世界中で昆虫の数が激減しているというレポート。 自分の実感としても、ミノムシやモンシロチョウなど、 昔はたくさんいた昆虫が姿を見せなくなっています。 害虫と言…
世界中で昆虫の数が激減しているというレポート。 自分の実感としても、ミノムシやモンシロチョウなど、 昔はたくさんいた昆虫が姿を見せなくなっています。 害虫と言…
今年の本屋大賞で4位を受賞した作品で、 水鈴社という小さな出版社が出版していたので、 以前から気になっていたのですが、今週、読了しました。 京都の住宅街の病院…
NHKクローズアップ現代などで取り上げられた、 都立秋留台高校の元校長、磯村元信さんの新刊です。 昨年出版された『さらば学力神話』の続編ですが、 今回の本は、…
中国語を著者独自の視点からとらえた 画期的な中国語の教科書です! 冒頭に書かれている、 「じつは、日本人は中国語が上達しやすい!」 「じつは、中国語は英語よ…
MBTI性格診断がネットを通じて若い人たちに流行して 内向型の人をⅠ型、外向型の人をE型という言い方が 一般的になってきました。 「陰キャ」と呼ばれたり、 内…
他国に比べて日本の生産性が低いという話は 最近よく聞かれます。 それなら、生産性が高いデンマークの働き方に学ぼう、 というのがこの本です。 著者は13年以上…
先週日曜日に、高円寺の蟹ブックスで行われた デイリーポータルZのイベントに行ってきました。 こちらのビジネス超入門365のイラストを描いている、 ヨシタケシン…
本屋大賞受賞、おめでとうございます! ちょっと型破りな女子中学生の成瀬が、 M-1グランプリに出たり、女子中学生らしくないことに 青春を燃やす物語です。 舞台…
芸術家に関連した小説をよく執筆される原田マハさんが 棟方志功とその妻チヤを主人公にした小説を書きました。 名前を知らなかったとしても 棟方志功の作品は、だれも…
イエス・キリストを主人公にした映画はいくつもありますが、 孔子を主人公にした映画や小説は、少ないと思います。 そう考えると、孔子はイエス・キリスト以上に 神格…
日経平均株価がバブル時代の最高値を超えて値上がりし、 新NISAの導入もあって、株式市場が盛り上がっています。 上場企業の株主になると、株主総会の案内が来ると…
綿谷りささんの本は「インストール」「夢を与える」以来、 しばらく読んでいませんでしたが、 今回は舞台が北京ということで、読んでみました。 綿矢りささん自身が北…
麻布台ヒルズの大垣書店さんで かなり推していたので、 M-1グランプリには特に興味はなかったのですが、 買ってみました。 第1回のM-1で勝ち残ったコンビ名を…
アマゾンランキング1位! 道路のガードパイプだけの本が出版されました。 いつも見過ごしている、ガードパイプですが、 町の自然や、名産品、お祭りなど その町のさ…
足利尊氏は将軍になった割には、あまり人気のない人物です。 ドラマや小説の主人公になることはあまりありませんし、 ゲームの題材にもなりません。 戦前には朝敵とさ…
日本人はとかく、質問するのが苦手と言われます。 講演会の後の質疑応答の時間で、だれも手を上げないことは しばしば見られますし、 会社の会議も、偉い人の意見をた…
世界征服を目指し、苛烈な攻撃をしかけてくるモンゴル軍に 果敢に立ち向かうペルシャの都市、ビジャの美しい女王、オッド。 絶体絶命の状況を打開するために、 ひとり…
刺激的なタイトルですが、堀江貴文さんと、 4人の生成AIに知見を持つ人との対談形式で、 ChatGPTとどうつきあっていったらいいか 指針を示してくれる本です…
東京都で造園の専門職についていた著者が 今も残る江戸時代の大名庭園について、 その歴史と庭園を保存・再生する過程について書かれた本です。 江戸時代には実に10…
