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周防大島デジタル詩人西山喬 http://blog.livedoor.jp/takashiclub/

瀬戸内海に浮かぶ周防大島で詩人・写真家をしながら島の毎日を伝えています。

周防大島の何気ない日々の中で出会った感動や、私なりの島めぐりをお届けします。

デジタル詩人西山喬
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住所
周防大島町
出身
周防大島町
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2009/03/16

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  • やまぐちのナゾさんぽ-宇部市-を歩く

    いざ!「やまぐちのナゾさんぽ」。小さなプレートを探して歩く、ナゾ集めは、県内19コース!【西山的5段階評価】1.宇部市コース難易度★★★★距 離★★★★(第1ポイントから25.4㎞程度)絶景度★★★★宇部市と言えば映画『エヴァンゲリオン』。映画

  • やまぐちのナゾさんぽ-柳井市-を歩く

    いざ!「やまぐちのナゾさんぽ」。小さなプレートを探して歩く、ナゾ集めは、県内19コース!【西山的5段階評価】1.柳井市コース難易度★★距 離★★★(第1ポイントから20.7㎞程度)絶景度★★歴史度★★★★★思ったより広い柳井市。日積地区から始ま

  • やまぐちのナゾさんぽ-山口市-を歩く

    いざ!「やまぐちのナゾさんぽ」。小さなプレートを探して歩く、ナゾ集めは、県内19コース!【西山的5段階評価】1.山口市コース難易度★★★距 離★★★★(第1ポイントから27.3㎞程度)絶景度★★★さすが県庁所在地だけあって人が多い。町中スタート

  • やまぐちのナゾさんぽ-防府市-を歩く

    いざ!「やまぐちのナゾさんぽ」。小さなプレートを探して歩く、ナゾ集めは、県内19コース!【西山的5段階評価】1.防府市コース難易度★★★距 離★★(第1ポイントから13.5㎞程度)絶景度★★★歴史度★★★★★これまた都会だ!と思った防府市。人も

  • やまぐちのナゾさんぽ-周南市-を歩く

    いざ!「やまぐちのナゾさんぽ」。小さなプレートを探して歩く、ナゾ集めは、県内19コース!【西山的5段階評価】1.周南市コース難易度★★距 離★★(第1ポイントから23.4㎞程度)絶景度★★★★周南市はやはり町だな、と感じながら、信号待ちや渋滞を

  • やまぐちのナゾさんぽ-下松市-を歩く

    いざ!「やまぐちのナゾさんぽ」。小さなプレートを探して歩く、ナゾ集めは、県内19コース!【西山的5段階評価】1.下松市コース難易度★★距 離★★(第1ポイントから14.7㎞程度)絶景度★★★★少しずつ周防大島から探しに行くには遠くなってきたけれ

  • やまぐちのナゾさんぽ-光市-を歩く

    いざ!「やまぐちのナゾさんぽ」。小さなプレートを探して歩く、ナゾ集めは、県内19コース!【西山的5段階評価】1.光市コース難易度★★距 離★★(第1ポイントから16.2㎞程度)絶景度★★★歴 史★★★★★初代総理大臣、伊藤博文さんの生誕の地と

  • やまぐちのナゾさんぽ-田布施町-を歩く

    いざ!「やまぐちのナゾさんぽ」。小さなプレートを探して歩く、ナゾ集めは、県内19コース!【西山的5段階評価】1.田布施町コース難易度★★★★距 離★(第1ポイントから7.3㎞程度)絶景度★★古墳の多い田布施に感じる魅力は尽きないが、今回のナゾ

  • やまぐちのナゾさんぽ-平生町-を歩く

    いざ!「やまぐちのナゾさんぽ」。小さなプレートを探して歩く、ナゾ集めは、県内19コース!【西山的5段階評価】1.平生町コース難易度★★★★距 離★★★★(第1ポイントから27.6㎞程度)絶景度★★★★★平生は海に突き出た半島と、風車の並ぶ大星山が

  • やまぐちのナゾさんぽ-上関町-を歩く

    いざ!「やまぐちのナゾさんぽ」。小さなプレートを探して歩く、ナゾ集めは、県内19コース!【西山的5段階評価】1.上関町コース難易度★★距 離★(第1ポイントから6.3㎞程度)絶景度★★★★★割と小さな島で完結するので、実質の時間は40分かからな

