私が「言語には差異しか無い」と言うソシュールの命題を自分の研究対象にしようとしたのは、今から思うと神のお告げに近いものがあったと思う。 これは、ソシュールの一般言語学を齧った人なら誰でも知っている命
自分が日頃思う現代言語学の納得いかない部分を1つ1つ紹介しようと言うサイトです。
言語の謎に興味をもっていろいろ考えていたら、どうしても、今の言語学に疑問がいっぱい出てきてしまいました。自分は、まじめに考えているつもりなのですが、周りは自分とは違う論理で動いているようです。このギャップを解消したいと常々思っています。
記憶喚起の為の記憶の同一性というテーマでいこう。 何かを記憶して、それを思い出すという場合、その「形」の自己同一性が、時間の流れの上の別の時点に、保たれたまま喚起される。 私が問題にしているのは、
私が最初に言語における記憶喚起に注目したのは音韻体系をミニマルペアの観点で解析した時。 記号のシニフィアン(言語の形の側面)に関して、我々が自分の意志で記号を記憶から喚起できるのは記号の離散性のお陰
今、記憶は、認知主体が自分でコントロールしているという理解が一般的である。 これは人間に関しては、正しい部分もあるのだが、人間以外の動物に関しては全く当てはまらない。 何故なら、彼らの記憶喚起は自
我々は、元素によって構成されている物質が、時間の流れに抗って存在し続けるのを不思議に思わないが、これこそが、最初に生まれた記憶である。 この感覚をついつい、我々の記憶にも投影してしまう為、記憶の自己
意識の問題を解く上で、私は記憶と記憶喚起を主題とした記憶科学が役に立つ筈である。 それは、この世の全ての物が、記憶という媒体を通して進化してきたと考える事が出発点となる。 我々人間の自己意識は、現
インターネットで情報を探していると人工知能や仮想現実に関して大きな技術の進歩があるのが分かる。 しかし言語の解明に関しては完全に蚊帳の外。 人類はこれからも科学において一番重要な問題を棚上げにして
最近、毎日、何かを投稿する事が目的になってしまって、行き当たりばったりの内容になっているので、今後どうしようか迷っている。 ただ、そういう中でも、面白い発見があったり、意外な繋がりが見えてきたりとい
人工知能は実は単なる機械学習であり、いくら高度にしたとしても人間の知能には及ばない。 人工知能という用語が紛らわしく誤解を招いている。 これと似た事が仮想現実という用語にも当てはまる。 コンピュ
言語というのは、単なる知識を伝達する媒体ではない。 より重要なのが、言語共同体の持っている価値観を保持するという役目がある。 ところが、今の言語学では、この価値観の存在に関して全く触れることがない
言語の本質を理解するのに、言語を研究してはいけない理由。。。
音声言語であれ、手話であれ、特定の言語の特徴を研究する事が、言語の謎の解明に繋がらない大きな理由は、一つの言語が完成するまでには、何代にも渡る様々な人達の介入があるのだが、それらの影響を全て一般的な言
OPEN Foundation:"Your Consciousness is Not in Your Head." Interview with BERNARDO KASTRUP, PhD 今、注目されているらしい哲学者の BERNARDO KASTRUP 氏の彼の意識の理論に関する短いインタビュー記事。
我々が見たり聴いたり感じたりしている世界は全て仮想現実であるという人がいる。 それでコンピュータで作られる仮想現実を引き合いに出して、それをプログラムする別の主体がいるのではと考える。 私には、と
宇宙の意識・記憶の歴史は、三段階の次元が層を成している。 最初は、物理化学的な時空間、 二つ目は、生物認知的な時空間で。 今回、三つ目を、言語人格的な時空間とすることにした。 この人格というのは、
Tianqiao & Chrissy Chen Institute:A Minds Wide Open Short: Sir Roger Penrose and a theory of consciousness ペンローズ博士も、意識の研究をする上で、やはり脳の機能に拘っている。 私は、意識を理解
Closer To Truth:Tim Bayne - Free Will: Essence and Nature 西洋哲学でよく議題に上がる「自由意志」だが、行動をとるための意志が自由かどうかを考える前に、行動を取るための意志がどのように生まれるのかの
離散的な関係を理解する上で、コンピュータがどうやってデジタル情報を扱っているのかが気になった。
意識の問題を解明しようとする時、脳の機能を解明する事でそれが可能になるのではという考えがある。 私も意識の形成に脳が大きく関わっている事は承知しているが、私は自分の研究に脳を関連付けない。 記憶で
