最後のシーンを除けば、休日の朝にやっていてもおかしくないような話&女児向けアニメ的なギミックで構成されていて、シンプルといえばシンプルな内容。なので、色々と深読みできる要素はありますが、話については1話の段階では特に語ることがないというか、語りようがありません。演出については、アニメにしか出来ないことを追究しようとしている感じで、遊園地的な楽しさ、華やかさがあり、飽きさせない作りとなっています。また、話の展開、流れが唐突な部分はあるものの、それをあまり気にさせず、視聴者を引き込む形に持っていくパワーのある演出になっていると思います。ただ、ウテナを知らなかったり、アニメを見慣れていないような方、…
お金を巡る話、EDがschool food punishmentということで、東のエデンを意識させる部分があり期待していたのですが、私にとって、訴えかけてくるものがない、単に金融をネタにしたあまり出来のよくないファンタジーでしかありませんでした。制作会社は違いますが、中村健治監督は、作品ごとに残念な感じになっていると思います。 私が見た感想のなかで、輪転機発動を「日銀による国債引き受け」と捉え、サトウの行動は現実にそれをやればIMFが止めることを表しているとし、「輪転機発動は間違い。この作品はそれを寓話的に描いた警世の作品である。」的なことを書いている方がいたのですが、その解釈が合っているかど…
ドラマ「鈴木先生」総評 鈴木先生は白熱教室入門編として最適な教材だ!
この結論、主張に持っていくために人物・展開が作られ、配置されている感や、綺麗にまとまりすぎているところがありますが(原作は違うようです)、その主張の部分については同意でき、概ね満足できる内容でした。しかし、やはり不満があるのは事実なので、ここから主だった不満を書いていきます。 重要視していた、足子先生と神田の扱いですが、足子先生のほうは安易に改心するでもなく、悪者として切り捨てられるでもない扱いでよかったのですが、個人的な恨みでしか行動していない駄目な大人という感じが強く出すぎていて、己が信じる教育感のぶつかり合いという側面が弱くなっていたので、もう少し足子先生に共感できるような材料があれば、…
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