  • やまぐちのナゾさんぽ-周防大島町-を歩く

    いざ!「やまぐちのナゾさんぽ」。小さなプレートを探して歩く、ナゾ集めは、県内19コース!【西山的5段階評価】1.周防大島町コース難易度★★★★★距 離★★★★★(第1ポイントから51.5㎞程度)絶景度★★★★★さすが瀬戸内海で3番目に大きな島、

  • やまぐちのナゾさんぽ-和木町-を歩く

    いざ!「やまぐちのナゾさんぽ」。小さなプレートを探して歩く、ナゾ集めは、県内19コース!【西山的5段階評価】1.和木町コース難易度★距 離★(第1ポイントから2㎞程度)絶景度★★★蜂ヶ峯総合公園だけで終わるので、プレート探しだけなら30分もあれば

  • やまぐちのナゾさんぽ-岩国市-を歩く

    8月から始まっている「やまぐちのナゾさんぽ」。小さなプレートを探して歩く、ナゾ集めの散歩。県内19コースあって、ナゾを解くとプレゼントに応募できる。ということで、夏からのチャレンジをまとめてみた!私個人の感想をもとに勝手にデータ化。各コース、回ると

  • 令和3年 天徳の恵までの道のり

    周防大島の水場【天徳の恵】。以前、大島大橋に船がぶつかって水道が断ち切られ、島全体で1か月を越す断水が続いた時は、島民が水場を求めて情報を出しあったものだ。久賀と日前の間にある、天徳の恵もその1つで、かなり前から知る人ぞ知る水汲み場とのこと。車を停め

  • 飯の山展望台リニューアル

    周防大島の入り口にある小高い山。【飯の山(いいのやま)】。山頂には展望台があり、近頃リニューアルしたばかりなので、階段もきれいで登りやすく、手すりの色は大島大橋と同じ色。山頂までは車で行けるが、狭い道なので注意が必要。歩いても十分登ることが出

  • せとうちつなぐキッチンでの新年

    気づけばお正月も過ぎて、コロナ騒ぎもおさまらないものの、なんとか平穏な日常を周防大島で過ごしている。不安な気持ちは一層増す中でも、新年くらいはゆっくりしたいと思って、正月の3日は【せとうちつなぐキッチン郷の家】にて、今年最初の外食を楽しんだ。静

  • フィッシュ&オイスターバー ラヴェリテ

    周防大島は今年になってコロナ、豪雨災害による観光面、経済的な打撃は感じつつも、半面、たくさんの新しい飲食店が誕生するなど、勢いも感じた1年となった。そんな中、片添ヶ浜海水浴場に誕生したお店、【フィッシュ%オイスターバー ラヴェリテ】。片添ヶ浜の海を

  • 山と、川と、それから一心うどん

    周防大島の美しい風景と言えば、海を想像しがちだが、水が豊かで小さいながら川の多い島では、山間の川のある風景も美しい。私の好きなうどん屋さんで、三蒲(みがま)の【一心うどん】。心温まる民家のようなうどん屋さんで、のんびり川の音や、山の空気を楽しむ。

  • アロハオレンジ・セカンド!

    ギャング丼で有名になった、【アロハオレンジ】が2号店を、同じ地域内に誕生させた。その名も【アロハオレンジ・セカンド】。名物ギャング丼はもちろんのこと、セカンドのオリジナルメニューも登場。久賀にある中央フードの斜め向かいに出来たお店。新しい店内に

  • サルワーレでカフェ

    周防大島の南岸、志佐(しさ)と日見(ひみ)の間にある、薪窯でピザを焼くお店【サルワーレ】。海の見えるピザ屋は人気が高く、たくさんの人が訪れる。少し時間帯をはずして、カフェタイムに遊びにいってみた。西を向いているので、日が沈み始める時間帯の風景

  • パワービーチのガーリックシュリンプ

    少し前のことだが、島のおしゃれなカフェ【パワービーチ】に誕生した新メニュー、ガーリックシュリンプを食べに行った。シュリンプ(エビ)は大好きなうえに、数量限定とあると食べたくなる不思議。エビの存在感は抜群で、彩りの美しさもある。エビ好きにはたまら

  • 秋の屋代川

    屋代川は四季それぞれ表情を変え、いつ見ても好きな川だ。さて、川とか河とか。どういうものを川と呼ぶのか、小さい頃、都会のいとこと随分認識が違い、それが不思議だったことがある。屋代川は周防大島では一番大きな川だろうけど、しかし、外部の人から見れば小さ

  • アサギマダラの飛ぶ里

    アサギマダラは旅をする蝶と呼ばれ、ここ周防大島にも寄ってくれる。アサギマダラが好む花【フジバカマ】を、沢山植えて待ち構えている外入(とのにゅう)。今年は更にフジバカマを植え、【外入アサギマダラ園】として沢山の人の注目を集める。時間帯によって風景