西郷隆盛や大久保利通と共に 薩摩の志士として幕末から戊辰戦争までを闘い 新政府軍の勝利に大きく貢献した 伊地知正治という人物ですが、 これまであまり取り上げら…
満州をテーマに日本の近現代の50年あまりをたどる小説です。 特徴的なのは、章が変わるごとに主人公が変わるので、 読者の視点も変わるところです。 普通の小説を、…
ある朝起きたら突然腕に「神様当番」と書かれていて、 お調子者のおじいさんのような、自称「神様」が現れます。 神様は何もしてくれるわけではないのですが、 なぜか…
スナックひきだしの紫乃ママに 「めっちゃいい本!」と勧められて読みましたが、 不思議と「さらば学力神話」「冒険の書」と 直近で読んだ本とつながってくる内容でし…
「さらば学力神話」を読んだ後にこの本を読んだのは、 不思議なめぐりあわせだと思いました。「さらば学力神話」で 疑問を投げかけられた学力偏重の世の中に、 ひとつ…
本書は課題集中校の秋留台高校の校長を11年務めて 退学者を半減させた磯村元信先生が記した、 教育改革への提言、自身の自叙伝、ライブな校長式辞など ユーモアたっ…
駒込病院大腸外科医や福島県の高野病院院長を務め、 今も医療の最前線で働く医師が書き下ろした 医者になって1年目の研修医を主人公に書いた 小説です。 ベストセラ…
昨年店舗建て替えのために閉店した フランス料理の名店、オテル・ドゥ・ミクニの オーナーシェフ、三國清三さんの自伝的エッセイです。 北海道の漁村に漁師の三男坊…
今年の本屋大賞受賞作です。 ヤングケアラー、男女格差、LGBT差別など 現在のさまざまな社会問題を盛り込みながら 若い男女のせつない恋愛を描いた小説です。 「…
わが子が失踪した上に、自分が犯人と疑われ、 心無い中傷にさらされた母親や、 重度の障害のある子どもを残して、 自ら命を絶った母親。 人生に居座るために結婚し、…
四ツ谷駅の駅前にコモレ四ツ谷というビルがあります。 オフィスビルと住宅、スーパー、レストラン、クリニックなど さまざまな業態が一体となった施設で、緑豊かな庭も…
天狼院書店店主がクリエイターとしてのノウハウを 惜しげもなく披露した本です。 専門的に学んだことがなくても、プロに師事したことが なくても、クリエイターとして…
先週土曜日、青梅の吉川英治記念館で谷津矢車さんの 講演会がありました。森鴎外の「歴史其儘と歴史離れ」を 引き合いに出しながら、歴史小説家の、歴史の自然を その…
隅田川のほとり、千住大橋の下流に 飯屋「しん」はあります。 よく通る声で厳しくお店を取り仕切る女将のおしげと その娘で、丸顔でふっくらとした体つきで 明るくお…
「人間は何者なのか」 この問いへの答えが、古代の人類の骨のゲノム研究で 明らかになる時代になりました。それを可能にしたのが、 今やだれもが知っている、PCR法…
中国の友人がこの本を読んだというので読んでみました。 いま、中国では上野千鶴子さんの本が大人気で Weiboのトレンド1位にもなっています。 30代半ばを迎え…
中国人の女性作家が、新疆のカザフ族の家族と一緒に、 遊牧民の暮らしをしながらひと冬を過ごした体験を書いた、 旅行記です。 出版されたのは2012年で、この体験…
幕末から明治の世に変わるまさにその時、 日本各地で「ええじゃないか」とはやす踊りが 流行しました。 男が女の格好をし、女が男の格好をしながら 老いも若きも往来…
アメリカに比べると日本の教育は型にはまった人間を 育てがちで、イノベーティブな人材が育たないと言われて います。 そんな状況を変えようと、東京大学先端科学技術…
実際に起こったと思わせる設定の怪談。 いや、本当に起こった話なのかも知れません。 出版社から「神楽坂を舞台にした怪談を書いてほしい」、 と言われた著者は、…