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いちごみるく http://itigomiruku318.seesaa.net/

ちょっと胸キュンな恋の詩やメルヘンチックな世界。思いつくまま日々綴っていきます

桃色珊瑚
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住所
高崎市
出身
東京都
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2007/03/19

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  • 紅梅の咲く季節

    紅梅は春の先駆けのように さりげなく そしてしっかりと 赤いハートにも見える 小さな花を咲かせていました 心躍る道すがら 季節の訪れを 知らせるかのように 淡い高貴な香りを漂わせ 風はなく 陽射しは暖かく 身体はふわっと軽くなり 君のところへ 飛んでいけそうな そんな午後でした

  • 暖かい冬

    雨が上がり 大きな音で風が吹き 雲を吹き飛ばす 12月だというのに その風は温く 羽根のように暖かい 遠くに浮かび上がるように 見える山は真っ白に雪化粧 雲が切れる 雲の切れ間から差し込む 眩しいばかりの陽の光に 思わず目を細める キラキラと心地良い光に包まれて 暖かい冬がいつまでも続く気がした

  • 石榴の実

    青い空がどこまでも広がる 冬の手前のこの季節 風はひんやりと気持ちよく 陽の光はうっすらと暖かい 空を見上げながら小道を歩く 葉の落ちた木にまあるい実が ぽんぽんと間をおき成っている ぱっくりと割れたその実は 秋の陽に照らされて 赤いダイヤモンドのように キラキラ光った

  • セルリアンブルーの秋

    秋色に染まった街路樹が どこまでも続いている 風が吹く度 しゃらしゃらと 賑やかな音を立て 空はセルリアンブルーを 流し込んだような 鮮やかな煌めき 秋は寂しいものだって 誰が言ったんだろう 今年の私の秋は・・・ 空気はこんなに眩しくて 寂しさは微塵もない さわさわ吹く風に 髪がなびく 気持ちはそわそわ どこまでも走る

  • オータムイエローの優しさ

    湿った東風が懐かしい季節の 甘い香りを運んできた 空気はオータムイエローに染まり 黄花コスモスが揺れるその場所は 包み込まれるような暖かさだ きっともうすぐ雨が降るのだろう 季節は確実に冬へと向かう 今ここの空気はどこまでも甘く優しい それは忘れていたような穏やかさを 運んでくる甘い風の中に・・・

  • 夏~秋 透明な季節

    鮮烈な陽射しに 思わず目を細める 真夏のはしゃいだ空気は 澄み切った風の訪れと共に 透明感を帯びた空気に変わり 鮮やかな光彩を放つ 光の色彩は燃える夕日の濃淡 降り注ぐ陽の光に 実りの季節の足音を感じつつ 夏の思い出はつい昨日のこと・・・

  • 深まる夏

    昼間の灼けつくような暑さは 夜の帳の訪れ共に かすかな湿気へと姿を変える 汗ばんだ肌にまとわりつく風は ひと夏の想い出を急かすように 思い起こさせる どこからともなく 聞こえてくる虫の声に 安らぎの時を感じつつ ひと夏の想い出は 走馬灯のように頭の中を 駆け巡る 夏の始まりは 遠い昔の記憶

  • ひとやすみの夏~癒しの時

    涼やかな風に今だけ夏はひとやすみ 雲の流れが早くって 陽の光も遮られ 通り過ぎる風は 懐かしい日を思わせる ずーっと昔に こんな風の匂いを 感じたことがあった 胸一杯に風を吸い込む 乾いたその風は心地よく 癒しの時を運んでくる

  • 白粉花

    夏の夕暮れ時 生温い風と共に 漂ってくる懐かしい匂い 夕焼け色の空は 次第に夜の色へと染まり 薄い月の光が差し込む 静かに佇むように咲く白粉花 月の光に照らされ そこは懐かしい匂いの漂う 優しい空間

  • 木漏れ日の中~微睡みの空間

    真夏の灼けるような陽射しの昼下がり 静寂を呼ぶ木漏れ日の中は別世界 木陰をすり抜ける風は ひんやりと優しく 頬を瞼をかすめる チラチラと 眩しく揺れる木漏れ日は 全てを美しく彩り ひとときの微睡みの空間をつくりだす 近くではしゃぐ子供達の声が しだいに遠のき 高原で風を受ける自分の姿と重なる 木漏れ日の隙間から見える夏の雲が 幼い頃のあの日の空へタイムスリップ

  • 真夏の水遊び場

    真夏・・・ 最高気温は毎日更新・・・ 遮るもののない眩しい日差しの下 水遊び場は大人気 羨ましそうに見守る大人達の 視線を楽しむように はしゃぐ子供達 噴水から吹き上がる水は 陽の光にキラキラと煌めき 子供達は両手を広げ キラメキを受け止める その空間はまるで・・・ そこだけ時が止まったようで 夏の記憶はあまりにも懐かしく そこに吹く風は すべての夏を孕み どこまでも・・・ ど…

  • 雷鳴と祭り囃子

    夕暮れ時 祭り囃子の音がする 夏祭りまで、あと一ヶ月 子供達は笛に太鼓の稽古中 今年は山車に乗るんだよ ちょっと誇らし気に 胸を張って 遠くで雷が響く 稲妻の閃光が 所々の夜空を飾り 雷鳴が祭り囃子と 協奏する さあ いよいよ夏本番

  • 陽炎の向う

    梅雨、ひとしきり降った雨が止むと 分厚くたれ込める雲の隙間から 薄く淡い日差しが差し込む 気温の上昇と共に 陽炎が立ち上り・・・ それはまだ見ぬ場所の 入り口のように 思い出は夏に作られる 陽炎の向うに まだ見ぬ夏の思い出を 予感しつつ 君と作るであろう この夏の思い出を垣間見る

  • 梅雨の晴れ間~雀の砂浴び

    梅雨の晴れ間 ベランダに可愛い陰が ちょこちょこ見える レースのカーテン越しに そおっと見ると 土だけ入ったプランターの中で 雀が気持ち良さそうに砂浴び中 ばたばた羽を羽ばたかせて ・・・そうか ベランダに土を散らかした 犯人は雀だったんだ なんとものどかな 梅雨の晴れ間

  • 麦畑~刈入れ前

    初夏の透き通った日差しに 黄金色に色付いた麦畑が きらきらと光る さわさわと吹きそよぐ風は 麦の穂を大きく揺らしながら 通り過ぎる 幾度も吹き返しながら その度に耳元で囁くように 刈入れを待つ麦たちは 広くどこまでも連なり 来るべき季節の暗示を伝える

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