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東風の凛 https://xn--u9j391hvzo558b.fc2.net/

東方神起の二人が登場する妄想小説を書いています。BLが大丈夫な方だけお楽しみください。

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2020/07/03

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  • 償い 39

    ユノにはわからなくても 僕はユノのそばにいた勿論僕にもユノのそばにいると言われた言葉を信じるだけで、姿も見えない声も聞けない状態だ僕は信じると決めたことしか信じないだから待てたんだこちらの世界の中途半端な空間で、与えられた仕事を続けたユノの声が聞こえた日空耳かと思ったでも シンドンヒョンが僕を訪ねて来て…僕はユノを探すことになりやっとユノに会える事がわかった全てが動き出したそれは待っていた時の緩やか...

  • 償い 38

    ユノを待ちたいんです僕達は離れた事が無いんですお願いします僕は温かい声の主に言った「残念だが、その彼は必要以上に多くの命を殺めた上に、自殺をした。自殺はとても深い罪なんだよ。彼には長い時間をかけて罪を償ってもらわなければならない。今までの記憶も消す事になる。」「そんな・・・、きっと僕が死んでしまったから、そうなったんです。僕のせいなんです。何とかなりませんか?」「君は天に行きたくはないのか?皆が望む所...

  • 償い 37

    浮かれた奴らに向かったもう誰も武器なんて身につけていない片っ端から切りつけたそして酒を飲み 戦利品のロザリオを胸に着けた奴が、この隊の長なんだろう「誰だ、お前は!」「お前の首にかけてあるロザリオの持ち主だ 」「嘘だ!そいつはもう死んでいる」「悪かったな、情報が足りなくて・・左利きだとは聞かなかったのか?」もうそれ以上話す必要がない俺はそいつの首をはねたロザリオは返してもらったその時の俺には、何も感じるものは...

  • 償い 36

    チャンミンが捕まった。俺は何を甘えていたんだあと少しだけ 休みたかったんだお待ちだって全然食べずに、ろくに眠らず俺を診ていたのにお前に何かあったら自分を許せない起き上がってみれば、ずっと寝ていたせいでふらついたでも、このくらいなら大丈夫だ息を大きく吸って吐いたそしてチャンミンが置いてくれた水を飲み靴を履いたいつもチャンミンに注意をされていた、靴ひもをキッチリと結んだ俺の刀を持ち もう戻らないこの場所...

  • 償い 35

    ユノは僕の中で果てて ぐったりとしていた僕はしっかりとユノを受け止めて、抱き締めた「チャンミン ごめん。本当にごめん。」「ユノ・・苦しいよね。思い出すのは辛いよね。でももう時間が無いんだよ。僕が一緒にいるから我慢してね・・僕の方こそごめんね 」僕は何度もユノにキスをした「ユノ・・一緒にシャワーを浴びよう?」「そう・・だな 」二人でシャワーを頭からかける僕はユノを洗ったユノも僕を洗うそうだよ・・いつも一緒に入っ...

  • 償い 34

    僕は出来るだけ、ユノの目の届く範囲では足を引きずらないように意識した多分いつものユノならすぐに気がついてしまうでもまだバレそうにはない感じだ僕の切られた足の傷口はもう腐ってしまっていたほとんど足先の感覚はないあと一日それだけでいい神様がいるのなら どうかユノの前で僕が死なないようにして下さい岩から滲んで溢れてくる水を水筒に入れる持っていたタオルも濡らした戻れば ユノが目を開けていたあぁ・・もう大丈夫...

  • 償い 33

    僕達は愛しあっている最中に ユノの記憶がどんどん戻るどれだけ泣かしたんだろう目は腫れ上がり、奥二重のアーモンドアイが一重瞼になっているユノ ごめんね苦しいよねでも 時間は もう止められないんだよ僕はユノを下にして 硬いユノを奥まで受け入れるこのまま いって良いんだよ僕はユノと同じ部隊で、戦ったユノを守るためにあるとき 戦いの後で 足を切られていたことに気がついたすっぱりと切られると痛みがなかったりするそれ...

