孫娘の結婚式 バージンロードを手を繋いで歩くのが 目下の目指す目標という友が居る。 しかし在宅で九十歳を越えた母親の面倒を見ている 七十歳手前の彼は 至って元気で 現役で仕事をしている。 朝の珈
職人の手仕事と言うのは、何時も同じ事が完全に出来るのでは無いと思う。 其の日の気温・湿度・風の吹き具合。 仕事をする人の年齢・体調 老いと熟練とは別世界の話。 柳居子も職人の端くれ 対人の仕事だと相
昔 犬を飼っていた。名前は『チビ』貰って来た時チビだったが成犬になってからも呼び名はチビ。三代続けてチビは襲名名の如し 最後に飼ったチビが一番頭が良かった。 父柳居は犬に好かれるタイプでは無かった。
昨日・一昨日と、満開の桜を京都と東京で見る事が出来た。例年に比べて開花のタイミングも満開も早い様に思う。小学校の入学式の頃が満開・散り初めと記憶しているが、十日前後早い やはり地球温暖化の影響が有る
昨日は久し振りに東京まで出掛けて、床屋談義なるお喋りをしてきた。ご大層な人達の前で喋る事は、憚りも有るのだが、柳居子より年長は 友人岡部さんと川本さんの二人くらい 長幼の序列と言う事でも無いが、若い
昨日朝 多分この冬最後になるだろう灯油の巡回販売、二階に店の有る柳居子は、重い灯油のポリタンクを運ぶ事が出来ず、何時も二階まで届けてくれる。 もう桜の花が満開という今の季節は、一日の内の温度差が大
通リ名の由来・由縁など、実生活に余り関係の無い事と、興味の湧かない人には何の関心を抱く事無く生涯を過ごす人が大多数かと思う。 何故という疑問は、京都には町名の数が多く 又歴史が長い故 町名 通り筋
若い時一度だけ行った事の有る 北陸和倉の『加賀屋』という旅館。設備も客の対応も、おもてなし精神の溢る第一級の宿だったと記憶している。この時の旅行は 金沢駅前に在った都ホテルで遅い昼食を摂っていた時
町並みとか 建物 人々の営みという 常見る風景とか景色と言うのは、特別意識して見ている訳では無いと思う。 その場所にその建物が有って見知った顔の人が出入りしている いちいち覚えて記憶に留めておこう等
ごく最近 フェイスブック繫がりの出来た人のサイトに、ご子息が極めて優秀な成績を残して、大学を卒業されたという記事が載った。 学年で最優秀群と認められた何人かに与えられる表彰状を持った息子さんの画像も
季節の移ろいは、万古不変の様にやって来る。只其の訪れは毎年微妙に日数の差異がある。朝晩の通勤路 琵琶湖疏水松ヶ崎支流沿いの桜木 観光地と化した哲学の道辺りの下流 今花の盛りであるのに訪れる人は殆ど居
バスに乗り込んで、席を譲って貰った人に ほんの細やかな謝意 飴玉一つ差し上げたという事から始まった飴玉作戦 拡大中である。柳居子と同じ様に 席を譲られたお婆さんが、懐中から飴玉一つ取り出して 替わり
時々 『何時までもお元気ですね。』と言われる。 男の平均寿命に近付いてくると、横見て 幼馴染同年を見てもポロポロ欠けてきている。未だ現役の様な顔をして仕事をしているのは数がめっきり少なくなった。 又
自宅 仕事場までの往復は、このところずつと「敬老乗車証」という市が発行の結構なパスカートの御厄介になっている。全くのタダ乗りというのではないが 発行時年収に応じた金額払えば 市の交通機関フリーパス
国王 女王陛下に『My husband and I』と言わしめた フィリップ マウントバッテン公 「エジンバラ公爵」の動静をNHKラジオのニュースで取上げていた、 外国の国家元首や其れに準じる人のニュースは 崩御と
朝の珈琲屋の卓に花開く話題は、本当に多岐に渡る。 ヨーロッパの片田舎の町の辻の話。勿論柳居子は聞き役一方だが、何人かが その町を訪れた体験が有れば 当然話は熱を帯びる。黙って聞いているだけでも その
終活と言う様な大層な事でも無いが、溜まりに溜まった名刺の整理をしている。しっかりと名前や 柳居子との関わりを覚えている人も居れば、何故この人の名刺が我が家に在るのと訝しく思う人の名も有る。父柳居が
鍛冶屋が軍艦を引き受けるという例えが有る。床屋が貴顕の前で好き勝手を喋るというのも鍛冶屋に似たり寄ったりの事。昨年夏 断りきれない義理絡みで『床屋談議』の表題で京都の話をした。お歴々の前だから緊張する
