はてなブログの皆様、初めまして。 gooブログ終了に伴い、引っ越してまいりました。 もう更新しない古いブログではありますが、 「エニアグラム」カテゴリーなどにはPVも多いため、残したく思います。 現在更新中のブログ『果てのある路』は、順次引っ越す予定です。 どうぞ、よろしくお願いいたします。
当ブログは、私が50歳の誕生日を迎えた、 前回の記事をもって、完結させていただきます。 大切な宝箱のふたを閉じるように、慈しみを持って、 40代後半の幸せな日々を、 (又は2008年10月から2012年2月までの、一つの記録として) ここに残します。 長きにわたってご愛読下さる皆様、 本当にありがとうございます。 新たに始める50代のブログは、 ⇒ 『果てのある路』 ※ 2013.11.25追記 ※ 旧HP 『いろんなことを語りたい』 も、 プロバイダ変更により、こちらへ移転しました。 なお、旧サイトにおいて移転の連絡が、 私の技術不足により、掲載できなかったことを、 心よりお詫びいたします。
今日で半世紀。 人生は、苦楽半々。 良いこともあれば、悪いこともあり、 山もあれば谷もあり。 辛い時ほど、より素直な眼差しで真理を見詰め、 ほほえみを口元に、温もりを胸に、 生きていけたら、と願います。 与えられた歳月と生命に、 心から感謝。
私は、1962年生まれです。 23歳の時、演劇雑誌で読んだ戯曲『リレイヤー』が、 あなた方との最初の出会いでした。 当時、地方のアマチュア劇団に入っていて、 創作にも生きることにも、もがいていた私にとって、 あなた方の存在が、どんなに希望になったか、測り知れません。 ずっと長い間、太陽でい続けてくれて、ありがとう。 歳月は無常で、全てを変えていってしまうけれど、 人間が「心と心で握手できる」存在であることは、 きっと永久に変わらない。 最後の作品『深呼吸する惑星』で、 あなた方が、亡き岩谷真哉と共にいたこと―― 鴻上尚史が、心の奥で、 尊敬する盟友・岩谷真哉と対話しながら、 演劇を作り続けて来…
今日は、解散公演の千秋楽。 そのライブビューイングを、映画館で、観てきた。 鴻上尚史率いる第三舞台は、 私が20代の頃、何よりも大好きだった劇団だ。 久しぶりの彼らは、20数年前と同じように、素敵だった。 そして、そこには厳然と、 経過して戻らない“時間”と“いのち”が感じられた。 詳しい感想は、また改めて。
日本中に、禍々しい傷跡を残したまま、今年が暮れてゆく。 大晦日が、こんなに心地良い、日本晴れであることの皮肉。 せめてもの青天と、太陽の恵み。 未曾有の大禍を経て、我々はどこへ行こうとしているのだろう。 本当は、大自然が与えた試練と共に、 心を入れ替えて、生まれ変わるべきではなかったのか。 それができなかった我々に、 新たな応報が待つのでは―― という悪い予感にフタをして、 新年には明るい未来があることを願う。 どうぞ皆様、良いお年をお迎えくださいませ。
録画をあらためて観直してみて、 最初から最後まで、ずっと涙が止まらなかった。 この回だけで、充分見事な名作だ。―― 人間になることを切望しながらも、人間に差別されたまま、 悠久の時を彷徨い続けてきた彼ら。 永い年月の間に、人間の醜さ・冷酷さ・身勝手さを、 イヤと言うほど見せつけられてきた。 (と同時に、人間の美しさ・優しさ・温かさをも、 彼らは忘れなかった) 辿り着いたこの町で、心優しい刑事一家に出会い、 人間と同じ体験を重ねることができ、 どんなに幸せだったことだろう。 その人たちの受容は、彼らにとって、 まさしく砂漠の一滴の水に匹敵するほど、 貴重なものだったに違いない。 その幸せを捨て、…