  • 償い 32

    戦場では流行り病のおかげで お互いの兵士達が次々と亡くなった薬などない不衛生な状態で栄養も不足していたあの頃と同じだ俺は常にチャンミンを守る事を考えた大人になったチャンミンは 俺を守る事を考えた国の若い男達は たくさん亡くなったこれから先は 女と子供とお年寄りでどうするんだろうか俺とチャンミンは 生き残っているけど仲間をたくさん亡くした彷徨いながら二人で見つけた洞穴にはたくさんのトラップを作った俺はチ...

  • 償い 31

    ユノと僕がいる部隊は 勝ち残りながら攻めて行った終わりのない虚しい戦い戦争はそういうものだ憎しみは生き残った子孫に伝えられる子孫は何も知らない時から、憎しみを植えつけられる悲しい歴史はそうして繰り返される偶然僕達の兵役の時に始まった戦争この戦いに勝てば帰れるなんて甘かった僕達 ただの駒は使い捨てつまり国から捨てられたんだ帰ってはいけない家族に捨てられた僕達は 国からも捨てられた運命なんて皮肉な言葉を...

  • 償い 30

    チャンミン・・ごめんチャンミン言葉なんて 無理だあの時 俺はあと少しだけ 休みたかったんだチャンミンだって同じように傷ついた体で休みたかったはずなのに甘えてしまった隠れ家のある洞窟に 万が一見つかった時の合図が、聞こえた時に俺の中の何かが、切れた決して俺達がいた場所には来る事は出来ないわざと誘うトラップも含めて絶対にたどり着けないようにしただから 俺達のどちらかが姿を見せるのを待っていたはず特に俺の首...

  • 償い 29

    懐かしいユノの感触を思い出す何度も何度も愛し合ったよねユノがたくさん愛を囁いてくれたから今は僕がたくさん囁いてあげるねユノ 僕達は繋がるほどに 魂が一つになるきっと元は一つだったのかも知れないねどこかで化学反応をおこして 2つに分かれたそんな気がしない?ユノが一つに繋がりながら 泣きじゃくる僕に触れるほど どんどん記憶の波に揉まれるすごく辛いはずだよねでも こうして繋がりながら思い出す方が1人で思い出すよ...

  • 償い 28

    ゆっくりと歩いても直ぐに着いてしまうそれでも チャンミンと並んで歩くのは幸せだった部屋に入り ソファーに並んで座りチャンミンの肩に頭を乗せたこの肩の感触チャンミンの匂い忘れていた物をまた 思い出す涙が溢れるけど 拭うのも面倒だもうどれだけの涙が出たのかわからないチャンミンが抱きしめてくれる「う・・う・・チャンミン・・」チャンミンの項に顔を着けて泣くチャンミンがゆっくりと背中を撫でてくれる「ユノ 愛し合おう...

  • 償い 27

    「ユノ、少し外を散歩しませんか?」僕は 涙で腫れた目をして寝不足で隈の出来てしまったユノが心配で 声をかけた「・・うん 」扉を開けて暖簾を仕舞い、鍵をかけて出たユノが手を伸ばす僕がその手を握って 手を繋ぐ愛しいユノ僕は繋いだ手を胸にくっつけたそして 持ち上げて唇をつけた涙で潤んだ瞳で僕を見つめるユノ鼻を啜りながら 肩を寄せ合って歩く「チャンミンと会ってからさ、助けてって声が聞こえないんだよ。助けるのが俺の仕...

  • 償い 25

    俺は食べ終わり チャンミンにご馳走さま と言ったチャンミンが優しい顔で、お皿を片付けるそして、冷たくて甘いジュースを俺の前に置いて俺の隣に座ったそっと 俺の頬に手をあてて「ごめんね・・ユノ。苦しいよね。でも最後まで僕がそばにいるからね。」そう言って 唇を重ねた二人で住んだアパートのベッド硬めのスプリングで 寝心地も良かった全ての窓やドアの鍵を閉めたのを確認するのが日課だったそれから ベッドに行って服を脱ぐ...

  • https://xn--u9j391hvzo558b.fc2.net/blog-entry-26.html

    食べ終わり ご馳走さまと言った...

  • 償い 24

    ソファーに座って、水を口に含み暫く口の中にためるそしてゆっくりと飲み込むそんな事を繰り返しながら ぼんやりとしたチャンミンから流れてきた記憶の波に飲まれて激しい頭痛と、一度では飲み込めなかった記憶のために 気を失ったまだ思い出さなければいけないふぅ・・ヒョンの店に行かないとな今日は雲の多い日なんだな窓から見える外の景色を見て思ったよし 行こう自分に弾みをつけて立ち上がり出かけた店に着いてドアを開ける...

