるより前に心臓停止で死にそうな気がした。モン
ヘリを掴んでいるマイケルの後ろでクリスはひたすら愛を訴えた。「マリコ、マリコ!私の声を聞いてください!!貴女を愛しています!私には貴女が必要なんです。どうか行かないでください。どうか私の声を聞いてください!!」醜いあがきだとレオンは思ったが
更新してます〜デモンドリームも見捨てないでね〜〜 人気ブログランキングへにほんブログ村
今年もお正月企画に遊びに来てくださったみなさま誠にありがとうございます。桐生親子の育児録は小さな赤ちゃん旬が晃に構ってほしくてしかたないのに晃は自分の事ばっかりで自分が子供で構って貰いたい男に子育ては無理って話です。(旬は天才だけど、ふつう
晃もよろよろ立ち上がりリビングに行く。赤ちゃんはソファーに座って大人しい。「ばぶ?」しゃべらない旬に晃はハテナだらけ。何が何だか?「ほら晃、とりあえず水飲め。」友達がキッチンを探してコップに水を入れて持ってきて晃に渡し、晃もぐびぐび飲んだ。
「いくぞ。」旬はタタタと走って自動ドアに突撃した。晃の友人はしつこくピンポンを押しても出ないから電話をかけ始めた。「起きろ晃。」廊下で寝てるんじゃないかと思ってふと見ると赤ちゃんが自動ドアからタタタと走ってきた。旬の妄想と違って激突する前に
自動ドアを通るのではなく映画の車のように全力で突撃しようと考えた。ガラスにぶち当たって割って出て行くというアウトローな思考。「やるぞ。」旬は小さなあんよでガラスをぶち破って出て行くカッコイイ自分を想像していたら1階にすぐ着いた。エレベーター
「ああ〜〜、精神的なダメージって脳みそにくる〜〜。」と言いながら自宅の家のドアにたどり着き、鍵を開けてドアを開けると小さな悪魔が玄関に立って威嚇している。小さなあんよを踏ん張って、小さな両手を握って、晃が恐れる乳歯の牙をむいて立っている万里
殺人未遂をした赤ん坊が今、まじめに呪っている。「歯が痛くなれ。晃の歯が痛くなれ。頭も痛くなれ。たまたまも痛くなれ。」晃は頬に手を置いて騒ぎだす。「ああぁ、なんか歯が痛い。なんか痛いよお。俺もう死ぬの?ねえ死ぬの??」晃は足取りがよろよろで両
東京都内の座敷のある居酒屋の個室で晃は一緒に会社を始めた幼馴染たちと珍しく男だけで飲んでいた。この間うっかり悪魔の赤ちゃんに男の急所を教えてしまい晃は死ぬほど後悔している。旬の口には乳歯が生えて攻撃力があがり何かというと噛みつくようになった
年末のごあいさつでございます。今年も進まない連載に大勢の皆様のご訪問いただきありがとうございます。宣言通り今年も連載が終わらなかったデモンドリーム・マンハッタンの悪夢…しかし現在ついに最終回まで見えたのでチマチマやらずに最後ま
イブですね〜。みなさま楽しんでますか〜?私は普段通りです。酒くらいは飲むか〜〜。現在更新停止中のデモンドリームを最終話まで書いてます。どうかお見捨てにならず読みに来てね〜。 人気ブログランキングへにほんブログ村
今回もご訪問くださった皆様。まことにありがとうございます。なんかとか進みました。連載始めてつまづいてもう書けんとしょんぼりしましたが書いていけたのは皆さまのお陰です。自己満足だから投げ出すのも簡単だけど読んでくださる方がいたから進めようと思
ヘリはレオンの無茶な計画で逆に上がっていく途中で相当危ない事態になった。ビル壁に激突間際でギリギリ上昇し屋上の縁にヘリの足がぶち当たりながら先にジャンプしたマイケルの頭の上をギリギリ飛んだ。屋上の縁のコンクリが割れる衝撃でヘリ機体はきしんだ
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー567 バケモノを叩きつぶせ!