先日 客人の頭刈りながら交した会話 ブログ記事のプリント版を発刊毎 読んでもらっている。 紙に落した縦書きが 何となく馴染むという世代 柳居子より少し年下の御仁 『最近 何となく物忘れする事が多くな
一昨日昼過ぎ、若い女性から『お顔剃りと襟元剃って頂きたいのですが。何時ごろまで営業されていますか?』という問い合わせの電話が入った。『午後六時過ぎに閉店します。』と言うと、『六時過ぎは ちょつと抜け
京都には、老舗と呼ばれる店が数多ある。絶え間なく続く店・家と言うのは、何か一脈共通項が有るように思う。則を越えず絶えずスクラップ&ビルドという言葉が当て嵌まるかどうかは別にして、時代の趨勢に合わすと
先日、朝の珈琲屋で出た話題 女性は誰も座っていない男達の会話。マスク着用がほぼ義務化されて、女性は眼もとの化粧に時間を掛ける事が出春から マスク美人が増えたねと言う話の派生で 『美人論』の話が出た。
東日本大震災の復興を伝える記事の中で、一寸眼に付いたタイトルが有った。復興した町に人が戻らないのは想定外 原発がダウンして未だに高い放射能数値を示しているという福島県の話である。 原発が出来る
仕事で疲れると言う程 客人を数迎える訳でも無いのだが、一日終えて帰宅すると、どっと疲れを覚え、取り敢えず一度横になる事が多い。 早朝始発のバスに乗って 珈琲屋へ出掛け 最近は仕事の合間に医者通いも有
ブログプリント版のお届け先で、学会誌に載せられた一文 ご自身の出稿分だけを別刷された物を頂いた。ネット繫がりは何年かになり 親しくお話を交す仲では有るが 詳しくどの様な職掌に携わっておられるのかは
東日本大震災が起こって、もう10年を迎える。大地震の起った因は、太平洋プレートと呼ばれるプレート 陸塊とも言われる巨大な土地が 対峙する日本海プレートとが ぶつかり合って そのエネルギーの発散が地震に
加齢現象の一つと思うのだが、指先手の爪は最近は粘り気が無く割けやすく、老化は体の隅々にまで及ぼしているのだと感じる。複雑に絡み合った人間の体の中で、爪は一体何の役に立っているのだろうか? 只伸びて
コロナウィルスの世界中での蔓延にも関わらず、日本国民の年間総死亡者数が、減少したことに付いては 多くの国の関心事となっている様だ。 コロナの拡散に効果が有るとされるマスクの着用とか手洗いの実践など
市政全般の市民への広報と云うのは、京都市の場合は 回覧板でリーフレット全戸配布 全戸閲覧という形を取る。 閲覧済みの捺印欄も設けてある。 直接関係の無いニュースが多いから 何時も内容碌々見ず 極端
前夜 昼食弁当の準備ができなくて、お昼は外食と決め込んでいた。12時少し廻った頃 『昼食の爲 暫く外出中 直に戻ります。』というメッセージをドアに貼り付け、近くの馴染みの料理屋「松長」へ店の直ぐ傍四辻
年相応 体力・気力の衰えは日々覚えるところだが、自分が其の年にならないと判らぬ事が多い。知っているつもりの事が判らなくなったり、判らなかった事が 自分が年取って始めて上の代の言っていた事が理解納得す
自宅・仕事場との往復は、長い間自転車を使っていた。自転車通勤は,移りゆく自然との対話 今の季節新芽が出て若葉が本来の色を出さない僅かな季節の狭間を見る事が出来る。毎朝の定時定点観察は、つい桜の蕾にす
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孫娘の結婚式 バージンロードを手を繋いで歩くのが 目下の目指す目標という友が居る。 しかし在宅で九十歳を越えた母親の面倒を見ている 七十歳手前の彼は 至って元気で 現役で仕事をしている。 朝の珈
昨夕 最後の客人送り出して、バタバタとして中断していた昼食を食べ終わり もう営業終了と決めた。午後五時四十分ころ 見た事も無い髭面の巨漢が入って来た。例によって『私自身は 貴方をお迎え出来て 有り難
大阪で始まった 万国博覧会に 身近に居る人や 友人・知人が早々と出掛けた話しを聞いたり 予約を取る手段とか 会場内はキャッシュレスオンリーだとか柳居子の世代には 出掛けるまでに今の時代対応を身に付け
あっという間に、月日が経つと思う事が多い 『石の上にも三年』とか『艱難汝を玉とする』 苦労が人間を作ると教わった世代は、もう今の時代には通用しない事ばかり。誰もが一業専一 自分に与えられた仕事を精
