孫娘の結婚式 バージンロードを手を繋いで歩くのが 目下の目指す目標という友が居る。 しかし在宅で九十歳を越えた母親の面倒を見ている 七十歳手前の彼は 至って元気で 現役で仕事をしている。 朝の珈
二年程前まで、散髪にお越し頂いていた客人 『もう お店まで出掛ける事が出来なくなりました。長い間有難う。』という連絡を頂いて『お差し支え無ければ 私がご自宅までお伺いして、髪の毛刈らせて頂きましょう
朝の珈琲屋の常連メンバーは、平均年齢が七十歳を越えているから、話の内容はともかく 旧い表現、今はもう滅多に使わない様な言葉がポンポンと飛び出す。 その言葉を誰もが理解しているから 会話はスムーズに移
チップと言うのは、飲食や宿泊 又 柳居子の仕事等 サービス業全般の、「従業員」に対して 客が与える料金以外の金 祝儀とか心づけと理解している。遠来の客人からは このチップを頂く事が多い。 従業員の懐
昨日は月に一度の 整形外科通い。営業日だから、出来るだけ早く診察を済ませて店に戻りたいから、朝一番の順番席取りに出掛ける。半年ほど前までは、毎日 自注射の注射薬を貰いに行っていたが 容態が改善されたの
人と 人とが繫がるというシーンは、昔なら想像もしない事が、現実の事となる。 ブログ記事の連載が 古くからの知己 松井孝治さんの眼に留まり、東京での 『京語り』の会を開いて頂き、今迄何の接点も無かった
体力の衰えを如実に感じるのは、無理が効かないという事かと思う。 床屋稼業の現役は、若い時から続けているから出来る事で。かなりハードな部分も有る。喉仏に鋭利な刃物突き付けているのだから、生半可な取り組
京舞 篠塚流の六世 篠塚梅扇家元氏とは、親しくお話を交す様になって随分と歳月が経つ。 最初の出逢いと言うのが、前世の曳きあわせの様な面白い会話で始まった。 朝の珈琲屋だつた。 店の混み具合も有っ
毎朝更新アップする フェイスブックに 一番最初のアクセスを頂く方が二人居られる。一番乗りは一人だから 競うように柳居子のサイトにお目通し頂く。 畏友のお二方は、御厨貴さんと三浦武さん お二人の「い
他人(ひと)に、話しかけるとか 会話を交わす事が出来る事は、惚けを先送りになると聞いていた。 幸いな事に眼も指先も若い時からの延長で 床屋稼業が続けられている。 稼業とは言っても 完全に隠居仕事
一つの事象を流れの中の一つ 一部分と捉えるか 点と捉えるか 物事の理解は大きく違ってくると思われる。 例えば京都の街を特定の場所を点として見る事は、余り意味が無い様に思うのだ。長い歴史の紆余屈折 積
朝の珈琲屋の5番テーブルは、国際色も豊かで、又色々なキャリアの人が 京都旅行のついでに 朝のミーティング体験に出席しようという御仁が 次々にお越しになる。店外にまで立ち並ぶ空席待ちの観光客を横目で無
蕎麦は好きだが うどんは手が出ない 素麺は年中欠かした事が無い。 真夏の胃袋まで涼しくなる ちょうど今頃が素麺のたべ時と考える人が多いとは思うが、 柳居子の様に昼食時が一定しない仕事は、昨日の様に昼
今朝 三時台四時までの、ラジオの歌番組を聴きながら、しっかりと乾いたタオル 客に供する事が出来る様に、丁寧に折りたたんでいた。 番組は古賀正夫特集 エレジーを流していた。 ギターの前奏が入ると あの
秋田や九州では、未曾有の大雨で被災されたところが有ると言うに、京都の町は 祇園祭一色 空模様も一片の雲も無い上天気 気温も体温近くまで上昇 柳居子の個人体験智では、祇園祭の日辺りが、完全梅雨明けと
昨日 御池東洞院の嶋臺画廊で開催中の、戸倉英雄日本画『黄金航路の宵』に出掛けた。贅沢な事に画家本人が作品の説明をして頂いた。 展観の一点 鉾の巡行の図 瓦屋根の間を鉾が通過するのを沢山の人が見守
都会と田舎と言うのは、人が住む町 人が住めない町くらいの差異が出てきているのではと思う。お百姓さんが居た時代、都会に住む人は田舎の人に支えられて命を繋いでいるという事を 子供心に身に付いていた。 米を
柳居子の店の直ぐ東の通りは、富小路と言う。 秀吉の京都大改造の前は、無かった路で、公卿富小路家が在って 富小路内裏とも言うから里内裏という歴史も在る。 柳居子の知る範囲は、強制疎開後の事 多くの
