NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は毎週木曜日、毎日新聞奈良版に「やまとの神さま」を連載している。今週(2025.7.3)掲載されたのは、〈鷹山(たかやま)氏の氏社で栄え/高山八幡宮(生駒市)〉。※高山八幡宮の舞殿から拝殿を望む=生駒市で執筆されたのは同会会員で、奈良市にお住まいの大平芳枝さんだった。大平さんは、舞殿(能舞台)越しに拝殿を望む良いアングルの写真を撮ってくださった。では、記事全文を以下に紹介する。鷹山氏の氏社で栄え/高山八幡宮(生駒市)高山八幡宮は、奈良県最北部の生駒市高山町の富雄川沿いに鎮座しています。『続日本紀』によりますと、749(天平勝宝元)年の東大寺大仏鋳造完了の際、宇佐八幡宮(現在の大分県宇佐市)の祭神を勧請し、この地に仮の宮殿を設けたのが始まりと伝えられます。祭神は足仲彦命...宮座行事は、市指定無形民俗文化財「高山八幡宮」(生駒市高山町)