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切削加工における切削条件とは、金属や他の材料を切削する際に設定する各種加工条件のことです。 加工条件は加工の効率や品質に大きな影響を及ぼします。 例えば切削条件が適切でない場合、工具の寿命が短くなったり加工面の仕上がりが荒くなったりします。 この記事は切削加工初心者向けの内容になっています。 内容は最低限覚えなくてはいけない4つの切削条件について記述します。 切削条件の要素 切削速度(Vc) 回転数(N) 送り速度(F) 切り込み量 切削条件の求め方 切削速度(Vc)の求め方 回転数(N)の求め方 送り速度(F)の求め方 切り込み量の求め方 切削条件の最適化 まとめ 切削条件の要素 切削条件に…
切り屑出していますか? 日々安心してガッツリ切り屑を出せるのはクーラントがしっかり仕事をしてくれているからという面も忘れてはいけません。 皆さんはそんなクーラントの管理方法を間違えていませんか? クーラントを軽視していませんか? 私は青二才だった過去、間違えていました。 やってはいけないことをやっていました。 間違えた管理方法はクーラントの効果を十分に発揮出来ません。 今一度、水溶性切削油の管理方法を確認してみませんか? 正しい管理をすることによってクーラントの効果が飛躍的に上がります。 ◆この記事で分かること◆ ・機械稼働停止時のクーラントの影響 ・メンテナンスと廃棄 ・クーラントタンク清掃…
現代のマシニングセンタにおける業務に必須級のもの。 それはCAMですね。 経営者の中にはCAMはプログラムを出すだけ、プログラムなんてどれも一緒と認識している人がかなり多いですがそれは大きな間違い。 生産現場の司令塔にもなる、主役と言っても過言ではないです。 そんなCAMを何も分からないようなクソ上司が一人で選定し、用途に合わない使いにくいCAMでお悩みの人もさぞ多いことだと思います。 そしてCAMをこれから検討する方や、CAMを覚えてみたい方に是非読んでもらいたい記事になります。 この記事で分かること ・プログラムによる違い ・CAMはどんな人がやるべきか ・手打ちプログラムの生産性の悪さ …
マザーマシンと呼ばれるマシニングセンタ。 そんな機械知ってますか? 出典 : 自動化システム一体型 同時5軸加工機 em.ten-navi.com この世の中の有形のものはマシニングセンタがあることによって出来ているものが圧倒的に多いです。 皆さんの手持ちの物、プラスチック製品、金属製品、アルミ製品。マシニングセンタがなければそもそも存在しない形のものがほとんどです。 流行り廃りも早いマシニングセンタの業界。 覚えたての方も多いこの時期。 マシニングセンタを覚える心構えなどを主観的に書いていきます。 マシニングセンタ初心者の心構えとやる事 機械・工具や道具の進化 情報収集について まとめ マシ…
前回はマシニングセンタ初心者の方向けの記事を書かせていただきました。 他の一般的な社会人の方にも十分通ずるものがあると思いますのでお時間が御座いましたらご一読いただければと思います。 goroneko.net 私として、こういうことを話すつもりは今までなかったのですが… 会社が倒産し、金属加工、そして今までの立場を離れた故。 倒産したことによって金属加工に対する気持ちが折れてしまった部分が強くてもういいかなと。 私の経験で得たことなどを見てくれた方に役立てていただきたいと思ったからです。 そして今回は5軸マシニングセンタで稼ぐという、ちょっと幅を広げて生産性アップのお話したいと思いますのでお付…
部品を設計する際には、製作方法までイメージして設計する必要があります。多品種少量生産の場合、機械加工、板金加工、製缶加工に大別されますが、それぞれに合った用途や設計内容があります。
複雑形状で固定や基準をとるための平面が存在しない場合でも、形状を追加する事で切削加工による実現が可能な場合があります。このような手段があれば、設計の幅も広がりますね。
切削加工機械へのワークの固定方法について、スタンダードな方法をご紹介します。クランプ工具、精密バイス、スクロールチャック、治具板などの方法が標準的です。
5軸加工機は複雑な形状が加工できる汎用的な切削加工機械ですが、構造が複雑なこともあり苦手な事やデメリットもある機械です。マイナス面についてもしっかりと把握しておく事が大切です。
5軸加工のメリットは、1段取りで複数面を加工できるだけではありません。角度を自由に変えられることから、エンドミルの突出し量を小さくして良質な加工面を得られるというメリットもあります。
切削加工機の中でも最先端の1つである5軸加工機の概要と5軸加工でできる部品についてご紹介します。航空機部品やインペラなど高付加価値な部品の製作に向いています。
アンダーカット部の加工について、設計による変更例をご紹介します。形状を貫通させる、Tスロットカッターで加工できる形状とする、加工用形状を追加する、分割するなどの方法があります。
切削加工の苦手とするアンダーカット形状の例と、その加工方法について解説します。形彫放電や溶接での加工も可能ですが、コストや工期が大幅にかかる可能性があります。
二股形状や縁際の長穴など、変形の生じやすい典型例についてご紹介します。設計変更で変形の生じにくい形状にすると、製造もスムーズに流れます。
ボールエンドミルを用いた切削による3次元形状の加工方法と表面粗さについて解説します。粗加工、仕上加工のステップがありそれぞれ目的が違う事も押さえておくと良いと思います。
切削加工で重要となる加工面と、加工時の段取替えの考え方について解説します。加工面を減らすだけ加工面も減りますので、コストダウンにつながります。
切削加工機械の種類と特徴についてご紹介します。フライス系の加工機械は汎用フライス、NCフライス、マシニングセンタと大別されますが、その特徴や使いどころも異なります。