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  • アルバニア周遊 21 聖ナウム修道院

    9月28日今日もどピーカンのいいお天気。昨日は食べられなかった朝食をしっかり摂ってホテルをチェックアウト。車を停められない路地で待ち合わせしていたので早めに行って待っていると、約束の時間ぴったりに来たガイド氏、「時間厳守だね」と喜ぶ。「日本人だからね」と言うと、「イタリア人の場合には9時とか言えない。9時頃が精いっぱい」と笑う。オフリドの町を出たら湖沿いの道を南へ。途中、湖に浮かんでいるのは3,000年ほど前にこの辺りにあった水上生活村の復元だそうだ。1時間で聖ナウム修道院に到着。オフリドでも一番の観光地とあって駐車場は大型バスなどでいっぱい。門をくぐって少し行くと左手には浅いけれどとてもきれいな池が広がっている。この奥には泉があって、そこまで行く観光ボートもある。さらに行くとほにゃ~とした銅像があるが、...アルバニア周遊21聖ナウム修道院

  • アルバニア周遊 20 オフリド後編

    9月27日続きSt.JohnofKaneo教会から背後の丘を登って行く。意外な急坂は途中から林の中に入って、視界が開けると大きな白い建物が見えた。ここはどうもSt.Clementという大学らしい。これを過ぎると丘の頂上に立つオフリド城塞にたどり着く。入るのには入場料が必要、城壁の中には何もないが城壁の上から湖や市街地を見下ろせるのだから、やはりここに来ないわけにはいかない。城塞が築かれたのは10世紀、市街にたくさんある教会の多くはビザンチン時代の13世紀頃の物、そして少し丘を下ると今度はローマ時代の古代劇場が見えてきた。この町の歴史がいかに重層的かがよくわかる。今ここで記念撮影をしている団体は中国人だ。ここから少し東にあるのは大きなHolyMaryPerybleptos教会。1295年創建のこちら、中のフ...アルバニア周遊20オフリド後編

  • アルバニア周遊 19 オフリド前編

    9月27日朝、部屋のベランダからの眺め。雲一つない、最高のお天気。朝食をとるため、宿泊している建物を出て隣の建物の扉を開ける。このホテルはワイナリーを経営していて、半地下のこの食堂の奥はワインセラーになっている。野菜やチーズなどの他に卵料理も作ってもらえるが、昨晩はちょっとお腹の調子がよくなかったのでケーキをほんのちょっとだけいただくことにした。商店が開き始める時間を待って街歩きに出発。まずは昨晩も来た湖畔の広場へ。ここから真っすぐ、一番の繁華街になるメインストリートが伸びている。まずは両替屋で北マケドニアの通貨、ディナールを入手。観光地であるオフリドでは大抵の支払いはユーロで大丈夫だが、教会の入場料に必要かと少し両替しておいた。1€=60ディナール。とてもきれいな図柄。この国ではキリル文字になる。メイン...アルバニア周遊19オフリド前編

  • アルバニア周遊 18 北マケドニア入国

    9月26日続きベラトを出発し、まずは北へ向かう。町を出てすぐに目に付いたのは交差点に置かれた古いミグ戦闘機。この脇の広い敷地はアルバニアがソ連と仲良くしていた頃に作られた空軍基地で、それが今はNATOの基地になっている。アルバニアが2009年からNATOに加盟しているとは、不勉強にして全く知らなかったので驚いた。その少し先に行くと小さな油井のやぐらがたくさん並んでいる所があった。ここでは原油が採れる、が国内に精製施設がないのが問題とのこと。オリーブ畑の続く中をしばらく行くと交通の要衝、エルバサンが近づいてきて今度は大きな工場が見えてきた。これは中国と仲良くしていた時代に作られた鉄工所。が今はほんのわずかに民間企業が操業しているだけでほとんどは廃墟なのだとか。アルバニアには鉱物資源などもあるがインフラが整っ...アルバニア周遊18北マケドニア入国

