小説とか物語とかをつれづれ好きな時に書いていきます残酷な表現、血などのグロテスクな表現、嫌悪を感じさせる表現があります文章一覧(最新・残酷・注意)長い続く物語(時系列)・La vie en rose(お花畑の寓話)…(試作)・ハーファー…天
自分の全てをかけても良い、そんな主人を持った人間は、主人に自身を「トウフ」にしてもらうのだという。 僕は、「トウフ」だなんてもの、奇妙で不気味で一生かかわり合いを持ちたくない、酷いものだと思っていた。 「トウフ」になるということは、すなわ
誰が殺してくれる? 山奥へ向かうバスは、その目的地の場所もあってか、中途半端に固められた獣道にも見える。両側を成長しきった針葉樹が囲い、茂った深緑の葉々をバスはかき分け進む。 木々が生い茂り日の通らない空間は、本当に世界が曇っているからなの
彼女はやりたくてやった。彼はしかたなくやった。 生きるため“一生の過ち”なのに彼の方が悪い。悪いという定義は使えない。 なぜ。彼女はたりたくてやった彼は生きるため人を殺してまで自我のない頭で
地球は皮膚をもっているそしてその皮膚は様々な病を患っているその病のひとつが我々人間である(どこで見たかを忘れましたがメモとして)
だるまさんが、 腕がない。 だるまさんが、 あしも、ない だるまさんが、 めは動く。 だるまさんが、 うすぎたない灰色のてんじょうはみえる だるまさんが、 うすぎたない箱がいくつかある だるまさん、 ほこりっぽい場所、うすぐらい だるまさ
血が飛び散ったことを知る。 背筋を何かがのぼった。 人の叫び声がきこえる。 全身を強烈な痛みがかけめぐる。 力がぬける。「……」 言葉が出ない。 恐らく涙を流している。 眼球を横に動かす。 知らない何かがこちらを見ている。 意識が薄れる。
闇はどこまで続くのだろう。 幼い頃はそんなことを考えたりもした。今では、まぁ、考えていたことを覚えていはいるが、だからといって底なしの暗闇を感じて震えたりはしない。 続く闇には魔物が存在し、息づいているのだ。 そして、害する魔物は、対処し
You know, life is shorter than you thought.And our lives are much more meanless.You cannot understand you have nothing.N
叫 ぶ 声 、「 君 は 神 を 信 ず る つ も り か ! 」振 動 し な い 喉 、「 神 な ど 。 信 念 で 十 分 で あ る 筈 」
己をあやめた夜、確かにその時 鳥が舞った。おぼろ月は世界を見ない。闇が僕らを あざ笑いながら浸しょくする。何も無い。己も無い。酷く優しい時だと己を全てが知らないそこで自覚した。
そして佳奈は存在しない 空は灰色だった。 本来なら太陽が真上とは言わないまでも頭上にあるべき時間なのに、空は灰塗れていて雲も見えない。世界は薄暗く、空気すら光の存在を隠していた。 その道は、坂道とも言えず、カーブしてるように見えるがそうとも
若い頃に死にたいってたくさん思うのは、人生の意味とか自分の存在の意味とか、狭い世界で深く考えるから。大人になれば、人生は適当に生きて適当に生活してればどうにか楽に過ごせることが分かるから、余程のことがなければ死のうと思わない。死にたいの質が
あなたを殺してくれる人はいますかあなたを生かしてくれる人はいますかあなたを愛してくれる人はいますかあなたを嫌ってくれる人はいますかあなたを気にかけてくれる人はいますかあなたを居ないものとして扱う人はいますかあなたを信じてくれる人はいますかあ
逃げたい、この世界から 泣き喚き、叫び、全力で暴れ、精根尽きたといった様子でブランケットに包まる彼女と、そんな彼女をどう相手にすればいいか戸惑っている私たち。 そう、今、私たちは、彼女を持て余してる。 被害者で、保護すべきは彼女であると分か