記憶は誤解されている。 記憶は認知システムで、認知主体が自分の意志で喚起出来る対象ではない。 記憶は、それ自体が一種の主体であり、自己同一性を維持しながら進化して行く。 我々人間は、そうして進化
人類の誕生と人間の誕生は、時期がズレるのと、実は、意識/記憶の進化の全く違うレベルに属する。 人類の誕生は、物質から生命が生まれた延長線上にある。 つまり物質的な記憶の進化のレベルである。 生命
Closer To Truth:John Hick - What is Truth? 「1+1=2」というのは、客観的な真実だと言っているが、私は、「1」という数字は、人間が「自分自身の自己同一性」を投影する事で成立していると考えると、非
音声言語の形は、音素だけではない。 音声を使って言語の形が作られる意味を考えてみよう。 手話の形との比較が重要になる。 私は、従来の言語学はしない事ははっきりとしたのだが、それでも言語を研究の対
「何故 AI は赤ちゃんに敵わないのか?」という問いに私なりに答えてみようと思う。 AI は生命に備わっている知能を発揮する認知システムのメカニズムを模倣した「機械学習」であるのに対して、赤ん坊でも人間の
音素の差異を価値の体系に構築する動的なメカニズムとしての枠組みとは。。。
ミニマルペアは聴覚による差を聴き取る事によって音素を弁別するのだが、同時に全ての音素の差を一つの価値の体系に構築する為の枠組みが必要になる。 この枠組みは、発話自体が時間軸に沿ってリアルタイムに展開
我々の動きというのは、大部分が我々の記憶喚起メカニズムによって制御されている。 身体が勝手に動くということは誰でも経験している事だと思う。 スポーツなどで練習するのは、動きを記憶して直ぐに再現でき
言語を科学しようと言うアプローチ自体が間違っている。 それでもソシュールは差異に注目した事で良い所まで行ったが、完成せずに途中で終わってしまったし、コーパスを使って文法研究をするチョムスキーは完全に
最近、ソシュールの記号の半分とラングを完全に否定することになったので落ち込んでいる。 チョムスキーは最初から論外だったのだが、ソシュールに関しては「言語には差異しか無い」という彼の遺した命題一つに拘
今、言語にどうして方言があるのかを考えている。 これは「正しい言語」とか「標準的な言語」という国の政策や、メディアの影響によって生まれたものが先ずあって、方言というものは、周辺に位置するものである。
言語の研究をするのに文字で記述された言語を研究対象としてはいけない。 今を生きる人の発話であっても、それは何千何百年前に記述されたものと本質的に変わらない。 生物学をするのに死体の解剖だけをする人
音声言語だけを言語学の研究の対象にしてはいけない三つ目の理由。。。
音声言語だけを言語学の研究の対象にしてはいけない理由の三つ目は、結構最近気が付いた。 それは言語が存在するという幻想を我々に抱かせてしまう事。 言語を話すのはあくまで人間であるが、まるで言語という
音声言語だけを言語学の研究の対象にしてはいけない理由を考えてみた。 一番の理由は勿論、視覚身振りチャンネルに特化して誕生した手話の存在を軽視さもなくば無視する事になるから。 視覚と聴覚のどちらでも
記号の二つの側面、言語の形と意味の関係について考察している。 ソシュールは、それを恣意的であるとしたのだが、それらが、其々、独立した価値体系であるとした場合、何が変わるのか考えている。 二つの価値
言語と言う対象を研究する上で言語学と哲学と言う二つのアプローチがあるが、私は始めから哲学は好きではなかったし最近は言語学を本格的に拒否し始めた。 元々、言語学はパリでの数年間の自由聴講で大まかな事を
言語に関する私の思考実験は特にメソッドは無い。 一種のブレインストーミングを行い、言語に関する事実を列挙しながら、それらを全て満足させられる理論の構築を目指した。 そうすると、今まで言語学の常識と
何故、言語を研究しても言語の謎が解けないのか。 これは、特に音声言語の研究に該当する。 言語というのは、歴史も長く社会的なものであるという事が災いしている。 更に、音声言語の起源などはタイムマシ
IMBeggar:Do God and science contradict each other? 西洋ではキリスト教か科学かという二元論の議論があるが、私の持っている日本的な感覚とは相いれない。 西洋の神には人格があるが、日本の神々は特にそ
最近、アナログな自己同一性がどうやって成立するのか考えている。 いや、アナログな構造の中に、実はデジタルな構造が隠れているのかもしれない。 認知的な記憶はアナログであるが、そこに知覚から反応行動に
私は身長が高いせいもあり、書店などで屈んだだまま立ち上がると立ち眩みをよく起こす。 そのとき、私がする反射行動は、両手で何かにしがみつく事である。 目の前の視界から光がふっと消えて行く時、両足を踏