  • 償い 23

    俺は意識が戻ると 何とかシャワーを浴びて水を飲んだ鏡に映る顔は 隈が出来て青白い仕方がない俺が受けないといけない罰なんだろうから逃げない何百年も漂ってしまったチャンミン俺はチャンミンがいつもそばにいてくれたから幸せだったないつも一生懸命に俺の真似をした村では 食べる前に匂いを嗅いだり移動する時は 音を確かめたり気配に気をつける事を覚えたり星を見上げて眠る時も俺にくっついてさ星の明かりだけだったけどお前...

  • 償い 22

    「あれ?チャンミンだけ?ユノは帰ったのか?」「ええ、気を失ったので僕が運びました。」「そうか・・辛いだろうな。でも もう止められないからな。これが終われば チャンミンと一緒に行けるからな」「そうですね・・やっとなんですけど、見ているのも 辛いですね」「そうだな・・これからが 特にな 」そう 僕達は余りにも幸せな三年間を過ごした僕はどんなにユノを愛しただろうこんなにも人を愛せるものなんだって他人事のように感心したこ...

  • 償い 21

    大学の近くにあるアパートメントを借りた俺達が住んでいた施設の 何倍もあると思われる大きさの部屋に驚いた家具や食器も 前の住人が置いていった物があるどうやら こちらの国ではそれが当たり前らしい絨毯もベッドもソファーもテレビや冷蔵庫等置いて出て行くそして、新しい物が良ければ自分で処分をして新しく買った物を入れて使えば良いいろんな物の修理も自分たちでやる頼んでも来るまでに何日もかかるらしいなんか、良いなそ...

  • 償い 20

    いつしか俺は 神がいることにした方が楽になることに気がついたそれからは 祈ることに真面目になった俺の祈りは チャンミンと少しでも長くそばにいられることチャンミンが笑顔で過ごせることそれで充分だった神と言う名の 祈る対象があることでもっと深くチャンミンを愛せる気がしたチャンミンと二人で暮らしたいそのために勉強をしたチャンミンが、俺と繋がりたいと言った時は正直 びっくりしたまさか思いが通じるとは思わなかっ...

  • 償い 19

    俺はふらふらになってそれでも 走り始めた列車に乗ってしまったように逃げられない時を過ごさなければいけなかった神なんかいない人間が創り出した想像の産物だそう言ったし そう思っていたけれど 運命は、神が振り回しているかのようにも感じる事もあるもしも あの時俺の前にチャンミンがいなかったらチャンミンが他の子の手をとっていたらどうなっていたのだろうかチャンミンを守る為に 我慢も出来たチャンミンが喜ぶからした事...

  • 償い 18

    ラーメン屋の中 二人だけで俺はチャンミンに抱き締められてただ泣いていたどんどん記憶が戻ってくる何よりも チャンミンの感触や匂いが涙腺を刺激する離してはいけない手を 離したんだチャンミン 俺はチャンミンにしがみつき服を握りしめた苦しい頭が割れそうに痛い多分 そのまま俺は気を失った気がつけば 自分の部屋でベッドにねかされていた現実は何処なのか自分の部屋で一人 天井を見つめるチャンミンお前が俺と繋がりたいと言...

  • 償い 17

    僕達が幸せだったのは大学生の時だろう教会の施設では 僕達の為に戸籍もちゃんとしてくれて、パスポートも作ってくれた二人で猛烈に勉強をして、給付型の返済義務の無い奨学金を貰って外国の大学に通った二人で一緒に住み、一緒に大学やバイトに通った同性のカップルもいて、性については寛大だった僕達はいつものように、どこに行くのにも手を繋ぎ一緒にいた僕よりも数倍 警戒心の強いユノも随分とリラックスして見えたユノが部屋...

  • 償い 16

    村には薬なんか無かったからたかが怪我でも 死ぬ事があるだから チャンミンが怪我をしないように気をつけた幸い チャンミンは丈夫だったからか怪我も病気もしなかった俺達は 水にも気をつけていた綺麗な水がある所以外では 水に触らない綺麗な水があれば うがいをし 体も顔も洗ったいつも必ず手を繋いでいたあまり声を出しては喋らなかった誰かに見つかるのが嫌だった仲間が増えるのも、危険が増えるから避けたその代わり、俺達だ...

