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  • ベトナム縦断 13 ダナン市内観光

    3月5日小さなホテルなので朝食にはあまり期待していなかったが、どうしてどうして。バナナの葉のちまきの中は干しエビの入った餅のような物、麺は透明の春雨と面白い。食後に屋上に上がってみるとプールがあったのね。ここからもハン川と橋が良く見える。チェックアウトは13時にしてもらえたので、部屋はそのままに市内観光へ。まずやって来たのはホテルから大通りを渡ってすぐのチャム彫刻博物館。1915年、フランス人たちによって作られた博物館は増築、改修されながらも基本クラシックなまま。展示室はゆったりしてはいるがエアコンが効かず、大きな扇風機が回っているだけだが、ミーソン遺跡を始め、ベトナム中部各地から集められたチャム彫刻の収蔵品は期待以上の品質。ミーソンはヒンドゥーだったが、チャンパ王国には仏教遺跡もあってこれはDongDu...ベトナム縦断13ダナン市内観光

  • 四ツ谷でエスニック

    昨年の秋からしばらく定期的に四ツ谷に通うことになった。用事は午前中で終わってしまうので、せっかくのおでかけ、我が家の近所にはないエスニック・レストラン探しをした。まず最初に行ったのは、四ツ谷からはいいお散歩になる曙橋のチベット料理屋「タシデレ」。ここは以前にヤムの会でギャコック鍋を食べに来た所だが、ランチは初めて。ランチセットは4種類あるが、つい好きなモモを選んでしまう。おいしいけれど、ご飯はいらないよね。四ツ谷駅の近くで見つけたのはトルコ料理屋「BarisKebabStand」。ケバブスタンドという名前だけれどちゃんとテーブル席のあるレストラン。メニュー豊富だけれど、ケバブサンドにビーフとチキンはあってもラムがないのが残念。四ツ谷で有名な鯛焼き屋「わかば」のお向かいにできたのは台湾カフェ「四ツ谷一餅堂」...四ツ谷でエスニック

  • ベトナム縦断 12 ダナンの夜

    3月4日続き暗くなってからベランダに出てみると、ダナンの夜は派手派手。ビルの壁の電飾は次々に絵が変わるし、ロン橋の色も変わる。さて、ダナンに来たからにはシーフードを食べなければいけない。海鮮料理屋はミーケビーチ沿いに多いようだが、もっと近くにないかと探すとロン橋を渡った所にあるようなので、Grabを呼んで川を渡る。やってきたのは大通り沿いのLaoDaiという店。壁のない店内は広くて、グループがほとんどのお客さんの中に観光客はほとんどいなそう。入り口近くには生簀が並び縛られた蟹やら貝類もいっぱい。魚も泳いでいるがどれも目方売りで二人ではとても食べきれそうにない。メニューはベトナム語オンリー、ウェイターもあまり英語が得意そうではないので写真とグーグルレンズの助けを借りてなんとか注文。まずやってきたのは海鮮粥。...ベトナム縦断12ダナンの夜

  • ベトナム縦断 11 五行山

    3月4日続きホイアンからはダナンに移動するが、途中に立ち寄りたい所があるのでまたKKDayで車の貸切を予約しておいた。4時間で4000円ほどなのだからリーズナブル。時間前に来てくれた車でやって来たのは五行山、大理石でできた山なので英語ではMarbleMountain。土産物屋の並ぶ参道を少し行くとエレベーターがあり、大勢の観光客が列を作っている。山の入山料は40,000ドン、エレベーターは片道15,000ドン。思ったほど待ち時間は長くなく、一気に山の上へ。エレベーターを降りてまず現れるのはパゴダ。その先には真っ白な仏様とお寺がある。お寺の横から石段を上がって行くが、今日は天気が良くて暑い!この岩に開いた穴の所だけは風が吹き抜けて涼しくて気持ちいい。こんな小さな洞窟なども覗きながら先に進むとしばらく行った先...ベトナム縦断11五行山

  • ベトナム縦断 10 三日目のホイアン

    3月4日ホイアンも3日目、昨日は早朝から出かけてしまったので食べられなかったホテルの朝食を今朝はゆっくりいただく。アナンタラの朝食レストランはスパの横の階段を上がった2階。右に行けばビュッフェ、左手にはテーブルが並んで、早めに行ったので川に面した席をもらえた。料理にはご丁寧に蓋がかぶせられ、卵や麺類のホットステーションもあるが、ここはパンがおいしそう。川を眺めながらの朝食の気持ちいいこと。食事を終えたらホイアン観光の落穂ひろいに出かける。何度も前を通り過ぎた市場に行ってみると、今日は月曜だからだろうか、魚や肉を扱う人たちがたくさん出ている。魚は魚種も豊富。八百屋さんでは菜っ葉やハーブの種類がいっぱいで果物もいっぱい。中にはこんなワイルドな蜂蜜売りもいる。チャンフー通りに入って、最後のチケットを使うべく福建...ベトナム縦断10三日目のホイアン

  • ベトナム縦断 9 二日目のホイアン

    3月3日続き朝食が軽かったので、ホテルに戻って一息入れたら早速お昼を求めて街中へ。車の通る旧市街の外縁にも古い家が並んでいて中庭のある大きな建物はシルク織物の販売工房。やってきたのは「Hai」というこちらの店。地元民、外国人、入り乱れているができますものは2品にフレンチフライだけなのでこの地域の名物だというミークアンとカオラウを1つづつ。これに付いてきた野菜をどっさり乗せて食べる。ミークアンは黄色いきしめんのような平麺で少し甘いタレ。カオラウの方はちょっとざらついた舌触りのうどんで甘さのないタレ。自分の好みはツルっとしたミークアンかな。自家製というヨーグルトは甘~い。食後はまた旧市街を歩いてみると相変わらずツアーのシクロ隊は通るが、日曜なのに前日とは打って変わって適度な人通り。昨日だけが異常だったのか。お...ベトナム縦断9二日目のホイアン

  • ベトナム縦断 8 早朝のミーソン遺跡

    3月3日今朝は5時に起床、まだ真っ暗な5時45分には玄関先に出る。これからミーソン遺跡に行くのだが、昼間では暑くなりそうだし、それ以上に人のいない遺跡が見たいと思ってKKDayで早朝ツアーを申し込んでおいたのだ。時間通りに来てくれたバンには我々が一番乗り。その後、旧市街の外の小さなホテルをぐるぐると回ってホイアンを出たのは1時間後。最終的には全部で6人になった。ホイアンを出ると田んぼの続く景色になって、やがてちょっとした山が見えてくると1時間でミーソン遺跡の入り口に着いた。時刻は7時だけれど遺跡はもう開いている。が、さすがにまだ車も1,2台しか来ていない。ツアー代金には含まれていない入場チケットは15万ドン(約900円)。ゲートをくぐり、かわいい園内カートで山道を5分ほど走って遺跡群へ。カートを降りてから...ベトナム縦断8早朝のミーソン遺跡

  • ベトナム縦断 7 夜のホイアン

    3月2日続き部屋でゴロゴロしているうちに暗くなり、7時を過ぎたので夕食を摂ろうとまた旧市街へ。GoogleMapで評判の良さそうな店を探し、やってきたのは市場の脇のMadameHienという店。旧家を改装した店の雰囲気が良く、お店のスタッフもとても感じがいい。飲み物に久しぶりにココナッツをオーダーすると突き出しにシャーベットが出てきたのが珍しい。春巻きの盛り合わせを頼むと生やら揚げたのやら5種類、アンチョビーの唐揚げもおいしい。牛肉と野菜の煮込みはなじみある甘辛醤油味、炒飯は具沢山でおなかいっぱい。それでは腹ごなしに散歩をしてから戻ろう、と昼間は大混雑だった通りを歩いてみると騒がしかった団体は消え、チープな土産物屋も閉まって、まだ営業中の店の明かりが美しく見える。そしてホイアンと言えば、のランタン。派手過...ベトナム縦断7夜のホイアン

  • 24年春の信州 5 小諸の北国街道

    3月27日中棚荘のチェックアウトは11時だけれど、ちょっと早めの10時半にタクシーを呼んでもらう。前日とは打って変わった素晴らしいお天気だけれど、これから街歩きをするのにあの坂を上がるのはいやだ。駅のロッカーに荷物を預けて、まずは赤坂を上がって与良町を目指す。するとこれが写真ではわからないが結構な急坂。さっきのタクシーの運転手さんが「小諸は坂なんです」と言っていたのはこういうことか、と納得。坂を上がって突き当たる大きな道が越後と江戸を結んだ北国街道。交差点から右手に折れると与良町だがこの辺りはあまり写真映えする旧家は残っていない感じ。そこで交差点に戻って、今度は左手に折れてしばらく行くと、お味噌の工場が見えてきた。こちらで作られている山吹味噌、偶然にも現在家で使っていた。門の上の立派な看板は江戸中期のもの...24年春の信州5小諸の北国街道

  • 24年春の信州 4 中棚温泉中棚荘

    3月26日この日は朝から土砂降り。その上強い風も吹いて、10時少し前にホテルをチェックアウトして千曲川を渡ると傘が壊れそうなほど。万葉超音波温泉で一風呂浴びて戸倉駅まで歩くとあちこちびしょぬれになってしまった。戸倉駅からは小諸駅まで40分。ちょうどお昼で、普通ならお蕎麦でも食べに行きたい所だがひどい雨なので街歩きもできない。幸い駅前が停車場ガーデンなるちょっとした公園になっていて、中にカフェがあるので入ってみる。片側は工芸品や園芸品なども売っているおしゃれなお店。予定よりがっつり食べてしまったがおいしかった。駅から今夜の宿までは徒歩20分のはず。これも歩くつもりだったが雨と寒さに負けて駅前からタクシー。すると思いがけずすごい坂を下って、これは帰りも大変そう。中棚荘に着いたのは13時。これは翌朝撮ったが、玄...24年春の信州4中棚温泉中棚荘

  • 24年春の信州 3 新戸倉の湯めぐり

    3月25日ホテルプラトンは朝食付き。1階の食堂に行くとカウンターに弁当箱が並んでいて、ご飯や味噌汁、飲み物はすべてセルフ式。おかずはお総菜屋さんの手作りと言った感じだけれど、品数も豊富で悪くない。これで一泊7000円ちょっとなのだからお安く湯めぐりもできてなかなか良かった。ただし禁煙部屋が喫煙部屋より500円高いのは納得できない。今日は朝からどんよりと曇って残念なお天気だけれど、朝食を済ませたら行動開始。上山田温泉から万葉橋を渡ると左手に昨日渡った大正橋が見える。振り返った山の上には戸倉上山田温泉の大きな看板。これ、夜には赤く光っていささか怪しかったが、その隣に見えるお寺は善光寺の別院だ。川を渡った先は新戸倉温泉。こちらでまず訪れたのは「戸倉観世温泉」。自販機で買う入浴料は300円、小さな石鹸は70円。中...24年春の信州3新戸倉の湯めぐり

  • 24年春の信州 2 上山田の湯めぐり

    3月24日続き今回上山田温泉で泊まったホテルプラトンは旬樹庵というグループの宿で、同じ温泉内にある姉妹館で湯めぐりができる。フロントでもらえるこの地図が手形。もちろんこれがこのお宿を選んだ理由。そこで早速、まずは一番遠い「湯本柏屋」さんへ。ロビーに入って「湯めぐりを」と言うと、紙を見ることもなくすぐ「どうぞ」とフロントの脇にある浴場を案内される。脱衣場との境はガラス張りになっていて入るとぷーんと硫黄泉独特のにおいがする。変わった形をした浴槽は2つに分かれていて、それぞれ二人も入ればいっぱいになってしまいそうだけれど、40℃ほどと適温のお湯はきれいに青みがかって、ほんのわずかに湯花が見える。上山田温泉26、27、30、32、35、40、41、43、46号と9つもの源泉をブレンドしてかけ流しているそうだが、湯...24年春の信州2上山田の湯めぐり