la linguistique universelle(普遍言語学)。。。
ソシュールは「la linguistique générale(一般言語学)」を提唱した。 私が提唱するのは「la linguistique universelle(普遍言語学)」になるが、「言語の普遍的な特性」を列挙する学問ではなく、特定の知覚運
私が、言語的な時空間の存在を提唱する大きな根拠が、音声言語の音韻体系を構成する音素を弁別する為の操作であるミニマルペアである。 只、音素の弁別と識別は大きく違う。 ミニマルペアで行われる音素の弁別
フランスに言語の研究をするために来て、早や30年が経とうとしているが、私の言語の研究の一つの原点は、手話の存在である。 人間が視覚に特化して言語を発明する事ができるという事実は、知覚運動チャンネルに左
言語学は、ソシュールの没後に弟子たちによって著された「ソシュールの一般言語学講義」によって近代化するきっかけを得たが、ソシュールの言語理論が完成していなかった為、残念ながら、誤解、或いは曲解されて世界
Closer to Truth:Sean Carroll - What are Observers? 量子力学で議論される観察者効果を解決する糸口は、言語の謎を解くことにある。 何故なら、我々人間が観察者となって科学的な記述をする際に、必ず言語
私の現在のブログのタイトルは「言語学を超えて」だが、数年前までは「言語学の嘘」だった。 自分が研究しているものが言語学には収まらないという事を自覚したのと、そういうアドバイスをもらったからだった。
言語学は現在、音声言語の音素を、国際音声記号を使って物理的な平面上に視覚的なコントラストを使って記述したものを主な研究の対象としている。 手話の研究も世界中で行われているが、音声言語と記述方法も異な
私の考えている「記憶」というのは、一般的なものと違う。 私の考える記憶というのは、自己同一性を維持しながら進化する存在である。 ここら辺を、うまく説明できるようになればと思う。
ソシュールの記号の定義は、半分だけあっていて、半分間違っている。 それは、ソシュール自身が、自分で見つけた「言語には差異しか無い」と言う命題を、記号のシニフィエだけに適用した事が原因である。 記号
ソシュールの記号は不完全である。 それは「言語には差異しか無い」という命題が、言語に意味の側面であるシニフィエにしか適用されていないから。 言語の形の側面であるシニフィアンも差異で出来ているとする
動物の記憶喚起はアナログ、人間の記憶喚起は、アナログ+デジタル。。。
Closer To Truth:Colin Blakemore - Language and Consciousness 言語学の抱える問題には様々なものがあるが、その一つが、言語はコミュニケーションの道具であるという命題である。 コミュニケーションをす
言語学の最大の問題は「音素は言語の最小単位である」という前提だと思う。 これにより、言語の形の側面であるシニフィアンの確立過程が無視され、既に体系として確立された様々な音声言語の文法が研究の対象とな
混沌から離散化して起こる私の連続ビッグバン理論では、三段階で現在に至るが、見かけ上は、先ず物理的な時空間が誕生し、その中に化学物質が生まれ更に生命を生む物質的な進化と、生命と同時に誕生した認知が言語に
やはり無理をしても投稿すると、必ずと言っていいくらい新しい発見、新しい概念の組み合わせに出くわす。 今の段階で、他人に理解してもらおうと思うのが、無理があると言うのは理解しているつもりだが、自分の思
表裏一体の、意識と記憶の進化。 三層を成す記憶の進化の歴史。 1.物理化学的な時空間 2.生物認知的な時空間 3.言語人間的な時空間 自己同一性は、離散的に分裂したものが、再びであることによって確
自己記憶喚起というのは、時空間を生み出しながら、その上で、自己の同一性を生み、維持し、進化させていく動的な循環サイクルである。 これは、そのまま存在論になる。 存在論という事は、哲学の範囲内なのだ
「言語はコミュニケーションの道具である」という命題が成立する為には、複数の人間が、同じ言語の形と同じ言語の意味を識別できる必要があると私は考えている。 また、この言語の形と言語の意味というのは離散的
言語の謎を解明するのに、日本語や英語などの特定の言語の文法を研究する事が、全く有効な手段でないという事に言語学者が気づく日が来るのだろうか。 今の言語学は、絶対的な時空間の存在を前提とするニュートン
Closer To Truth:Brian Keating - Asking Ultimate Questions 久しぶりに面白い動画に出会った。 この人は、ビッグバンには4種類あると言っている。 1.宇宙が無い状態から宇宙が生まれたビッグバン、