日曜日恒例の ブログプリント版の配達 街歩きならぬ自転車配達は、電動アシストの三輪自転車が、自分の足以上に頼りになる。長距離を物を持って歩くのはもう無理な事だが 大きな籠の付いた三輪車は荷物の量 軽
日米間の関税交渉の最中に 日本の安全保障に アメリカが果たしている負担に対して 日本の感謝の意が足りないとか そういう話しが出てくるのは、 トランプ米大統領が アメリカと言う国は どの様な場所で何を
何十年も前 確かソニーの盛田昭夫氏が 『学歴無用論』という本を出され よく売れてベストセラーとなった。無学歴の柳居子には 関心を呼ぶ様な タイトルだったので 読んだ覚えが有る。 盛田氏は 技術系
今迄 何の気負いもなく 出来ていた事が出来なくなる。又 時間が掛かる。後体の何処かが 痛まぬか 等と考え 引っ込み勝ちになる。 其の事自体が 年取って身を守る事になるのだとは 判っていても寂しい事であ
歴史の始まりは 口伝 紙に書かれた事とか 石に刻まれて伝わった物と言うのは、それ以前の信じられない程長い人間の営みの結果と言えるのでは無かろうか 二足歩行が可能となって、手や指先が、他の生物と
京都の街は 歴史が長い分 色々なものが残っている。又 先の大戦で火空襲によって灰燼に帰すと言う事も無かった分 眼に見えない言葉使使いや 地名・町名・通り筋名 等 厳然と今も残っている これ等全ては
1日 · 我乍 下らない話しとは思うのだが お眼を煩わす。 昨晩 いつも通り 自転車で帰宅の心算が 大粒の雨が降ってきた。 雨合羽も持たず 傘差しての自転車帰宅は 無理と判断して 市バスで帰る事を
日本全国を新幹線網で結ぶ事 地域格差を是正するとか 一極集中の排除とか どれも根拠とする理由づけにはなる話だが、何十年も前 山陽新幹線が開通した時 店の御常連で 岡山の 天満屋という百貨店の貴金属
3日 · 河原町四条上がる東側、軒数は図かだが『黒川タバコ店』が在った 大正時代から続く老舗の煙草やだった。 柳居子がこの店を知った時は タバコ屋は廃業して『フランセ』という 当時流行の洋酒喫茶とい
3日 · 変遷というような大層な表題の記事では無い。久し振りに河原町四条から三条迄歩いて 覚えていた店が何時の間にか消え 新しく開店した店も 売上見込みが達成できないし直ぐに撤収するから どの様な
5日 · 今朝の自宅前 哲学の道沿いの 桜の開花状況は、『満開』『散り初め』が昨日までの事で 落花盛んと言ったところ 少し道を下った京大時計台前 東一条 吉田神社参道沿いの桜は 『散り果て』同じ種
4月5日 · テレビ局も巻き込んで 大騒動になっている 中居某の事とか 広末某というタレント 又 入浴中に死んだ女性歌手かタレントの事 柳居子は 名前も顔も全く知らなかったし 同じ世界 日本の事とは判
4月9日 6:39 · 料理屋 『松長』出入りの仲間で、西の親分と呼ばれる神戸在住の T氏が久し振りに店にやって来た・柳居子より少し年嵩だが 元気一杯 京舞篠塚の社中の一人が おさらいの会を開くと聞いて
4月8日 10:22 · 同じ場所 同じ時間 毎日変わらぬ営みをしていると、場所・時間を共有するような 人間関係の出来る事がある。 始発のバス通勤をしていた時 週一回 同じバスに乗り合わせて 口をきく
4月7日 11:46 · 桜 満開 眼の保養を満喫とは言わないのかも知れないが、日曜日恒例の プリント版配達に出掛ける先 何所もかもが 一斉に咲き 枝に蕾無く 地面に落花も無く 今日辺りが盛りの様に 咲き
4月6日 6:56 · 一見という言葉は、初対面 もとは遊里の遊女と客が初めて出逢う様子を表すことばだったという 柳居子は 一限と一字改めて 一回限りの客人と解釈している。遠来の客人は、殆どが一限さんだ
アメリカは、若い溌剌とした政治家が、国のリーダとして頑張る国と言うのは、ケネディ大統領の時代の事が、頭に強烈に焼き付いているからだろうか? テレビの国際中継 リアルに飛び込んできた最初の画面 ケネデ
広辞苑第三版に 宵山の事を『祭日の前夜に行う小祭 特に京都祇園祭りの宵宮(よみや)』という説明がされているのだが、歴史的背景を考えない言葉足らずの部分が有る様に思うのだ。 以前 八坂神宮の年中行