  • 24年春の信州 1 戸倉上山田へ

    昨夏、滑川温泉で言葉を交わした人に戸倉上山田温泉を勧められた。調べてみると近くにあんずの里なる所があり、桜より一足早く花が満開になるという。あんずまつりなるものも開催されるということなので、そのお祭りの日程を確認して、今回は一人ででかけることにした。3月24日今回は久しぶりに上越新幹線の「あさま」で出発。上田まではわずか1時間40分。ここからしなの鉄道に乗り換える。下り列車に乗るべくホームに降りると、なにやらしゃれた色の列車が停まっている。これ、ご存じ水戸岡鋭治氏デザインの観光列車「ろくもん」で、軽井沢~長野間を2時間かけて走りながら食事を楽しむというもの。週末だけの運行なので、日曜日のこの日に見られてラッキー。が、こちらが乗るのはもちろん普通列車。当初の予定ではこれで屋代という駅まで乗り、週末だけ運行の...24年春の信州1戸倉上山田へ

  • ベトナム縦断 6 土曜午後のホイアン

    3月2日続きホイアン旧市街の周りには金色のシャトルが走っているが、中心部は車両乗り入れ禁止。その中心部に入場料が必要なわけではないが、有名な建物に入るにはチケットが必要なので、まずは観光案内所で5枚つづりの券120,000ドン(約720円)を買う。旧市街にいくつもある中国風の廟を覗きながら少し行くとホイアン市場が現れた。入った一番手前は食べ物の屋台エリア。例のごとく、米粉を使った料理がいろいろ並んでいる。その先は土産物や乾物の店が並び建物を突き抜けた先には野菜などローカル向けの店がある。入った方に戻って一番にぎやかそうなチャンフー通りを行くと屋根にペンペン草も生える古い家が並んで、1階はほとんど土産物屋になっている。チケットがあるのでこの通り沿いの貿易陶磁器博物館に入ってみる。ホイアンは16世紀以降、中国...ベトナム縦断6土曜午後のホイアン

  • ベトナム縦断 5 Anantara Hoi An Resort

    3月2日マジェスティックで2度目の朝食。昨日おいしかったパパイヤは残念ながらなかったけれど、大好きなロンガンをたくさんいただいて前日とは違う米粉料理をもらう。ベトナムに米粉を使った料理は何種類あるのだろう。8時にホテルを出て空港へ向かい、40分で国内線ターミナルに到着。国際線に比べて古いこちらは天井が低いが、横に長い待合室。売店がやけに充実している。ダナン行きのベトナム航空は外国人も多くて満席。1時間半の飛行でサービスはお水一本。水田のきれいな緑を眺めるうちに町が見えてきてダナン空港に着陸。外国の飛行機も見える国際空港は予想以上に立派だ。待っていてくれた車に乗ってそのままダナンを出発、市街地が続く中を走って40分でホイアンのホテルへ。今度の宿はアナンタラ・ホイアン・リゾート。ブーゲンビリアに覆われたフロン...ベトナム縦断5AnantaraHoiAnResort

  • ベトナム縦断 4 タオディエン地区散歩

    3月1日続き昼食後は部屋でしばらく休憩、その後Grabで川向うのタオディエン地区なる所へ行ってみることにした。ガイドブックにおしゃれな店が多いとあったので買い物でも、と思ったのだが確かにしゃれたレストランやカフェはあるものの大通り沿いにはこれと言った店はなく、ガイドブックにあるような店は脇道に入った目立たない所にあって、漫然と歩いても無駄だとわかった。この地区、昔ながらのローカルな商店街もあるが、外国人駐在員の住まいが多いという話通り、奥の方にはきれいな新築住宅が建てられていて大きな丸亀製麺の店舗に驚いたが、それより韓国料理屋や韓国スーパーが目立つ。結局大した戦果もなく、疲れたので冷房の効いたカフェに入るとフルーツの入ったお茶が一杯400円以上する。それでもこのPhucLongというカフェ、ベトナム中にあ...ベトナム縦断4タオディエン地区散歩

  • ベトナム縦断 3 サイゴン川ウォーターバス

    3月1日ホーチミンの日の出は6時ごろ。一晩中点いていた川向うの広告ディスプレイがまぶしい。ホテル・マジェスティックの朝食会場は最上階。風の吹き抜けるテラスが南国らしい。ホットステーションもあるものの意外に地味なビュッフェだけれどパパイヤがとろけるおいしさ、今まで味が薄くてつまらない果物だと思っていたドラゴンフルーツも暑いベトナムではその味の薄さとみずみずしさがいいのだとやっと良さがわかった。料理では米粉を使った料理がいっぱい。基本ベロベロした食感の物が多いが、こんなにバリエーションがあるのか、とこの後も驚かされる。朝食を終えたらまたバイクを睨みつつホテル前の大通りを渡ってやってきたのはこちらの船着き場。昨晩の散歩で見つけたウォーターバスに乗ることにしたのだ。この水上バス、市内の渋滞緩和のために2017年か...ベトナム縦断3サイゴン川ウォーターバス

  • ベトナム縦断 2 Hotel Majestic

    2月29日続きうろうろしているうちにお昼を過ぎたが、ホテルにはまだチェックインできないのでランチにしよう。おかずの並ぶローカルなぶっかけ飯屋に入りたかったが初ベトナムの同行者に拒否されたので、ドンコイ通りの「VietnamHouse」へ。きれいで冷房の効いたレストラン、日本人の駐在員やら会議で集まったらしい外国人らで盛況の様子。ソフトシェルクラブの下の青マンゴーのサラダがおいしく、ニンジンのピューレの上に乗ったスペアリブはホロホロ溶ける。が、実は一番うれしかったのはチェンリイの炒め物。これ、夜来香というジャスミンのような花のつぼみで、しゃくしゃくとした歯触りがおいしい。以前ベトナムで食べて気に入っていたので、これをまた食べることができて大満足。このベトナム一食目、今回の旅で一番お高かったが、さすがに上品な...ベトナム縦断2HotelMajestic

  • ベトナム縦断 1 ホーチミン到着

    2024年2月29日~3月10日ベトナム縦断の旅2月29日今回のベトナム行きはマイレージ利用のJL。必要マイル数が日によって変動制になったおかげで以前の倍も使う羽目になったし、燃油サーチャージやらなんやらで4万円以上かかったが、まともに航空券を買うよりは安いのでよしとしよう。羽田発のホーチミン行きは夜中1時半の出発なので前日23時には空港へ。出発が30分遅れたがラウンジでクリームパンをいただいて到着前にクラムチャウダーというちょっと変わった朝食をいただいたら陽がようやく上がって来た6時過ぎにホーチミンに到着。今回の旅、空港からはすべてBooking.comで車を手配しておいた。ベトナムのタクシーは気が抜けないし、Grabは空港の待ち合わせが難しかったりするので頼んだが、費用はGrabなみだし、事前の連絡も...ベトナム縦断1ホーチミン到着

  • 久しぶりのベトナム雑感

    久しぶりにベトナムに行ってきた。今回はホーチミンからハノイまで縦断をしたが、ホーチミンは12年ぶり、ハノイは16年ぶり、そりゃベトナムも変わって当たり前だが、特にホーチミンの変わりようにはびっくり。高層ビル、それもタワーマンションをガンガン建設中で、一体いくらするのだろうと興味津々。車も増えたが相変わらずバイクの海。一台に親子4人なんて姿はいまだに見かけるもののずいぶん減って、ほぼ全員ちゃんとヘルメットをかぶっている所が変わった。以前はまったくなかった信号が増えて歩行者用信号も付いたが、車はちゃんと停まるものの、バイクは全く信号無視で突っ込んでくるので相変わらず横断は命がけ。スマホを見ながら片手でバイクを運転している輩もいるので以前よりたちが悪いかもしれない。道端のお風呂イスに座って食事をする風景も変わら...久しぶりのベトナム雑感

  • 24年真冬の道南 4 知内温泉

    1月26日続き函館駅で函館本線のゼロポストを見ながらしばらく待って新函館北斗行きのはこだてライナーで20分。新幹線に乗り換えたらわずか12分の乗車で木古内に降り立った。大きな新幹線駅舎の前に見えるのは道南いさりび鉄道の列車。これでも1時間で来られるが、JRのパスは使えないので新幹線利用。駅前ロータリーの向こうには道の駅があって、その前から松前行きのバスが出る。一日5本しかないこれに乗って35分の湯の里温泉入口で降りると宿の車が待っていてくれた。他4人のおじさんたちと到着したのは知内温泉「ユートピア和楽園」。道内最古、1205年に発見されたという知内温泉の一軒宿、HPには「和楽園」の名があるがなぜか館内のどこにもその名がないのが面白い。すぐに案内されたのは表の駐車場を見下ろす2階のツインベッドルーム。ビジネ...24年真冬の道南4知内温泉

  • 24年真冬の函館 3 定番函館観光

    1月26日朝食戦争で有名な函館のホテル、宿泊先にも当然朝食バイキングがある。有名ホテルほど派手ではないが、海鮮丼やら御飯の友やら、牛乳とスムージーもおいしい。選択肢が多すぎて、カレーとラーメンは食べられずに残念。ゆっくりとチェックアウトして荷物をまた預けたら、函館初訪問の友人のために観光に出発。まずはホテルのすぐ隣に広がる朝一をチェック。お高い蟹を買って食べているのはもちろん海外からの皆様。次にはまた路面電車に乗って昨晩も来た末広町へ。今度は相馬本社の前から基坂を上る。車道に雪はなく、歩道も所々凍っているが、片側は完全に除雪されているのがありがたい。坂の途中にあるのは以前も入った旧イギリス領事官。展示にほとんど変化はないが、顔羽目看板に顔を突っ込むと反対側の鏡に映って自撮りができるようになっているのが賢い...24年真冬の函館3定番函館観光

  • 24年真冬の道南 2 五稜郭と夜の函館

    1月25日朝食をいただいたら宿の車で落部駅へ送ってもらう。今日も道内は大雪で鉄道の運休が続いているらしいが、駅で宿の人に確認してもらうと函館行きは時刻表通りとのこと。しかし落部駅、以前は駅員さんがいて待合室にストーブがたかれていたが、今は無人駅になってしまって連絡も電話。火の気のないところで同宿だったお客さんたちとおしゃべりしながら列車を待つ羽目になった。予定の列車がちゃんと遅れることなく来てくれてよかった~。列車が海沿いに出るとおとといは見えなかった駒ヶ岳が見えてきた。この裾をまわって2時間10分で函館駅に到着。今夜の宿は雪道を心配して駅前のキャビンプレジデントと言うホテルにしたが、函館は拍子抜けするほど雪がない。チェックインはまだできないので荷物をフロントに預けてすぐ外出。レトロな路面電車でまずは五稜...24年真冬の道南2五稜郭と夜の函館

  • 24年真冬の道南 1 三度目の銀婚湯

    2024年1月23日~1月27日道南の旅1月23日今年最初のおと休パス、同行の友人が函館に行ったことがないというので行先は道南に決定。ならば大好きな「銀婚湯」にまた行くことにした。二度目の訪問の際には北海道新幹線が開通したばかりで8時過ぎの出発でよかったが、今は乗り継ぎの関係で初回と同じ、6時32分発のはやぶさ1号に乗らなければならなくなった。早朝からたくさんの人でにぎわう駅弁屋でたまごサンドを買って、朝霧の立つ景色を見ながら快調に東北を走り抜け、津軽海峡を渡って北海道へ。と、この時は知らなかったが、この日、10時過ぎに大宮の手前で架線の事故があって、東北新幹線が止まってしまって大騒ぎになっていた。もし遅い出発にしていたらアウトだった。いやいやながら早起きしてよかった!そんな騒ぎも知らず、新函館北斗駅に降...24年真冬の道南1三度目の銀婚湯

  • 歯磨き粉コレクション 17

    2023年の旅行で集めた歯磨き粉一挙公開。まずは台湾のTaiyenというハーブ系。この製品、原材料リストがすごくて、翻訳してみると「カホクザンショウ、ボウフウ、タカサブロウ、アカヤジオウ、ハマビシ、ハマスゲ、ゴバイシ」など漢方に使われるものらしい。ベージュ色に青い粒粒の入った歯磨きは意外に漢方臭さはなく、「台塩」の名前の通り入っている塩の甘みを感じる。スペインのカナリア諸島で買ったのはおなじみコルゲート。ハーブはカモミールやミント、ユーカリの他にミルラとセージ入りとあるが、きれいなブルーと白のストライプ歯磨きはユーカリの香りが強い。ジョージアで見つけたこれはウクライナ輸出用にエジプトで製造されたもの。以前に中央アジアで買ってとても気に入ったロシアのブランドと同じものだと思うのだが、会社名がユニリーバになっ...歯磨き粉コレクション17

