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  • アルバニア周遊 11 テス~ティラナ

    9月22日朝目覚めると室内は15℃、外は10℃とさすがに寒い。簡素な部屋ではあったけれど、ダブルベッドでも暖かい布団を友人と取り合うこともなく、よく寝られた。また母屋へ行って朝食。バターとチーズはおいしい。シュコダルへ戻るバスの出発は10時半なので、それまで村の散歩。谷間なので村にはまだ日が差さず、岩山の上だけがまぶしい。昨日前を通った教会もまだ日陰になっていて、扉も開いていない。石壁には1917年のプレートが見える。駐車場近くまで歩いて、こぎれいなホテルのレストランでコーヒーを飲みながらしばしまったり。写真を撮らなかったが泊まっていた宿とはだいぶ趣の違うしゃれたホテルで、こんな所に泊まっていたらまた印象も変わっていただろうと思う。ただしここは期待した「素朴な村」からはさらに遠い。宿に戻る途中、この村で見...アルバニア周遊11テス~ティラナ

  • アルバニア周遊 10 テスのブルーアイ

    9月21日続きなんとか宿の部屋に入れたのが11時、一息入れた11時半には出発して今回どうしても行きたかったブルーアイという池を目指す。のどかな村でのんびりしたいところだが、成り行きで1泊しかできなくなってしまったのでしかたがない。宿の親父さんに聞くとあまり英語が得意でないのか、「あっちの方向へ行け、片道8km、往復3時間ぐらい」とかなりアバウトな案内、適当に行くと同じところへ行くのだろう若い子たちがぽつり、ぽつりと見えるので付いて行く。何の案内表示もなくて最初こそわかりずらかったが、あとは一本道。途中に家も一軒あるぐらい、かなりスリリングな橋を渡ったりもしたが、アップダウンはあまりなく、木陰に入ったり日なたに出たり。秋なのであまり花は見えないが、途中ところどころで小さなシクラメンのような群落も見えた。谷底...アルバニア周遊10テスのブルーアイ

  • アルバニア周遊 9 テス村へ

    9月21日宿泊していたホテルの前は各地へのバスの発着場になっている。朝6:45に昨日予約を入れた旅行会社の前に行くと運転手が現れ、ホテルの前に停まったミニバスに案内された。待っているうちに次々に乗客が乗り込んできて、15人ほどで満席になって7:20に出発。シュコダルの郊外は広い畑の景色だが、北へ向かうにつれて高い岩山が見えてきて道はやがてヘアピンカーブの連続になってぐんぐん標高を上げて行く。少し前の旅行記など読むとここは大変な悪路とあるが、車一台分の幅しかない細い道ながら舗装はちゃんとされていて、道路状況は大幅に改善されている様子。出発から2時間ほどでバンガローやカフェのある峠で休憩。ここの標高が1700mほどもあって、外に出ると空気が冷たいがすばらしい景色。下に見える谷から上がって来たのだ。ここから道は...アルバニア周遊9テス村へ

  • アルバニア周遊 8 ロザファ城

    9月20日ホテルの朝食会場は大きなホテルらしい宴会場。とは言えビュッフェの内容はパッとしない。食べていると次々と東洋人がやってきたが、どうやら香港か台湾からのツアー客らしい。さて、今日からは2泊3日でその名もおどろおどろしい「呪われた山」と呼ばれる山岳地にあるテスと言う村に現地ツアーで行く、はずだった。Viatorというツアー紹介サイトで見つけ、お金を振り込んでピックアップのホテルも連絡してあったのだが、前日になっても迎えに来る時間の連絡がない。そのうち連絡してくるだろうと呑気にしていたこちらも悪いが、あわててメールを入れたり、電話をしても全く通じない。結局一方的にキャンセルされた形になってしまった。Viatorの名誉のために付け加えれば、ヘルプデスクのチャットは親切だったし、連絡が付かなかったということ...アルバニア周遊8ロザファ城

