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レビューブログ【レブログ!】 https://reblog.hateblo.jp

映画、アニメ、ドラマ、マンガ、書籍、英語読書のレビューが5000件以上! レビューは毎日更新します。

ファン意識や世論に流されず、 自分の感じた感想を正直に伝えたいと考えています。

D.IKUSHIMA
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2008/06/18

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  • 陰陽師0(ゼロ)

    陰陽師0山﨑賢人Amazon呪術や占いについて学ぶ陰陽師の学校で まだ学生だった頃の安倍晴明が とある事件の解決に取り組んでいく話。 周囲と打ち解けようとしない無礼な主人公は 生意気ながらも聡明さが感じられて存在感があるし、 映像的に派手なシーンもたびたび用意されているのだが、 中盤で大きく盛り上がったあと急に勢いが落ちてしまうのが残念。 殺人事件を解決するミステリー的な面白さも 敵と戦うアクション的な痛快さもどちらも中途半端で、 映像と世界観以外は薄っぺらい仕上がりの凡作だった。

  • 奇想、天を動かす

    奇想、天を動かす~吉敷竹史シリーズ11~ (光文社文庫)作者:島田 荘司光文社Amazon年老いた浮浪者が乾物屋の女性店長を刺殺した事件で 関係者の素性や動機を探っていく刑事の話。 殺人事件ではあるものの特に凶暴性や異常性も感じられず、 ただのホームレスが衝動的に起こした行動のように見える状況が まったく無関係と思われた要素と少しずつ結びつき その動機や人間関係が明らかになっていく内容。 全体的にかなりスローペースな展開と 不可思議な小説がたびたび挿入される構成のせいで 最初はあまり引き込まれないのだが、 断片的な情報が少しずつ1本につながって ジワジワと全体像が見えてくる後半は割と引き込まれ…

  • ムジナ<全9巻>

    ムジナ(1) (ヤングサンデーコミックス)作者:相原コージ小学館Amazonたいした実力もないのにしぶとく生き残る忍者を父に持ち、 自身も周囲から見下されている下っ端の忍者が なんとか生き延びようと模索する話。 ちょくちょく下ネタが挿入されるコメディタッチな作風ながら 設定やストーリーはかなりシリアスになっており、 下忍の厳しい生き様や予想外の展開が連続するのが面白い。 作者の解説文が頻繁に挿入される構成や マンガとしての試行錯誤が混ざる独特な読み心地だが、 根底にあるストーリーがしっかりしていてアクション性も高く、 登場人物が容赦なく死んでいく緊迫感が 序盤から最後まで続くのが魅力。 やや古…

  • ゴーストバスターズ フローズン・サマー

    ゴーストバスターズ/フローズン・サマーポール・ラッドAmazon初代シリーズの孫を主人公にした「アフターライフ」の続編で、 ある男性が持ち込んだ球体から 強力な冷気を放つゴーストが現れる話。 ストーリーとしては割と王道な造りだが、 ゴーストがもたらす被害規模の大きさや 迫力ある映像が目を引くので退屈せずに観ることができる。 過去作品を引き継ぐ関係で登場人物が多すぎて ひとりひとりの存在感が薄くなっているのは残念だが、 初代シリーズからのファンに向けた4作目として まずまず楽しませてくれるデキに仕上がっていた。 【関連作品のレビュー】 ゴーストバスターズ(1984年公開版) ゴーストバスターズ2…

  • ギークス 警察署の変人たち<全11話>

    ギークス~警察署の変人たち~Amazon警察署に勤める3人の女性署員が いろいろな事件に関わっていく話。 仕事にあまり熱意を見せないけれども実は有能な主人公が ぶつぶつと愚痴りながら事件を解決に導いていく雰囲気が面白い。 また、隣に住む男性との不器用な恋愛模様も微笑ましくて楽しい。 ただし、3人の女性キャラに比重を置いているためか、 ミステリーやサスペンスとしての見応えは非常に薄いので 登場人物に魅力を感じられるかどうかで好みが分かれる。 たびたび描かれた署員の家族に関するエピソードには 結局たいした意味がなかったし、 何か進展を見せるかと思った恋愛要素が希薄だったのも残念。 警察もののように…