  • NZと亜南極 26 ファーマーズマーケット行って帰国

    12月9日長かったニュージーランド滞在もとうとう最終日。冷蔵庫の食料を片付け、10時半にチェックアウトをしてスーツケースをフロントに預け、バス・インターチェンジへ。案内所で確認してバスに乗り、15分ほどの乗車でWestfieldRiccartonへ。アナウンスも表示もないのでグーグル・マップを見ながら降りて、さらに住宅地の中を歩くこと10分。大きな公園が見えて来たらそれが目指すRiccartonBush。ここで毎週土曜日の午前中にファーマーズマーケットが開かれているというのでやって来た。入ってすぐの場所では野菜や卵を売っていていかにもファーマーズマーケットらしいがその先は軽食や飲み物の屋台が多くて、ブランチ目当てらしい人たちでなかなかの賑わい。マーケットの真ん中あたりには19世紀末に建てられたRiccar...NZと亜南極26ファーマーズマーケット行って帰国

  • NZと亜南極 25 アカロア

    12月8日朝食後、宿のすぐ近く、カテドラル・スクエアにあるノボテルの前で待っていると8時45分にツアーの車がやってきた。毎日一便がアカロアと往復するツアーバス、自分の他に日本人女性の二人組、シンガポールの親子3人など合計9人の乗客を乗せてクライストチャーチを出発。運転手のおっさんが途中いろいろとガイドをしながら平面に広がる町を抜けしばらく平たい牧草地を行くうち、やがて大きな汽水湖を過ぎると山が見えてきた。途中、リトルリバーという所でトイレ休憩。ここには1888年から1962年までNZ製の機関車が走っていたそうで、駅舎だったという建物の裏にはわずかに線路が残してある。ここから山を上がって行って、見晴らしのいい所でフォト・ストップ。目の前に見える湾の向こうにあるのがこれから行くアカロア。風光明媚なこの土地、ガ...NZと亜南極25アカロア

  • NZと亜南極 24 クライストチャーチ散策後編

    12月7日続きクライストチャーチ植物園の正門の向かいにはクラシックな石造りの建物群がある。門をくぐるとたくさんの建物が中庭を取り囲んでいる、ここは1877年から1976年までカンタベリー大学の校舎として使われていた所。2011年の大地震から修復が進み、現在はショップやギャラリー、イベントスペースとして使われているということなので覗いてみた。23ある建物のうち3分の2は修復が終わっているそうで、中にはカフェやパブなどもある。中で印象的なのはGreatHallとよばれる講堂。まるで教会のような重厚な造りで、窓のステンドグラスが見事。←クリックで大きくなります。1938年に作られたこの窓は暴力や無知との闘いを表しているとか。たくさんの英国の「英雄」たちの姿があるのを探すのも面白い。ここを見学している時に友人たち...NZと亜南極24クライストチャーチ散策後編

  • NZと亜南極 23 クライストチャーチ散策前編

    12月7日部屋で朝食を摂ったらクライストチャーチ見学に出発。玄関を出ると目の前にトラム。クラシックな姿がかっこいいが、さほど広くない町の中心部を走るだけで1日乗車券が30ドルもする。というわけで徒歩で歩き回ることにして、アーケードを出ると目の前はいかめしいレンガ造りの建物。その斜め前にあるのが大聖堂だが、2011年の大地震で大破していまだ修復工事中。そのすぐ前にチュランガと呼ばれる中央図書館があるので中に入ってみる。中央に印象的な木の階段がある内部は広々と明るい。案内表示はまずマオリ語で次が英語。館内にはマオリらしい装飾もある。館内にはいろいろな国の雑誌も豊富に揃っていて、座る所もいっぱい。上階のテラスからは大聖堂の修復の様子も良く見える。図書館の隣は確かコンベンションセンター。大聖堂の周りをぐるっと一周...NZと亜南極23クライストチャーチ散策前編

  • NZと亜南極 22 クライストチャーチ到着

    12月7日空港に着いたらプレハブ造りのような通路を通ってターミナルへ。建物のかなり先にバス乗り場があり、ちょうど市内行きが停まっていたので飛び乗る。運賃は現金払いでNZ$4。30分でクライストチャーチ中心にあるバス・インターチェンジというターミナルに到着。クライストチャーチのバスはほぼすべてこのターミナルを通るので便利だ。オークランドと違い、クライストチャーチの街は平坦なので安心してスーツケースを引っ張って宿へ。徒歩10分弱でやってきたのはQuestCathedralJunctionServicedApartments。小さな古い建物内のフロントでチェックインすると、お姉さんが外へ案内してくれる。フロントから角を曲がったアーケード内に目立たない小さな扉があって、その4階が今回の宿。今度もキッチン付きを予約...NZと亜南極22クライストチャーチ到着

  • NZと亜南極 21 下船してクライストチャーチへ

    12月5日航海の実質最終日は一日海の上。早朝、最後の鳥撮影をしようと甲板に出ると、気温が明らかに上がっているのがわかる。今回のクルーズではアホウドリをたくさん見たけれど顔の白いの黒いの、眉毛があるかないかぐらいしか素人には見分けがつかない。日中はプレゼンテーションがいくつかあり、スタッフへのチップの清算などしたら夕方にはキャプテンの挨拶があって、最後はフェアウェル・ディナー。大きなエビやロブスターをいただいて、この船の食事は本当に良かった。12月6日船は午前3時半にブラフに入港したので目覚めると既に港に停泊していた。最後の朝食をいただいたら7時に大きな荷物を出し、7時半からはニュージーランドへの入国手続きをして、8時半に下船。行先別の大型バスが待っていてお世話になったスタッフとお別れ。船は今夜には次のお客...NZと亜南極21下船してクライストチャーチへ

  • NZと亜南極 20 キャンベル島後編

    12月4日続き船で昼食の後、14時からまたボートを下ろして今度は島へ上陸。研究者施設の桟橋があるので足を濡らさずに上陸できる。桟橋の近くにはまた飛べないカモがいた。この小さいカモは一度この島で絶滅したものを、ネズミの完全駆除の後に他の島から再移植したのだそうだ。午前中は雪が舞っていたが、午後は日も差して暖かくなった。桟橋から少し草地を上がって行くと宿泊棟には「BeemanCoveHostel」なんて表札がかかり、洗濯物も見えて研究者が駐在しているらしい。この脇を歩いて行くとやがて木道が現れて目の前の岩山を見ながらしばらく灌木の中を行くと次第に視界がひらけて広々となんとも気持ちのいい景色。枯草色に見える周りの草地の中にもよく見るといろいろな花が咲いていて他の島でも見かけたなじみの花からこの島固有の花まで。コ...NZと亜南極20キャンベル島後編

  • NZと亜南極 19 キャンベル島前編

    12月4日朝早く、船はニュージーランド領最南端、南緯52度のキャンベル島に到着した。火山活動によってできたという島。島の中央に深く入り組んだ湾内に入ると、環境保護のための研究施設が見えた。朝食後、10時からゴムボートによるクルーズを開始。早朝は晴れていたのに、出発する頃には雨と粉雪も舞い始め、気温は3℃で今までで一番寒い。背の高い草に覆われた所が多いが、なにやら大きなピンクの花も見える。平らな所では19世紀末から1934年まで、植民者が牛や羊を飼おうとしていたのだとか。結局寒すぎて羊は育たず、1970年からは自然保護区として外来生物の駆除に乗り出し、1990年に完全駆除宣言が出たそう。ボートのすぐ近くにはニュージーランド・アシカ。岸辺にはカモメの巣やウミウがいっぱい。草の上に座っていたモフモフは管鼻が見え...NZと亜南極19キャンベル島前編

  • NZと亜南極 18 船内で風邪をひく

    12月2日前日はマッコーリー島のペンギンを満喫したが、夜になってからどうも悪寒がする。2,3日前にラウンジに集まった時、すぐ近くのおばさんがいやな咳をしていて、うつされそうな予感があったのだ。朝になると咳が出始めたので一番下のデッキにある船医の所に行ってみた。船医は南アフリカから来ている若い女医さん。体温を測ると37.5℃あって自分としては発熱しているのだが、「平熱ね」と言われてしまったのは白人はアジア人より平均体温が高いためらしい。それでも簡単に診察をして、2日分の風邪薬と咳止めシロップをくれた。後で請求書を見るとこれで一万円。お高いクルーズ保険に入っていたのでなかなか治まらなかった咳のために日本で受診した分も含めて請求したが、診察料高~い。この日の午前中も前日と同じSandyBayへの上陸があったが、...NZと亜南極18船内で風邪をひく

  • 「本阿弥光悦の大宇宙」@東京国立博物館

    所用ででかけたついでに上野まで。例によって東京国立博物館の特別展へ。「本阿弥光悦の大宇宙」地味な内容のためか平日の午前はかなり空いていて、ゆっくり静かに見られたのは良かった。しかし展示を見始めて自分の勘違いに気づいて愕然。ポスターにも大きく取り上げられている通り、光悦と言えば国宝にもなっている大きく膨らんだ硯箱が有名なのでてっきり工芸の人だと思い込んでいたが、実は書の方が有名な人。どうやら尾形光琳などとごっちゃになっていたようで、自分の不勉強に恥じ入るばかり。本阿弥家は刀剣の鑑定では名家とのことで展示の初めは国宝の刀がずらり。しかし刀にも書にもまるで興味も知識もないので、この辺りは猫に小判、豚に真珠。が見ているうちに光悦という人はその出自から有力なスポンサーや職人に強力なコネがあり、自身の審美眼もあって優...「本阿弥光悦の大宇宙」@東京国立博物館

  • NZと亜南極 17 マッコーリー島後編

    12月1日続き昼食後、船は少し南へ移動してSandyBayの沖へ停泊し、15時からボートを下ろして島への上陸を開始した。島に近づくと浜にゴマ粒のようなペンギンたちの姿が見える。石ころと岩だらけの浜に上がってまずは右手に歩いてみると背の高いキングペンギンがどんどん増えて大きなコロニーが見えてきた。中に丸っこくて茶色い毛皮が見えるのはヒナ。キングペンギンは南極大陸にいる皇帝ペンギンにそっくりだけれど、ヒナは全く違う姿なのが面白い。フワフワと丸っこいヒナから大人になりかけの情けない姿の子供も見える。キングペンギンは横になっていると鳥らしいが直立するとやけに人間っぽく見えるのが面白くてやけに哲学的な顔をしているように見える。この浜にもミナミゾウアザラシの子供たちがゴロゴロしていてコロニーの真ん中で大口開けてもペン...NZと亜南極17マッコーリー島後編

  • NZと亜南極 16 マッコーリー島前編

    12月1日朝食を摂っている間に船はマッコーリー島に到着。南北に細長い島の北端に投錨した。島の突端近くには平地になっている部分があって、よく見ると人工の建物が見える。これはオーストラリアが1948年以来設置している南極圏観測のための基地だ。朝食後、少し時間があったので船内をうろうろしていると珍しくブリッジに入ることができた。前回の南極クルーズでは頻繁にブリッジに入れたが、この船ではなかなかオープンにならなくて、この時もたまたま人が少なかったので入れてくれた様子。さすが新しいだけにすっきりしたブリッジ。船の周りではペンギンが泳ぎ回っているのが見える。これはキングペンギンだ。10時になったらボートを下ろして島に上陸。基地近くの浜でもペンギンがお出迎え。救命胴衣を入れておく箱のそばにはミナミゾウアザラシの子供たち...NZと亜南極16マッコーリー島前編

