異世界恋愛ファンタジー小説メイン。同人活動・観劇・製本・読書感想等趣味日記も。
山崎神楽と時雨亮による創作サークルDOAのブログです。 魔族と人族が争う異世界ファンタジー、「悲恋」「光の深奥」完結。「獅子の檻」鋭意執筆中。 恋や愛を誠実に描く努力をしています。どうぞお立ち寄りくださいませ。
「下ろしてよ」「どうするかな」長い銀の髪が上空の強い風で翼のように広がった。それは優雅に微笑んで、男は言った。「何をしていた?」「別に」頑固に唇を尖らせて、リリィはそっぽを向いた。迷子と言われてご機嫌斜めの様子に男は愉しそうにまた笑った。「ラシュに会いに来たとか?」「そ・・・」その通り、なのだが。何故かこの男にそう指摘されるのは恥ずかしかった。顔に出たのだろう。男は何かに勘付いた様だった。「お前、魔獣族のリリィだろう」一瞬驚いた後、リリィはぎりっと奥歯を噛んだ。「なるほどな、聞くにたがえぬお転婆姫だ。大人しく輿入れに同意はせぬということか」尖らせた唇に頬まで膨らませて、リリィはやっとの反論をした。「・・・ちょっと会ってみようと思っただけよ」「会ってどうするつもりだったんだ」「それは・・・」考えていない。とにかく...獅子の檻(5)芽生
落書きというか、下書き。私の古参のふたり。うっすいな。カルアは竜の民の末裔で、大剣携えた旅人。ティークは王国の魔術師。王国の武闘会で出会って、二人で世界を救うために竜の神を探しに行くみたいな話だった。中学1年だった。すごい勢いで書いてた。3か月くらいでコクヨのノート3冊くらいで完結してた。そうだ、完結したんだこれ。もうノート残ってないけど、書き直す気には、今はならないなー・・・。なにかってえと、さすがに師走で全然まとまった時間がなくて頭がまとまらなくて、ネタメモばかりに走っているという為体。落書き(カルアとティーク)
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