須田冬美の野望
秘密のノート事件以来、花村香澄は須田冬美のことを 恐ろしいとは思っていたものの、体面的にはごく普通に 接してはいた。 そんなある日のこと、須田冬美は慧子とたま子ちゃんを ランチに誘った。 須田冬美は発作で倒れてから外で食事をすることが、苦手で 皆と一緒にランチもあまり行かなかったのだが・・・ この時は、「ご相談したいことがあるんです〜」 と、慧子とたま子ちゃんに猫なで声を出して誘ってみた。 このご相談とは、なんと花村香澄のことだったのだ。 須田冬美は慧子とたま子ちゃんに涙ながらに訴えた。 「私・・・花村さんに嫌われているみたいなんです・・・」 自分が花村..
2008/09/24 21:05