  • NZと亜南極 15 オークランド島後編

    11月29日続き昼食の間に船は移動し、オークランド島の南端にあるCarnleyHarbourに入って来た。Harbourといいつつ実は海峡になっていて、右手はオークランド島。左手はアダムズ島に分かれている。ボートを下ろしてまたクルーズで島の周辺を見て回る。こちらのラタはもうすぐ真っ赤に開花しそうだ。岩場にたくさんいる白黒の鳥たちは残念ながらペンギンではなくすっかりおなじみになったウミウたち。木の枝には顎の下に白い羽のあるトゥーイもいた。アダムズ島の石ころの浜に近づくと小さなカモがいた。茶色で目の周りが白いこのかわいいカモは翼が短くて飛ぶことができない。天敵のいなかったこのオークランド諸島の固有種だが、オークランド本島には昔入植者が豚や猫を持ち込んだので絶滅してしまい、外来生物を駆除したアダムズ島の方にしか...NZと亜南極15オークランド島後編

  • 市ヶ谷でブータン料理@「LASOLA」

    友人に誘われて、東京で二軒目となるブータン料理の店に行ってきた。都営新宿線の市ヶ谷駅から徒歩5分の「LASOLA」。随分とかわいらしい「仲良しの図」の看板が出ている、その横の階段を上がるとそっけない扉。が、店内は鮮やかなオレンジ色の壁に天井にはタルチョ、壁の絵もすっかりブータンだ。ブータン料理屋といえばもう18年前にできた代々木上原の「ガテモタブン」が東京で唯一の店だったが、そこで10年働いた日本人シェフがコロナ禍真っただ中に開いたのがこの店とのこと。ランチメニューはこれだけだけれど、夜のグランドメニューも見せてもらうと干し肉やモツの料理もあって本格的。ランチメニューの中で一番辛いのはエマダツィだそうだが、ブータン好きとはいえ辛いのは得意ではないので鶏とキャベツのジャシャパを選択。やってきたお皿には大ぶり...市ヶ谷でブータン料理@「LASOLA」

  • NZと亜南極 14 オークランド島前編

    11月29日船は昨日からほんの少し移動して、エンダービー島の南にあるこの諸島で一番大きなオークランド島の中間あたり、MusgraveInletという入り江に入って来た。丘のてっぺんには建物のようなものが見えるが、これは自然の岩。この島には上陸が許されていないので、8時からボートを下ろして崖の周辺をクルーズする。切り立った崖が続く中、ガイドが早速岩の間にペンギンを発見。ここにいるのはミナミイワトビペンギン。スネアズペンギンと同じぐらいの大きさでやはり目の上に黄色い羽がある。黄色い目を三角にして怒っているように見えるがこれは眉毛。その下に真っ赤な目がある。しばらく見ていると奥からもう一羽、つがいだったのね。頭上をハイイロアホウドリが飛ぶ中、さらに岩に目を凝らしているともう一羽発見。しかし遠くて、こういう時は長...NZと亜南極14オークランド島前編

  • NZと亜南極 13 エンダービー島後編

    11月28日続き昼食後、林から出てまた海沿いを歩いて行く。キャベツの間にはアザラシ岩場にはまたキンメペンギンがいた。かわいいピンクの足先まで見える。すぐ隣にいるアザラシと見つめあうの図。あっちにもこっちにもアザラシ。歩きにくい草をかき分けながら崖を少し降りて行くと海鵜の巣にまだ頭がぽよぽよのヒナがいた。さらに行くとまたキンメペンギン。頭を下げると眼のふちの黄色い線が頭の上までつながっているのがわかる。キンメペンギンは群れを作らないので本当に一匹づつ。浜から少し上ると一面に白い花が咲いている原があった。こちらはメガハーブの一種、ここではまだ小さなつぼみだったが、この花は茎が高く伸びるのだそうだ。気を付けて歩けば他にも亜南極固有の花がいくつもあって圧巻だったのは辺り一面黄色いBulbinellaRossiiで...NZと亜南極13エンダービー島後編

  • 蕨でガチ中華鍋新年会@「郷村鉄鍋屯」

    昨年の夏にZhenさんにご案内いただいたワラビスタンのガチ中華の店、テーブル中央に据えられた巨大な鉄鍋に興味をそそられつつ、真夏の暑さではさすがに手を出せなかった。その節に誓った通り、今度こそは鍋に挑戦、と一人を除く同じメンバー5人で新年会と相成った。メニューに鍋は数種類あるけれど、見た目インパクトありそうなものを選んで注文。すると店のお姉さん、お鍋を外して厨房に持ち帰り、写真のような具材を入れて戻って火をつけてくれた。鍋が煮えるまでは時間がかかるということで前菜を2品注文。おなじみピータン豆腐とジャガイモのあえ物。お豆腐のタレが一見辛そうだけれど辛くなく、ジャガイモはほとんど生かと思うほどシャキシャキ。これが真似しようとしてもなかなかできない。どちらもうまうま。乾杯をして喋り散らすうち、鍋からは湯気が上...蕨でガチ中華鍋新年会@「郷村鉄鍋屯」

  • 「ただ空高く舞え」

    ものすごく久しぶりに映画館に足を運んだ。チェックしてみたらなんと昨年の4月以来。これでも昔はいっぱしの映画ファン気取りだったのだが。足を運んだ先は珍しく新宿。K'sCinemaという初めての映画館はJRの東南口から3分ほどのビルの3階にある。84席のミニシアターだが、座席のクッションが良くてかなりいい。さて、好きではない新宿までやってきたのはこの映画の上映館がここしかなかったから。「ただ空高く舞え」SooraraiPottruインド映画だけれどヒンディーではなく、ちょっと珍しいタミール語映画。主演はタミール語映画のスターでこの映画のプロデューサーでもあるというスーリヤ。大きな目で、髪を短くするとサルマン・カーンにちょっと似ている。お話はインド最初のLCC、エア・デカンを創業したGRゴピナートという人の自伝...「ただ空高く舞え」

  • NZと亜南極 12 エンダービー島前編

    11月28日朝食を食べているうちにスネアズ島の南のオークランド諸島に到着。いくつかある島の中で一番北にあるエンダービー島に近づく。島の周囲ほとんどは崖のようだが、一部に小さな砂浜が見えて、その一つに今日は上陸する。ゴムボートで近づき、昆布に覆われた浜に上陸。その先の砂浜では大きなニュージーランド・アシカが早速お出迎え。この島ももちろん特別保護区だが、クルーズでは許可を得て上陸。草地に上がると砂浜にアシカがゴロゴロしているのが見える。本日はこの島の外周をほぼ半周するトレッキングに参加。先導するガイドに続いて歩いて行く。歩き始めは良く晴れて、青い海がきれい。砂浜に座っているのはオオフルマカモメ。景色を見ながらぼーっと歩いていると思わぬところにアシカがいてぎょっとする。野生動物からは5m以上離れるように言われて...NZと亜南極12エンダービー島前編

  • NZと亜南極 11 クルーズ船の人々

    11月27日続きボートクルーズから戻ったらお昼ごはん。軽食がとれるという最上階のビストロに行ってみると満員。窓脇のソファでタイ風チキンサラダをいただいたがカシューナッツがいっぱい入っておいしい。船が島を離れるのを見ていると鳥たちが追いかけてくる。きれいな羽はマダラフルカモメ。顔が黒いハイイロアホウドリはかわいくて、見ていて飽きない。午後、最初のイベントはBiosecurity。これは明日、島に上陸するために必要な装備品のチェックで、着ていく衣類、リュックなどの持ち物すべてに土や植物の種などが付いていないかをスタッフが入念に調べる。会場には掃除機からピンセットまで用意され、チェックする人はライトまで使う細かさ。これぐらいやらないと孤立した島にも外来植物などが入ってしまうのだそうだ。18時半からは船のキャプテ...NZと亜南極11クルーズ船の人々

  • NZと亜南極 10 スネアズ島

    11月27日HeritageAdventurer号はスタビライザーが良く働いて揺れが少ない。大体船の上では心地よい揺れでよく眠れるのだ。ということで船上での初めての朝。ビュッフェに選択肢はふんだんにあるが、控えめにオートミールとヨーグルトをいただく。食事をしているうちに船は今回のクルーズ最初の投錨地に近づく。赤丸で囲んだ島々が今回の行先。最初の目的地、スネアズ島は本土から200キロ、南緯48度にある。ニュージーランドの亜南極にある島々はいずれもユネスコの世界自然遺産に指定され、自然保護のために厳重に管理されている。中でもスネアズ島は限られた研究者しか上陸が許されていないので、我々はゾディアックというゴムボートで海上から見るだけだがマッドルームでライフベストとゴム長靴を身につけカードをスキャンして長靴を消毒...NZと亜南極10スネアズ島

  • NZと亜南極 9 Heritage Adventurer 乗船

    11月26日続きブラフ港から乗り込んだのはHeritageAdventurer号。1991年にフィンランドで建造された船で現在の船籍はポルトガルのマデイラだが、今回のクルーズを催行するニュージーランドのHeritageExpeditions社の持ち船。青と黄色の船体がかっこよく、総トン数は8,378トン。タラップを上がって船のスタッフに迎えられたらすぐに今夜からの船室へ。客室はデッキ3からデッキ6まであるが、自分に割り振られたのはデッキ4のシングル部屋。と言っても今回は豪華で、22㎡の部屋には大きなキングサイズベッドにソファがあり収納もたっぷりでセーフティボックス付き。デスクのモニターでは現在位置から一日のプログラム、レストランのメニューまで見ることができる。バスルームの設備も万全で、つい比べてしまう以前...NZと亜南極9HeritageAdventurer乗船

  • NZと亜南極 8 クイーンズタウンからブラフ

    11月26日今日はクイーンズタウンを出て南島の最南端に向かうが、午前中はフリータイムなのでまた湖岸の散歩に行く。街にはトレイルがいくつもあって、湖に沿って歩いて行ける。途中いい声で鳴いていたのはヒバリの一種?きれいな羽の鳥はズアオアトリと言うらしい。ホテルと繁華街の間にクイーンズタウン・ガーデンという大きな公園がある。よく整備された公園内には彫刻などもあってプレートが付いている岩が所々にあるのは故人を偲ぶためのもの。散骨などしているのかどうかはわからないが、こんなきれいな公園にお墓があったらいいね。園内は様々な色のシャクナゲが満開。イギリスっぽいローンボウルのクラブの周りも花でいっぱい。池の傍にいた鴨の親子がかわいい。公園の端の門をくぐると、昨日も来た遊覧船乗り場のビーチ。今日は黒い水鳥がいっぱい。この目...NZと亜南極8クイーンズタウンからブラフ

  • 2024年の幕開け

    あけましておめでとうございます。2024年は年明けからいきなりの大波乱。元旦には地震速報で震度7を見てびっくりしていると、家中のスマホがウィンウィン警報を鳴らし始めて大騒ぎ。やがて大津波警報が出て、東日本大震災はもちろん、2004年に自身が遭遇したスリランカの津波をいやでも思い出す。「津波は何波もやってきます」とTVが必死に警戒を呼び掛けていたが、真っ暗になってしまった後はどれだけ恐ろしかっただろうか。北陸の皆様には心からお見舞い申し上げる。元旦の正月番組がすべて吹っ飛んでしまって、TV局の皆さんもがっかりしているだろう、などとのんきなことを言いつつ、それでもなんとか普通に戻った2日のTVを見ていると、今度はなんと羽田の事故。決定的瞬間の映像が何度も流れて、まだ新しい機体がみるみる炎に包まれて行くのを見る...2024年の幕開け

  • 温泉インデックス 東日本

    ブログ開始以来訪れた温泉も多くなったのでリストにしました。基本は宿泊、一部立ち寄りもあり。2023年12月末現在今年は海外旅行が本格的に復活したので、行った温泉はわずかに7ヶ所。しかし海外に出ればなおさら日本の温泉旅館のすばらしさを実感する。国内北海道銀婚湯(2013)1、2、(2016)登別温泉「第一滝本館」丸駒温泉帯広温泉「ふくいホテル」鶴居温泉「ホテルTAITO」、「民宿つるい」羅臼温泉「熊の湯」旭岳温泉「ホテルベアモンテ」利尻富士温泉「夕陽館」青森県古遠部温泉温湯温泉「飯塚旅館」大鰐温泉「鰐の湯」(2015)(2019)大鰐温泉「ヤマニ仙遊館」八甲田温泉「ぬぐだまりの里」酸ヶ湯温泉蔦温泉浅虫温泉「ゆ~さ浅虫」嶽温泉「山のホテル」嶽温泉「小島旅館」下風呂温泉「海峡の湯」、「さつき荘」恐山温泉岩手県須...温泉インデックス東日本