  • コナのリニューアル

    周防大島の小松に古くからある喫茶店【コナ】。この度、リニューアルオープン。懐かしさも、新しさもある。そういうカフェの空気が過ごしやすくて、静かなようで賑やかなようで、時間が止まっているかのような錯覚もある。コーヒーの香りが漂う中、マスターが静か

  • 天国か、周防大島

    タイトルはこんなだが、今日はただ花の話。秋の深まりに野山の草花も趣を変え、今年は遅い、少ないとか言われながらも、あちこちで彼岸花の群生を見かける。イノシシ除けに植えたという人も聞く。彼岸花の紅い様子は、田んぼの畔によくみられるが、周防大島は川べり

  • 秋の夕暮れとイカ釣り人

    秋が深まるにつれて、日の暮れるのが早くなり、夕日の写真を撮る機会も増えてきた。夕日を撮ろうとすると、よく目につくのが釣り客で、この季節になるとイカを目当てに来る釣り客の、竿をせわしなく振る姿が目につく。釣り客そのものは、趣味としても人気で、気

  • 牡蠣専門店 ラヴェリテ

    周防大島の片添にオープンした、牡蠣の専門店【ラヴェリテ】。店主が力を入れている岩牡蠣をはじめとした、牡蠣をおいしく食べられるお店。店の前は片添ヶ浜のリゾートビーチ。ヤシの木並木ときらめく海を見ながら、風のよく通る店内で子供を遊ばせながら待つ。

  • たかし流周防大島方言LINEスタンプ

    携帯電話を新しくしたので、記念にLINEスタンプというものを作ってみた。自分がLINEをしないので、まったくユーザー目線でないことは先に断っておく。よくわからないのだ、LINEの目的も、使用方法も。ただ、僕の使う言葉と、いきなり使うと意表をつかれる

  • 台風一過

    強大な台風が過ぎていった。夜中には大きな風音に心を悩まし、ついでに、猪が家のすぐ近くで、土を掘る音に悩まされた。幼少期、台風にドキドキして、雨風の強ければ強いほど、雷の鳴ることさえ一大行事で、心を躍らせたものである。大人になって家を管理してみ

  • 周防大島と雨

    今回の豪雨では周防大島も例年に比べて、被害状況が大きいように感じる。あちこち通れない道があったり、通れたとしても水が出ていたり、泥が積もっていたりと、危険を感じることが多い。土木事業者や地元住民の奮闘もあり、7月8日の午前中に分断されていた集落の

  • 夏のモミジ

    真夏になると散歩中の日陰が恋しくて、焼け焦がすような日差しの日には、影から影に足を延ばすように歩いてしまう。神社の風情が好きで島のお社を訪ねることがあるが、夏は特に日陰が気持ちよく感じて、避暑を兼ねてお参りをさせて頂く。ただ、蚊が多いので長居は出来

  • 片添ヶ浜

    周防大島で夏に賑わう場所と言えば、片添ヶ浜(かたそえがはま)海水浴場。ヤシの木の並木が続くので、ここで記念撮影をする人も多い。地元の人は逆に寄り付かないのではないかと思うが、歩いて見るとなかなか心地よい場所でもある。近頃は散歩することが増え、開発

  • 対岸から大島大橋

    全長約1020メートルの周防大島へ架ける橋。ポモナグリーンという緑色に塗られた、周防大島のシンボル的存在、大島大橋。飯の山(いいのやま)から見る風景は、先日紹介したばかりだが、対岸から見る、というのもなかなかいい。自分の住む島を、対岸から見るという意識

  • 飯の山展望台

    海の楽しみ方は、何も海へ行くことだけじゃなく、山から見渡すというのもいい。周防大島は海に面した山が幾つかある。大島大橋を渡る時に目の前に見えている、小さな山は【飯の山(いいのやま)】と言い、ここから見る風景は格別。案外登ったことが無いという方が

  • 絶景、天狗岩

    「インスタ映え」という言葉も、いつの間にか慣用句のように定着した感があるが、周防大島に生まれた私は、なかなか「映える」感覚が薄いようだ。海が近くにありすぎて、海が綺麗という感覚が、都会の人と比べてかなり違う気がする。よほど綺麗じゃないと、綺麗とは