日本から取り寄せた、今井むつみ/秋田喜美 著「言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか」を手に取って眺めているのだが、言語の本質を探究するというアプローチでは永遠の足踏みをするだけで、その先に行けな
最近、イタリア語の動画の聞き流しを中断している。 イタリア語の形と意味の間に、自分自身がどの様な関係を築くのだろうか、もう少し、記号の離散性の本質と記号設置問題に関して考えた後に、再開しようと思う。
今の言語学(特にチョムスキーの生成文法)は、絶対的な時空間を前提とするニュートン力学になぞらえる事が出来る。 音素は物質の元素に、文法(統語論)は物理法則に該当する。 しかし私が知りたいのは、音素
最近、絶望している。 私はずっと言語学の常識に異を唱えて来たのだが、まさか「特定の言語」を研究する事が我々が言語を理解する上での最大の障害であると言う結論に達するとは思わなかった。 私の言語学の原
私はスピリチュアルな人間ではない。 オカルトには子供の頃から興味があって、今でも好きだが、だからといって全てを信じている訳ではない。 そんな私でも一つだけ信じていることがある。 それは、この宇宙
私は音素が単位として認識できない。 これは、もしかした一つの発達障害かもしれない。 でも、この障害のお陰で、人間の持つ離散化能力に関して理解する事が出来た。 ただ、問題は、他の人達は、私の様な障
最近、中国製と思われるBluetoothのイアフォンを通販で買った。 パッケージも全部中国語で書かれていたし、電源のオンオフのメッセージも中国語である。 電源オンは、多分「開始」かなと推測しているのだが、
少し前に日本から取り寄せて読んだ今井むつみ氏・秋田喜美氏共著「言語の本質」。 日本語のオノマトペに注目するなど、面白いとは思っていたのだが、言語の形の成立に関する基本的なスタンスが私と全く違う為、全
私はフランスに来てから手話に触れたのだが、フランス手話をマスターする事は敢えてしなかった。 その理由は、手話との距離を保ちながら研究を続ける為である。 手話を「言語」と見做す事は、無意識に音声言語
最近、発見したのだが、言語と言う枠組みがある事によって、言語学という学問自体が歪められていると言う事実がある。 これは、言語学者達が、音声言語を人間の自然言語の優先的なモデルとして採用しているからで
チンパンジーのジェスチャーは人間でも理解できる!?【#山極寿一 × #鈴木俊貴 『動物たちは何をしゃべっているのか?』刊行記念対談】 お二人の対談に私は参加できないということは分かった。 私が研究しよう
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私が「言語には差異しか無い」と言うソシュールの命題を自分の研究対象にしようとしたのは、今から思うと神のお告げに近いものがあったと思う。 これは、ソシュールの一般言語学を齧った人なら誰でも知っている命
言語がコミュニケーションの道具であると考えている言語学者は永遠に言語の本質に到達する事が出来ない。 コミュニケーションが成立する為には、複数の人間の間で同じ言語の形と意味を共有出来ないといけないのだ
ソシュールの「言語には差異しか無い」という命題で、私は「差異の言語学」と言う異次元の言語学を研究する事になるのだが、逆を言うと、それまでの誤った言語学を、言語の現実を観察できる正しい言語学に導いてくれ
私はソシュールの「言語には差異しか無い」と言う命題を証明する事を出発点にしているのだが、この選択をした時点で、私は現在の主流の言語学とは別の次元の言語学に没入してしまった。 従来の言語学を「単位の言
世界中に言語ほど、身近な存在でありながら、その本質が全く理解されていないものもないと思う。 その第一の原因は、誰でも特別な訓練を受けなくても言語を習得出来るからである。 だから、言語学者が各々、勝
ChatGPT4 says: This is a profound and ambitious question—and it opens a door to a bold philosophical move. Here's a structured answer: ✦ Can the Ontology of Evolving Self-Memory Be More Fundamen
Can we say that the time itself is generated by evolving self-memory? Yes — and in a philosophical framework, that’s not only a powerful idea, but one with deep precedent and rich implications.