  • 温泉インデックス 西日本、海外

    ブログ開始以来訪れた温泉も多くなったのでリストにしました。基本は宿泊、一部立ち寄りもあり。2023年12月末現在新潟県笹倉温泉「龍雲荘」松之山温泉「凌雲閣」(2011)(2010)(2009)大沢山温泉「大沢館」栃尾又温泉「自在館」新津温泉出湯温泉共同浴場出湯温泉「清廣館」春日崎温泉「ホテル大佐渡」燕温泉「黄金の湯」燕温泉「花文」関温泉「朝日屋」赤倉温泉「滝の湯」長野県高峰温泉野沢温泉「住吉屋」野沢温泉外湯めぐり1、2、3野沢温泉「山田屋旅館」蕨温泉「わらび野」七味温泉奥山田温泉「満山荘」大町温泉「ときしらずの里織花」中の湯温泉上諏訪温泉「片倉館」下諏訪温泉「鉄鉱泉本館」下諏訪温泉「矢木温泉」田沢温泉「ますや旅館」別所温泉「南條旅館」別所温泉「石湯」「大湯」「大師湯」昼神温泉「阿智の里ひるがみ」「おとぎ亭...温泉インデックス西日本、海外

  • 海外旅行インデックス

    過去の旅行が検索しにくいので、海外旅行記事のインデックスを作りました。下記のリストは各旅行記の1回目と最終回にリンクを貼っています。途中に関係ない記事がはさまっていることも多々あるのでご容赦を。最終回以降にもおまけ記事があることもあり。なお下記のリストは休暇旅行のみ、出張がらみの主にアジア方面の記事はリストに入っていません。2023年末現在ウクライナやパレスチナの戦争が続く中、いささかの罪悪感を感じつつも今年も4回海外脱出。いろいろな意味で明日はどうなるかわからない、といささかの焦燥感に駆られつつ。2000年ブータンフォブジカ・トレッキング1~22001年ブータンパロ・ホームステイ1~42002年イエメン1~42003年インドシッキム・ダージリン1~4インドヒマーチャル(キナール、スピティ、ラホール)1~...海外旅行インデックス

  • NZと亜南極 7 クイーンズタウンの午後

    11月25日続きお腹を満たしたらクイーンズタウンの街の背後にそびえる山の展望台を目指す。スカイラインゴンドラと言う名前のケーブルカーは標高347mから784mまでを10分ほどで上がる。往復で52ドルとかなりいいお値段だが大人気。同じく一人旅のインド系の女の子と一台のゴンドラに乗るとかなりの急斜面を上がって行くので眼下の街がみるみる小さくなっていく。頂上にはレストランや土産物屋の入る建物があって、その外側が展望台になっている。外に出ると思わず声を上げてしまうほどの素晴らしい景色。特に今日は雲一つない晴天なので、ワカティプ湖のきれいなこと。展望台の脇からはタンデムでパラセーリングができて、結構ひっきりなしに飛んでいく。どこに降りるのかと見ていると、ゴンドラ乗り場の少し下に広い校庭のような所があって、正確にそこ...NZと亜南極7クイーンズタウンの午後

  • NZと亜南極 6 クイーンズタウン到着

    11月25日キッチンに残った食材を片付け、ホテルをチェックアウトしたら徒歩5分のスカイシティへ。来た時には坂の具合がわからなかったので乗合シャトルを利用したが、ホテルからスカイシティまでは平らだと確認できたので、空港バスで行くことにしたのだ。空港まで直通のスカイドライブというバス、30分に一本ほどの頻度で出ていて、片道18ドル。2階の一番前の座席に座り、7時半と早い出発なので渋滞もなく、30分で空港に着いた。バスはまず国内線ターミナルに到着、ニュージーランド航空はすべて自動チェックイン機。朝から盛況のロビーには食べ物屋もたくさんあって、ここに寿司屋があるのはもう当たり前の光景。9時20分にクイーンズタウン行きのA320に搭乗。機内はほぼ満席。飛び立つとすぐにお菓子と飲み物のサービス。クッキータイムはNZで...NZと亜南極6クイーンズタウン到着

  • NZと亜南極 5 オークランド博物館

    11月24日続きウィンターガーデンの正面、緑の芝生の向こうに見える大きな建物はオークランド博物館。正面に回ると「我々は忘れない」と書かれたプレートと記念碑が立っているが、これらは戦没者のためのもの。中も堂々としたクラシックな造りで、オークランド市民なら無料、NZ国民なら寸志で入れるが、外国人の入場料は28ドルとちょっとお高い。入場したらお昼を食べるべく、まずは入り口とは建物の反対側にあるカフェへ。長いカウンター席に座って、いただいたのは盛り付けのおしゃれなファラフェル。26ドルもしたけれど、お味も大変に結構。黒い瓶に入っているのはお水。NZは食事に普通の水を出してくれるので飲み物を買わずに済むのは助かる。腹ごしらえを済ませたら元に戻って、まずはマオリ族に関する展示室から。入ると正面にマオリの集会所を復元し...NZと亜南極5オークランド博物館

  • NZと亜南極 4 オークランド散策

    11月24日朝はホテルで洗濯をしたりダラダラしてから外出。オークランドは坂の多い街で、スカイタワーの辺りは高くなっているが、そこからはどの方向も結構な急坂。ホテルの前から伸びるビクトリア・ストリートも下がって上がっているが、実際は写真以上の勾配。上の写真の正面に見える緑はアルバート公園。きれいに整備された公園内には大きな木がたくさんあるが、NZの木は早く成長するようだ。この公園の中にあるのがオークランド美術館。ここは特別展以外は無料なので気楽に入らせていただく。入ってすぐの部屋にはマオリ族の作家たちの作品があり、次の部屋には19世紀末から20世紀初頭にゴットフリート・リンダウアーとチャールズ・ゴールディーによって描かれたマオリ族の肖像画がたくさん並んでいる。写真のように写実的なクラシックなポートレートだが...NZと亜南極4オークランド散策

  • NZと亜南極 3 ティリティリマタンギ島

    11月23日宿で簡単に朝食を取ったら昨日も行ったヴィアダクト・ハーバーへ。するとまるで飛行機の機体のようなものが見えてくるが、これはアメリカズカップに出場した巨大なヨット。その隣にあるのが海洋博物館。が、本日の目的はここではなく、そのお向かいで受付をしているティリティリマタンギ島へ行く船。一日一便、8時40分に乗船を開始するが平日でもお客さんはいっぱいで、日本人も何人か見える。一番上のデッキに座り、9時になると出航して開いた橋を通って港を出る。船は昨日と同様、高層ビル街を離れてコンテナ港を通り、デヴォンポートを通り過ぎる。ランギトト島と本土の間を行けば海鳥がたくさん群がっている所などもあり、風は冷たいが快晴で最高に気持ちいい。途中、ガルフハーバーと言う所に一度寄りながら、1時間20分で目的のティリティリマ...NZと亜南極3ティリティリマタンギ島

  • NZと亜南極 2 デヴォンポート

    11月22日続き部屋で荷物を片付けたらまた外出して坂を港の方へ下る。歩いて行くと高層ビルの間にあちらこちらクラシカルな建物が残っていて特に立派な建物は免税店のDFS。元は税関の建物だったそうだからふさわしいと言えばふさわしい。港近くの大きな建物はブリトマート駅。鉄道は地下からの発車なので線路などは見えない。ここにやって来たのは構内の案内所でATHopCardという交通カードを買うため。カード自体に5ドルかかり、そこに交通費をチャージする方式で、オークランド市内のバスはこのカードがなければ乗ることができない。しかもこのカードが使えるのはオークランドのみ、ニュージーランドは都市ごとに異なった交通カードが必要なので、短期滞在の旅行者には不親切なのだ。このカードを持って港沿いにちょっと歩くと赤レンガが印象的なフェ...NZと亜南極2デヴォンポート

  • NZと亜南極 1 オークランド到着

    2023年11月21日~12月10日ニュージーランドと亜南極クルーズ11月21日夕方の成田、第一ターミナルに来るのはずいぶん久しぶりだ。ニュージーランド航空のチェックインはすべて機械化され、スーツケースのタグ付けからスキャンまですべて自分でやる。保安検査も待つことなく、すぐに出国エリアへ。成田に新しくプライオリティパスが使えるラウンジができたと聞いたので行ってみると、これが隅っこのわかりにくい所にあって、しかも満席とのことで入るのに10分ほど待たされた。26番ゲートの隣にある、これがIASSラウンジNoa。中はあまり広くなくて、だから待たされることになったが、白木のインテリアはすっきりして置いてある食事はなぜかひじきの煮物やオムライス、と渋いメニュー。ケチャップライスに惹かれてつい食べてしまった。午後6時...NZと亜南極1オークランド到着

  • 初めてのニュージーランド航空

    現在日本からニュージーランドに飛んでいるのはニュージーランド航空だけ。というわけで初めてこの航空会社を使ってみた。成田からの出発はもう暗くなった午後6時半。尾翼のシダのペイントがかっこいい。機材はB787-9で、エコノミー席は3-3-3配列。搭乗時、なぜか照明が怪しい紫色。たしかカタールも夜はピンクっぽい照明だったが、この色に何か意味があるのだろうか。機内はほぼ満席で、乗客の9割は日本人。時期のせいか、グループ客は中高年が圧倒的に多い感じ。中央アイルの通路側を選ぶとラッキーなことに隣は空席。中央アイルの真ん中席は空席が多いので、長距離の場合は絶対に中央アイル。座席は薄型の造りでリクライニングも浅めだが座り心地は悪くない。ユニークな保安ビデオで有名なNZ航空だが、現在は子供向け番組風でちょっと残念。安定飛行...初めてのニュージーランド航空

  • スマホ利用の進化

    ビザ申請の件で書いた通り、いまや海外旅行にスマホは必需品。しかし考えてみれば旅行中にスマホが手放せなくなったのはごく最近のことだ。まず団体旅行であれば行動中のスマホは不要。みんなにくっついて行くだけで安全安心に旅行できてしまう。旅行中に連絡を取り合うような家族でもないので、電話を使うこともまずなかった。そのうちにホテルでWiFiが無料で使えるのが当たり前になり、個人旅行中に翌日のことを調べたり、ちょっとした予約を入れたりするようになった。それでもホテルでネットが使えれば十分だと思っていた。現地SIMの便利さに目覚めたのはポーランドに行った時。遅ればせながら初めてウーバーを利用してその便利さに感動したのだ。その他にもポーランドには移動に便利なアプリがいろいろあって、しかも現地で買ったSIMが6GBで150円...スマホ利用の進化

  • ニュージーランド雑感

    ニュージーランドから帰国しました。旅行前、渡航先についての知識はごくわずか。英国系の住民が多数を占め、英連邦の一員でもあるなど、オーストラリアの兄弟のような国だと思っていた。実際行ってみるとオーストラリアと似たような街の雰囲気は予想通り。しかし全国合わせても人口がわずか500万人強、メルボルン市の人口とほぼ同じで、シドニー市よりも少ないとは驚いた。日本で言えば福岡県一県の人口とほぼ同じ。ニュージーランドとしての国の始まりが18世紀のキャプテン・クックによる「発見」以来なので歴史がないことも予想はしていた。中年のニュージーランド人によると学校の歴史の授業も18世紀以降のことしか学ばなかったというから日本の学生に比べれば楽だっただろう(笑)。先住民、マオリ族を未開部族として虐げ、無視してきたことを現在は反省し...ニュージーランド雑感

  • スマホアプリでビザ申請

    明日からまた旅行に行く。今回の目的地は珍しくオセアニア。会社勤めをしていた頃は仕事で頻繁にオーストラリアに行っていたが、退社してからは全く行っていないのでなんと17年ぶりだ。その間にビザの仕組みなども当然変わっていて、今回驚いたのはオーストラリアもニュージーランドもすべてスマホのアプリで申請しなければならないこと。ニュージーランドの場合はアプリ以外にもWebからオンライン申請ができるが、アプリからなら$17のところ、Webだと$23と$6も余計に費用が掛かる。それにプラスして$35の国際観光税というのが必要なので結構な出費だが、観光税は日本も検討した方がいいんじゃないだろうか。費用が違えば当然安い方、ということで早速NZeTAのアプリをダウンロードして挑戦。するとパスポートの上にスマホを乗せるだけで必要な...スマホアプリでビザ申請