『内田樹の研究室』11/24記事に、共感するところが多い。 一つの社会集団(共同体)が存続するためには、 司法・医療・教育という3つの原理的システムが、 明文不文に関わらず不可欠であり、それがきちんと機能してこそ、 成員たちを守ることができ、生活資源をフェアに分配することができる。 ――という。 そして、そのシステムには、政治やビジネスを関与させてはいけない。 つまり、誰かの“私利私欲”を混入させてはならない領域が、 人類の営みの中には、確かに在るのだ。 原発事故に、絶望的気持ちにさせられる理由は、 まさにその領域が、政治とビジネスに侵されているのを、 見せられながら、歯噛みするばかりで手をこ…
視聴者の意見感想が、賛否両論、分かれる回である。 私自身、とても感情移入できなかった。 ベラの恋は、素敵だった。 人間の、普通の女性とは違って、 ほのかで本当に純粋で、相手(大久保)への感謝しかない。 大久保は、ベラの真心を受け取って、 迷っていた自首を決意し、警察を訪れるのだが、 赤い顔の謎の男によって、悪人化してしまう。 そして、ショッキングなことだが、いきなりハンマーで、 ベラを殴り(ベラは不死身だが、人間なら死んでいる)、 「怪しい奴め、二度と俺に近付くな!」 と叫ぶ。 怒ったベムは、妖怪人間の腕力のままに、大久保を絞め殺そうとする。 このベムの行為が、納得できない。 警察署へ入ってい…
毎週土曜夜のドラマ、日テレ『妖怪人間ベム』を、 録画しては、繰り返し観ている。 脚本・演出が、毎回秀逸で、 映像・音楽が、非常に美しい。 特撮やCG効果も自然で、衣装・メイクもセンス良い。 主役の3人ベム・ベラ・ベロが、(7歳の鈴木福くんも含めて) 容姿端麗で所作が美しく、演技も上手いので、 何回観返しても、飽きが来ない。 むしろ、観返す度に、新しい感動を得る。 カット1つ、台詞1つ取っても、無意味なものがなく、 初見ではあざとく感じられたようなシーンに、 「ああ、こんな意味があったのか」と、 胸に沁みるものや、クスリと笑える遊び心があったりする。 原作のアニメは、小・中学生の頃、夏休みの度に…
昨晩の、TV朝日・ドラマスペシャル『火車』。 原作は、宮部みゆきが1992年に発表し、 20年間のミステリー小説1位に輝くほど、読者支持の高い作品だ。 原作は未読だが、このドラマは、胸を突かれた。 上川隆也演じる休職中の刑事が、 不自由な身体に負担を強い、 苦しい境遇の中で我が子に誠実に向き合い、 もがきながらも、日常をきちんと暮らして、 謎を解いていく姿こそ、 一見不幸に見えて、実は、幸せなのだと思う。 その幸せ以上の極楽も、相対する地獄も、この世には在る。 本当に恐ろしいのは、失踪した美女ではなく、 自分が極楽を味わいたいがために、 他人を平気で地獄へ突き落とす、亡者どもであろう。 舞台は…
内田樹の文章は、皮肉が多いのが昔から苦手なのだが、 ここ1か月ばかり、すんなり受け付けるようになったのは、 私の中の、どういう変化なのかは分からない。 ブログ「内田樹の研究室」 2011.11.03『ガラパゴス化の症状としてのグローバリズムについて』 2011.10.25『グローバリストを信じるな』 TPPに関する種々の意見の中で、最も納得でき、共感できる意見だ。 秋晴れの、心地よい日々が続く。 世界恐慌の足音が、忍び寄ってくる気配に脅えつつも、 日々を素直に、謙虚に、懸命に生きるしかない、 と思う今日この頃。 為政者には、どうか道を誤らないことを祈る。
精神とは、魂とは、宗教とは――。 茂木健一郎氏の連続ツイートが興味深い。 そして、今日の連続ツイートに、私は全面的に賛成する。 全ては、私たちの脳内に在り、 人類という同じ仲間だからこそ、 普遍的に、共有できるもの。 本当は、宗教とは、 『叡智』という、全人類の財産なのであり、 それを組織化したり、排他的に占有したりする行為は、 もう歴史的任務を終えているのではないかと思う。 スティーブ・ジョブズという巨星のことは、 私は詳しく知らないが、追悼番組の中で、 ひとつ胸を射抜かれた言葉がある。 長年、彼の身近に居続けた仕事仲間が、 ジョブズについて語った言葉。 「波瀾万丈の人生を通して、一貫したも…
