本日は断臂摂心(令和6年度版)

本日は断臂摂心(令和6年度版)

以前から、毎年この日の前後に「断臂摂心」に関する記事を書いてきた。それは、中国禅宗二祖、太祖慧可大師を顕彰する意味合いがあってのことだが、12月9日に書くと「今夜は摂心である」という話になるし、翌10日に書くと断臂上堂(慧可大師の勝躅を顕彰する説法)になる。毎日摂心に関連した記事を書き、昨日は昨日で成道会に関する記事を書き、お腹いっぱいの状況で、更に断臂摂心の話だから、大変かもしれないが、所詮、このブログの記事などは、「画餅不充飢」の「画餅」である。今日は、以下の一節を学びたい。第三十四「発菩提心」神光の雪に立つ甚の心行ぞ。断臂し師に献ず作麼生。無心の道を体得するに心無し。雲自から白く水自から清し。永平義雲禅師『正法眼蔵品目頌』『正法眼蔵品目頌』とは、60巻本『正法眼蔵』に対して、永平寺5世の義雲禅師(1...本日は断臂摂心(令和6年度版)

2024/12/10 05:55