  • 「ネネ」&「Dog Days」

    一本映画を見に行くと予告編につられてまた映画館に足を運ぶことになる。先日の「リトル・ダンサー」からバレエつながりの映画を見に行ってしまった。「ネネ-エトワールに憧れて」今回はフランス映画。パリのオペラ座バレエ学校に黒人で労働者階級の女の子が入学して苦労する、というお話。いかにもなストーリーで、まあ予想通りの展開ではあるのだが、今回は正直大外れ。まずダメなのが主役の女の子。実際にバレエをやっているのだろう体の動きを見せ、ヒップホップなどに合わせて即興で踊る場面はいいのだが、肝心のバレエのシーンとなると圧倒的にうまくて主席で入学したという設定なのに同級生たちの方がうまく見える。クラシックバレエの世界では有色人種は不利とわかっている、それでもなぜクラシックを踊りたいのか、その動機も熱意も伝わらない。さらに先生を...「ネネ」&「DogDays」

  • アルバニア周遊 17 ベラト

    9月26日ホテルのベランダから見る朝のベラト。ホテルは旧市街の端にあるので新市街側も見える。1階にあるレストランはテラスもあってなかなかいい雰囲気。朝食のセットメニューはパンにシリアル、クレープにフルーツ、さらにオムレツまで来てすごいボリューム。朝食を済ませたら朝のベラト散策へ。ホテルのある路地から出るとオスマントルコ時代のパシャの宮殿の一部が残っていて、角を曲がると小さなモスク。独身者の寄進によるモスクとか。その先にあるのが昨晩はやかましかったマンガレム地区だが、朝の光で見ると白い壁でおとなしく見える(笑)。まずは対岸から歩こうと、2002年に作られたという割にはグラグラする橋を渡ってゴリカ地区へ。こちら側は山の影でまだ日が差さず、石壁に囲まれた石畳の町は歩く人も少なくてとても静か。ホテルになっているお...アルバニア周遊17ベラト

  • アルバニア周遊 16 ペルメット温泉と夜のベラート

    9月25日続き昼食を終えたらテペレーナの近くの橋で川を渡り東へ向かう。道の両側に山が迫り、いい景色だ。川に沿ってしばらく行くと対岸にペルメットの街が見えるが、これを過ぎてさらに脇道に入って行く。昼食を摂ってから2時間、川岸を浚渫しているような所に来るとたくさんの車が停まっていて、その先のかっこいい石橋付近には水着姿の人がたくさん見える。橋に上がってみればすぐ下には小さな浴槽、少し先には大きな浴槽が見えて、これぞ目指していたパルミット温泉。ガイド氏も家族とよく来ると言う通り、思っていた以上に人気があるようだ。周りには小屋の一つもなく、皆さん岩陰などで着替えているが、こちらは服の下に水着を着てきたので早速大きな浴槽の方へ。水色の湯はにごって底が見えないが1mほどあるだろうか。駐車場に降りた時にはわずかに硫黄の...アルバニア周遊16ペルメット温泉と夜のベラート

  • アルバニア周遊 15 もう一つのブルーアイ

    9月25日今日もテラスでおしゃれな朝食をいただき、チェックアウトをすると宿のオーナーがお土産として自家製のオリーブオイルをくれた。この宿、部屋もロケーションも良く、無料で洗濯もしてくれて言うことなし。最初の晩のレストランのおすすめだけが残念だった(笑)。今日は昨日とは打って変わって朝からの晴天。ヒマラを出て少し行った高台でガイド氏が車を停めてくれた。とてもきれいなビーチのある湾だけれど、よく見ると右手にトンネルがある。共産党時代、ここは潜水艦の秘密基地だったのだとか。何隻の潜水艦を持っていたのか、現在はもちろん一隻もない。そのまた少し先にはわずかの砂洲でつながった島があって、高い所に城というか要塞が見える。19世紀の初めにこのエリアを支配していたアリ・パシャが作った城とのこと。一昨日来た道をサランダに向か...アルバニア周遊15もう一つのブルーアイ

