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  • 10月の歌舞伎座

    10月の歌舞伎座の演目は『天竺徳兵衛韓(いこく)噺』と『文七元結物語』です。冒頭は松緑演じる徳兵衛が父親伝授の妖術で蝦蟇を操るところ。ガマの迫力が凄い!お目当ては山田洋次さんの演出の『文七元結(ぶんしちもっとい)』です。駄目親父がなさぬ仲の母親を困らせてばかりいるので自ら吉原に身を売りに行き50両を工面しようとするお久をめぐりてんやわんや。獅童の駄目親父ぶりが本当、こんな人いるかもと思わせる。貫禄と人情味溢れる遊郭のおかみは孝太郎さん。今回の大目玉、寺島しのぶさんはお人よしのおかみさんを普通に演じておられました。まず、舞台装置にびっくり。写真上部はお久の家、下部は回り舞台の裏、遊郭のおかみの部屋。後は文七が身を投げようとする橋。単純なのに風情あり。10月19日観by風呼10月の歌舞伎座

  • 『 妹背山女庭訓 第二部 』(いもせやまおんなていきん) 於・国立劇場

    とうとう国立劇場建替え前の最後の歌舞伎公演になってしまいました。菊五郎さんが出演されるというので楽しみにしていたのですが体調不良により休演、急遽時蔵さんが二役での代役になりそれはこれはで応援に行かなくてはと出掛けました。隣家の求女(もとめ)に恋したお三輪は彼が何者である突き止めようと苧環(おだまき糸巻)の糸を彼の袖に縫い付け後を追います。求女は恋仲になった橘姫が何者であるかを知るためにやはり苧環を姫の袖に縫い付けて後を追います。実は橘姫の兄蘇我入鹿と求女の父藤原鎌足は敵対する仲でした。時蔵さんの元々の役も出番が少なく代役の鎌足も大団円に登場するだけなので思った程の負担ではなさそうです。それにしてもこの短い出番でも出演できない菊五郎さんのお身体が心配です。菊之助さんがそれはそれは素晴らしく他の追随を許さぬ圧...『妹背山女庭訓第二部』(いもせやまおんなていきん)於・国立劇場

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