  • もみじ饅頭食べ比べ

    広島、宮島と言えばもみじ饅頭。宿のお着き菓子ももちろんもみじ饅頭で、置いてあったのは島にあるやまだ屋さんの抹茶もみじ。しかし宿のご主人に言わせれば出来立てがなんと言ってもおいしい、とのことなので弥山のハイキングの後、厳島神社の裏手にある岩村もみじ屋さんで焼き立てをいただいてみた。すると焼き立てのカステラ生地はふんわりと柔らかく、もみじ饅頭は元来こし餡だそうだけれど、ここは好きな粒あんを選べるのがうれしい。出来立てと言えば参道の商店街では天ぷら生地をつけて揚げた揚げもみじが有名なので食べて見たかったが、紅葉堂は修学旅行生などが長蛇の列を作っているのであきらめた。ロープウェイの入り口近くではその紅葉堂の自販機を発見。こちらはつめたいもみじ饅頭だそうで、紅葉堂さんはアイデア豊富とみえる。お店がたくさんあるとつい...もみじ饅頭食べ比べ

  • 山陽道の旅 11 倉敷

    10月22日今朝はホテルでビュッフェの朝食。品数は多いが郷土色が感じられるのはままかりぐらい。しかしこちらのビュッフェ、デザートが充実していて、朝からさつまいもとかぼちゃのアイスクリームを食べてしまった。荷物はフロントに預けて、昨晩も来た美観地区へ。まだ人通りのまばらな本通りを少し歩いて高台にあるお寺の境内から街並みを見下ろしてみると、立派な公民館が一番目立つ。その奥にあるのはまだ開館準備中の大原美術館の別館。旧中国銀行倉敷本町出張所を増改築しているそうだが、なかなか素敵な建物で内部も見てみたい。この脇の白壁に囲まれた小路を抜けて行けばようやく紅葉の兆しも見えてきた川沿いに出てさすがに人の多い橋の向こうにギリシャ風の柱が目立つ大原美術館。この美術館は倉敷紡績などで財を築いた大原孫三郎の創設だが、メインの西...山陽道の旅11倉敷

  • 山陽道の旅 10 倉敷の夜

    10月21日続き鞆の浦からJR福山駅までは30分。さすが新幹線も停まる大きな駅だけれど、駅のすぐ隣にお城があるとは知らなかった。こんなに駅の近くに城があるのは甲府と白河ぐらいしか知らない。山陽本線の普通列車で新幹線と並行しながら刈り入れの進む田んぼを行くこと45分。倉敷駅に到着。駅前から荷物を引きずって5分ほど。真新しい商業施設の中に今夜の宿、グラン・ココエ倉敷を発見。入口が脇道にあり、しかもフロントは2階なのでちょっとわかりずらいがフロントロビーなどリーズナブルな値段の割に立派。白木を多用したり、ベッド部分が小あがりになった室内は最近の流行りだけれど2面の窓が広くて明るく、目の前の大通り沿いにはホテルがいっぱい並んでいる。さて、今夜の夕食は美観地区内に予約を入れているので、暗くなってからでかける。グーグ...山陽道の旅10倉敷の夜

  • 山陽道の旅 9 鞆の浦散策

    10月21日続き鞆の浦に着いたらまず荷物をコインロッカーに入れようと「鞆てらす」へ。街並み保存拠点という施設内に観光案内所があるので、ここで地図をもらって散策開始。まずは船を降りた港へ戻りこの街のシンボルである大きな常夜燈を確認。すぐそばにこじゃれたカフェがあったので、ここでモンブランパフェをお昼代わりに。栗たっぷりだけれど、大きすぎて最後はいささか飽きた。このまたそばに太田家住宅という重文指定された家があるので見学してみる。この家は元々中村家が保命酒という薬用酒で財をなし、江戸中期に建てた家。だから番頭さんの机の前には保命酒に使われている漢方などが展示されている。たくさんの部屋のある大きな家で、幕末には京都を追われた三条実美なども滞在したことがあるとか。風呂などもしゃれているが、明治になって中村家が没落...山陽道の旅9鞆の浦散策

  • 山陽道の旅 8 尾道~鞆の浦クルーズ

    10月21日朝、窓の外に広がる景色は快晴。早速お散歩に出る。海辺の美術館と称する道沿いには原節子や笠智衆の写真がある。これ、小津安二郎の「東京物語」からのスチルで、このお話の両親は尾道から上京したことになっていて尾道でロケもしたとか。はるか昔に一度見たことがあるが、原節子ができすぎた嫁を演じていたこと以外はほとんど覚えていない。ついこの間、「原節子の真実」という本を読んだが、それによると原節子は従順な女ばかり演じさせる小津のことはあまり好きじゃなかったんだそうだ。土曜日なので岸壁で釣りをする人がいっぱい。尾道駅まで朝食がとれそうなカフェを探したが開いている所は見つからなくて小さなパン屋さんでパンを買って宿に戻った。と、このパンがおいしくて、尾道、侮るべからず。ゆっくりとチェックアウトをして、尾道駅の先にあ...山陽道の旅8尾道~鞆の浦クルーズ

  • 「和食」展@国立科学博物館

    最近すっかり話題の国立科学博物館。「和食」展なる面白い企画展を開催しているので、応援も兼ねて行ってきた。本館とは別の入り口から入るので混雑とは無縁。まずは食材に関する展示があってなぜ日本の水は軟水なのか、とか、ほとんどの野菜は実は外国からの渡来だとか、地味だけれどなるほどと興味深い展示。西洋野菜と呼ばれるものはともかく、レタスが実は奈良時代に入っていて、白菜が来たのはやっと江戸時代とはびっくり。渡来した野菜類はもちろんどんどん改良されて地域ごとの大根だけでも面白い。500㎏を超えるクロマグロの模型があったり寿司ネタはどこの部分を食べているのかとか、思わずへえ。科学博物館らしいのは植物標本でなじみの野菜の標本も珍しい見せ方だが海藻の標本はインテリアにしても良さそうなほどきれいでおしゃれ。食材の次には日本の食...「和食」展@国立科学博物館

  • 山陽道の旅 7 尾道

    10月20日続き駅前から海辺の美術館と名付けられた遊歩道を歩く。狭い水路の向こうは向島、小さな船がたくさん係留されている。この通り沿いに今夜の宿があるが、まだ時間が早いので荷物だけ預けてすぐに観光へ。まずやって来たのはお約束、高い所に登るロープウェイ乗り場。片道500円だが、わずか3分で着いてしまう。降りた目の前にはループを描くしゃれた展望台があるのでもちろん上る。まだどんよりとした曇り空だが、尾道市と向島の市街が一望できる。ここから少し下った所には尾道市立美術館があるがここはパス。文学の小道で山を下るが、途中には有名作家たちの碑文がぽつぽつとあるのでそう名付けられている。が、名前は知っているが残念ながら読んだことのない作家ばかり。途中にはなかなか商売上手な千光寺がありロープウェイが上がってくるところが良...山陽道の旅7尾道

  • 山陽道の旅 6 快速「etSETOra」乗車

    10月20日朝食はアンデルセンのパンで済ませて、どんよりと霧雨の降る中を広島駅へ。広島駅南口は大工事中。中に入ると改札のお向かいにはお土産売り場が広がっていて、ここがすごい充実ぶり。お好み焼きソースだけでもこんなにあって、広島土産恐るべし。さて、これから乗るのはJR西日本の観光列車「etSETOra」。ホームに降りるともう列車が待っていて乗車可能。わずか2両の編成で、片方は椅子が緑、もう片方はオレンジ。我々は尾道方面へは先頭になる2号車の一番端、海側の二人掛けを予約しておいた。広島駅員の皆さんに見送られて定時に出発。席では記念に乗車券ホルダーをくれたけれど、この切符、降りる時に自動改札で取られてしまった。ちなみにこの列車は快速なので普通運賃、ただしグリーン券が必要で、広島から尾道まで2520円。人気で予約...山陽道の旅6快速「etSETOra」乗車

  • 山陽道の旅 5 広島の夜

    10月19日続きフェリーで本土に戻り、JR宮島口駅から広島まで山陽本線の普通車で30分。広島駅前からは市電がひっきりなしに発着していて古い一両の車両から何台も連結した新型車両まで、姿かたちも様々。市電の線路に沿って歩くこと5分ほどで今夜の宿に到着。今なにかと話題のBooking.comで予約したRandorPrestigeホテル。部屋のドアが外廊下に面したいかにも普通のマンションをリノベした造りだけれど、ダブルベッドが2つ並ぶ部屋は広々。ミニキッチンに洗濯機もあって、浴室もおしゃれ。1週間ぐらいは楽に滞在できそうで、これで1室13,000円はCPがいい。さて、ホテルに落ち着いて一息入れるともう17時過ぎ。日の長い西日本と言えどももう夕方だが、初めての広島なので市電に乗って外出。やってきたのは原爆ドーム。や...山陽道の旅5広島の夜

  • 「やまと絵」展@東京国立博物館

    おなじみトーハクで開催中の「やまと絵」展、さほど心を動かされていなかったのだが、実は絵巻がたくさん出ていると知って急に行きたくなった。今回予約が必要なのは週末だけ。平日のお昼頃なら適度な人の入り。はじめさほど興味がなかったのは「やまと絵」と言えばこんな風景画を思ったから。これは屏風絵だが、ぺろっとした山水が広がる景色、確かに中国の山水画とは違う日本の景色だが面白みもあまりない。が、平安時代ごろからの絵巻物となるとこれは大好物。源氏物語絵巻などもごく一部だが出ているし信貴山縁起絵巻は米蔵や米俵が空を飛んで、お話は知らないけれど追いかける人々の表情を見るだけでこちらまで笑いたくなる。さらに好きなのは百鬼夜行絵巻とか地獄草紙、病草紙。おどろおどろしい景色を描きながらなんともコミカルで、日本の漫画やアニメはこうい...「やまと絵」展@東京国立博物館

  • 山陽道の旅 4 宮島でハイキング

    10月19日続き厳島神社の裏手にあるロープウェイの看板をくぐるとその先は紅葉谷公園。無料バスもあるが、まだ緑一色の公園内をしばらく上がって行くとロープウェイの紅葉谷駅が現れる。片道は1100円。次々に来る客車に一組づつ乗り込むと高度はグングン上がって島の対岸が見えてくるが、このロープウェイは10分ほどもかかって予想外に乗りでがある。榧谷駅で乗り換えると今度は30人乗りの客車にお客さんがぎゅうぎゅう。こちらは瀬戸内海に浮かぶ島々を見ながら4分で獅子岩駅に到着。ここが標高433m、目の前に宮島の最高峰、標高535mの弥山の頂上が見える。案内に従って歩き出すと道は意外にも下り坂で、しばらく歩いてやっと登りにかかる。谷を挟んでロープウェイ駅が見えてくる。20分ほどかかって弥山本堂と霊火堂のある広場に到着。霊火堂の...山陽道の旅4宮島でハイキング

  • 山陽道の旅 3 早朝の厳島神社

    10月19日早朝6時半、宿の玄関の鍵を開けて外へ。今朝もまた引き潮に当たって砂浜を歩ける。対岸を見ると街並みの上にやけに目立つ巨大な白い建物。気になって調べると平等大慧会なる宗教団体の王舎城なる建物で、「海の見える杜美術館」とやらもあるとか。厳島神社の向かいにこんなものを作るとは、大胆不敵。今朝は昨日の夕方より潮が引いていて、大鳥居の先まで歩くことができた。空気がひんやりとして気持ちいい~。さて、早起きして出て来たのは観光客が多くなる前に厳島神社に参拝するため。300円を支払って7時に神社の中へ。まずは客神社でお参り、それから本殿でも手を合わせる。本殿の前にある高舞台の先から大鳥居を見ると鳥居の向こうに新興宗教の本部が見えてしまう。引き潮なので清水が湧き出ているという鏡の池も見えて早朝のおかげで長い廊下に...山陽道の旅3早朝の厳島神社

