2011年が行く
日本中に、禍々しい傷跡を残したまま、今年が暮れてゆく。 大晦日が、こんなに心地良い、日本晴れであることの皮肉。 せめてもの青天と、太陽の恵み。 未曾有の大禍を経て、我々はどこへ行こうとしているのだろう。 本当は、大自然が与えた試練と共に、 心を入れ替えて、生まれ変わるべきではなかったのか。 それができなかった我々に、 新たな応報が待つのでは―― という悪い予感にフタをして、 新年には明るい未来があることを願う。 どうぞ皆様、良いお年をお迎えくださいませ。
2011/12/31 14:48