2008年10月
慧子から、須田冬美の言い分を聞かされてから、花村香澄は 須田冬美と、どのように接していいかわからなくなっていた。 今まで、病気であることも聞かされていたので、かばいつつも ごく自然に接してきたつもりだった。 須田冬美が自分に対してライバル心を持っていることは わかってはいたものの・・・ 人の良い、香澄には、人を陥れるという発想はまったく 理解できないことだったし、思い浮かびもしなかった。 どのように、須田冬美に接したら良いのか・・・ 普通にしているつもりでも、また慧子に泣きつかれたら どうしたらいいんだろう・・・ 香澄は、だんだんと須田冬美を避けるよう..
須田冬美が花村香澄のことを慧子とたまこちゃんに ご相談した次の日・・・ 慧子は須田冬美からのご相談の件を花村香澄に話した。 香澄にしてみれば寝耳に水の話である。 須田冬美とは、極普通に接していたわけで・・・ いじめるとか冷たくするなんてことは、どう考えても なかったわけで・・・・ なんのことを言われているのか、さっぱりわからない 香澄だった。 ただひとつ、秘密のノートを見せられてしまったこと だけが、思い当たる原因の唯一だった。 慧子は、自分も嫉妬心の強い方だったので、須田冬美が 花村香澄に対する嫉妬からこのような行動に出ている ことは、わかっ..
2008年10月
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