chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
arrow_drop_down
  • 終幕 6

    警察に身柄を拘束されたエス。彼の浮気が発覚し、ストーカーになってから警察に捕まるまではとても早かった。あっと言う間だった。気分が少し落ち着いてきた頃、私のもとに彼の友だちであり、私も知ってる共通の女友達から電話があった。キャロ(仮)「彼は十分反省してるわ。もう絶対に暴力振るわないし、あなたとやり直したいと言ってる。それに…彼、日本の刑務所に入るくらいなら死んだほうがましだとも言ってるわ。私からもお願いするわ、彼を許してやってくれない?」どんなに心の奥から彼と一緒にいたいと思っても、私は彼と一緒にいるといつかは殺されるだろう。でも…どんなに憎んでも憎みきれない。自分がどんなにバカな選択をするかわかっていながら、私は彼の刑事事件を取り下げる旨を警察に伝えた。ほどなくして、彼の身柄は基地の憲兵に引き渡された。どれくら...終幕6

  • 最後の対決 5

    幼なじみとアパートに入り、電気をつけてすぐであった。ドンドンドン!激しくドアをノックされた。そう、エスである。車を移動させ隠れて待っていたのだ。ふたりで居留守を使うことにし、息を殺して押し黙った。なおも激しくドアをノックし怒鳴るエス。エス「あけろー!中にいるのはわかってるんだ!」それでも押し黙ったままの私と幼なじみ。エスは、今度はアパートの外に出て叫び始めた。エス「ごるぁ!電気ついてんのがみえるんだよ!居るのはわかってるんだ!」そしてまたアパート5Fまで再び駆け上がり、激しいドアノック。(私の部屋は5Fで階段だけでした)そろそろ、アパートの住人が目を覚まし始めることだろう。焦った私は、どうにかして帰ってもらおうと彼と話すことにした。自己防衛に包丁を手にして。ドア越しに語りかける。よこ「エス、私たちはもう終わった...最後の対決5

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、よこさんをフォローしませんか?

ハンドル名
よこさん
ブログタイトル
わたしの歩んだ道
フォロー
わたしの歩んだ道

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用