  • ロスト・キング 500年越しの運命

    ロスト・キング 500年越しの運命サリー・ホーキンスAmazon15世紀のイングランド国王である リチャード3世の痕跡を追うことに執着する女性の話。 イギリスの歴史に詳しくないので リチャード3世に対する人々の思いが理解できず、 ストーリーの面白みがよくわからなかった。 実話がベースになっているとはいえ 主人公の人間性にはあまり好感が持てないし、 周囲の協力を得る際の主張にも説得力がなく、 ただワガママを言っているようにしか見えないのが残念。 映画として観るならもっと感情移入したり 爽快感を味わう場面が欲しかった。

  • アネット

    アネットアダム・ドライバーAmazon人気オペラ歌手の女性と結婚したコメディアンの その後の生き様を描いたミュージカル。 作中で流れる歌や音楽レベルは高く、 特にヒロインの歌声は素晴らしい限りだが、 映画としては全体的に独特すぎてとっつきが悪い。 なかなか話が進まないと思ったら一気に展開があったり、 脈絡のない筋書きとクセのある演出に翻弄される。 荒唐無稽な内容だがストーリーそのものは薄っぺらく、 映画としてはあまり引き込まれる部分がないし、 ミュージカルとしてもノイズが多くて集中しにくかった。

  • 泣ける映画大全

    泣ける映画大全作者:大友 しゅうまKADOKAWAAmazonいろいろな名作映画のあらすじを デフォルメしたマンガで紹介したもの。 有名なものを中心に70本以上の映画が紹介されており、 それぞれが4コママンガ2本分ぐらいに圧縮されているのがポイントで、 その作品を観たことがある場合は絶妙なパロディとして楽しめるし、 知らない場合は好奇心を刺激されて観てみたくなるところが面白い。 また、途中に挿入されているコラムからは マンガでは表現されていなかった作品への想いが感じられて 映画好きとして共感できるところも多い。 映画に詳しくても詳しくなくても楽しめる映画紹介本。 【関連作品のレビュー】 最強の…

  • 犯罪都市<2017年公開韓国映画>

    犯罪都市(字幕版)マ・ドンソクAmazon暴力団の抗争が絶えない韓国の街に 中国から新たな犯罪組織が入り込んでくる話。 警察側も含めて複数の組織が次々に入り乱れるせいで 誰がどのグループに所属しているのかが把握できず、 イマイチのめり込むことができなかった。 主人公の刑事もパワフルなだけで 頭のいい作戦を思いつくわけでも 気持ちよく敵をなぎ倒してくれるわけでもなく、 たくさんの被害者が出ているところもスッキリしない。 すでに4作目まで作られた人気シリーズということだが、 その魅力がどこにあるのかまったくわからなかった。

  • ポーカー・フェイス 裏切りのカード

    ポーカー・フェイス 裏切りのカードラッセル・クロウAmazon大成功を収めて大富豪となった男性が 子供時代に遊んだ幼馴染を集めて 大金を賭けたポーカーを提案する話。 やたら思わせぶりな盛り上げ方をして 主人公にがどんな企みを隠しているのかと思いきや よくわからない突発的なトラブルが起きて 結局何もかもうやむやに終わってしまう内容。 意味ありげな運転シーンもポーカーの勝負も 一体何だったんだという印象。 少年時代の描き方も浅いので 大人になった彼らが誰が誰なのかもよくわからない。 説明不足なのに無駄なシーンが多い構成も謎。 結局、大金持ちが道楽で周りを巻き込んだようにしか思えず、 もったいぶった…

  • お終活 再春!人生ラプソディ

    お終活 再春!人生ラプソディ高畑淳子Amazon「熟春!人生、百年時代の過ごし方」の続編で、 認知症や老後の趣味など、高齢者の日常を描いたもの。 今回は死後に備えた準備というよりも 成長した娘との親子関係や 高齢者のあるあるネタを中心にした内容。 前作の登場人物を引き継いでいるが、 人間関係がわかりやすいので いきなり今作を観てもまったく問題はない。 気楽に観れるコメディには仕上がっているが、 全体的に2時間ドラマのような安っぽさが漂うので 映画としてのクオリティを期待すると厳しい。 前作ほどの面白さはないので そのあたりを割り切って観れる人向け。 【関連作品のレビュー】 お終活 熟春!人生、…