  • 星のビーチ

    近頃インスタ映えすると、人気を高めている周防大島の観光スポットが、和佐にある【星のビーチ】。星の形をした電灯があり、そのことから通称、星のビーチと呼ばれるようだ。先日書いた、ガーデンカフェ・リバージュとは、とても近い所にあり、ホテル・サンシャイ

  • ガーデンカフェ・リバージュ

    周防大島に新しいカフェが出来た。【ガーデンカフェ・リバージュ】。事務所からも近いし、早速、赤ちゃんを連れて行ってみた。片添ヶ浜にあるサンシャインサザンセトの、少し手前に左折する道があり、和佐(わさ)に抜ける峠の広い道を行けば、急に美しい庭のあるお

  • 海の色

    先日パワービーチへ行った時のこと。海の色が鮮やかな緑色に見えて、しばらく見とれていた。暖かくなるにつれて、次第に海はエメラルドグリーンになり、早い人だとすでに海に入っていたり、子供たちは水辺で走り回っている。だいたいどこにいても海は見えていて、

  • 陸奥記念館

    周防大島の一番奥と言われる伊保田(いほた)。伊保田には四国に開かれた港があるので、伊保田に生まれた人に取っては、むしろ周防大島の玄関としての意識がある。戦艦陸奥の記念館があるのもここ伊保田。すぐ沖に見える柱島(はしらじま)と、伊保田の間くらいで戦艦

  • 片添ヶ浜に上がった花火

    6月1日にCheer up!花火プロジェクトという、全国各地で一斉に花火を打ち上げる催しがあった。「悪疫退散を祈願し、花火を見上げて全国の人に笑顔になってもらう」というもの。周防大島は花火の打ち上げ業者【藤屋】さんがいるので、もちろん、打ちあがるだろうと思った

  • ハマウドの花

    周防大島の沿岸によく茂っているハマウド。パクチーに似た匂いがして、虫の匂いみたいで嫌う人が多い。見た目が明日葉に似ていて、間違えて採る人がいるが別物なので注意。この時期に花をつけるのだが、その時だけ、やたら首を持ち上げて背伸びして咲く。鮮やかな緑

  • スベリヒユを食べる

    島のあちこちで野草のスベリヒユが目につくようになってきた。癖の無い野草で、茹でるだけで食べることが出来る。昔は雑草と思って引きちぎって捨てていたが、食べ方を教わって以来、かなり好きな野草になった。畑などで土の表面に横ばいに伸びていく。新芽は紫色が鮮

  • 悩ましきタナゴ

    タナゴというと川魚と思われる方も多いらしいが、このあたりでは、タナゴは海のものだと思っている。厳密には、ウミタナゴと言うらしい。タナゴが好きだと言う人も多いが、個人的には外道の種類だと思っている。いろんな魚が並んでいたら選ばないが、先日、縁があって

  • カゴの中のタコ、壷の中のタコ

    タコは高級品。スーパーでも足1本が高くて、なかなか買うことが無い。小さい頃は食卓にありふれていて、磯に遊びに行った母が獲ってきたり、近所の誰かがくれて冷蔵庫に入っていたり、まさか、タコは買うものと思ったこともなかった。タコはどうやって獲るのか知ら

  • イシダイなんて食べた記憶もない

    海で時々見かけるのがイシダイの子供。サンバソウ、と呼ぶらしいのだが、ほとんど耳にしないのだが、漁師などはそう呼ぶのだろうか。イシダイそのものは珍しい魚でもなく、特に子供のイシダイは、白と黒がはっきりしていて、テレビで見る熱帯魚のような雰囲気がある。

  • クジメはアイナメ?

    アイナメ、アイナメと思って食べていた魚が、実はクジメだと知ったのは随分最近の話。色やしっぽの形が違い、たいていの場合、磯にいるのはクジメ。ほとんどの人がアイナメとして認識している為、クジメという名前を出しても共感を得ない。刺身にすると全然違うら

  • ギザミ、本名キュウセン

    磯で泳ぐ時にもっとも出会う魚と言えば、ギザミかベラではないかと思う。同じ魚種に所属するが、ギザミは好物、ベラは敬遠という風潮がある。図鑑などを見ていて気付いた人もいるかもしれないが、ギザミは方言、キュウセンというのが本名。白いギザミと、緑色のギザミ

  • ヤハンドウが釣れた日は

    「ほんまにうまいんはヤハンよ。」ヤハンがうまい、ヤハンがうまい。ヤハンとはヤハンドウの略。では、ヤハンドウとは何か。正式にスズメダイと言う。地元ではヤハンドウ、ヤハンと呼びながら、名前の由来などは不明。山口県内はわりと通用するらしい。サビキ釣