昨日午後 オーストラリアからやって来た夫婦連れ 奥さんは超肥満体だが顔つきは可愛らしい人。ご停主の散髪の終わるのを待って頂く。 理容椅子に替わるやいなや 『お任せネ。』と、言われた。郷に入れば郷
滅多に京都の生活圏から外へは出ない柳居子は。観光地と言われる他の町へ出掛けた事が皆無 何一つ知らないから京都の町との違い等 論じる立場では無いのだが、京都の町の実体験は充分に積んでいる身としては、京
『書き続ける事の 秘訣って、何ですか?』 柳居子徒然の読者から時々尋ねられる。 秘訣なんて有ろう筈が無い。 継続と言うのは途切れる事への拘り 何となく止まる事に勿体ないと言う思い それは書く事の内容と
十七日の山鉾巡行にお出掛けの機会が有れば、是非お立ち寄りをお勧めしたい催事が有る。 友人の戸倉英雄君の日本画個展 『黄金航路の宵』祇園祭をテーマとした絵画の展観 場所は山鉾の巡行路沿い 御池烏丸東北
広沢虎造の十八番(おはこ) 清水次郎長伝 森の石松の一節唸った最後に出てくる曲回しは、『馬鹿は 死ななきゃ 治らない、』 侠客とされる 次郎長の子分衆の中でも 賢くても逸れた外れた人や 如何しようも
初代の内閣危機管理室長だつた 佐々淳行氏は、現職時代 下から上がってくる報告とか報告書を聞いたり読んだ後、『没になった情報は?』と尋ねたという。自分に届く情報は、部下がセレクトした部下の判断 責任の
京都の地名というタイトルの話を、四月東京でしたのだが、地名・町名・痛リ筋名という話題は、際限播く語り尽きると言う事が無い。長い歴史を積み重ねてきた結果とも言えると思う。 朝の珈琲屋で何十年も同
町とか町並みと言うのは、人々が営々と築いてきた営みの結果として存在すると、京都の旧い人は考える。戦時下でも空襲を免れ古い街並みが生き残った事が 京都人の物事の考え方 捉え方の基本の中の一部分になって
何度か取り上げている事だが、最近 客筋様変わりという感じがする。遠来海外からのお越しの客人が 四月の56人 五月の52人 六月の48人 七月に入ってから7人 ほぼ営業日数の倍の人数 単純に一日二人を
朝の珈琲屋で出た話題の派生で。木屋町の話しが出た。物流を船に頼っていた時代の水路は、今の道路にトラックが行きかう様と考えて良い。荷傷みが少なく大量に運ぶ手段は船に勝る方法は無かったようだ。 水路
殆ど毎日 柳居子のフェイスブックサイトを開いて 見て頂いているのだが、時々 読み落しが有るとか仰って、プリント版を職場にお届けしている人が居る。 昨日は、同性婚訴訟を報じる新聞を見て 浅薄ではあ
同性婚訴訟が 世間の耳目を集め大きな話題にもなっている。一昨年 札幌地裁では 憲法違反判決が出て以来 大阪では憲法違反に当たらずと逆の判決が出たが 其の後 東京 名古屋 福岡では 違憲 若しくは違憲
足かけ十七年間に渡り 毎日記事を書き続けていると、書き手も読んで頂く方も 当然の事ながら同じように加齢と言う事になる。ブログプリント版は、本来ネット環境に無い お年寄り対象に作りだしたから、読者の高
降るか照るかは、毎日仕事に使うタオル等の洗濯物がカラッと乾くか 干す前より雨水吸って重くなっているかの差が有る。自宅に持ち帰ってこれ等の洗濯をするのだが、゜この時が一番未だ現役で仕事をしているという
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孫娘の結婚式 バージンロードを手を繋いで歩くのが 目下の目指す目標という友が居る。 しかし在宅で九十歳を越えた母親の面倒を見ている 七十歳手前の彼は 至って元気で 現役で仕事をしている。 朝の珈
昨夕 最後の客人送り出して、バタバタとして中断していた昼食を食べ終わり もう営業終了と決めた。午後五時四十分ころ 見た事も無い髭面の巨漢が入って来た。例によって『私自身は 貴方をお迎え出来て 有り難
大阪で始まった 万国博覧会に 身近に居る人や 友人・知人が早々と出掛けた話しを聞いたり 予約を取る手段とか 会場内はキャッシュレスオンリーだとか柳居子の世代には 出掛けるまでに今の時代対応を身に付け
あっという間に、月日が経つと思う事が多い 『石の上にも三年』とか『艱難汝を玉とする』 苦労が人間を作ると教わった世代は、もう今の時代には通用しない事ばかり。誰もが一業専一 自分に与えられた仕事を精