…マリコはこの体の中にお前が閉じこもっていると思い込んでる。お前の声は永遠にマリコには届かないヨ。「貴様を殺してやる!!」怒りでクリスは自分の身体に重なって浮かび上がるレオンの首を絞めようとしたが、レオンの防御の念で弾かれる立
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー566 旬は一人で大丈夫だよな?
晃は晃が操っているマークを見る。マークは大人しくうずくまっている。「ごめんなマーク、君の兄弟を助けたいんだ。もう少しだけいいだろう?」晃はマークに精神的な信号を入れるとマークは動き出した。「俺が助けに行く。」決意を口にした晃の言葉にロバート
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー565 あいつ狂ってやがる
ヘリのキャビンは悲鳴が起きる。操縦士はハンドルを握って必死で耐え、ハーバートはイスに捕まり、レオンも万里子を片手で守りながら両足を床に踏ん張って耐えた。「お、落ちる!!」「クソッ!!」「レオン…!」万里子は恐怖でレオンの胸にし
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー564 マリコ行かないで
ヘリポートの向こうの屋上の縁に白い細長い腕がぬっと飛び出て肘が曲がって次に小さな顔が現れた。赤い目が光り、顔の方からズルッと上半身を前にのめりながら屋上に入ってきた。遂にクリス操るマイケルがヘリポートに到着した。クリスが目にしたのはまだ待機
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー563 ボクは君に命を捧げたのに
手を組んで祈るように万里子は訴えた。「ここに私がいるのをあの子は知りません。でも私は逃げません。あの子と一緒に私も死にたい。私は誘拐された旬を助けに行ったのに、私の心が弱いせいで気絶して、あの子を救えなかったの。もうあの間違いを繰り返したく
今回もなんとか更新できます。丁度1か月で更新。なんとか進んでいけてとりあえず更新できるとホッと一息ほんわり気分です。どうか皆様また遊びに来てやってください。あと、見苦しいクリスと晃を見捨てないでやってください。オネガイm(−−)m&nbs
台風14号で九州に危険な事態が迫っているのに線状降水帯も襲い、台風に苦しめられている沖縄に津波が押し寄せなんだか水害のトリプルでもう日本はどうなってしまうんだと恐怖です。みなさんが無事でありますように。被害があっても少なくすみますように。み
皆さま〜今回もご訪問ありがとうございました。世界も日本も不穏な毎日ですが少しでも以前からの日常の1ページになれたら嬉しいです。晃と万里子の関係も色々大きな障害で引き裂かれてしまいました。二人の愛を見守ってきてくださった皆様、がっかりさせてご
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー562 あの子が死ぬなら私も死にます
「マリコ、さあこれでアメリカを脱出できる。ボクと一緒に空港に行ってヨーロッパに行こう。」ヘリで空中に飛んでしまえばクリスの追跡を払える。アメリカを離れればもうクリスは付いてこれない。ボクは勝ったんだ。レオンは本当に嬉しそうに子供っぽい笑みを
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー561 勝手に愛し合え!!
「俺に肉体があったら病院に運べるのに…。」晃がそう呟くとロバートは軽く左右に頭を振る。「頭だけでなく背中もやられた。本当に酷いことをする。」晃は立体映像の旬の手を握るような真似をして見つめている。あどけない寝顔。まだまだ子供な
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー560 馬鹿野郎おおおおおおおおおおお!