how do you define evolving self-memory? ChatGPT said: Evolving self-memory can be defined as: A dynamic, autonomous mechanism through which identity is continuously recorded, modified, an
This definition was formulated through an extended dialogue with ChatGPT-4. Evolving self-memory can be defined as:A dynamic, autonomous mechanism through which identity is continuously recorded, m
今、ChatGPT4を使って、自分の投稿の英訳をしているのだが、学術的な文体で、しかも勝手に文脈を補完しながら、さらに要約までこなすという離れ業をやってのけてくれる。 折角なので、一応、内容の確認はしなが
The following is a translation of my previous article in Japanese, generated with the assistance of ChatGPT-4. While it may not fully capture the entirety of my intended nuances, it nonetheless provid
私の目指している言語学は、「ソシュールの一般言語学講義」という本の中にある「言語には差異しか無い」という命題からインスピレーションを得た「差異の言語学」である。 これに対し、従来の言語学を「単位の言
私の言語の概念は、普通の人とは、根本的に異なる。 例えると、近代化学と中世ヨーロッパの錬金術くらいの差があると思っている。 我々は既に21世紀に生きているが、だからと言って、全ての学問分野が近代化さ
二人の異なる人間は、生活に支障の無い相互コミュニケーションが取れるとしても、全く同じ「言語」を使っている訳ではない。 例え、異なる言語を使っていたとしても、共同生活に支障の無い範囲で「文脈」を互いに
私が会社を辞めてフランスに来て、言語学を本格的に始めた時、伝統的な言語学を完全に否定する決断を下した。 それは「言語はコミュニケーションの道具である」という命題は正しいが、コミュニケーションが成立す
私は、言語と意識というのは密接な関係にあると考えている。 だから、現時点で、言語学と意識の研究の接点を語る人が、私が見た限り、一人もいないのは、由々しき事態だと思う。 では何故、言語学者は、意識に
最近は「Consciousness(意識)」が宇宙の根本を成しているという視点を持つ人も多くなっているが、私は意識を知るためには、先ず言語の研究をすべきだと思っている。 しかし、それは、文法学としての言語学では
Closer To Truth:Alex Gómez-Marín - Le domaine des études de la conscience 私の印象では、西洋での「Consciousness」の研究は、神の存在を議論する神学のような様相を呈している。 つまり、それは、科学
今から、大学等で言語学を専攻しようと思っている若い人は、現在、世界中で教えられている言語学は、あなたの目指そうとしている言語学ではないと言う事を知った上で、その選択をして欲しいと思う。 只、もしかし
自然言語を新しく発明したり、既に存在しているものを習得したりする仕組みが人類には遺伝的に備わっており、これこそが我々を人間たらしめているのだが、我々は、この仕組みを具体的に知っている必要性がない事も手
波動の蓄積が形成する混沌からの離散化を解明する手掛かりは、次元の成立の仕方にある。 混沌が0次元だとすると、1次元の時間と3次元の空間の成立過程に順番はあるのだろうか。 時間的な記憶と空間的に記憶
言語の研究をする上で、私の大きな利点は数学を使えない事である。 チョムスキーは数学で言語のメカニズムを解けると考えたが、私は、このお陰で、人間に言語と数学の両方を与える事の出来る記号(記憶子)の成立