  • 梟 / フクロウ

    梟-フクロウ-リュ・ジュンヨルAmazon目が見えないながらも鍼治療の腕を買われて 宮廷で働くことになった若者が とある事件に巻き込まれていく話。 人間関係がつかみづらくて戸惑う部分はあるが、 盲目であることで鍼師としての腕や目撃証言が なかなか信じてもらえないという設定が非常に活きており、 主人公の実力が認められていく気持ちよさから トラブルに陥っていく怖さまでずっと引き込まれる。 中盤で明かされる秘密からタイトルの意味がわかり、 その要素が長所と短所の両方の効果を生みながら クライマックスに向けて盛り上げていくところも素晴らしい。 あまり馴染みのない世界観だが、 完成度の高いサスペンススリ…

  • スピリットサークル<全6巻>

    スピリットサークル (1) (ヤングキングコミックス)作者:水上悟志少年画報社Amazon幽霊が見える中学生が転校してきた少女から 前世でのトラブルを理由に恨まれる話。 輪廻転生がテーマになっているため、 定期的に新しい舞台とキャラクターが展開され、 そのたびに頭をリセットしないといけなくて混乱するが、 キャラクターの作り方がうまく、 世界観が一新されても毎回引き込まれるのは見事。 ただ、各エピソードの登場人物は 現代の身の回りの人を連想させる設定なのだが、 顔の区別がしづらかったり印象が薄くて あまり有効に働いていないのは残念。 徐々に人名が把握しきれなくなるのもキツい。 絵柄は子供っぽいが…

  • 侍タイムスリッパー

    作品情報: https://www.samutai.net 江戸時代末期から現代にタイムスリップしてしまった侍が 時代劇の撮影関係者と交流を深めていく話。 テレビの撮影現場に紛れ込んでしまう序盤は ほぼ予想通りの展開で進んでいくが、 2000年代の生活様式にいちいち驚く主人公が面白く、 実直で礼儀正しい言動も感情移入しやすい。 武士なら殺陣(たて)もうまいだろうという発想は単純だが、 実際に刀の扱いや身のこなしが見事で説得力があるし、 斬られ役の苦労も伝わってきて面白い。 実力が少しずつ認められていく主人公を応援したくなる。 そろそろ終わりそうな雰囲気になったあとに もうひと盛り上がりさせてく…

  • なぜ地方女子は東大を目指さないのか

    なぜ地方女子は東大を目指さないのか (光文社新書)作者:江森 百花,川崎 莉音光文社Amazon首都圏から距離のある地域に住む女子生徒で 成績優秀ながら東京大学に進学する割合が低い理由を いろいろなアンケート調査をもとに分析したもの。 実際に地方出身で東京大学に進学した2人の女性が 自分が見聞きした経験をもとに疑問を持ち、 女子学生の進学に影響する要素を考察していく。 全体的に冷静で論理的な語り口になっており、 ヒステリックにフェミニズムを主張するのではなく 純粋な現状分析がされていて説得力があるし、 仮説に対する裏付けも筋が通っていて納得できる。 チャプターが細かく分かれているおかげで 本と…

  • 監督のクセから読み解く 名作映画解剖図鑑

    監督のクセから読み解く 名作映画解剖図鑑作者:廣瀬純彩図社Amazonスティーブン・スピルバーグ、クエンティン・タランティーノ、 ウェス・アンダーソン、トニー・スコット、クリント・イーストウッド、 小津安二郎、山中貞雄、大島渚、相米慎二、黒沢清、 アルフレッド・ヒッチコック、エリック・ロメールといった 12人の映画監督ごとに作品に共通する部分を解説したもの。 有名な映画監督の定番の手法に注目する視点は面白いが、 解説文を読んで「なるほど」と思うためには 該当する画面の映像がパッと思い浮かぶほど 結構な作品を観ている必要があるし、 共通点と言うよりこじつけに感じる部分もある。 また、観たことがな…

  • わたしは最悪。

    わたしは最悪。(字幕版)レナーテ・レインスヴェAmazon自分の居場所を模索する女性の話。 主人公の男性との付き合い方が描かれるが、 全体的に脈略のない場面が多すぎて 何を楽しむ話なのかがよくわからない。 主人公の言動も単なる自分勝手にしか見えないし、 男性側にも魅力を感じる部分がない。 斬新だと思う演出はいくつかあるが、 映画としてはひたすら退屈で好みに合わなかった。

  • あそこの席

    あそこの席 [DVD]阪田瑞穂Amazonある高校に転校してきた女子生徒が かつて自分の席に座っていた生徒が おかしくなってしまったという噂を耳にする話。 心霊現象とイジメを融合したホラーで 全体的な筋書きはそれほど悪くないのだが、 70分しかないのに中だるみを感じるテンポの悪さと 全員の演技が素人臭いのが難点。 何度も何度も同じ曲を聞かされる構成なのも疲れる。 30分ほどの短編ドラマだったら楽しめただろうが、 映画として観るには辛い仕上がりだった。