  • ハゲかメイボかウマヅラハギ

    タイトルだけでは何のことやら。周防大島でもよく釣れる魚で、冬の鍋物などで人気が高いのがハゲ。このハゲというのは、カワハギのことなのだが、周防大島で言うハゲは、主にウマヅラハギだと思う。身はぷりぷりで、上品な白身。刺身、揚げ物、煮物、鍋物と万能。ス

  • ホゴは味噌汁

    魚談義の中で、思ったより挙がらないが、誰かが思い出したように名前を挙げると、急に特別うまい魚種認定される魚がホゴ。ホゴって何よ。ホゴはカサゴの方言。このあたりだとカサゴと言うほうが伝わらない。「赤メバル」と呼ぶ地域もあり、メバルなの?カサゴなの?ホ

  • デンゴと呼ばれるアジ

    私はほとんど釣りをしない。幼少期は、どの家庭も釣りをしていたから、うちでもサビキ釣りという釣りをしていたが、いつの間にか、釣り竿がある家庭も減ったような。サビキ釣りと言えば、小さなアジを狙うものだと、なんとなくそう思っているのだが、アジの小さいもの

  • いいところ見せたくなるサザエ

    サザエと聞くと海の幸の代名詞のようで、なにか特別に思う人も多いようだが、実際食卓に並べるとそれほど人気がなかったり、田舎の人だと食べ飽きて食べないという人もいる。不人気というわけではないのだが、何やら敬遠されやすい理由としては、身を取り出すのが難し

  • 遊びがご馳走になる小イワシ

    今ではあまり見られない光景になったが、イワシの群れが浜に打ちあがる、ということが時々ある。そういう情報は人伝いに広がり、バケツを持って浜に寄り集まる人たち。イワシは幾らでもいて、子供たちにはよい遊びとなる。昔はイワシ網を引いた船が港で配ることも

  • 安くてうまいサヨリ

    小さい頃は、なんでこんな身の少ない魚を・・・。そう思うほど細長い魚がサヨリ。知らない人もいるが、酒呑みの好む魚種のような。刺身はとくにおいしく、塩焼きも美味で、見かけたら買うことが多い。1匹1匹が安く、いつも5、6匹セットで買うが、たった数匹でも刺身に

  • 小さい頃から好きだった太刀魚

    小さい頃の食卓で、特に好きだった魚は太刀魚。母が3枚におろした太刀魚を、フライにしてくれて、幾らでも食べることが出来た。魚のフライでは、アジよりも断然太刀魚がよかった。太刀魚は今でこそ漁獲高も少ないと聞くが、小さい頃はクーラーボックスいっぱいに釣

  • 大人になって好きになった鯛

    魚の代表と言っていい鯛。周防大島でも鯛は庶民的に楽しまれる魚。周防大島近海は早瀬も多く、おいしい鯛が育つにはよい場所かもしれない。魚の王様のように思う鯛も、小さい頃には良い印象がなかった。祝いのお膳とか、なにかと仕出しで見かけた鯛。お膳の鯛の塩

  • 船のエンジン音

    ふるさとのなんでもないこと。朝夕、聞こえてくる船のエンジン音。今でこそ随分減ってしまったけれど、特に小さい頃は朝早くから船のエンジン音が聞こえ、夕方にも船のエンジン音がよく聞こえていた。中でもフェリーのエンジン音は集落いっぱいに響いた。ドルルル

  • つわぶきの煮物

    いつからだったか大好物になったつわぶき。地域の話でも、家庭の味として食卓の思い出話になるほど、みんなつわぶきが好きだなと思う。とにかく好きだ。そういう料理の1つなのだが、いざ自分が作ってみると思った味にならない。地域の人や実家の母に聞いてみると、

  • 石積み棚田

    誰が積んだのか、考えたこともないが、島のあちこちで見かける石積みの棚田。昔は山奥の、ずっと奥まであって、今では竹藪になった棚田も多いが、その石積みの大きさといい、改めて考えるとすごいことに思う。なぜ崩れないのか、いつからあるのか。石は整然と積

  • みかんの箱

    別にみかんだけを入れるわけじゃないのだろうが、周防大島のたくさんの家庭が持っている、みかんを入れる箱、通称キャリ。キャリーボックスの略なのだと思う。多い家庭なら、農協から借りたものや、手持ちのものを足して100箱は置いてある。そのキャリを集める集荷場

