公共交通と原発を中心に社会を幅広く考える。連帯を求めて孤立を恐れず、理想に近づくため毎日をより良く生きる。
【転載記事】台湾は非核家園の実現に向かう。環境団体は NO NUKES TAIWAN と訴える
日本メディアではほとんど報じられていませんが、5月17日、台湾では、稼働中だった最後の原発が、過去の政権の公約に従って停止され、脱原発が実現しました。脱原発を公約したのは蔡英文・前政権ですが、きっかけは福島第1原発事故でした。 これを受け、台湾環境団体が発表した声明を全文転載します。 -------------------------------------------------------------------------------------------------------- 【台湾は非核家園の実現に向かう。環境団体は NO NUKES TAIWAN と訴える(中央通信 5月17…
(この記事は、当ブログ管理人が月刊誌「地域と労働運動」2025年6月号に発表した原稿をそのまま掲載しています。) 本誌3月号で報告した「令和の米騒動」は、私の予想通り拡大の一途をたどっている。政府は、この春から各界各層からの声に押されて備蓄米放出に踏み切ったが、私の試算では、その備蓄米の在庫もこの夏までに尽きる見通しが強まっている。「本当の危機」は、おそらくこの秋にもやってくる。 ●着実に進んできた農業経営基盤弱体化 コメが流通段階で目詰まりしているのではなく、絶対量そのものが不足していることは、本誌3月号既報の通りである。ウクライナ戦争で資材費・原料費の高騰が始まって以降、ギリギリのところで…
「泊原発を再稼働させるな! 核ごみを北海道に持ち込ませるな!北海道大行進」に200人が参加 札幌中心部をデモ行進
(この記事は、筆者が「レイバーネット日本」に投稿した原稿をそのまま転載しています。) 「泊原発を再稼働させるな! 核ごみを北海道に持ち込ませるな!北海道大行進」が5月5日、札幌市内で開催され、約200人が参加。五月晴れの青空の下、元気にデモ行進した。 この大行進は、道内約70の市民団体でつくる「泊原発を再稼働させない・核ゴミを持ち込ませない北海道連絡会」(札幌)が主催し、毎年、こどもの日に合わせて5月5日に行われている。福島第1原発事故翌年の2012年5月5日、最後まで稼働を続けていた泊原発3号機が「定期点検」を理由に停止し、画期的な原発ゼロが実現した。将来を担う子どもたちに「原発のない日本」…
(この記事は、当ブログ管理人が「レイバーネット日本」の書評コーナー「週刊 本の発見」に寄稿した内容をそのまま転載したものです。) 【週刊 本の発見】34年前に書かれた農村の「予言書」 『いま、米について。』(山下惣一・著、講談社文庫、本体388円、1991年5月)評者:黒鉄好 3月30日、都内はじめ全国各地で「令和の百姓一揆」があった。実行責任者である山形の農家・菅野芳秀さんはみずからステージに立ち、あいさつした。「山下惣一さんが言ったように、(農家は)農業をやめて、別の職業に就けばいい。困るのは消費者、国民の方です。」 菅野さんにとって、本書の著者・山下惣一さんは、やや大げさに言えば「師」と…
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