日曜日恒例の ブログプリント版の配達 街歩きならぬ自転車配達は、電動アシストの三輪自転車が、自分の足以上に頼りになる。長距離を物を持って歩くのはもう無理な事だが 大きな籠の付いた三輪車は荷物の量 軽
日米間の関税交渉の最中に 日本の安全保障に アメリカが果たしている負担に対して 日本の感謝の意が足りないとか そういう話しが出てくるのは、 トランプ米大統領が アメリカと言う国は どの様な場所で何を
何十年も前 確かソニーの盛田昭夫氏が 『学歴無用論』という本を出され よく売れてベストセラーとなった。無学歴の柳居子には 関心を呼ぶ様な タイトルだったので 読んだ覚えが有る。 盛田氏は 技術系
今迄 何の気負いもなく 出来ていた事が出来なくなる。又 時間が掛かる。後体の何処かが 痛まぬか 等と考え 引っ込み勝ちになる。 其の事自体が 年取って身を守る事になるのだとは 判っていても寂しい事であ
歴史の始まりは 口伝 紙に書かれた事とか 石に刻まれて伝わった物と言うのは、それ以前の信じられない程長い人間の営みの結果と言えるのでは無かろうか 二足歩行が可能となって、手や指先が、他の生物と
京都の街は 歴史が長い分 色々なものが残っている。又 先の大戦で火空襲によって灰燼に帰すと言う事も無かった分 眼に見えない言葉使使いや 地名・町名・通り筋名 等 厳然と今も残っている これ等全ては
1日 · 我乍 下らない話しとは思うのだが お眼を煩わす。 昨晩 いつも通り 自転車で帰宅の心算が 大粒の雨が降ってきた。 雨合羽も持たず 傘差しての自転車帰宅は 無理と判断して 市バスで帰る事を
日本全国を新幹線網で結ぶ事 地域格差を是正するとか 一極集中の排除とか どれも根拠とする理由づけにはなる話だが、何十年も前 山陽新幹線が開通した時 店の御常連で 岡山の 天満屋という百貨店の貴金属
3日 · 河原町四条上がる東側、軒数は図かだが『黒川タバコ店』が在った 大正時代から続く老舗の煙草やだった。 柳居子がこの店を知った時は タバコ屋は廃業して『フランセ』という 当時流行の洋酒喫茶とい
3日 · 変遷というような大層な表題の記事では無い。久し振りに河原町四条から三条迄歩いて 覚えていた店が何時の間にか消え 新しく開店した店も 売上見込みが達成できないし直ぐに撤収するから どの様な
5日 · 今朝の自宅前 哲学の道沿いの 桜の開花状況は、『満開』『散り初め』が昨日までの事で 落花盛んと言ったところ 少し道を下った京大時計台前 東一条 吉田神社参道沿いの桜は 『散り果て』同じ種
4月5日 · テレビ局も巻き込んで 大騒動になっている 中居某の事とか 広末某というタレント 又 入浴中に死んだ女性歌手かタレントの事 柳居子は 名前も顔も全く知らなかったし 同じ世界 日本の事とは判
4月9日 6:39 · 料理屋 『松長』出入りの仲間で、西の親分と呼ばれる神戸在住の T氏が久し振りに店にやって来た・柳居子より少し年嵩だが 元気一杯 京舞篠塚の社中の一人が おさらいの会を開くと聞いて
4月8日 10:22 · 同じ場所 同じ時間 毎日変わらぬ営みをしていると、場所・時間を共有するような 人間関係の出来る事がある。 始発のバス通勤をしていた時 週一回 同じバスに乗り合わせて 口をきく
4月7日 11:46 · 桜 満開 眼の保養を満喫とは言わないのかも知れないが、日曜日恒例の プリント版配達に出掛ける先 何所もかもが 一斉に咲き 枝に蕾無く 地面に落花も無く 今日辺りが盛りの様に 咲き
4月6日 6:56 · 一見という言葉は、初対面 もとは遊里の遊女と客が初めて出逢う様子を表すことばだったという 柳居子は 一限と一字改めて 一回限りの客人と解釈している。遠来の客人は、殆どが一限さんだ
朝の珈琲屋は、人間観察の勉強の場でもある。 この人は 今 何に関心が有るのか 又 今日は何を喋ろうとやって来たのか? 聞き役にだけ徹している訳でも綯い。 顔見知りには、此方から色々と声掛ける事も
祇園祭を彩るハイライトは、山鉾巡行が一番 京都以外から見て 祇園祭をイメージするのは 山鉾巡行に尽きるかと思う。 祇園祭の山鉾は、以前は町家(ちょういえ)と言って鉾山を出す庁内は町所有の土地建物を