  • メバル

    コロナ対策で引きこもりが続く中で、買い物だけは行かねば生活できないと思い、日々、結局出かけるのであるが、やはり、魚が食べたいと思う島生活。昔からよく話題にのぼるのが、どの魚が一番好きかという話だが、これがまったく決着がつかない。最後には、様々な魚

  • 五条夜桜

    スーパームーンだよと聞いて、久しぶりに夜の外出を。コロナウイルスの影響を感じつつある周防大島。人込みを避けて、少しでも感染拡大の可能性を減らしたいところ。昼間だと今でも人が多いかもしれない、五条の千本桜。夜中の月が高い時間帯、さすがに誰にも出

  • 山の幸のある生活

    春爛漫の周防大島は、コロナウイルスの影響も感じながら、道端に、山すそに、日々の生活に、春を見つけてはときめいている。人々が不安に生活を見失う中も、野山にはいつものように花が咲き始め、山野草は最盛期を終えようとしている。人の生活の自然と共にあった

  • タラの芽(山菜)

    すごい頑張ったのに、あまり報われた気がしない山菜がタラの芽。山菜の中では有名だが、1本の木から採れる量はわずか。半日がんばっても、天ぷらにするにはもったいないくらい。しかも採り方が下手だと、次に生えてこないらしく注意が必要。祖母が言うには、芽

  • ナルコユリ(山菜)

    このあたりでは、あまり食べられない山菜なのか、祖母でさえ知らなかった山菜が、「ナルコユリ」。摘んで来た当初は、アマドコロに違いないと思っていたのだが、花が咲いているのを見かけた時、どうやらナルコユリのようだった。祖母も知らなったので、ネットで

  • ツワブキ(山菜)

    一人で歩いていた時には、まるで気づかなかった野山の世界を、祖母を通して知ることになった。ノビルに始まり、ワラビやフキノトウ、そして、いつも食卓にあった山菜で、まさに郷土の味代表「ツワブキ」。しかし、このツワブキは難しかった。株の大きなツワブキ群

  • わらび(山菜)

    春の山菜と言えば有名なのは、タラの芽や、ワラビ、フキノトウ、ツワブキ、ウドなどだろうか。周防大島の道の駅やスーパーでもこの時期は、ワラビやツワブキが主に売られている。ワラビは最も目につく山菜でありながら、実際、どう処理していいか分からない人がほとん

  • のびる(山菜)

    春の山菜の中で、最も好きなのが、のびる。のびるは畑の隅に、畦道に、草むらの中に、道ばたでも。日頃から目にしている可能性が高く、かなり気づかれていない山菜。山菜としては有名で、食べやすい部類に入るのに、食べている人はあまり知らない。私が初めて

  • しあわせ祈岩 帯石

    4つの奇岩をめぐる、しあわせ祈岩めぐり。最後は帯石観音。もともと有名なのだが、少し前に子供が生まれる時に、安産祈願で夫婦でお参りした。岩のひとつひとつに個性があって、4つの岩には、4つの風景がある。それぞれの場所で岩を通じて、周防大島の良さに改

  • しあわせ祈岩 岩屋

    4つの奇岩をめぐる、しあわせ祈岩めぐり。光の差し込む森の中、静かに待ち受けるのが、岩屋権現。個人的には一番好きな場所。ジブリ映画にも出てきそうな、神々しい雰囲気の中、鳥の声が聞こえ、木々のきしむ音が聞こえる。マメヅタの茂った岩は、表面にうっ

  • しあわせ祈岩 巌門

    4つの奇岩をめぐる、しあわせ祈岩めぐり。近年は撮影スポットとしても、かなり知られるようになっているのが、巌門(がんもん)。竜崎温泉から徒歩で峠越えをする。そんなに距離はないのだが、アップダウンがあるので、わりと体力は消費する。息を切らせながら

  • しあわせ祈岩 立岩

    どこか遊びに行くことも、なんとなく気乗りしなくなるような、自粛ムードいっぱいの世間だが、あまり人のいないところなら、と。周防大島には4つの奇岩をめぐる、しあわせ祈岩(奇岩にかかってる)があり、スタンプラリーなども出来る。台紙は久賀にある観光協会でも

  • みかん鍋

    毎年恒例のみかん鍋。3月末までということもあって、そろそろ今シーズンも終わりが近づいている。コロナウイルスさんの話で、世間はもっぱら自粛ムード。とはいえ外食したい気持ちもあり、名物鍋はもう1度食べておきたいところ。この鍋が発表された時は、なんじ