我々の思考は、記憶操作であると言うのが基本である。
一般的に存在と言うと物質を引き合いに出して「形のあるもの」と「形の無いもの」に分ける事があるが、これは間違いで全ての存在には何らかの形がある。 私は存在を「時間の流れに抗って同じ形を維持し、更に別の
数学というのは記憶を記述するメソッドである。
私が存在論に「自己記憶」という概念を持ち込むのは、既に粒/単位が存在する時空間/場が既に確立している状態で、何ものかの存在の有無を議論するのではなく、この時空間/場自体が確立される過程、つまり「連続し
記憶、あるいは自己記憶が成立する為には、形が再現される必要がある。 記憶されるのは常に形なのである。 例えば、音楽は人間に固有であるという時、何が本質であるのかと言うと、人間だけが音階を理解する事
生命に共有している認知システムの一部である記憶のメカニズムは、正しく理解されていないと思う。 例えば、心理学や言語学では、生命に記憶と言う機能が備わっている事は、当たり前な事の様に捉えられていて、記
PIVOT 公式チャンネル:【宇宙物理学最後の謎に迫る】東京大学教授・戸谷友則/宇宙になぜ生命があるのか/「戸谷論文」の衝撃/宇宙論の現在/宇宙はクリーム色?【EXTREME SCIENCE】 「宇宙には何故生命がある
記憶するという事は、自らの実体を保存し、それを後から再現するという過程であり、これは、我々がインターネット等を通して、プログラムやファイルを共有できるのと似ている。 これが可能になるのは、それが情報
Closer To Truth:Roy Baumeister - How are Humans Unique? この動画で、Robert Lawrence Kuhn 氏が「動物と比較して人間に固有なものは何か」と心理学者に質問しているのだが、彼の答えはどれも的外れである。
記憶と言うのは生命の持つ認知システムを構成する一つの重要な機能であると言う理解がなされているが、記憶に特殊な構造があり、情報伝達の視点から、形式的なアプローチを取る事が出来る。 記憶とは自己同一性を
波から粒に変わる離散分裂には、反動が伴う。 それが、粒同士を引き寄せる重力である。 粒同士が(再び)出会うと、粒が波に戻り、二つが融合し、新しい自己同一性を確立する。 でも、これは本当に「波」な
生命の形を記録する遺伝子は、同時に生命の行動のシーケンスを記録していると考えている。 認知システムの基本となる自己意志は、遺伝子によって確立されている。 これを解明するには、ソシュールの記号の発展
Daily Dose Of Wisdom:Scientists Are Changing Their Minds (EVIDENCE For God!) 私の強みは、認知システムからの言語の誕生のメカニズムを知っている事であるが、これが、量子力学及び、生命の起源と進化を司
自己記憶という、この宇宙のあらゆる存在を支える動的なメカニズムは、連続した波動の蓄積によって形成される混沌からの離散化という過程を通るが、これは更に、離散分裂(再)融合更新循環サイクルという、離散的な
Klee Irwin 氏が提唱する自己シュミレーション仮説では、物理主義からの脱却を図り、物質を情報で置き換える事を主張しているが、これは不完全。 何故なら、物質も情報のどちらも、単位として成立した段階をデフ
私の「自己記憶進化論」は、言語の観察を通して得たものであるが、数学の素養の無い私が、量子力学とどうやったらシンクロ出来るのか考えてしまう。 いや、そういう事をあまり気にしないで、自分のペースで進むし
「三人称単数現在の『s』」と言うのは中学で学んだ。 これは、多くの西洋語に人称や数(更に性)があり、「He likes」と動詞の「like」の現在の活用形の語尾には「s」がつくと言う文法的な規則があるからである。
くろ丸 さんが4か月前に投稿した「自己シュミレーション仮説」に関する動画。 【新説】この宇宙の正体がわかりました。全ては「わたし」という宇宙思考が生んだ壮大な『自己シミュレーション』かもしれません。【