  • ブルー きみは大丈夫

    ブルー きみは大丈夫Cailey FlemingAmazon子供が生み出した想像上の生き物が見える少女が 男性と協力して彼らの新たなパートナーを探していく話。 いろいろな特徴を持ったイマジナリーフレンドが 実写映像に自然に溶け込んでいる映像は素晴らしいが、 何かがうまくいく場面がやけに少なく、 期待していたほどのカタルシスを感じられないのが残念。 子供向けとも思える世界観なので もっとサクサクと成功体験を味わわせて欲しかったのに なぜか妙にシビアな味付けになっている。 主人公の家族の設定もあまり意味があったようには思えず、 全体的に面白さを感じる部分がなかった。

  • 碁盤斬り

    碁盤斬り草彅剛Amazon娘と2人で貧しく暮らす囲碁好きの浪人が 身に覚えのない嫌疑や過去の復讐に苦しめられる話。 堅物すぎて融通の効かない主人公は感情移入しにくいが、 いくつもの勧善懲悪が集まった構成で 見ていてスッキリする展開が多い。 なくてもいい要素だが、囲碁が絶妙なスパイスになっており、 人間関係を結びつけているというところも面白い。 シンプルな話でありながら魅力的な登場人物が多く、 退屈せずに最後まで観ることができる良作だった。

  • ブレイド3

    ブレイド3(字幕版)ウェズリー・スナイプスAmazon遺跡から蘇ったヴァンパイアたちの始祖を 仲間とともに打ち倒そうとする話。 今回のボスが暴れるシーンがあまりないので 人間社会にどの程度の被害をもたらすのかが イマイチ伝わってこないのは残念だが、 アクションシーンは過去作同様に見栄えがしてカッコいい。 敵味方とも大胆に殺されていく展開も容赦がなくていい。 見どころも作風も同じままの3作目なので いい意味でも悪い意味でも代わり映えしないが、 ファンが期待した通りに楽しめる安定したシリーズ。 【関連作品のレビュー】 ブレイド ブレイド2

  • クラスメイトの女子、全員好きでした<全10話>

    クラスメイトの女子、全員好きでしたAmazon中学時代の同級生の誰かが書いた小説を使って 人気作家としてデビューしてしまった男性が 当時の思い出を振り返りながら本当の作者を探していく話。 タイムカプセルに保存されていたノートの持ち主を突き止めるため、 毎回同級生の1人に焦点を当てて中学時代を回想していくのだが、 この回想シーンのエピソードがいちいち面白い。 女子と接する貴重な機会に浮かれる中学生の気持ちや 妙な個性を持った女子たちがコミカルに描かれているし、 それを演じる子役たちも素晴らしいの一言。 異性としての恋愛感情を持っていたというより 「一緒に過ごした時間が楽しかった」ぐらいの味付けも…

  • アグリーズ

    作品情報: https://www.netflix.com/title/81002266 何もかもが厳格に管理された近未来において 政府に定められた美容整形の日を心待ちにする少女の話。 「アグリーズ(=醜い者たち)」と呼ばれる設定にしては 主人公の顔が整いすぎているので 整形手術を待ち侘びていることに説得力が感じられないし、 利己的で都合が良すぎる言動にも感情移入できない。 SFの世界観らしい映像は悪くないのだが、 ディストピアものとしてはストーリーがありきたりで 刺激的に思える部分がほとんどないし、 ラストも投げっぱなしなのが雑すぎる。 全体的に腑に落ちない要素が多く、 終始モヤモヤした思い…

  • 家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった<全10話>

    家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だったAmazon幼い頃に父を亡くし、ダウン症の弟や 下半身不随の母親を世話しながら 自分の生きる道を模索してきた女性の自伝をもとにしたドラマ。 まだ若いうち手間のかかる家族の負担を背負う いわゆる「ヤングケアラー」と呼ばれる辛い状況ではあるが、 主人公の飄々(ひょうひょう)とした明るい人柄と 関西弁による日常的なツッコミが場を和ませてくれる。 いろいろなミスで周囲に迷惑をかける場面が続くが、 めげない性格と愛嬌のある言動のせいで ついつい応援したくなるというキャラクターがスゴい。 生活環境にいろいろな変化がありつつも 常に家族愛を感じることができる…

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