  • 祖母とひじき

    うちの祖母が特別なわけではなく、昔はどこの家に行っても、大きな羽釜が庭に据えてあって、季節ごとに、薪をくべる香りが集落を包んだ。どこの家もそう。火を焚いて大きな窯で作業をする。大量のタケノコ、わかめ、ひじき。餅をつくときのもち米を蒸すのも。我

  • 祖母の豆茶

    我が家に限らず、島のお年寄りは働き者が多い。祖母は昼間を畑で過ごすと、夜は夜で手仕事に励んでいた。豆茶もそのひとつで、乾燥したエビス草の種の房を割り、中にある豆をひたすら取り出す。根気はいるが、瞑想のような作業でもある。それにしても周防大島で

  • 切り干し大根

    実家では当たり前のように作られ、祖母の作業を見るのが楽しみだったのだが、いかんせん、思いつきで、つい作ってみようとしても、どうしてよいやら。ともかく大根を切って干せばよいのだろうと。祖母のやっていたのを思い出しながら、念のため母に電話で確認もしてみ

  • 郷の家で初節句

    昨年生まれた娘の、初節句のお祝いをしようと、人生の節目でお世話になっている、【せとうちつなぐキッチン郷の家】に。大切な友人が訪れた時には、宿泊でお世話になり、親族でゆっくりしたい時などは、貸し切りでくつろがせて頂いている。ここで宴会を催す時に

  • ばあちゃんの干し大根

    何を思い立ったか、切り干し大根を作ることに。小さな頃から、この時期になると軒先や、道端にもずらり広がる風景。それが干し大根の風景。刻んだ大根をきれいに並べる。風通しをよくする為に、網戸を使うのが多いようだが、我が家も干し大根を沢山作っていた。

  • 小積の厳島神社

    海に鳥居があるだけで、何か特別なものがあるような気になる。満潮の時、干潮の時と、潮の満ち引きでも風景が変わる。周防大島の小積(おつみ)は、この時期河津桜で脚光を浴びるが、同じように沿道で見られる、厳島神社の鳥居にも注目が集まる。澄んだ海に、赤

  • 星空はどこも同じだと思っていた

    小さい頃から星を見るのが大好きで、星に手が届いてしまわないかと、夜の暗闇の中、飛び続けたこともあった。思えば純粋だったが、それほど星がはっきりと見え、空を飛び交う流れ星は、いつまでも探していられた。※写真は星が写りやすい明るいレンズを使って撮っ

  • 小積の河津桜2020

    小積の河津桜についてよく聞かれる。地名は【小積(おつみ)】と読む。ここ数年観光客はたいへん増え、今年も満開はいつかと、あちらこちらで質問を受ける。今年は早い早いと言われ、先週末には満開に。風の冷たい中、満開の河津桜の周りは、やけに暖かそうに見

  • 生まれつき瀬戸内海

    この島に生まれたことを、何か特別に思ったこともなければ、海が綺麗だということも、観光客に教えてもらって初めて知るぐらいのこと。毎日見ていた風景は、少しずつの変化を重ね、幼少期見ていた風景とは違っているのだろうけれど、海だけは、いつもと同じように見

  • 周防大島の離乳食教室

    昨年子供が生まれてから、生活は一変した。子供がいることで出会う人たち。環境について考えたり、行政サービスの恩恵を受けたり、知らなかった沢山のことに出会う。離乳食教室を体験しながら、初めましてのお父さんお母さんと、周防大島での子育てについて、情

  • 瀬戸内の穴子

    今更お正月の話なのだが、お正月の楽しみと言えば焼き穴子。幼少期、心待ちにしていたのが、正月支度で祖父が焼く穴子。お正月のお雑煮に入れたり、お寿司と一緒に食べたりと使い道が多い。本来お正月に食べるのだろうけど、七輪で穴子にタレをつけて焼く匂いの、

  • 食卓に酢ダイダイ

    幼少期から馴染んだものは、あまりにも自然すぎて、逆にそれを特別な意識でみることがない。そういうもののひとつに、島の柑橘「酢ダイダイ」がある。お正月にお餅を乗せるアレだが、飾り用は「飾りダイダイ」と呼ぶ。鍋や吸い物、調味の酢として活躍する。この

  • 筏八幡宮にて祝詞(後編)

    昔は遊び場だった場所が、大人になっても特別な場所であるということ。筏八幡宮での思い出は薄れていくものもあるが、また、新しく思い出として残るものも多くある。子供が生まれてから、初宮参りでもお世話になった。結婚式でも使ったこの場所で、思い出がどんど

  • 筏八幡宮にて祝詞(中編)