ああ、やっぱり愛して貰えるような人間では無いんだなと誰にも愛して貰えない嘆きを毎日心の中で振り撒いて、自嘲して、繰り返して、でもそれをむずがって駄々をこね地団駄踏めない程には歳を重ねてしまっているのだから、やはりそれをただのある不調として片
たなびくべるべつと、びろおどは、はたしてぼくらにあんじゆうをあたえたのだらうかそんなわけがあらうかと、わかりきつたやうなためいきは、いろをもたないすきとおるあさつゆの、くろにそまるけはいは、まるですべてをうしなつたやうなこころもちとなるきみ
運命の未練 そこにいることになったのは、もう、必然であって、仕方の無いことだった。 私はここで、知らない男たちに辱められて生きて行くのだ。 それは自分自身のせいではないことは分かっていた。両親のせいだ。 だから、ここまで落ちた私の身分ではあ
愛してるんだ。あなたを、無条件に。だからお願い、僕を普通じゃないと言わないで。僕を、変わっていると言わないで。僕を、嫌いだと言わないで。僕は、あなたに、愛されたいだけなんだ。受け入れて欲しいだけなんだ。構って欲しいだけなんだ。あなたは過去し
それも、束縛 アイツを見ていると、嫉妬してしまう。「やあ、元気かい」 優しく挨拶をくださるその高貴なお方に、私はいつも全身の血が高沸するのを感じる。今日も例外ではなくて、神々しい、優しいお姿が、私の頭をくらくらさせる。「はい、元気です」「そ
あなたはずっと私に愛情を示してくれている私はずっとあなたの愛情に気付かないでいた今の私はあなたの愛情を受け止められずにいるあなたが激しく私を叱咤するのも激励の言葉が多いのもたまに手をあげることも理不尽な仕打ちに見ぬ振りをしているように見えて
ちょっと試作。続けるか迷い中。「ま、あなた、良くそんなことなさいますわね。」 眉をしかめるのは、それはもちろん仕方のないことで、しかしその対象者は、否定的な反応よりも何よりも、その言葉の他人行儀さが嫌だった。「ねぇ、Dさん。そんな他人行儀な
ねえ、ねえ、ねえ君に僕の声は届いてる?僕の声、君はきこえている?僕の心からのおもい完璧な人間の君に伝わっているのだろうかねえ、愛して欲しいんだ完全な君には、不完全な僕なんて、眉をひそめる存在だろうけどそれでも愛して欲しいんだよ君の愛さえあれ
天使と悪魔の使い「ここにいたのか」 ジューディが私に気付く。いつの間にか、うろちょろ動いてしまっていたみたいだ。「ん、その人?」 私の目の前で、腕がちぎれてもがいている女がいる。なんとなく、気になったから様子を見ていた。「しょうがないな、た
手をのばす空から落ちてくる無数の何か本当に空なのかも怪しいけど指と指の間からみえる光景バラバラとおちていくそれらはきっと自分の願望手をひろげるそうしてやっと気付いたのは自分も落ちているのだということどこかへまっさかさまにああ、でもそれはとて
君は僕だから分かってる、分かってる。彼女がそんなに手のかかる子ではないということも。頭も良いし、スマートでチャーミングだということも。皆に愛される子だということも。全て。全て分かってる。でも。「ねぇ、お母さんとお父さんが死んじゃった。」無邪
君に愛を断られた時まさか君に断られるとは思っていなかっただって僕たちはうまくいっていた筈だ世間に認められない関係だとしてもそうだろう?断られると思っていなかったから無性に腹が立ったんだこんなにもお互い愛し合っていた筈なのに僕の愛を君は受け止
To love her first is...
海に浮かぶ星たちは美しい水面は光を穏やかに揺らめかせる静寂は景色を優しく包む空は黒いさざめく波は子守唄にまさり海風は体を優しくなでる周りには何もないひとりこの空っぽで淋しい空間安心を与えてくれるのは暗闇低く冷たい音が支配するここが恐らく私の
気が遠くなる感覚いつもいつもあなたを想う頭に浮かびそうになるたび、消えていくそれがもどかしく、そして頭が麻痺する気を紛らわせるための全ての娯楽はそれでも片隅に住むあなたを消さない私が消さない、故意にどうして会えないんだろうね、あなたにずっと
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