  • 秋の佐倉遠足

    ヤムの会メンバー、スクムビットさん、Trintrinさんからお誘いをいただいて、勝手知ったる佐倉へ遠足。まず向かったのは佐倉の誇る(?)謎のイラン料理屋、サダフ。先日家族とランチをしようと向かったらなんと平日なのに駐車場がいっぱいで入れなかった。そこで12時少し前に行くとさすがに駐車はできたがすでに多くの車。中に入ると以前からの通り、南アジア系とおぼしき男性客が目立つが、半分は日本人客、しかも近所のマダムらしき中高年の女性客が二人、三人とグループで来ていて、いや~、この店も地元にしっかり定着したわ、と感慨深い。本日はランチバイキング、1400円なりをオーダーしてお料理を取りに行くとたっぷりのサラダにピラフが2種類、チキンカレーとうれしや大きな骨がゴロゴロした羊肉の煮込みがある。それ以上にうれしいのが横の保...秋の佐倉遠足

  • アルバニア周遊 7 シュコダル市内散策

    9月19日続きクルヤからはさらに北のシュコダルへ。途中から雷雨になってしまったが、きれいな高速道路を通って2時間半で到着。ホテルに到着したら運転手氏とはここで一度お別れ。翌日から3日間は現地ツアーを予約してあるのだ。シュコダルでの宿は街のど真ん中にあるHotelRozafa。今回の旅で唯一の大型ホテルだけれどかなり年季が入っていそう。小さなベランダからは瓦屋根の街並みが見える。お昼もだいぶ回ってお腹が空いたのでランチを食べに行こうと外へ。シュコダルはアルバニア第4の都市だそうで、ホテルの前の大通りは車の往来が激しい。道沿いに歩いて行くとKinemaと書かれたオレンジ色の目立つ建物があったが、今は映画館ではなさそう。こぎれいなカフェがあったのでブレクという野菜やチーズの入ったパイをいただく。これはトルコ由来...アルバニア周遊7シュコダル市内散策

  • アルバニア周遊 6 クルヤ

    9月19日朝食の後、チェックアウトをしてスーツケースをフロントの愛想のいいお姉さんに預ける。他で3泊した後、またここに戻ってくるからだ。9時に予定していた通り、迎えの車が来る。ドライバーはエグロンさんという40代のおじさん。旅行会社には英語ドライバーをお願いしていたが、来てくれたのは運転もできるプロのガイドさん。英語とイタリア語、国境近くに住んでいるのでギリシャ語もある程度できるらしい。今日まず向かうのはティラナから南東30kmの所にあるクルヤ。空港からさほど離れていないのだが、道が妙なルーティングになっていて1時間半もかかった。正面の山の中腹に見えるのがクルヤの町。その山に上がる手前にはフシェ・クルヤというごく普通の町があるのだが、なぜかここにはジョージ・W・ブッシュと名付けられたカフェがある。他にも同...アルバニア周遊6クルヤ

  • 「リトル・ダンサー」

    映画ブログのすねこすりさんがあふれる愛でこの映画を語っているのに刺激されて、久しぶりに映画館に足を運んでしまった。「リトル・ダンサー」BillyElliotやって来たのは恵比寿ガーデンシネマ。この映画館に入ったのは2度目だろうか。小さいけれど椅子がフカフカで座り心地よし。「リトル・ダンサー」は2000年の作品。以前に見たことがあるが映画館に足を運んだ覚えはないのでおそらく機内で見たのだろう。24年も前の割に結構よく覚えているのはそれだけ印象が強かった証拠。舞台はイギリスの炭鉱町。「フル・モンティ」とかうらぶれた炭鉱町の話は珍しくはなくて、これは階級差のあるイギリスで労働者階級を描くのに一番わかりやすいからではないだろうか。なにしろアクセント一つで出身地どころか階級までわかってしまう国、そこから抜け出すのが...「リトル・ダンサー」

  • アルバニア周遊 5 ティラナの午後

    9月18日続き城壁沿いの遊歩道から少し北へ入るとアルバニアの負の遺産を代表するものが見えてきた。ホッジャの独裁時代、周りの国すべてを敵として国防のためにと国中に掩蔽壕を作らせた。その数、75万基というのだからパラノイアというしかない。大きさは様々だそうだが、中でも大きな核シェルターとして作られたものの一つが今は観光施設になっている。バンクアート2と名付けられたここは観光名所の少ないティラナなので各国からのツーリストで大賑わい。受付には「過去を忘れる者はそれを再体験することになる」という警句が。入場料は一人9ユーロとお高いが、60歳以上は5ユーロに割引になって助かる。中に入ると狭い廊下が縦横に繋がり、その両側に小さな部屋がいくつも作られている。当然窓などはなく、まるで刑務所のようだが、小部屋の展示のほとんど...アルバニア周遊5ティラナの午後