    周防大島の和田にある筏八幡宮(いかだはちまんぐう)。裏に松林があり、キャンプや海水浴が楽しめる。小さい頃から慣れ親しんだ筏八幡宮は、大人になってからは、人生の節目で色々とお世話になっている。先日の記事は納車の安全祈願。数年前、ここで結婚式でもお

  • 筏八幡宮にて祝詞(前編)

    小さい頃からお世話になっている、筏八幡宮(いかだはちまんぐう)。故郷より少し離れているのだが、氏子になるとのことで、お祭りの度に訪れていた。子供にはたこ焼き屋、たい焼き屋、目移りするほど楽しみだった。大人になってからは、神社の彫刻を見に来たり

  • 周防大島みかん鍋

    周防大島の名物料理と言えばみかん鍋。誕生から14年目になる鍋は、相変わらず見た目に驚くし、何度食べてもおいしい。みかんが浮いている。そのビジュアルだけで勝ち取る「映え」。新鮮な魚介類と、ほのかに香る柑橘の相乗効果。みかんは、もちろん食べることが

  • 祖母と山菜(わらび)

    ふるさと周防大島の暮らしの中で、夢もやりたいことも、出来ることもなく、うつむいて生きていた時があった。何も面白いことがなく、テレビゲームが友達のような。そういう鬱屈とした日々の中、祖母について歩くと、実に祖母の1日はやることが多く、また野山の変化を

  • 移住者と農業とお米と

    周防大島は移住者が多いねと、よく聞かれるのだけれど、実際に移住者が多い地域なのかはよく分からない。移住者による元気な話題が多いからそう思うのだろうか。実際、私の周りにも移住してきた人が多く、もともとご縁がある人もいれば、まるで無縁だが島を気にいって

  • マメヅタ

    周防大島のほぼ中央に位置する嵩山(だけさん、またはすうざん)。大島富士とも呼ばれる形のいい山で、標高約618m、山頂展望台まで車で行けるお手軽な山。弘法大師に由来する名所もあり、そのうちのひとつが岩屋権現。山頂より少し下った所にあり、そこは散歩道にもな

  • 大島本陣茶屋

    周防大島でご飯といえば、新鮮な魚が食べたいと言う人が多いが、どの飲食店も魚ばかりかと言えば、そんなはずもない。近頃は色々なお店が増え、ピザ屋、カフェ、ハワイ料理、カンボジア料理など多種多様。大島本陣茶屋は、大島大橋を渡ってすぐのところにあり、し

  • 島の釣り人

    30年くらい前は、夕方になると港やら海岸線には、釣り竿を持った人であふれていた。暗くなると街灯の下に魚が集まるので、街灯は一番の人気があったが、ともかく、たくさんの人たちが、日々の食料を得ようと釣り糸を垂らした。時代が変わり、ふるさとの人たちが

  • 周防大島東の玄関

    周防大島の玄関と言えば、大島大橋という感じがするが、島の東端、伊保田(いほた)で生まれた私には、島の玄関と言えば、伊保田の港。四国へつながるフェリーは、小さい頃はよく使っていて、約1時間で松山へ行けるのは、田舎の島では自慢の航路だった。伊保田の

  • 2020年も周防大島で迎える

    いつの間にやら2020年。今年も故郷で無事に正月を迎えることが出来ました。改めて振り返ることもなかった昨年だけれど、環境がかなり変わって、生きるという単純なことが難しく感じる日々。周防大島のポストカードは現在も、【道の駅サザンセトとうわ】【竜崎温泉

  • めでたい、ことを。

    周防大島は昨年大変な災厄に見舞われたが、無事新年を迎えることもでき、先日、新年の恒例イベント【周防大島まるかじり】も、盛大に開催された。バタバタして、昨年を振り返ることもなく、いつの間にか迎えた新年。新年くらいはゆっくりしたいと、【瀬戸内つなぐ

  • ふるさとオーディション決勝進出

    11月25日(日)13時より。カラオケ大会「ふるさとオーディション決勝大会」。なんと、ファイナリスト16名にすべり込み、この11月25日、橘総合センターホールで歌います。カラオケDAM採点デラックスによる得点の競い合い。総勢16名の挑戦者と、スペシャルゲ

  • 周防大島 断水・通行止めなどの情報について

    ニュースなどでご覧の方も多いと思いますが、周防大島は現在、大島大橋に船が接触し、水道は断水、大島大橋も交通規制のある場合があります。情報は流動的で、前もって手に入る情報が少ないので、随時、周防大島町の発表を調べるのが有効です。http://www.to

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