和菓子時代小説 江戸菓子舗照月堂 シリーズ4作目。 とうとう主人公なつめも菓子職人らしくなってきました。 菓子に関わる人達のと懐の深さに感心。 和歌も散りばめられて、ただ見て、食べるだけではない趣きが。主人公なつめが菓子職人を目指してからはじめて年越。照月堂をライバル視している氷川屋の跡取り娘、しのぶが照月堂になつめを訪ねてきたところからスタート。しのぶは人手も資金もある氷川屋がたい焼きを売り...
和菓子時代小説ブームのうちに、南星屋にまた会えるとは。 諸国を巡って修行した職人が店主を務める小さな和菓子屋でのお話し。先回の続きであるけれども、南星屋には新たな展開。 甘々展開、ではないけれどね。1作目「まるまるの毬」からしばらくしてのお話。続編が出て欲しいとはおもっていたけれど、出るとは思わなかった。読めて嬉しい。南星屋は店主が諸国を巡って修行し、見聞きした菓子を1日に2種類くらい店に出...
シリーズ本編10冊目にて完結 。「あやかし」は書店でよく見る単語になりました。 特殊な霊力をもつ葵と隠世の妖と常世の妖の、食べものを介した情の物語も、無事完結。 都合よく(都合は良い方が良い)収まって安心。私はこのお話が好きでした。なので、無事完結してくれたのが嬉しい。 外伝的なものはもちろん期待していますが。料理上手、というか食べさせることが好きな葵が、今は亡き祖父に知らない間に決められてい...
「ブログリーダー」を活用して、明野立佳さんをフォローしませんか?