  • 償い 15

    ラーメン屋でチャンミンと二人俺が チャンミンを見るとチャンミンは静かに見つめ返した「 チャンミン、きっとたくさんの時間をかけて 俺を探したんだろう?」「 はい、隣に座っても良いですか? 」「 うん 」チャンミンは俺の隣に座った「ユノ・・いつもそう呼んでた。僕の記憶は全てユノと一緒にいるんです。」チャンミンがテーブルの上の俺の手にチャンミンの手を重ねた俺の周りの空気が動いた森の中で 大きな瞳に涙をいっぱいためている...

  • 償い 14

    本当にお互いに お互いしか いらなかった思春期になると周りの人達が、女の子と付き合ったり 可愛い子の話題で盛り上がったりしたけど僕達は興味がわかなかったあの村の出身だ子供を捨てる為の村生きる為に 食べる物が欲しくて幼い子供達が訳もわからず 体を売るまともな家など無かったから外でのそういう行為も 当たり前だった気がつけば消えてしまった子達は ついて行った子もいれば、黙って連れ去られた子もいただろう色んな現...

  • 償い 13

    僕達は常に学年のトップにいた寝床と食事が約束されているから、此処にずっと居たかった追い出されない為に、二人とも一生懸命だった配給する食事を作る手伝いの、イモや玉ねぎの皮を剥くのも率先してやった冬場は凍るような冷たい水を使うから、あかぎれたりひび割れたりしたけど気にしなかった時間があれば読書をしたり勉強をしたユノが奨学金制度を見つけて、二人で出来るだけ高い学歴を取ろうと言ったから、僕はユノの言う通り...

  • 償い 12

    僕達はどこにいても いつも二人でいた勉強もたくさんしたスポンジに水を吸わせるように何でも吸収した今までの常識が 何もかも砕かれる人の物は奪ってはならない…人の為に何かをするこれだけの事が おそろしく大変だった神に助けられたのに 複雑な気分だったユノはどうなのかなユノは僕よりももっと考えているのがわかる僕はベッドに座って本を読むユノの背中にくっついて、顎を肩に乗せる温かいその背中にくっついていると安心す...

  • 償い 11

    ザワザワとする気持ちのままソファーでぼんやりと過ごした外に行こう俺は考え事があると外を歩く仕方のない事を考えても何か変わるわけではない空の青さが 浮かぶ雲の白さが季節を表すねぇ ユノもうすぐ秋だねねぇユノあれは雷が来るよねねぇユノあの雲は手のひらに見えるねまただどれだけお前と過ごしたんだろう何を謝らないといけないのかそれらを思い出さなければいけない何の前触れもなくブラックホールに落ちた気分だシムチャ...

  • 償い 10

    俺はどうやら泣きながら眠り夢を見てまた泣き自分の声で 目が覚めたシムチャンミンなぜ あいつに会ってからおかしいんだろう胸が痛くて 苦しいのは 何故…ヒョンが俺の近くに現れたのは俺とチャンミンを会わせる為だったんだ泣きすぎて 頭が痛いはぁ取り敢えずシャワーを浴びよう服を脱ぎ バスルームに入ってお湯を出す頭からシャワーに打たれてじっとしていた何だっけ笑い声が聞こえる喉元まで来ている気がするのにそれが何だかわ...

  • 償い 9

    僕達はベッドで横になって 眠れるようになるまで1ヶ月以上かかった当たり前だけど警戒心が強かったいつでも二人で逃げられるように生きてきたそれは簡単には変えられない記憶にある時からだ教会で人間らしく生きる事を覚えて言葉も、文字も覚えただけど 僕達は二人だけに通じる目配せや 指の形の合図は変わらずに使ったシャワーなんて生まれて初めてで 気持ち良くてソープを全部使ってしまい教会の人々が驚いていた何もかもが異質...

