連休はトップ・リーグで

ソウルへの旅行で、10日以上、朝のランニングを休んでいたので、土曜日、日曜日と張り切り過ぎてしまった。両膝、両足首が痛く、昨日今日と、まともに歩けない。当たり前の結果である。こんなことの繰り返し、まったく学習が出来ていない。日曜の朝、膝の痛みがあったのだが、走っている内に快調になってきたので、いい気になってアップダウンを一気に飛ばしたのが、まずかった。ここはしっかり学習しましょう。宿泊したJWマリオットは、ソウル一のトレーニング・ジムがある。ランニング器機も50台ほど並んでいるが、どうもこれで走るのは苦手である。試しに何度か使ってみたが、必ず目が回って気持ち悪くなる。それにしても、トレーニングの器機というものの、その多様さに驚かされる。どう考えても、その使用方法が分からないものも多数ある。たまにベンチプレスの台...連休はトップ・リーグで

ソウル滞在中②

李明博大統領は、かつてソウルのどぶ川を清流にするという事業を指導し、その政治力を発揮したが、大統領になった現在、その方針は更に強く打ち出されているようである。ソウルの街全体が面変わりして清潔になった。おそらく、韓国中がそのように変貌しているのであろう。南大門商店街などは、ゴミゴミした場所の代表格であったが、今や歩きやすい綺麗な街になっている。煙草の吸殻一つ落ちていない。地下鉄の駅も車両も清潔になった。漢江河岸の漢江公園も美しく整備された。漢江大橋の一つでは、時刻により、大河を横断するナイヤガラ風の噴水ショーが演出される。ソウルは、ますます魅力ある観光都市となっていくであろう。ソウルの魅力の一つには、なんといっても多彩な韓国料理がある。今回の滞在では、より美味い店を探し歩いている。これが本物の「キムチ鍋」か。これ...ソウル滞在中②

ソウル滞在中

ソウル滞在中である。JWマリオットの30階、エグゼクテヴフロアーを10年程前から利用している。午後5時から9時まで、カクテルバーのサービスが提供される。先ずは白ワイン（シャドネイ）次に赤ワイン（メルロー、コロンビアヴィニア、カヴィルネソーヴィニオン）をゆっくりと味わう。軽食も充実しており、日替わりにイタリアン、中華、和食、韓国料理が提供され、それがまた実に美味い。ワインで少し酔いがまわったところで、ハイボールにいく。小雪のサントリーのコマーシャルを真似て、レモンを搾る。以前は、ウィスキーはストレートをワンショットで呷っていたが、薄めのハイボールも味わいがある。昨日、明洞（ミョンドン）を歩いた。街が綺麗になった。それにしての、日本人観光客の多いのには驚かされる。若い子から中年まで、とにかく女性が多い。李明博政権に...ソウル滞在中

名作を3本

我がビデオデッキのHDDの中には、まだ観ていない洋画が2～30本入っている。これが、有線放送から録画している為、題名が記録されていず、どの映画をいつ録ったか、ごちゃごちゃになってしまっている。メグ・ライアンの軽いラブ・コメディを観ようとすると、「クライシス・オブ・アメリカ」が、どっと重くのしかかってくる。はなはだ都合が悪い。処でこの映画（デンジル・ワシントン、メリル・ストリープ）湾岸戦争の帰還兵の精神的な後遺症（湾岸戦争症候群）を扱ったサイコ・スリラーで、まあまあの出来か。この処、アメリカの病巣、と言うか、もっと広く、現代社会が抱える諸問題に題材を得た作品を、立て続けに3本観た。ご存知「クラッシュ」（ドン・シードル、マット・ディロン☆アカデミー賞作品賞）珠玉の名作。「彼女を見ればわかること」（グレン・クロース、...名作を3本

選挙に行きます

4時半。朝のジョギングのスタート時には、東の空の雲があかね色を帯びているだけで、街はまだ夜の名残りの中にある。最近、黄色のランニングウエヤーに変えた。走行車に目立たせるためだ。運転している者には、車道を走っている者は、実にやっかいな奴等なのである。よく分かる。だから、車の少ない道路を選んで走っている。日々、風は秋の気配を探っているようだが、今朝の外気にはまだまだ夏の余韻を感じる。一時間走って、たっぷり汗をかき、水を浴びる。爽快感は、格別である。明日は選挙。この度の衆議院選挙ほど、投票を真剣に考えたことはなかった。マニフェスト選挙はいい。今までは選択する手立てを、ほとんど持っていなかったですから。各報道機関で、各党のマニフェストを検証していたが、最もきめ細かく、堂々とその検証を行ったのは、BSフジ「プライムニュー...選挙に行きます

