選挙に行きます

4時半。朝のジョギングのスタート時には、東の空の雲があかね色を帯びているだけで、街はまだ夜の名残りの中にある。最近、黄色のランニングウエヤーに変えた。走行車に目立たせるためだ。運転している者には、車道を走っている者は、実にやっかいな奴等なのである。よく分かる。だから、車の少ない道路を選んで走っている。日々、風は秋の気配を探っているようだが、今朝の外気にはまだまだ夏の余韻を感じる。一時間走って、たっぷり汗をかき、水を浴びる。爽快感は、格別である。明日は選挙。この度の衆議院選挙ほど、投票を真剣に考えたことはなかった。マニフェスト選挙はいい。今までは選択する手立てを、ほとんど持っていなかったですから。各報道機関で、各党のマニフェストを検証していたが、最もきめ細かく、堂々とその検証を行ったのは、BSフジ「プライムニュー...選挙に行きます

つまらない本ばかり読んでいる

このところ面白い本に当たっていない。何冊か読んで、どれも不満なものばかり。「母と神童ー五嶋節物語（奥田昭則著）」がその一例、特にガッカリした。ご存知、五嶋みどり、五嶋龍、バイオリニストの神童姉弟と母五嶋節の物語である。これは絶対に面白い読み物と思い手に取ったが、見事に裏切られた。著者の文章がまずいから、三人の姿が生きてこない。あんなにも魅力的な三人が、くすんでしまっている。しかも、ノンフィクションの必須である、時間と空間の明確な記述がなされていない。特にこの書では、五嶋みどりが、五嶋龍が、あの、今や伝説となっているステージで、何を演奏したか。読者は必ず知りたい。そういうことに心配りがなされていない。小学館（発行所）は、同題材で素晴らしいノンフィクションを仕立て、リベンジすべきだ。それが、三人の主役に対する、読者...つまらない本ばかり読んでいる

「プライムニュース」が面白い

村上春樹のおぞましくも魅力的の形容詞を、あの陳腐な英語語彙がいかに表現しているか、読んでみよう。昨夜、BSフジの「プライムニュウス」は楽しかった。この番組は、日本の、世界の、知性が出演してくれるので、今、最も魅力的な報道、教養番組である。そしてその昨夜だが、分子生物学者・福岡伸一、宗教学者・島田裕巳。テーマは、まさに「生と死」である。これは「夏休み短期講座」の二回目であるが、一回目の「地球からみた人類の行方」も面白くて、興奮した。たぶんノーベル賞を取るであろう惑星物理学の権威・松井孝典と、地球環境学者・安田喜憲の話は、久しぶりに私の知的な感覚を揺さぶった。「プライムニュース」が面白い

スロージョギングとは

前夜に酒を飲みすぎた日は中止。との条件はあるが、毎日走っている。条件があるために、5日間連続で走る。ことは、あまりないが。4時半過ぎにスタートして一時間程走る。8月に入ってコースを変えた。アップダウンが激しく、しかも以前より長い距離のコースにした。スピードを増しても一時間以上かかる。このコースを、珍しく5日間連続で毎日走っていたところ、膝、腰に疲労が溜まり、昨日は足を引きずって仕事をするという体たらく。走り過ぎはいけない、と心がけていたのだが、ヤッチマッタ。「ためしてガッテン」の「スロージョギングにすすめ」を観た。これは良さそうだ。体への効果はジョギングよりもあるとのこと。一番いいことは、楽。身体への負担が殆んどないということだ。負担は少なく、効果は上。では、今日一日身体中にシップ薬を貼り付けて、もたもた歩いて...スロージョギングとは

ラグビーW杯、日本開催

「2019年ラグビーW杯日本開催が決定」の報道をどう捉えるか。協会も諸手を挙げて大喜びという事でもなさそうだ。資金繰りから始まる運営のすべてを取り仕切る大会組織機関は、大変な重労働を背負うことになるだろう。「W杯が来ればすべてが変わる」と、日本ラグビーの発展に期待をこめる見方も勿論ある。国際的なイベントを行うに際し、世論が成功のカギを握っていることは当たり前のことであり、世論をいかに湧き立たせるかが最大の課題だ。しかし残念ながら、ラグビーはサッカー比べ、ずっとずっとマイナーなのです。ラグビーの人気低迷が一番の問題なのです。今、ほぼ毎日、スポーツチャンネルで放映されている「スーパー14」。これは野球に例えれば大リーグ。ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカの14のチームに、世界中の名立たるラグビー選手が参加...ラグビーW杯、日本開催