  • 償い 8

    何百年も前に ユノと僕は出会ったその頃は 国がとても貧乏で赤ちゃんポストでは足りなくて赤ちゃんを捨てる為の村があった人々のモラルもなく 避妊薬も避妊具も無かったそして その村の人々は皆 短命だった薬なんか無かったからだ僕もユノもそこの出身だ生きる為には 犯罪をするしかない小さな頃から 自然と身につくことだユノと僕は記憶のある時からずっと二人で行動していたある時に偶然 村を出る機会があり二人で村を出た村では...

  • 償い 7

    「ご馳走様でした。ヒョン、また来るな」「毎日待っているよ。ありがとうございました。」「ありがとうございました」背中でチャンミンの視線を感じながら店を出たパタン・・ドアが閉まった「チャンミン やっと見つけたんだな。あいつで間違いないんだな。」「はい あの人です。随分と探しましたね。お手伝い下さってありがとうございました。」「いいね、これでチャンミンが天国に行くカウントダウンが始まったね。それにあいつが全てを思い...

  • 償い 6

    「君の名前を教えてくれる? 俺はチョンユンホ」「僕は…」「ユノ 2人とも先ずは食べちゃいなよ」「あ そうだよな。ごめん…」「僕はシムチャンミンです。店長 頂きます」「ふぅ ふぅ あち…ズズ」「ふふ 美味しいですよね」「うん…」「店長 小皿を貸して下さい」「ほい 」「ユノさん ちょっといいですか?」ふぅ ふぅ 「はい、これで熱くないですよ、どうぞ 」「ありがとう 」「ほら 麺が伸びますよ」うんもう 何だか涙で前が見えないし胸がいっぱいだ「ヒョン ...

  • 償い 5

    ヒョンはたしか…案内の仕事だ誰か迷っている人の案内で、かなり難しい仕事だ肉体が死んでも魂には探している何かがあって生まれ変われないんだだから必要な人や生き物を探して会わせてあげて、魂を天に行かせてあげるんだ店の中を見渡しながら考えたそっか誰かがこの辺の人を探しているんだろうなヒョンの仕事は天使の仕事だ前世にとても良い事をしたのだろう何故か俺の事を覚えていて、どちらかと言えば死神的な俺の事が見えるら...

  • 償い 4

    ぐっすりと眠り、目覚めればもう太陽は傾きかけていた腹がへった今日は近くのラーメン屋に行こうかなそれとも駅前にある入ったことのないラーメン屋にしようかな簡単な服に着替えて 外に出た仕事から帰る人々の疲れた顔を見て大変だな ご苦労様と心の中で呟いた塾に向かう学生も疲れた顔をしていた自転車に乗っていて難しい顔をしているスレ違い様に 頭に画像が浮かんだ「 君…あっ急いでいるのにごめんね。引っ越してきたばかりで教...

  • 償い 3

    助けて誰か助けて…いつものように行った襲われたのはカップルだった男は押さえられて女は別の奴ら数人に襲われたらしい女を助けてから男を押さえていた奴に痛みを与えた女の記憶を消し、男の記憶を消す前に腕を捕まれた「あんた、何者だ。何を使ったんだよ」俺は黙って目を合わせた「やめろよ、俺には効かないよ。とにかく妹を助けてくれてありがとう 」「お前こそ何者だ?」全く見透せない奴だ仲間か?「僕はただの魂の塊だよ。人の姿を...

  • 償い 2

    俺は前世で何か罪を犯したらしい死んでから何十年かの月日を、苦しみで過ごし今は人間の形をして地球で暮らしている過去の記憶は消されて、毎日誰か一人を救う仕事を課せられている左手からは恐怖と痛みを与える事が出来る右手は記憶を消す力がある目には全てを見る力があり、正しい道を教える力がが備わっている今日のように悪い相手の人数が多いと、身体は疲労して深い眠りに入る住む場所を与えられ、食べていける財産もある歳は...

  • 償い 1

    助けて…誰か今夜も俺の耳に響いてきた俺は声のする方に飛んだ助けて助けて段々声が近くなる「助けて」数人の男に乱暴されている奴を見つけた走り寄り 俺に顔を向ける暴漢達に向けて左手をかざす狂暴な顔から力がぬけるまだ左手をかざす奴らの瞳に恐怖を植えつけたそして 訳の解らない痛みを残した口々に呻き声をあげながら、ヨロヨロと逃げた俺は 散々奴らの暴力を受けて 血だらけになり服も裂かれていた奴を起こした「もう大丈夫だ。...

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