どうやら可憐な美少年は何かの格闘技を知っていると分かって今度は頭にきた別の奴が殴りかかり、その勢いを使って男の下に回り込み自分の腰に乗せて豪快に、それも悪いことに車道側に投げ飛ばした。先の二人よりも勢いがあったので遠くに飛ばされ、車の前にま
イケメン晃が凶美少年・旬の起こす事件に泣き騒ぐ物語。部分的BL。嫌々男に可愛がられるクリス君ほか
「凶美少年の甘い蜜は媚薬・麻薬・毒薬」終わりました〜。「デモンドリーム・マンハッタンの悪夢」はじめま〜す。「さあ世界を征服しよう!」のほぼ続編になりますう。先が見えたら更新というスタイルになりますが、どうか見捨てないでね〜〜。オネガイ〜〜〜。
今年も沢山の方々にエンムブック訪問頂きありがとうございました。読みに来て下さる方々がいなくなったらお正月企画もやめようと思っていたのですが結構来て下さる方々が多くて嬉しかったです。そんなわけでお正月企画、ではなく10年ほど前にタイトルとおお
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どうやら可憐な美少年は何かの格闘技を知っていると分かって今度は頭にきた別の奴が殴りかかり、その勢いを使って男の下に回り込み自分の腰に乗せて豪快に、それも悪いことに車道側に投げ飛ばした。先の二人よりも勢いがあったので遠くに飛ばされ、車の前にま
旬は片腕で顔を隠し撮影してる連中から逃げた。この騒ぎが世界配信されて甘栗総司にバレて怒られるのは非常に悔しい。歩道は屋根はなくなったがまだ人が多い上にさっきの違反を撮影している人が邪魔だ。進む方向の人を追い越すと向かってくる人にぶつかりかけ
タクシーの窓の前方に並ぶ車を旬は睨み、いくら睨んでも動き出さないので見ているうちにイライラがピークに達し本気の怒鳴り声で吠えた。「てめえら早く進めくらあああああ、こっちは命がかかってるんだああああああ!!」声変わり後も普段はキレイな声だが本
「桐生頼む〜〜〜! お前に一目会って手を握って感謝を言いたいって母ちゃんの願い聞いてくれるか? 手術が終わったときシュンに最初に会いたいって言う、 母ちゃん
翌日、どうなったかやきもきしながら大学院に行った旬が次の講義室に入る寸前に 横嶋から電話が来て、旬は慌てて電話に出た。 「横嶋!!おばさんは説得できたか?!」 「桐生〜〜、母ちゃんに
…だがしかし今そのバカ晃の裏金で おばさんを救える!!!あんなやつでも役に立った!! 旬は急いで記憶した病院の口座に振込み、すぐ横嶋に電話をかけ直した。「いいか、金は2倍振り込んだ。おばさんを優
旬の脳裏に優しい微笑みをたたえた横嶋の母が光り輝き、その姿がどんどん大きくなり10mくらいの菩薩像になったその足元にハムスターのように小さくなった万里子が踏まれてピーピー泣いている姿が見える。ついでに金髪野郎もわざわざ小さくなって踏まれに行
急な展開にびっくりして旬は携帯を持ち替えて前のめりになった。離婚を考えてあの家を出るって??なんでそうなる??マズい!俺の予定と違う!!「落ち着け!絶対おばさんを引き止めろ!一回出ていったら二度と戻ってこないぞ!!!」出ていった万里子の背中
ちょっと困った顔で晃はいつもの自慢を言う。「ほら俺ってモテちゃうのよ。」しかし集まってるのはまだ子ども。晃は子どもお断り。でも子どもたちを喜ばせるのは楽しい。「じゃあ期待に答えてやるかー。」ロバートと少し話してから晃はカラスを操りに行き、遠
真面目に頷いている医者に満足し、横嶋も役者のように感情豊かに続けた。「それとも男人格が勝手に何か勘づいたのか?この状況はヤバい。あいつは危ない男なんだ!!先生〜早く手術してくれ!その後は女性ホルモンと催眠術で俺の彼女を開放して
少し呆気にとられて医者はカルテにサチコ・ヨコシマへの執着。妄想と現実の混在の疑い。強い攻撃性などと旬を診断した。会計時に旬は富裕層が持つブランドカードで支払い、受付スタッフは患者の備考欄に金持ちを表す病院での隠語のRを打ち込んだ。一度の診察
しかし見せしめに死体を晒すのは余計な注目を浴びて調べられるのがまずい。…楽しい妄想だがリスクが高すぎる。旬は大きな座り心地の良い椅子にふんぞり返って思考中、医者が何度か話しかけたが旬は黙っているだけだ。…そうだ、
敵抹殺を決めた旬はクールになれる。怒りを隠して冷たい雰囲気を漂わせる旬のせいで部屋の空気は一気に変わった。ぼんやりした親しみやすい顔の医者は入ってきた美しい少年の顔を見て驚いた。美しすぎる少年…顔の造作のバランスが完璧。大きな
旬は心が荒むと本性の凶悪さが際立つ。大学院の帰りにゴミ箱をぐるっぽぐるっぽ歩く鳩を見ると八つ当たりで蹴散らした。「トロトロしてんじゃねー。しねやハトおおお。」 晃の方は花を摘んでは昨日の男の子の頭の上に落とすのを繰り返