男子団体決勝。 悲願の金メダルが、目前でスルリと逃げた。 鉄棒予選1位の田中(弟)が、 続いて2位の内村が、まさか相次いで落下するとは・・・・。 だが、見る者の胸を強く打ったのは、内村のプライド。 落下後、落ちたコバチの前まで戻って丁寧にやり直し、 最後の着地まで、気迫のこもった演技を貫徹。 引き上げる内村を迎えた、アメリカ全選手の握手が、 深い敬意に満ちていたのも、また嬉しかった。 結果は、金の中国と2.1点差、 そして銅のアメリカとわずか0.01点差の銀メダル。 artistic gymnastics―― 体操競技は、深く感動的なスポーツだ。
強い者が、弱い者を支配していいのか? その力は、仲間を敵から守るために、 天から授かったものではないのか? 知恵も、同じ。 仲間を救うためにと、天が与えた頭脳を、 自分の保身のためにしか、使用しないでどうする。 私たちを縛る呪いとは、 人類を、不幸へ駆り立てるものとは、何か――
今年の夏の甲子園。 例年以上に熱戦が多く、 延長戦やサヨナラ、1点差ゲームが多く、 開会式の選手宣誓の通り、本当に、 消えることのない絆と真心を、 甲子園球場から全国へ発信するかのような、 熱く素晴らしい大会だった。 悪い輩は、いるだろう。 “純粋な想い”や“大切な何か”に、 何の価値も見出せずに、正直者を嘲笑い、 破壊と暴力によって、他人を支配することしか考えないような輩は。 強さだけを求めるならば、プロ野球を見ればいい。 高校野球の価値は、白か黒かの結果だけではない。 それこそ、何万色・南億色と広がる、色あいの豊かさ。 選手たちの躍動や、汗と涙の裏にある、 様々な色あいは、見守る私たちの胸…
昨年も、一昨年も書いたように、私の願いは変わらない。 ただ、今年は原発事故を通して、 ヒロシマ・ナガサキ、そしてフクシマの向こうに、 傲然と佇む、真の鬼の姿が、 より明瞭に見えた気がする。 あの鬼に負けないように、 人類が、どうか活路を見出せますように。
昨日の朝、目覚めたら、まさにこれからPK戦が始まるところだった。 日本選手たちは、冷静で、集中力が研ぎ澄まされた感じがした。 キーパー海掘あゆみ選手の、見事なファインセーブが続く。 アメリカ選手たちに、悲壮感が見えた。 4人目、20歳の熊谷紗希選手が、キックの前に天を仰ぐ。 その澄み切った眼差しと表情に、胸を打たれた。 熊谷選手のキックは、見事にゴールネットに決まり、 なでしこジャパンが、女子サッカーW杯で優勝した歴史的瞬間を、 私は幸運にも、リアルタイムで観ることができた。 胸が燃えるように熱くなり、 拭いても拭いても、涙がにじんできた。 大和撫子――清らかで優しく、しかも凛として強い、 日…
最善を尽くすこと。 私の両親は今、70代後半だが、元気に田舎暮らしを楽しんでいる。 元々農家生まれではないが、畑を買って、10数年前から野菜作りを始めた。 地元の人々に教えてもらったりしながら、どんどん上達して、 今では、いつ訪れても実り豊かな畑が広がり、 市場で買うよりも上質な野菜を様々に、 別居する私たち家族のために、分けてくれる。 両親の一生は、ベストエフォートの連続だった。 若い頃、口癖のように、 「ケアレスミスを無くして、自分の最善を尽くせ。 評論家には、なるなよ。 自分は何もしないくせに、他者批判だけするのは厚かましい」 「太陽は世界中、平等に24時間回ってる。 その時間をどのよう…