晃は叫び、同時に目前のヘリポートを諦めてマークの両手を放させ、とっさに体を捻り、勢い後ろ足で壁を蹴って地上へ向けて頭からダイビングさせた。クリスは晃とマークが落ちてくるのを見ながらマイケルを部屋の窓の上に飛び移らせ高層ビルのヘリポートを目指
マイケルは持ち上げた旬の黒いヘルメットの中を見た。顔は良く見えないが、何かの記憶がマイケルの脳に過った。しかしクリスの命令はマイケルの脳を支配している。壊した窓の向こうは普段ならマンハッタンの夜景がみえるが今は光で遮られた世界に向かって片腕
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー558 少年を持ち上げろ
旬が入り込んだ窓の部屋はリビングだったが逃げ出した後で住人の気配はない。上層階の住民は非常階段とエレベーターに殺到していてそこは大騒ぎだがどこも室内は空だ。「……?」マイケルがきっとこの部屋でもがき苦しんでいるの
父親の愛…初めてそれを感じたクリスは自分を最後に守ったセオドアの姿を過らせた。「己の我欲か息子か…奴の本性が私の人生を決める。」高層ビル上階に吹く風の向きや強さが変わっても死者である晃やクリスには関係ない。クリス
地震大雨、日本は災害が多すぎる。皆様無事ですか〜?私は暑くてむわっとしています。涼しいはずなのに雨で窓を開けられなくてむわっとデモンドリームなんとか今回も更新できます。まだ読みに来てくださる皆様ありがとうございます。まとめ読みの皆様忘れない
みなさま今回もご訪問ありがとうございます。毎日暑い夏いかがお過ごしでしょうか?しかし本気の夏はこれから。暑すぎると脳みそが動きません。みなさまもお気を付けください。次回もなんとか進めたいと思います。晃と旬にまた会いに来てやってくださいませ。
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー556 レオンとスワン同時に倒せる?!
「もし肉体が死ねば…あいつは完全に死ぬ。それにレオンも憑依する肉体が無くなって地獄に連れ戻される!!」それにマイケルの支配がなくなって旬が保護しやすくなる。一石三鳥のアイデアを思いついて晃はクリスを邪魔するよりも先に自分が頂上
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー555 女神の光が降り注ぐ
クリスが元に戻ったタイミングでレオンが依り代にするモンスターが人間に戻ればもう怖くない。レオンは己がクリスに忠告した通り地獄に落ちていくはずだ。…クリスは逆転の勝機を感じた。見上げる天は神々しく輝き、足元の人間たちはマンハッタ
晃は踏ん張っている旬を見ながらそう頼むとベルトを掴んだマークの身体を振り子のように大きく前後に揺らした。マークにとってはベルトが滑りやすなどは無問題だ。前後に体を振り出したマーク。それを操っている晃に旬は怒鳴る。「てめえ何してる??」そんな
クリスはその力技を見てイチかバチか、思い切ってマイケルの手足を壁から離させた。マイケルを引きはがそうと渾身の力を込めていたせいでふわっと急に抵抗がなくなったマークはマイケルの下側になった状況で二匹で落下した。だがマークのしがみつく腕に落ちな
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー552 二匹救出はキツイ
一瞬で飛んできた思わぬ助けにクリスは驚く。「シュン・キルユー…。」全身黒づくめの少年…顔は最愛の女神万里子にそっくりな超美少年…。もし性別が娘ならクリスももう少し好感を抱けたのだが、恋敵桐生晃の息子
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー551 さがってくれ旬!
クリスのほぼ目の前に浮遊している華奢な少年をクリスは不思議な感慨で見る。モンスターを名前で呼ぶ少年の声は優しげな感じで、本当に二人は友人なのだろうとクリスも感じた。アメリカ軍の何かの実験で生まれたモンスターだと思ったが、元は普通の人間&he
約1か月。今回もなんとか更新できます〜〜。石川県のみなさま地震お見舞い申し上げます。線状降水帯、大地震、電力ひっ迫コロナ禍が収まってきましたがまだまだピンチです。39度、40度でエアコン使えなかったらまじしんでまう。札幌ですら毎年8月の気温
皆さま、今回も読みに来てくださってありがとうございます。なんとか終わりに向かってます。晃と旬が再開し、でもまたも親子は上手くいかない展開です。万里子への愛とクリスへの恨みが晃の精神を子供返りさせてます。でもほんと晃からすれば恨めしいですよね
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー550 誰かが操っているのか?