1952年 昭和三十二年 英国ロンドンに未曾有の北海からの高潮が襲い大きな被害を受けた。 高潮対策では、地震に伴う津波の研究で、一歩先を進んでいた 日本の『石黒鎮雄氏を、対策研究所に迎え 石黒
海外旅行の土産になるかと 『ポツダム会談』を取り上げた 未開封のCDを珈琲屋に持ってきた人が居た。「アメリカのルーズベルト大統領は 其の会談にン参加して直ぐに亡くなったのだよ」と話したら CDの表の画
ブログ記事のプリント版を、発刊毎 届けているから ご家族皆顔見知り。娘さんとよく話しを交し FB繫がりも有る。 昨日朝から二人目の客人として娘さんを迎える事になった。随分前 一度か二度顔剃りに見
朝の珈琲屋は、人間観察の勉強の場でもある。 この人は 今 何に関心が有るのか 又 今日は何を喋ろうとやって来たのか? 聞き役にだけ徹している訳でも綯い。 顔見知りには、此方から色々と声掛ける事も
祇園祭を彩るハイライトは、山鉾巡行が一番 京都以外から見て 祇園祭をイメージするのは 山鉾巡行に尽きるかと思う。 祇園祭の山鉾は、以前は町家(ちょういえ)と言って鉾山を出す庁内は町所有の土地建物を
殉職という言葉は、今も時々眼にするし聞いたりもする。職務上 仕事を全うするために死ぬ事。 主君の怨みを晴らして、後追い切腹の赤穂浪士も 殉死と言うのだろう。殆ど使われなくなった言葉に 『殉節』が有る
ブログ記事のプリント版を 在京の新聞社に三部ずつ 発刊毎に届けている。新聞休刊日の月曜日 大勢の人数で新聞を出しているのに 休みが有るのだね。私は十八年間 一日も休まず一人で記事を書き続けて休み無し
又 面白い体験をさせて貰った。昨日も遠来の客人の多い日で、午前中に集中した。 その仲の一人 小柄な人だが肌色は真っ黒 黒い髭を蓄えている。当初 髪の毛は短いから 髭のトリミングかと思ったのだが、頭髪
子供の頃 親に時々連れて行って貰った 寿司屋さんの湯飲みには。魚の名前と振り仮名を打った 自分の店で扱う魚を漢字柄にした湯呑だった。 漢字の篇・造りに 何が書き加えて字を作るという 母親が考え
『あんた 何時までも 一寸も変らんと げんきやなぁ』と言われ『元気そうに見せる元気だけは、未だ少し残ってる様です。』『鬱陶しい雨やね こんな土砂降りの日は 店までどうして来るの?』と聞かれ『雨合羽の
毎朝出掛ける珈琲屋 いきなり常連席五番テーブルの座るのではない。 開店三十分程前 未だ扉は自動開閉では無い。「只今開店準備中」の立札の横を通って 『開店準備中のお邪魔をして済みませんね。』という顔を
昨日 朝の珈琲屋の柳居子の 隣りの席にやって来たのは、近畿大学準教授 「韓勝旭」工学博士 久し振りにお目に掛り 色々と面白い話で盛り上がった。 日本と韓国との歴史感 捉え方の違いとか 京都から東
観光ガイドを束ねる様な仕事をしている友人が、「西陣」の事を詳しく書いた本を 上梓出版する事になった。 下書き原稿を渡されて、何かご意見 アドバイスをと言われた。 『学術書では無いのだね?』と 尋
一寸強い髭剃り後 柳居子の店は、父の代から メンソレータムが常備してあって、肌の消炎効果を 良く知っている。 今はロート製薬から販売されているが、長く近江兄弟社の人気商品だった。最初に販売した人
小・中学校 同窓同級だった女の子の訃を 彼女の旦那さんから履いた。 ご主人は、朝の珈琲屋の同卓の仲間だから 同級生の奥さんの容態は聞いていたから 突然亡くなったという感じはしないのだが 残された旦那
並べて論じる絵画では無いとわかっているのだが、写生図と、版画の下絵と判っていても 日本人の多くが知る、伝わった安藤広重の『東海道五十三次』と雪舟の『天橋立図』 二点の絵を論じるのではなく 感じた事や
先日 誘われてカラオケに出掛けた時、同行は柳居子より年嵩の女性と 同年配の男性との三人 カラオケシニア割引客だった。 何を唄うのか 出掛ける前 一応準備曲名を書いた紙切れを持って行くのだが、今宵
昨日お越しの客人は、全身刺青の髭面の男性。 顔を剃ってくれというスマホ画面の 日本語表記を見せられて、黙って理容椅子に招じ上げて 仕事に取り掛かった。 全身刺青が 如何いう状態かと言うと 顎から