先週NHK総合で放送された、ピース又吉×コンビニ業界、 非常に興味深く、おもしろかった。 (明日深夜、再放送されるそうです) ピースという存在は、大学生だった娘に教えてもらって、去年初めて知った。 温かく良質なセンスが感じられて、今のお笑い界で一番好きなコンビだ。 文学青年・又吉は味わいがあるし、綾部は(おそらくタイプ3)好感度高い。 その又吉が、ローソン本社・広告販促企画部に1週間入社し、 真剣勝負で取り組む様子が、実に良かった。 一切のごまかし無しに、真摯にめまぐるしく頭脳をフル回転させていることが、 傍目にも分かった。 初めてのマーケティングやプレゼンに苦闘する素人を、 ぬるく見守ってい…
一昨日の午後2時から、約2時間にわたり、 ニコニコ動画で生放送され、Twitterでも話題になった、 自然エネルギーに関する「総理・有識者オープン懇談会」。 今日さきほどになって、ようやく視聴し終わった。 生放送中にTwitterに寄せられた質問・意見・感想などを、 どんどん取り入れ、それに応えていく仕組み。 田坂広志内閣参与の提案による、画期的な催しだ。 岡田監督の的確なコメントの数々、 坂本龍一の胸打つビデオメッセージ、 孫正義社長のスケールの大きさ、 そして、菅総理の知性と人間性など、 自然エネルギーというテーマそのものも良かったが、 この催し自体が、日本の前を照らす灯明のような、 希望…
TVのバラエティ番組で、政治に対して、 「白か黒か、どちらかはっきりしてほしい。 そうすれば、自分も判断できるから」 という意見があって、しかもそれが結構支持されていて、 背筋がゾッとした。 確かに、いろいろ分かりにくい。 叩きやすいスケープゴート以外は、 わざと分かりにくく報道している向きもある。 しかし、それを解きほぐして読み取る作業さえも放棄しようとは・・・・ 精神的余裕も、時間的余裕も、深い思慮分別も、感受性さえも、 なにものかによって、奪い取られつつあるのではなかろうか、 日本国民は、今。 白か黒かなんて、本当に恐ろしい世界ではないか。 この世は、無限の色彩に満ちているというのに。 …
3.11以前から、日本は行き詰まっていたと思う。 原因は複合的だが、主要には、 『国家(政治・官僚・行政)機構の老朽化による機能不全』 が挙げられるだろう。 そのため、国民の間には、言いようのない憤懣がたまっている。 そして、その憤懣のはけ口を、 マスコミが連日すすんで提供しているように見える。 感情的なバッシングは、恐ろしい。 数年前、国内初の鶏インフルエンザで、 養鶏場社長夫妻を自殺に追い込んだ事件を、私は忘れられない。 国民は、マスコミ(あるいは口コミ)によるバッシング対象を、 そのまま自分の憤懣のはけ口にしては、ならないだろう。 怒りの対象は、理性で見極めるべきで、 感情に流されて、誤…
昨夜の、TBS・4時間スペシャル。 途中から観たのだが、夫としみじみ最後まで、見入ってしまった。 歌の力、懐かしのメロディーというものの威力を感じた。 特に、歌手たちが若かった当時のライブ映像には、 そのまま、自分自身のその頃が蘇ってくる。 リアルタイムで観た記憶が薄い、古い歌も心に響いてくる。 「あの鐘を鳴らすのはあなた」(1972年) 「見上げてごらん夜の星を」(1963年) 「バラが咲いた」(1966年) “庶民的”であることが、最高の褒め言葉だった時代。 現代の経済学者たちが「最も理想的」と賛辞する、1960~1974年の日本社会。 庶民の健気さがエネルギーとなって、当時の歌々から、溢…
何不自由ない都会や、温暖な地方に住む人たちと比べて、 東北や北陸や信州の人たちは、 普段から我慢強く、誠実なイメージがある。 きっと厳しい雪や、様々な自然環境と共存するため、 知恵や助け合いが重んじられ、 自分勝手や不誠実が嫌われるのではないか、と思う。 東北の人々の精神を、私は尊敬する。 しかし―― がんばるのは、がんばれるだけの力と、 境遇にある人たちに任せればいい。 傷付いた人たちは、がんばる前に、 自分の心に正直に、悲しみも怒りも、 表せる機会に恵まれますように。 その後に、きっと、 心身に、力が満ちあふれますように。