全く予想してない事態に旬の延髄から背骨に電撃が走った!が 、反った背中を一瞬で戻して旬も返す。 「不倫??どういうことだ?!!」 「母ちゃんの手書きのメモにLOVEの文字と男の名前と電話番号を見つけたんだ、この男をこれから調べて
ドログバと甘栗の過去に何があったのかのどこまでが政府に知られてるのか考えて旬の大きな瞳が左右に揺れてる。 「ぼくとドログバが友人だからぼくのケミカルに何か研究成果がなかったか捜査されたんだ。 もちろん何もドログバの危険な
晃の知ってる旬はそんな可愛い性格の子どもじゃないが、本当は淋しい気持ちを隠してた。天邪鬼で素直じゃない旬がなんとなく寂しそうな男の子と重なる。万里子を取り戻したくて頭がいっぱいな晃に少しだけ親心が戻ってきたようだ。ロバートはそれをのほほんと
おばさんはこれまで通りあの家に住む。 一人になったおばさんを慰めようと花束を持って会いに行く自分が頭に湧いてくる旬。 花束を受け取って横嶋の母は家に入れてくれる。 ”まあ&#
ハッとして旬はスキップした膝と腕の角度で突如止まった。「何を喜んでいる俺!!!」おばさんだけでなくおじさんもいい人!世の中にはこんな夫婦がいるのかと思ったほど良い人たち!!あの善人の見本みたいな夫婦が仲違いをした話を聞きながら俺は!!!旬は
横嶋をどう言いくるめるかを色々シュミレーションしつつイライライライライライライライライラした。旬は胸騒わぎし過ぎて授業が終わった瞬間教室を飛び出て外に移動しながら横嶋に電話をかけた。 横嶋の予想通りメッセージに旬は即引っかかた。掛
今年も桐生親子のお正月企画に多くの皆様からご訪問いただき本当に感謝です。この正月はいきなり大地震が来てもう一気に落ち込んだりしました。去年連載終了後にもアクセスしてくださった方々がいて、もし誰もいなかったらお正月企画もやめようかと思っていた
椅子に満足してソファーに戻ったが今度はソファーの背もたれクッションがない。 座り心地が悪いのでまたダイニングの椅子に戻ってせっかく決めた角度をあきらめて ソファー用のクッションを一個持ち帰った。「ちょうどいいクッションが欲しい。」 満足い
旬は椅子を下げて上げてを繰り返して遊んだ。「わー。」 晃が傍にいないから素直に声を出して楽しんそう。 電動レバーを一番下から一番上に上げて、高い位置に戻して椅子から落ちないように 気をつけながらテーブルに手をついて
赤ちゃんは逮捕されたくないので晃の寝室によちよち逃げた。 なんだか大人の男の声が複数聞こえて旬はマジで逮捕か?とそわそわしたが、 配達の人はイスを出してダンボールを持ち帰って あっという間にいなくなった。晃は秘書の椅子カバーを電動イスにか
女は晃にしがみついて益々真っ赤な顔になった。「大丈夫です!あの…ごめんなさい。」 あなたがあんまりにも素敵すぎて目を離せなかったせい…とは言えない。 若い女の不安定な態勢を戻してあげた晃は少し通行人を避けたとこ
酒と女に溺れての現実逃避できない晃は会社に出社しても 一緒に働く友人ズにお酒チェックされるのが嫌で早めのランチを一人 会社のテナントが入ってるビルに近い広場のベンチに座ってパンを食べていた。 そんな姿はとても社長には見えない。 まだ若い上
晃は買ってきた袋から缶ビールを一本出して女に渡した。「ばいばーい。またねー。」 カッコ良すぎる男にあっさり恋をして女は顔が真っ赤だ。 さっきまで未練タラタラだった元彼の名前ももう頭によぎらず、嘘のようなイイ男の魔法
怯えながら生きるなんてありえない無責任男の晃だが万里子を失った今変な話 強烈に感情が動くのはチビ万里子・旬の存在だけかもしれない。 楽しいシアワセとは真逆の怖い不安、というネガティブな感情だが確かに生きてる実感がする。「ほんと滅入るよ。飲
旬には無責任な晃が何一つ不自由なく毎日全力ハッピーにしか見えない。 しかし晃は心のなかでは最愛の女にゴミのように捨てられて人生どん底 だと旬には言いたくない。 なぜって夫婦喧嘩を全部旬は見て知っていて晃が万里子をそこまで 愛しているように
東京都内、晃と旬が暮らすマンションのダイニング。大人用テーブルを前に赤ちゃん用のテーブル付きイスに旬が座っている。小さなテーブルには小さなコップに牛乳、皿にロールパン。旬はこの工夫のない食い物を一週間食べさせられて不満が溜まっていた。&nb
震度7って大変な大きさ津波が危ない最近地震がなかった気がして凄く驚いてますみなさんの無事をお祈りします!
昨年「デモンドリーム」連載終了後放置してましたが、たまにアクセス解析見てみたらなんとエンムブック旬と晃のシリーズを読んで下さる方々がまだいてくださって本当に嬉しく感謝しております。そんなわけで今年も感謝のお正月企画をやりたいと思います。もし