  • アルバニア周遊 4 ティラナの午前

    9月18日夜中に到着したティラナでのホテルは市中心部にあるKotoniHotel。大通りからは奥まった所にある家族経営らしい小さなホテルで、昨晩は到着早々、すぐにぐっすり眠り込んでしまった。アルバニアのホテルはどこも宿泊費に朝食が含まれている。フロントの脇にある小さな朝食場所にはチーズの入ったパイの類が何種類もあり甘いケーキ類がふんだんにあるのはイタリアの影響だろうか。しっかり朝食をいただいたら、2日がかりでやっと到着したティラナの散策開始。大通りに出るとこの周辺は官庁街らしく、道も立派。歩いてすぐの所にあるのが通称「ティラナ・ピラミッド」。1960年代から1985年の死去まで独裁を敷き、アルバニアを鎖国してしまったエンヴェル・ホッジャ廟として建築家の娘が設計したもの。国が解放されてからしばらくは廃墟にな...アルバニア周遊4ティラナの午前

  • アルバニア周遊 3 ローマ経由ティラナ

    9月17日朝食はホテル地下にある食堂で。キムチやチャプチェ、わかめスープなど韓国らしい朝ごはんをいただいてたくさん並ぶお菓子もいただいておいた。ホテルをチェックアウトしたらソウル駅へ行こうとUberを開くが、祝日のためかわずかな距離のためか、まったくマッチしない。しばらく待ってもダメなのでタクシーで行こうとするが、これもまったく走っていなくてあせる。大きなスーツケースがあるが、これはバスしかないかとあきらめかけた所へやっと一台。やれやれとソウル駅に到着。ここからは駅でチェックインと通関を済ませ、空港直通のArexに乗ろうと思っていたのだが、この駅でまたアタフタ。地下にあるArexの乗り場がわからず、たどり着くと今度は自販機が故障していたりで切符を買うのに手間取り、やっと買えたと思ったら駅でのチェックイン締...アルバニア周遊3ローマ経由ティラナ

  • アルバニア周遊 2 ソウル国立中央博物館

    9月16日続きホテルでしばらく休憩した後、再び外出。祝日で無料らしい景福宮に行こうかと思ったが暑いので予定変更、室内で過ごせる中央博物館に行くことにした。地下鉄の三角地駅からは地下道が伸びて、出ると博物館の敷地内。池の向こうに見える博物館は堂々たる大きさ。吹き抜けの先が階段になっているのでそこを上がってみると目の前に南山とタワーが見える。吹き抜けの真ん中にはステージが作られて「アリラン」など歌っている。韓国はこの歌が本当に好きだ。左手の入り口から博物館の中へ。ここはありがたいことに入場無料。1階は右手からぐるっと朝鮮半島の歴史順の展示になっているので先史時代から見て行くが、目に付くのは現代でも魅力的な金の装飾品の数々。新羅とか百済とか、歴史の教科書を思い出す。この立派な鴟尾は百済の物。奈良の唐招提寺を思い...アルバニア周遊2ソウル国立中央博物館

  • アルバニア周遊 1 ソウルでサウナ

    2024年9月16日~30日アルバニア周遊の旅9月16日深夜1時半出発のソウル行きアシアナ航空に乗るべく、15日の夜23時に羽田空港へ。しかしチェックイン開始は23時半からで、カウンターの前で少し待たされた。出国審査をした後はスタアラなのでANAのラウンジへ。24時半には閉まることを念押しされて中に入り、軽く何かいただこうと食べ物のカウンターを眺めると何かで話題になっていた飯盛りロボットが。が、結局きつねうどんをいただいて定時にはラウンジを追い出され、しばらくゲートで待って無事に機内へ。2時間半のフライトでは寝る間もなく、ソウル上空まで来るとまだ暗い空に満月がきれいに見える。この日は韓国の祭日、中秋前日だったのだ。仁川空港には午前4時に到着。このままローマ行きに乗り継ぐこともできたが、お互い隠居の身で時間...アルバニア周遊1ソウルでサウナ