マグニチュード9.0の、激震と大津波に襲われ、言語を絶する被害を受けた、 東日本大震災被災者の皆様、心よりお悼み申し上げます。 天災は、いつ誰の身に降りかかっても不思議ではない。 注意深く何の過失もないのに、落命したり深手を負ったり、 財産も家も故郷も失ったりして、絶望のどん底へ突き落とされる者と、 全く無傷で変わらぬ日常を送れる幸せな者とが、 一瞬にして、容赦なく分けられてしまう理不尽さ。 私たち西日本在住者も、 東日本の痛みと絶望の深さを、共有しなければなるまい。 いや、間も無く、嫌でも共有することになるだろう。 昭和20年代戦災復興期のような混乱と苦難、 あるいはもっと別な、新たな辛酸さ…
1945年3月10日深夜0時から2時40分まで、東京下町地区は、 325機ものアメリカ軍B29爆撃機から投下された、 焼夷弾38万発により焼き尽くされ、一夜にして10万人以上の犠牲者を出した。 焼夷弾の恐ろしさは、(コミック『夏のあらし!』に詳しく描かれていた) ―― 酸鼻極まる地獄である。 後世に生きる私たちは、厚く鎮魂の祈りを捧げなければならないと思う。 その遺品を、遺族たちから収集して、 東京都は、都立平和祈念館を建設する予定だったが、凍結しているという。 貴重な遺品が5000点以上、10年も倉庫に眠ったままとは、 なんとも残念なことだ。(今朝のNHK『おはよう日本』より) ときどき10…
私が今、最も信頼し敬愛する人は、 故人では、司馬遼太郎と河合隼雄。 現役活躍中では、茂木健一郎と重松清だ。 茂木と重松は、奇しくも(私より1学年下の)同学年。 この2人の対談集『涙の理由』を、昨夜読み終えた。 2006年5月から2008年3月までの、2年弱、 5回に亘っての、異なるシチュエーションでの対談が収録されているのだが、 こうも毎回内容濃く、深い世界が展開されるとは・・・・瞠目した。 人は、自分の中に、自分にしかないパズルを持っており、 最後の1ピースがカチリとはまった瞬間に、 一生で唯一無二の、最高の涙が流せるのだ。 安易に流す、同情や軽い共感の涙ではなく、 そういう重い、価値高い涙…
「すっごく文学性の高いマンガだから」 と、息子(高3)に強引に押し付けられて、 全8巻を読まされる。 が、思った以上に優れた力作で、感動した。 いわゆる“コミック的萌え要素”には閉口しながらも、 作品に込められた、あまりにも重厚なメッセージに、強く胸を打たれた。 庶民の立場から、様々な資料を丁寧に消化して、 その犠牲(のエッセンス)を、ここまで真摯に描いた作品は少ないだろう。 作者の決意と、男気に心から拍手したい。 原爆や沖縄戦や、南島玉砕や満州引き上げなどの悲劇が、 あまりにも大き過ぎるゆえに忘れ去られがちだが、 全国各地の大空襲の凄惨さは、 未来まで語り継がれなければなるまい。 大空襲の体…
“エジプトの誇り”に、世界が刮目する日々が続く。 (時事ドットコム「市民生活・正常化へ」) 軍事政権といえば、専横な恐怖政治が連想されるものだが、 昨日のフィフィのブログには、 「エジプトの軍隊は、徴兵された若者のうちの知識人で構成されている」 と書いてあったので、なんとなく安堵している。 彼らはすべからく、基本的人権というものを理解し、身に付けているだろうから。 文化・教養というものは、つまるところ、 「基本的人権を、理解して守れるか」 に尽きると、私は思う。 基本的人権という概念は、太古から当然のようにそこにあったものではなく、 数千年の年月によって練り上げられた、 人類の英知の、エッセン…
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