「マークは晃が操ってるみたいだが、マイケルもおかしい。もしかしてマイケルも誰かに操られたんじゃないか?それなら何かの目的があるようなあの行動の意味が理解できる。」万里子を追っていたマイケル。マイケルは万里子に飛び掛かろうとしていた。それを晃
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー549 撃つべきか?待つべきか?
旬の銃口を恐れてマークの傍で旬には見えない晃が喚いている。「マークの治療は後にしてくれ!俺が責任をもって連れて行くから今はスワンを止めさせてくれ!!」クリスは黒いスーツの男と喚く晃を見比べた。親子のはずだが親子とは思えない会話。静かに降りて
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢―548 スワン、お前は終わりだ!
「シュン・キルユーは何を撃った?」クリスが尋ね、晃は少し口元を緩めた。「治療薬だ。もうすぐマイケルは元に戻る。そうすればお前の終わりだ!!」「何?!」クリスは晃を見てすぐ、次をもう一度撃ちこもうとしている旬を見直して慌てて命じた。「逃げろモ
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー547 あれはお前の息子か?
どういうつもりだ?旬は晃がマークを操ってここに連れてきたのだと考え、ある意味マークの行動の不可解が理解できた。たぶん万里子がいたからだ。「晃あああああああああああああああああ!!」これまで苦労していた息子の為には動かないのに元妻の為には無理
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー546 旬、撃て―――っ!!
「目くらましなんてものじゃねえ、これはアメリカ空軍が攻撃しに来るレベルだぞ!!」あいつらとんでもない事をやりやがったと晃はまたも息子が起こした大事件に青ざめた。ロバートはクリスに聞かれないよう晃の耳元で言う。「上を見るな。5階程上空でシュン
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー545 最悪は総司さんに頭を下げる
垂直に落下した旬は落下の肉体的負荷や失敗した場合の恐怖を感じることなく直感的なタイミングで丁度いいだろうという高さで浮遊スーツの電源を弱で入れた。重力の負荷はかなりのものだがそれに耐えて僅かな息の乱れさえないままピタリと空中に停止して見せた
みなさま〜〜まだ連載やってますう。デモンドリーム・マンハッタンの悪夢どうにかこうにか進んでますのでどうか見捨てないで見に来てね。世間は夏へ向かって進んでいますね。緑が美しい季節を皆さま満喫してください。じゃあまたね。待ってるね〜〜〜。&nb
今回もご訪問ありがとうございました。本当にありがたいです。終わりへ向かって進んでいます。中々白いスクリーンに映りませんが、なんとか先に進んでます。その先どうしようかな…まあいいか。ではみなさま、ちょっと地震が心配な感じです。ど
あの破壊兵器なら光の筋が出現してすぐに地上を吹き飛ばすが、この光のシャワーは光が放散されながら光線はまだ街を蒸発していない。「これは別の物だ。だが次があるかもしれない!逃げるのは今しかない!!」周囲が人込みのせいで逃げられず絶望で座り込んだ
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー543 超兵器、他にもあったのか?
レオンの頭上で溢れる光に恐れ、全身から汗が出て、膝が震えた。「まさか、超兵器?」その光を見たレオンですら衝撃を受けた。走る足が動かなくなり、立ち止まって空全体に放散される光のシャワーを見上げた。「そんな馬鹿な…あの破壊兵器は一
デモンドリーム・マンハッタンの悪夢ー542 光に包まれるマンハッタン
横嶋の合図に合わせてすぐに甘栗とスミスそれぞれが隠れた場所からライトを上空に照らした。まず横嶋のライトからヒュンっという感じで光の塊のような筋が夜の空に昇った。その光はただの光ではない。普通のライトとは違っていた。凄まじい光量が空を撃ち、空
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