  • 山陽道の旅 2 宮島の夜

    10月18日続き大竹駅から宮島口まではJRで15分。JRの駅から少し歩くとフェリー乗り場の大きな建物が見えて、フェリーは2社あるが出発の早いJR西日本フェリーの切符を買う。往復は400円だけれど、今月から入島料が100円かかるようになって合計500円。桟橋にはすでにお客さんがたくさんいて、フェリーが着いたとたんに降りる人たちと交替で乗り込む。対岸の宮島まではわずか10分、桟橋に着く前には有名な大鳥居に近づいて、海側から水に浮かぶ様子が見られてラッキー。もう一社を選んでいたらここまで鳥居に接近しなかったらしい。到着した宮島側の乗り場には本土へ帰る人たちが大行列を作っていて、駅前には修学旅行生の大団体。予想以上の盛況ぶりだ。フェリー乗り場からは荷物を引きずって5分ほど。今夜お世話になるのは「菊がわ」さん。案内...山陽道の旅2宮島の夜

  • 山陽道の旅 1 下瀬美術館

    2023年10月18日~10月22日広島・岡山の旅10月18日今回の旅の始まりは羽田から9時出発のANAの飛行機で。沖止めのB737-800は7割ほどの搭乗率。東京湾アクアラインや雪帽子をのせた富士山を見るうち、1時間40分で山口県の岩国到着。岩国錦帯橋空港はボーディングブリッジが1つしかない小さな空港。すぐにタクシー乗り場に行ったが待機している車はなく、電話で一台お願いして待つ場所を指定されるとそこには英語の標記しかないのには驚いた。空港から広島方面への道は片側一車線で混んでいて、海沿いにはずっと工場が続く。30分ほどで大きな公園が見え、子供の遊具などがある向かい側に目指す下瀬美術館の入り口があった。下瀬美術館はまだ今年の3月に開館したばかりの美術館。最近活躍の目覚ましい坂茂さんの設計で、最近の我々は彼...山陽道の旅1下瀬美術館

  • 広島はカープだらけだった

    日本国内も、特に温泉にはまってからは結構旅してきたが、なぜか山陽道だけが未踏破で残ってしまった。そこで友人を誘って広島、岡山に初めて足を踏み入れたのだが、広島で面白かったのはとにかくカープ一色だったこと。マンホールの蓋からしてカープ坊や。たまたま乗った市電がカープ車両でカープ坊やと、もう一つの謎のキャラクター、スラィリーがお出迎え。車内もカープ一色で、リーグ優勝した年が出ていたけれど、滞在していた時はちょうどクライマックスシリーズ開催中。結局負けてしまったのが残念。市電だけではなく、JRの普通車両にもカープ塗装。それ以上にびっくりしたのは車内放送にカープの選手の声が流れること。東京では山手線でジャイアンツやスワローズの選手に案内放送されることなんてない。広島駅のお土産品売り場には当然カープ商品がてんこ盛り...広島はカープだらけだった

  • ジョージアの犬たち

    ジョージアは犬天国。どこに行っても繋がれていない犬たちがうろうろ、ごろごろしていてトビリシの中心地でもこの通り。耳にタグが付いているのはちゃんと予防接種をしてもらっている証らしい。幹線道路沿いのガソリンスタンドにも犬がいっぱい。でも誰も気にしていないし観光地でもごろごろ。ハイキングに行けば付いてくるのが必ず何頭かいて一緒に景色を眺めたりする。メスティアの峠のカフェにもいるしシハラ氷河へのハイキングでは何頭もの犬たちが次々に来るグループにまとわりついていたが、こいつらは何かおいしいものがもらえるんじゃないか、といささか意地汚い。宿にも必ず犬がいてしかしこの無防備さはいかがなものか。大体ジョージアはどこに行っても動物がうろうろしている国で田舎に行けば牛が勝手に歩いているのは当たり前、豚まで道を歩いている。その...ジョージアの犬たち

  • 半蔵門ミュージアムの運慶

    仏像友達(?)、Trintrinさんに教わって、半蔵門ミュージアムに初めて行ってみた。場所は地下鉄半蔵門駅すぐ上。立派なビルの玄関に入るとすぐに受付があり、初めての来館だと告げると丁寧に館内の案内をしてくださる。そしてこのミュージアム、なんと入場無料なのだ。館内は撮影禁止なので以降の写真はパンフレットからのものだが、展示室は地下1階にあって、薄暗い中、絶妙にライティングされてまず迎えてくれるのはガンダーラの浮彫たち。7点ほど並んだこれがどれもとても石を彫った物とは思えないほど繊細な表情で、驚くほどの高品質。そして次に迎えてくれるのがこのミュージアムの目玉、運慶作と推定される大日如来像。思ったよりも小さな像だが、威厳がありながら優美で見飽きることがない。運慶作だろうとなんだろうと、素晴らしい仏像。常設展に続...半蔵門ミュージアムの運慶

  • ポスト・コレクション 19

    2年ぶりに復活のポスト・コレクション。まずは国内各地から。ペンギンさんがいっぱい乗っているのは旭川の旭山動物園内のポスト。秋田県は鷹巣駅前のポストの上には太鼓が乗っているが、これはこの町にギネスに認定された世界一の大太鼓があるからなのだそうな。新潟の佐渡で見つけたのはかなり強引な感じ(笑)のトキのポスト。昼神温泉のポストは夜空に星が散らばっているが、これはこの温泉地が星空観賞を売りにしているから。その下の温泉には小さな黄色いアヒルが見えるが、これはかなり以前、Tokioの番組に出ていたアヒル隊長じゃないだろうか。昼神温泉から移動した妻籠宿には周囲の景観に溶け込んだ素敵な郵便局があって、中は小さなポストの資料館になっているが、表にある激渋ポストはちゃんと現役だと思う。さて、昨夏からようやく復活した海外旅行、...ポスト・コレクション19

  • マザー牧場のコキア

    先週のこと、父のご機嫌伺いのついでに思いついてマザー牧場へ行ってきた。房総半島の真ん中へん、内房の富津市にあるマザー牧場。中学の頃に一度来たことがあるような気がする(記憶が曖昧)が、だとすると半世紀ぶり!ここは1962年創業と歴史があるのだ。高速を降りてからすれ違いも難しいような山道を上がってたどり着く山の上の入り口。ゲートの脇からは東京湾が見える。入場料は大人1500円だけれど、子供800円はともかく犬700円にびっくり。それでも平日のこの日、子供連れよりも犬連れの方が多かったかもしれない。ちょうどお昼だったのでまずはレストランでランチ。車内のラジオでレトルトカレーの話を聞いていたので思わず頼んでしまったカレー。大人向けでも辛くはないが、ちゃんとスパイスがたってなかなかおいしい。食事を終えて外に出ると目...マザー牧場のコキア

  • 23年9月の東北 5 白石城

    9月13日鎌先温泉から白石市内まではバスがあるが、待つのが面倒になってまたタクシーを呼んでしまった。今回の宮城ではまた旅行支援があって宿代は3000円引き、クーポンが1泊2000円づつ付いたのでこれをタクシー代に充てようと思ったのだが、このクーポンがなんとも使いにくくて、紙でもらったら適用される店がほとんどなく、電子クーポンにしようとすると指定されるSTAYNAVIになぜかログインできない。結局使わずに終わってしまって、元々あることも知らない旅行支援だったとはいえ使えなかったのはくやしい。使う度に仕組みが変わる旅行支援、観光業の方々も大変だっただろう。そのタクシーでやってきたのは白石城。元々は蒲生氏郷の家臣が建てた城を伊達政宗の家臣の片倉小十郎が大改修し、その後は明治維新まで片倉家の居城だったそうだが、明...23年9月の東北5白石城

  • 23年9月の東北 4 鎌先温泉「最上屋旅館」

    9月12日キツネ村から次のバスまでは1時間もあるが、お茶を飲むところもないのでタクシーを呼んでもらい、10分ほどで今夜の宿泊地、鎌先温泉へ。やってきたのは「最上屋旅館」さん。寛政元年創業の老舗だそうで、風格ある本館は昭和の初めの建物ながら江戸時代の骨組みが残るのだそうな。チェックインしたフロントの前には立派な階段があるが、日本人かと思うほど流暢な日本語のネパール人と思しきお兄さんに案内されたのはさらに奥の階段を上がった新館のお部屋。この狭い廊下に面した扉を開けて入るとまずは低い応接セットがあってその横の元押し入れと思われるところにトイレ、隣に洗面台。8畳の部屋の2面がバルコニーになっていてすぐ隣がお風呂のある自炊棟、その先にも建物が続いていて横に細長い大きな旅館だ。裏には大きなホテルが見えるが、後で確認す...23年9月の東北4鎌先温泉「最上屋旅館」

  • 23年9月の東北 3 蔵王キツネ村

    9月12日10時に不忘閣をチェックアウト、次の移動まで時間があるので青根温泉を探検。と言っても青根温泉は宿が6軒の小さな温泉地。宿を出て少し行くとお土産屋さんが一軒あり、その先に「じゃっぽの湯」という日帰り温泉施設があるくらい。日帰り温泉の脇を少し入ると「みはらし売店」でおばちゃんが一人、店番をしている。野菜や果物はまだもう一泊するので残念ながら買えない。と言うことで乾燥しいたけとキクラゲを買うと、「今年は暑すぎてダメ」と言いながら桃を2つおまけでくれた。温泉の向かいには仙台方面の見える展望台があってその隣の洋館には喫茶室があるので入ってソフトクリームをいただく。この洋館は仙台の方にあった宣教師の家を移築したそうだが2階はこの温泉に滞在して「影を慕いて」を作曲したということで古賀政男記念館になっている。し...23年9月の東北3蔵王キツネ村

  • 23年9月の東北 2 青根温泉「不忘閣」再訪

    9月11日一ノ関から仙台まで新幹線で移動、駅で友人ご夫妻にピックアップしてもらい、青根温泉までおしゃべりしながら快適ドライブ。お世話になりました。やってきたのは2年前にも来た青根温泉の「不忘閣」。めでたく「日本秘湯を守る会」の6冊目のスタンプ帳がいっぱいになったので、今回は無料ご招待をお願いした次第。この3年間は海外に出られなかったおかげで、スタンプがすごい勢いで集まったのだ。前回は100段の階段を上り下りしなければならない部屋だったが、今回はラッキーにも1階にある部屋をゲット。おかげでお風呂も食事も移動が楽だったが、お庭に面したいささか古いお部屋、入るとカビ臭さが鼻を突き、虫が多いためだろうか、窓に網戸がなくて開け放つことができない。しかも2年前とほぼ同じ日付けでやってきたが、前回とはまったく違う残暑。...23年9月の東北2青根温泉「不忘閣」再訪

  • 23年9月の東北 1 須川高原温泉再訪

    今年も海外旅行の合間(?)に飽きもせず温泉に出向いているが、おなじみ「大人の休日俱楽部パス」にはタイミングが合わず未使用。それが9月にネット限定企画があって、ようやく使う機会ができた。9月10日今回はまず「はやぶさ」君で仙台まで、「やまびこ」に乗り換えて一ノ関へ。お昼は「いわて牛のミートパイ」になったが、これは東京駅で買ったもの。グランスタはますます充実して、どこになにがあるやら。降り立った一ノ関駅はピカチュウだらけ。一ノ関から気仙沼まで走るポケモン列車はもう10年も運行しているのだそうだ。駅前からはバスに乗るが、ちょっとぐずぐずしていたらバス停にはもう長い列ができていてあせる。目指す須川温泉行きバスは大きいけれど、満席になって座れない人も。ただし半分以上は途中の厳美渓で降りて、それでもかなりの人数が須川...23年9月の東北1須川高原温泉再訪

  • 銀座で中東料理@「Mish Mish」

    日本橋に続いては地方から上京の知人とランチ。ご希望は中東料理、渋谷の店は店内のインテリアは雰囲気たっぷりだけれど料理の内容に比べてお値段高すぎ、神田の店は昔一度行ったことがあるけれどあまり感心した記憶がないので、銀座へご案内。外堀通りの一つ線路側、小さな三角公園と東急プラザの間の道をしばらく行くと右手に看板が見えて、急階段を上がった2階に目指す店はある。MishMish階段はあるし、扉の中は全く見えなくて、これは知らなければ非常に入りにくいお店。しかしあまり大きくない店内は窓はないがすっきりとして、中東風の飾りつけもほとんどなし。ただ店のモニターにあちら方面のミュージックビデオや紹介フィルムが音なしで流されている。3人なので昼だけれどアラカルトメニューから注文。おなじみフムス、ムタバル、ラブネなどの前菜プ...銀座で中東料理@「MishMish」