  • 歯磨き粉コレクション 18

    アジアは面白い歯磨き粉の宝庫。ベトナムでも変わったものを見つけた。緑の透明ジェルのこちら、パッケージに漢方薬の包みの写真がある通り、甘草やらクローブやらの成分入りで味や香りも漢方薬くさい。この歯磨きにはおまけとして同じブランドの製品サンプルがくっついていた。こちらはジェルではない薄緑のペースト。成分の絵を見ると上の製品とは少し違っていて、こちらは漢方臭さよりも普通のミント味が勝っている。この両方に共通して入っている何かの実、グーグル先生に聞いてみるとアレカナッツと翻訳されたが、これはビンロウの実とのこと。例の、噛むと赤い汁の出るあれだが、Wiki先生によると漢方ではこの粉が歯磨き剤に使われるのだそうだ。もう一つベトナムで見つけた製品にはなんとハングルで「薬局茶」と書かれている。こちらは明るい茶色の透明ジェ...歯磨き粉コレクション18

  • アシアナで韓国映画三昧

    ソウルからローマへは13時間のフライト。ご飯を食べ、ひと眠りしても時間はある。せっかく韓国の飛行機に乗っているので韓国映画を見ることにした。そもそもハリウッド映画のラインナップが充実していなくて、韓国映画だけが選択肢豊富なのだが、それぞれの情報は少なくて制作年度もわからず、すべて英語字幕なのもつらい。往路でまず選択したのはこちら:「エクストリーム・ジョブ」2019年制作の映画でイ・ビョンホンの名前が見えたので選んだのだが、イ・ビョンホンは主演ではなく、監督の名前だった。韓国はカタカナにすると同じような名前が多くて紛らわしい。お話は半端者を集めた麻薬捜査班が大物ディーラーを捕まえようと張り込みをするのだが、成り行きからチキン屋を始めることになってしまって、そのチキンが大ヒット、警察業務よりチキン屋稼業が忙し...アシアナで韓国映画三昧

  • 最初で最後のアシアナ航空ビジネスクラス

    アルバニアまでの直行便はない。調べるとローマ経由が良さそうだが、アリタリア改めITAAirは高いわりにあまり快適そうではない。そこでビジネス必須の腰痛持ちの友人のため、ソウル経由のアシアナ航空を選んでみた。なにしろヨーロッパ行きのビジネスクラスとしては中国系の次に安く、来年には大韓航空に吸収されてなくなるはずなので最初で最後の機会だ。始まりは羽田空港から、深夜も深夜、午前1時半の出発。小さなA321neoの機材で、ビジネスクラスは8席のみ。古い座席でモニターも付いていなかったと思うが、深夜のわずか2時間半の飛行なので全く問題ない。この時間、この短いフライトの間になんと機内食が出た。お腹が空いているはずもないが、どうせ眠れないからと好奇心でもらってみるとこの五穀鶏粥が薄味ですごくおいしい。時間を考えてなんと...最初で最後のアシアナ航空ビジネスクラス

  • アルバニア行ってきた

    この二週間はアルバニアに行っていた。長らく共産党の独裁下で鎖国状態、それが終わったと思ったらねずみ講の蔓延で経済破綻、ヨーロッパの最貧国の一つで日本人の99.99%は行かない国、などと言われながら物価が安くて食事がおいしいとの噂を聞いて、日本語はおろか英語のガイドブックもろくにないところを行ってみたのだ。ところが行ってみれば当たり前ながらバルカン半島のここはまさにヨーロッパ。しかもコロナ後に観光業振興のための大プロモーションを行ったとかでドイツ、フランス、イタリアからの観光客でどこも大賑わい。山奥のリゾートで言葉を交わしたドイツ人の若い子たちまで「まだあまりツーリストがいないらしいので今がチャンスと思って来たのに」という始末。独自通貨があるもののどこでもユーロが使えて、100レクが1€なので計算は簡単。し...アルバニア行ってきた

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