殉職という言葉は、今も時々眼にするし聞いたりもする。職務上 仕事を全うするために死ぬ事。 主君の怨みを晴らして、後追い切腹の赤穂浪士も 殉死と言うのだろう。殆ど使われなくなった言葉に 『殉節』が有る
ブログ記事のプリント版を 在京の新聞社に三部ずつ 発刊毎に届けている。新聞休刊日の月曜日 大勢の人数で新聞を出しているのに 休みが有るのだね。私は十八年間 一日も休まず一人で記事を書き続けて休み無し
又 面白い体験をさせて貰った。昨日も遠来の客人の多い日で、午前中に集中した。 その仲の一人 小柄な人だが肌色は真っ黒 黒い髭を蓄えている。当初 髪の毛は短いから 髭のトリミングかと思ったのだが、頭髪
子供の頃 親に時々連れて行って貰った 寿司屋さんの湯飲みには。魚の名前と振り仮名を打った 自分の店で扱う魚を漢字柄にした湯呑だった。 漢字の篇・造りに 何が書き加えて字を作るという 母親が考え
『あんた 何時までも 一寸も変らんと げんきやなぁ』と言われ『元気そうに見せる元気だけは、未だ少し残ってる様です。』『鬱陶しい雨やね こんな土砂降りの日は 店までどうして来るの?』と聞かれ『雨合羽の
毎朝出掛ける珈琲屋 いきなり常連席五番テーブルの座るのではない。 開店三十分程前 未だ扉は自動開閉では無い。「只今開店準備中」の立札の横を通って 『開店準備中のお邪魔をして済みませんね。』という顔を
昨日 朝の珈琲屋の柳居子の 隣りの席にやって来たのは、近畿大学準教授 「韓勝旭」工学博士 久し振りにお目に掛り 色々と面白い話で盛り上がった。 日本と韓国との歴史感 捉え方の違いとか 京都から東
観光ガイドを束ねる様な仕事をしている友人が、「西陣」の事を詳しく書いた本を 上梓出版する事になった。 下書き原稿を渡されて、何かご意見 アドバイスをと言われた。 『学術書では無いのだね?』と 尋
一寸強い髭剃り後 柳居子の店は、父の代から メンソレータムが常備してあって、肌の消炎効果を 良く知っている。 今はロート製薬から販売されているが、長く近江兄弟社の人気商品だった。最初に販売した人
小・中学校 同窓同級だった女の子の訃を 彼女の旦那さんから履いた。 ご主人は、朝の珈琲屋の同卓の仲間だから 同級生の奥さんの容態は聞いていたから 突然亡くなったという感じはしないのだが 残された旦那
並べて論じる絵画では無いとわかっているのだが、写生図と、版画の下絵と判っていても 日本人の多くが知る、伝わった安藤広重の『東海道五十三次』と雪舟の『天橋立図』 二点の絵を論じるのではなく 感じた事や
先日 誘われてカラオケに出掛けた時、同行は柳居子より年嵩の女性と 同年配の男性との三人 カラオケシニア割引客だった。 何を唄うのか 出掛ける前 一応準備曲名を書いた紙切れを持って行くのだが、今宵
昨日お越しの客人は、全身刺青の髭面の男性。 顔を剃ってくれというスマホ画面の 日本語表記を見せられて、黙って理容椅子に招じ上げて 仕事に取り掛かった。 全身刺青が 如何いう状態かと言うと 顎から
国立奈良博物館で、開催中だつた『空海展』 最終日九日に出掛ける予定が叶わず残念な事だった。 柳居子の戸籍名『國弘』の一字『弘』が、弘法大師の諡号弘が付いている事から 何となく親しみを覚え 伝記と
朝の珈琲屋で出る話題、テレビの連続ドラマの影響が有るのか、源氏物語が頻繁に出てくる。 今の時代 歴史ドラマに対する理解も 何か一つ疑問が出ると 即スマホの検索をすると 何となく判った様な気がす
日本麻雀連盟の認定 五段を持っているのだが、段位認定書は四段止まり 五段の認定に 二万円と云う金額を払えと言われ 五段位権利放棄をしたのだ。連盟の総裁は、新日鉄の稲山さんがされていた。 何十年も前の
今の時代 物事が多数決で決まる。我々の参政権の行使 なり代わって代表として選出する 議員とか首長の選出も 例え一票の差であっても 多数決という前提の決まりで、物事が動いて行く。 論議を尽くしたと
昨日やって来た 地元紙の記者との会話は、遊廓の話しで盛り上がった。 『今を生きる人の眼から見ると、方々に存在した遊廓を、昔の人は余程好色漢だったと考えるかも知れないが、誰もが有る一定の年齢になると、