ともべのあかひとのギャラリー 〔草枕旅にしあれば月々に浅き夢見て日々に詠はん 丹人〕
ともべのあかひと(歌号) 臣奮太(俳号) 翠崚(書号) 常陸國人 質直看脚下庵主 詩書画を愛で乱世を憂ひ未来を語るを日課とす
2025年4月
表彰状の筆耕依頼がありました。地方公共団体の長から功績を残された方にお渡しするものです。同じ文面で5人ですので、全文筆耕となります。依頼主から以前に使用した印刷の表彰状を参考にいただきました。いよいよ筆耕に入ります。参考にいただいたものを見ると、本文の占める割合が多く、お名前の行が窮屈だと感じました。本文の行間を定規で測ると3cm。それを2.5cmにして配置替えをしてもとの字をホワイトで消して配置元図を作成しました。本文の部分が中央にキュッと引き締まり、お名前が浮き出るような配置になりました。これでよし❗この図を下に敷いて、いよいよ本番の筆耕に入ります。 表彰状
先に投稿したる七言絶句「偶感」は一見七言絶句の体をなすといえども韻平仄ともに規定に叶うことなきを恥じてさらに推敲を重ねたる意を違わずに漢字を入れ替えるはことのほか難儀なれども体をなすものが出来るはいとうれしかなこれを我が漢詩第一号としたく存じ候 偶感少時青歳経中堅 少時青歳経て中堅一寸光陰観永延 一寸の光陰に永延を観る未覚堤丘菫菜夢 未だ覚めず堤丘菫菜の夢小身多感是高年 小身多感これ高年 偶感その2
以前に書いた感謝状(本文)が満足する出来ではなかったので、差し替えを申し出て、書き直しました。かといって、満足する出来とまではいきません。しかし、以前のものよりはましになったと思います。感謝状(本文)
先に二度公表したる漢詩「古稀偶感」なれど改めて考うるに第三句は朱子の句そのままなることの気になりてまた第一句の少年青年壮年に対応させて第四句の古稀を高年に変えたるがよろしかとおもへば題名も古稀偶感を偶感としたりけり 偶 感少年青年過壮年 少年青年過ぎて壮年一寸光陰観永遠 一寸の光陰に永遠を観る未覚路傍菫草夢 未だ覚めず路傍菫草の夢至高年小身多感 高年に至りて身は小なれど感ずること多し偶感
2025年4月
「ブログリーダー」を活用して、友部丹人さんをフォローしませんか?