つまらない本ばかり読んでいる

このところ面白い本に当たっていない。何冊か読んで、どれも不満なものばかり。「母と神童ー五嶋節物語（奥田昭則著）」がその一例、特にガッカリした。ご存知、五嶋みどり、五嶋龍、バイオリニストの神童姉弟と母五嶋節の物語である。これは絶対に面白い読み物と思い手に取ったが、見事に裏切られた。著者の文章がまずいから、三人の姿が生きてこない。あんなにも魅力的な三人が、くすんでしまっている。しかも、ノンフィクションの必須である、時間と空間の明確な記述がなされていない。特にこの書では、五嶋みどりが、五嶋龍が、あの、今や伝説となっているステージで、何を演奏したか。読者は必ず知りたい。そういうことに心配りがなされていない。小学館（発行所）は、同題材で素晴らしいノンフィクションを仕立て、リベンジすべきだ。それが、三人の主役に対する、読者...つまらない本ばかり読んでいる

「プライムニュース」が面白い

村上春樹のおぞましくも魅力的の形容詞を、あの陳腐な英語語彙がいかに表現しているか、読んでみよう。昨夜、BSフジの「プライムニュウス」は楽しかった。この番組は、日本の、世界の、知性が出演してくれるので、今、最も魅力的な報道、教養番組である。そしてその昨夜だが、分子生物学者・福岡伸一、宗教学者・島田裕巳。テーマは、まさに「生と死」である。これは「夏休み短期講座」の二回目であるが、一回目の「地球からみた人類の行方」も面白くて、興奮した。たぶんノーベル賞を取るであろう惑星物理学の権威・松井孝典と、地球環境学者・安田喜憲の話は、久しぶりに私の知的な感覚を揺さぶった。「プライムニュース」が面白い

スロージョギングとは

前夜に酒を飲みすぎた日は中止。との条件はあるが、毎日走っている。条件があるために、5日間連続で走る。ことは、あまりないが。4時半過ぎにスタートして一時間程走る。8月に入ってコースを変えた。アップダウンが激しく、しかも以前より長い距離のコースにした。スピードを増しても一時間以上かかる。このコースを、珍しく5日間連続で毎日走っていたところ、膝、腰に疲労が溜まり、昨日は足を引きずって仕事をするという体たらく。走り過ぎはいけない、と心がけていたのだが、ヤッチマッタ。「ためしてガッテン」の「スロージョギングにすすめ」を観た。これは良さそうだ。体への効果はジョギングよりもあるとのこと。一番いいことは、楽。身体への負担が殆んどないということだ。負担は少なく、効果は上。では、今日一日身体中にシップ薬を貼り付けて、もたもた歩いて...スロージョギングとは

ラグビーW杯、日本開催

「2019年ラグビーW杯日本開催が決定」の報道をどう捉えるか。協会も諸手を挙げて大喜びという事でもなさそうだ。資金繰りから始まる運営のすべてを取り仕切る大会組織機関は、大変な重労働を背負うことになるだろう。「W杯が来ればすべてが変わる」と、日本ラグビーの発展に期待をこめる見方も勿論ある。国際的なイベントを行うに際し、世論が成功のカギを握っていることは当たり前のことであり、世論をいかに湧き立たせるかが最大の課題だ。しかし残念ながら、ラグビーはサッカー比べ、ずっとずっとマイナーなのです。ラグビーの人気低迷が一番の問題なのです。今、ほぼ毎日、スポーツチャンネルで放映されている「スーパー14」。これは野球に例えれば大リーグ。ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカの14のチームに、世界中の名立たるラグビー選手が参加...ラグビーW杯、日本開催

不知火形

不知火形の横綱土俵入り。36代羽黒山政司を見たのは、蔵前国技館。小学校の時には、日曜日となると朝から都電を乗り継いで、蔵前国技館へ通った。相撲少年であった。43代吉葉山潤之輔の不知火形は、最も美しい横綱土俵入りと言われた。その吉葉山の孫弟子・白鵬の不知火形も力強く美しい。この名古屋場所は、満員御礼が9回も出たとかで、人気回復を言う者もいるが、この人気、いつまで続くか。白鵬の年齢を考えれば、ここ3～4年は彼の独走だろう。琴欧州、日馬富士、ものが違う。期待されている稀勢の里、豪栄道、豊真奨。まあ駄目だろう。白鵬一人で大相撲人気を支えるのは難しかろう。さて相撲協会どんな手を使うか。白鵬を双葉山に見立てる。という神業は案外うまくいくかもしれない。それにしてもNHK解説の北の富士はひどいな。向正面の舞の海に助けられている...不知火形