  • アルバニア周遊 14 ヒマラの一日

    9月24日朝、テラスから外を見ると日が上がってくるのが見える。残念ながら雲が多い天気だが、今日は一日この海辺でフリーなので、テラスでゆっくり朝ごはん。朝食はホテル代に含まれていて、メニューにあるものは選び放題とのこと。そこで自分はTiganopsomaなるものを選んでみると、これは甘くない揚げパン。クリームチーズと蜂蜜やジャムを付けて食べるとおいし~。友人の選んだパンケーキもフルーツたっぷりでおいしかったそう。朝食後の散歩にまずはホテルの裏の崖を上がってみる。ここにあるバーは若い子たちに人気のようで、昨夜も音楽が聞こえていた。海岸線からは上がった山の上の方に古くからの町があるようなので、そこまで行く近道はないかと探してみる。脇道に入ってみると小さなバンカーがいくつもあって、こんな所にまで作ったのかとあきれ...アルバニア周遊14ヒマラの一日

  • アルバニア周遊 13 ジロカストラ~ヒマラ

    9月23日続き本日の宿泊はイオニア海沿いにあるヒマラと言う町。ジロカストラのほぼ真西にあるが、間に山脈があるのでぐるっと遠回りをしなければならない。途中の谷間には牧草地や畑が広がり、町がある。やがて海辺で一番大きなサランダという町を過ぎると海が見えてきて、ここからとくねくねとした山道を上ったり下りたりしながら北上していく。この海岸線は自称「アルバニアのリビエラ」、すぐ近くに見える大きな島はギリシャのコルフ島、早いフェリーなら30分で着いてしまうそうだ。ジロカストラを出て2時間でヒマラの町に到着。今夜の宿は町の端、海辺に建つReaBoutiqueHotel。チェックインすると出迎えてくれたのは中学生ぐらいの女の子、3階の部屋までエレベーターがなくて苦労したが、この宿はダブルの部屋しかないので今夜は一人一部屋...アルバニア周遊13ジロカストラ~ヒマラ

  • 「南極飯!」@東京農業大学博物館

    ある日、ぼーっと見ていたテレビで紹介されていた展示に興味をひかれ、東京農業大学へ行ってきた。東農大があるのは世田谷、ではあるけれどどの駅からも遠くて、渋谷からバスに乗ったら30分以上もかかった。東農大前のバス停で降りると馬事公苑の標識があって、その手前に大きな鶏の像が目立つ建物がある、これが東農大の「食と農の博物館」。表には見たかった「南極飯!」のポスターも出ている。入場は無料で、入り口を入ると警備員さんに丁寧に挨拶される。ロビーには大きな耕運機が並んでいるところ、さすが農大。その先に目指す展示があって、まずはアザラシとペンギンの剥製が迎えてくれる。ペンギンはキング、皇帝、アデリーと3匹いるけれど、一番大きな皇帝ペンギンは昭和天皇に献上されたものとか。その近くにはバーベキューをしている写真があるが、これは...「南極飯!」@東京農業大学博物館

  • アルバニア周遊 12 ジロカストラ

    9月23日今日から最終日まではクルヤを案内してくれたエグロン氏と一緒。時間通りに迎えに来てくれて、細かい気づかいをしてくれるのでこの先は楽チン。ティラナを出て少し郊外に出ると、道端に野菜や果物を売る屋台がたくさん見える。これに興味を示すと早速車を停めてくれた。トマトやら梨やらブドウやら、値段はほとんど何でも1キロ1レク(約160円)。中に道端でたくさん見かけた柿、まだ緑色でいかにも渋そうだが、これを買ってくれたので食べてみると意外にも甘くて渋みは全くない。しかも皮が薄いので丸かじりできる。今はこの柿が旬、もっと赤くなって柔らかくなる柿も人気があるのだそうだ。道はよく舗装されて快適、交通の要衝、エルバサンを過ぎて南に向かうにつれて周りに山が多くなる。ティラナから3時間ほどでテペレーナと言う町まで来た。街の中...アルバニア周遊12ジロカストラ

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