  • 「超絶技巧、未来へ!」展@三井記念美術館

    所要ででかけたついで、珍しく日本橋方面へ。やってきたのは威風堂々たる姿の三井本館、その隣の三井タワーから入る三井記念美術館。三菱一号館美術館には何度も行っているが、三井の方に来るのは初めて。吹き抜けのアトリウムから入ると通路が本館に繋がっていて、エレベーターの扉や回数表示板もレトロで素敵。7階で降りると2匹の鹿に迎えられ、本日拝見するのは「超絶技巧、未来へ!」展。超絶技巧と言えば江戸末期から明治の職人たちが有名だが、今回の展示は「未来へ」というタイトルの通り、現代の、それも30代などとても若い作家さんたちの作品が中心。ほとんどの作品は撮影不可だが、所々に撮影OKの表示があって、SNSでの拡散を狙っているとはいえ、こちらも記録ができてありがたい。最初に驚いたのがこちらの木彫り。チョウチョの羽は自然色のままの...「超絶技巧、未来へ!」展@三井記念美術館

  • ジョージア再訪 23 ドーハ Stop over

    7月14日続きトビリシからおいしい機内食を食べながら3時間。海辺に並ぶ豪華そうな建物群を見ながらドーハ到着。さて、次の東京行きまでは9時間もある。豪華なラウンジが使えると言えどもじっとしているには長すぎるので、往路にも使ったビジネス専用入国審査場を使ってまたカタール入国。ちなみにツアーでこんなことをするのは友人と二人だけ。到着ロビーからはあったりなかったりするサインを頼りに長い連絡通路を通りドーハメトロの駅へ。利用者は少なく、閑散としたエレベーターやエスカレーターを使って地下に降りるとピカピカの通路の先に券売機があって、フィリピン人らしき女性スタッフが早速説明に来てくれる。往復するだけなので普通切符が買いたかったのだが、そのためにはICカードを買う必要があり、一等のゴールドクラブに乗ろうとするとカード代が...ジョージア再訪23ドーハStopover

  • ジョージア再訪 22 トビリシ市内観光

    7月14日ジョージアの旅もいよいよ最終日。久しぶりにホテルらしい朝食をいただいて、最終日にしてようやくトビリシの市内観光へ。最初にやって来たのは前回のコーカサスの旅でも来たメテヒ教会。今回は中に入ることができたが、ソ連時代は劇場に使われていたという内部は質素。それよりここはテラスからの眺めが良くて正面にはナリカラ要塞、右手の山の上にはホテルから見えたテレビ塔、川沿いには旧市街が広がっている。教会から徒歩で眼下のメテヒ橋を渡ると教会の下にはトビリシの守護聖人の小さな聖廟があるのが見える。橋を渡った先は旧市街でテラスが張り出した建物がきれい。この中を少し入ると温泉街で、この温泉で傷をいやしていたというキジの像がある。以前来た時には修復工事中だったハマムも無事に完成して営業中。ここも時間があれば入ってみたかった...ジョージア再訪22トビリシ市内観光

  • ジョージア再訪 21 メスティア~トビリシ

    7月13日本日も朝から快晴。ホテルの隣の教会に燦燦と日が差しているので門前まで上がってみると往路にはほとんど見えなかった周りの雪山が見えてとてもきれいだ。朝からハイカロリーの朝食をいただき、8時15分に出発。雨で何も見えなかった往路とは全く違う景色でマッターホルンにそっくりなウシュバ山、4700mもきれいに見えた。マッターホルンは4478mなのでウシュバ山の方が高いのだ。やがてエングリのダム湖が見えてきて、車道から少し入った展望台からダムを見学。高さ271.5mのこのダムは黒部ダムの186mより高く、世界で7番目とか。すぐ脇ではソ連時代に作られたこのダムのメイキング・フィルムを上映していて、この上には団地のような宿舎があったが、現在はウクライナからの難民が入居しているのだそうだ。以前は無料だったらしいこの...ジョージア再訪21メスティア~トビリシ

  • ジョージア再訪 20 ウシュグリ~メスティア

    7月12日続きハイキング終了後、ウシュグリの宿で預けていた荷物を車に積み、そのまま出発。渋いチャジャシ地区の石造りも明るい日の下では違って見え、ウシュグリを出ても塔のある村落がいくつも続く。少し行った所で中に入れる塔があるので見学。「愛の塔」などといかにも観光客向けの名前を付けられたこの塔は家には付属しておらず、川に突き出た岩の上に建っている。高い所にある入口までは外階段が付けられ、4層になった内部では梯子を伝って上り下りする。床は丸太を並べた造りで、天井も木製。しかし壁は板石を積み重ねて作られ、窓を見れば壁がいかに分厚いかがよくわかる。こんな大変なものを家ごとに作っていたのだからその労力たるや、想像を絶する。ただし見学したこの塔は家とは独立しているし、立地からしてもおそらく「復讐の塔」ではなく、普通の見...ジョージア再訪20ウシュグリ~メスティア

  • ジョージア再訪 19 シハラ氷河ハイキング

    7月11日早朝に目を覚ましてベランダに出てみるとおお、久しぶりの快晴で雪山がきれいに見える!太陽が昇るにつれて目の前の緑のベルベットのような山にも日が差してきた。気温は10℃以下、白い息を吐きながら食堂へ向かうと牛さんたちも出勤途中で顔を覗かせ朝からハチャブリのがっつり朝食。支度をして今日はいつもより早い8時15分に徒歩でホテルを出発。これからシハラ氷河へ向かうのだがもう目の前にはジョージア最高峰、5200mのシハラ山がどーんと見えていて、これを前方に見ながら歩くという、最高のコンディション。左手にロマリア教会を見ながら歩いて行く。シハラ氷河を水源とするエングリ川に沿って道は続くが、舗装こそされていないものの車も通れるよく整備された平坦な道。馬で行くグループもあるが、たいていは歩きのグループが何組も、前に...ジョージア再訪19シハラ氷河ハイキング

  • 蕨でガチ中華@「郷村鉄鍋屯」

    久しぶりに新鮮なメンバーでオフ会。JR蕨駅におなじみヤムの会のTrintrinさん、スクムビットさん、ヒョウちゃんに加えてZhenさん、すねこすりさんに自分の6名が集合した。本日のテーマはガチ中華。ということで今回は中国でのお仕事が長いZhenさんにおんぶにだっこ。駅から徒歩5分、大きなマンションの下に入っている中華料理屋さんにご案内いただいた。お店の正面は料理の写真で覆いつくされているが、店名からして簡易体でもう読めない。定食メニューに至ってはもうまったく歯が立たず。店内に入ると各テーブルには他では見たことのない大きなお鍋がセットされていて、メニューにもたくさん鍋料理があるが、どれもものすごくボリュームがありそうだし、大体外気温が35℃を越えているだろう中で鍋は無理。ということで注文もすべてZhenさん...蕨でガチ中華@「郷村鉄鍋屯」

  • ジョージア再訪 18 ウシュグリで食べる

    7月11日続きウシュグリ要塞から村に戻ったのが14時半。やっとお昼、ということで宿泊するゲストハウスのすぐ下にある別のゲストハウスへ。この一階部分がレストランになっていていかにも農家のおばちゃんたちが運んできてくれる料理、どれも素朴ながらとても味がいい。特に金時豆のような豆の煮込みは甘くはないが日本の煮豆っぽく、毎食お目にかかるハチャプリも表面がカリッとしておいしい。と、開け放したドアから厨房が見えるので覗かせていただくとおばちゃんが具を中に入れた生地を器用に手で伸ばしている。表面がカリッとするのは打ち粉がトウモロコシの粉だから。これをまずは薪ストーブの上で焼き、それからオーブンの中に入れて焼き上げる。新しく焼いているものは他のテーブルに行くのかと思ったらまたこちらに来た。今度は肉入りのクブダリ。肉は牛肉...ジョージア再訪18ウシュグリで食べる

  • ジョージア再訪 17 ウシュグリ到着

    7月11日朝9時にホテルを出発、メスティアより奥にあるウシュグリ村を目指す。距離は50㎞、以前は道が悪くて何時間もかかったそうだが、今は2時間もかからないとのこと。ところが出発してすぐ、道路の真ん中でパトカーがとうせんぼをしている。なんでも車の事故があって処理待ちとのことだが、我々より前には車がいないので処理は始まったばかりの様子。待っているうちに後ろに車の列ができ、みんな暇なので降りてくるが、何台もに分乗している団体はタイ人。陽気に写真を撮りまくって、我々のイケメン・ガイドまで入れて記念撮影をしているのには笑った。事故処理現場まで近づいてみるとクレーンで谷底に落ちた車を引き揚げている。少し先の橋の欄干を突き破って落ちた車が流されてきたようで、車は滅茶苦茶に大破。車内の人は気の毒に助からなかっただろう。通...ジョージア再訪17ウシュグリ到着

  • ジョージア再訪 16 メスティアの街散歩

    7月10日続きハイキングの後、本来であれば周辺の山を見る展望台までリフトとゴンドラで行く予定だったが、天気が悪くてリフトは運休、上がった所で何も見えないので中止になってしまった。カナリアのテイネ山に続いて、今年はどうも海外のロープウェイとは相性が良くないらしい。夕食まで時間があるので、代わりにメスティアの街の中心まで何人かで散歩に出ることにした。ホテルからは坂を下り、橋を渡って右に折れると街一番の繁華街。いかにも観光地らしいバーやレストランが並んでいる。この街並みで一番高く目立つのは警察署。他の地域でもそうだが、この国はなぜか警察署の建築に凝っていて、隣の市役所よりも派手だ。警察の向かい側にあるのはバスターミナル。ここからクタイシやトビリシまで写真に見えるミニバスが走っている。この近くを友人と話しながら歩...ジョージア再訪16メスティアの街散歩

  • ジョージア再訪 15 メスティアでハイキング

    7月10日なかなかしゃれたものもある宿の朝食を食べて、9時に車で出発。しかし昨晩はずっと雨。今朝も雨が続いて、雲が地面に着きそうになっている。10分ほどで川に沿った道端で車を停め、しっかりとレインウェアを着こんでハイキング開始。しかし行く手は相変わらず低い雲に覆われている。牧草地の間を少しづつ上がって行くと、雲の下にたくさんの塔のある村が見えてきた。近くで見ると塔は石造りで堅牢そのもの。梯子を掛けなければ入れない入り口の他は最上階に窓があるだけで、その他は明り取りもない。この塔は「復讐の塔」と呼ばれ、この上スヴァネティ地方独特のもの。ガイドに聞くと「外敵から身を守るため」と言うが、普通の戦争や侵略なら村単位で要塞を作るだろう。しかし復讐の塔はなんと各家に一つづつある。なんでもこの地方では家同士でなにかある...ジョージア再訪15メスティアでハイキング

  • ジョージア再訪 14 クタイシ~メスティア

    7月9日続き市場の見学を終えたらクタイシの街を出て、まずは西へ。不思議なドームが見えて、さらに行くと空港が見えた。この空港、LCCが多く飛来する国際空港なのだそうだ。少し郊外に出ると一軒家ばかりになるがこの辺りの家はみな高床式になって外階段が付いている。この土地は湿気が多いのでこのような造りになっているのだとか。家の周りに見える黄色いパイプはガス管。以前もコーカサス中で見たが、地下に埋めるよりもこの方が問題があった時に修理が簡単で安全との説明に納得するようなしないような。道は鉄道線路と付かず離れず進むが、この線路は黒海沿岸、ジョージア第三の都市、バトゥミに続いている。しばらく行った所で進路を北に変え、スグディディという町に入ってお昼。冷製のビーフサラダにポーク、たっぷりのクリームソースの中はチキンとお肉三...ジョージア再訪14クタイシ~メスティア

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