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詩220624 人参 :舌鋒鋭い男がいた。彼は確かに正しくて人々を納得させた。だが、その物言いは多くの人を傷つけた。彼は正しいのに、その正しさ故に人気の無いビルのゴミ捨て場にボロ雑巾になって捨てられた。彼はゴミに埋もれて初めて涙が目からあふれ出た。「あんた大丈夫かい?」その人は赤い人参色をした髪の毛をおさげにした少女だった。そして彼の額に手をやると熱いじゃないかとつぶやき、彼の腕を自分の肩に回して...
✨このページを見ている方へ✨ 🐰Lake🐰 ふわりふわり 水の上 風が 体に沿って 通り抜け このまま空気と一体化 ふわりふわり 水の上 妥協して 納…