群馬県邑楽郡大泉町の行政書士のブログです。外国人が多数お住いの多国籍な町で行政書士事務所を開業しています。 こちらのブログでは、行政書士開業に関すること、行政書士業務に関すること、その他資格取得について載せています。
化粧品製造販売業許可を取得するにあたり、必要となるのが、GQP手順書及びGVP手順書です。これらの手順書ですが、東京都等でモデル文書を用意されています。GQP手順書及びGVP手順書がどんなものなのか知りたい方は、とりあえず、これらのモデル文書をご覧になられるとよいと思います。それぞれがどんな手順書で、どんな内容を記載しているのか、おおまかな概観だけでも把握するには、モデル文書に目を通されるのは有効な方法です。 それでは、実際に化粧品製造販売業業許可を取得するにあたり、これらのGQP手順書モデル、GVP手順書モデルをそのまま使用すればよいでしょうか?当事務所ではおすすめしません。一度、それぞれの…
当ブログは、行政書士事務所、行政書士オフィスかわしまのブログです。 こちらのブログでは、当事務所の取扱業務に関する説明、当事務所のお知らせ、その他事務所代表の挑戦している資格に関する内容などを投稿致します。当事務所のご利用を考えている方に、当事務所を知って頂く貴重な機会との思いで記事を書きます。こちらのブログをご覧になった皆様が、当事務所の存在をお知りになり、当事務所について興味を持って下されば幸いです。業務を通じて、皆様とご縁が得られることを、心から願っております。よろしくお願いします。 English page is here. 代表行政書士 川島友勝(かわしまともかつ) 事務所所在地 〒…
ここ10年ほどで、圏央道が延伸され、北関東では、北関東自動車道が開通するなど、高速道路網が、かなり整備されました。それに伴い、大型の倉庫の建設が、高速道路インターチェンジ付近に見受けられるケースが増えております。こういった新しく建設される倉庫は、諸々の最新設備を導入するなど、効率化等も考えられた設計になっていると思われます。 そして、大型倉庫が増えるということは、しわ寄せが来る可能性があるのは、既存の数十年前からある倉庫かと思います。当然ながら、設備面においては、最新の設備を導入した新しく建設された倉庫に勝つことは難しいでしょう。ハード面については、時代の流れ、資本の大きさ等に左右され、移り変…
この度、食品表示検定の中級に合格しました。合格したことで、中級食品表示診断士を名乗ることができるようになるようです。あくまで、民間の資格であるため、正直なところ、公的な面でどこまで役に立つかなんとも言えないのですが、合格できたことは一安心でした。 ところで、皆さん、この食品表示検定はご存じでしたでしょうか?恐らく、はじめて耳にされたなんて方もいらっしゃると思いますので、まず資格そのもについて説明させて頂きます。 この試験、上級、中級、初級と分かれております。そして、中級合格のメリットしては、・食品表示の専門的な知識を得て、業務に活かせる。・食品表示に関する顧客からの質問に的確に答えられるように…
珍しいペットを飼育されている方は注意です 種の保存法ご存じですか?
皆さん、何かしらかのペットをお家で飼育されていますか?犬、猫が代表的なペットと思いますが、中には、通常生活では、あまりお目にかからないようなペットを飼育されていらっしゃる方も増えています。そして、そういった変わったペットを扱った専門店等もちらほら見かけるようになりました。 こういった一般になじみがないペットを飼育、販売されている方は特に注意してもらいたいのですが、「種の保存法」という法律があります。種の保存法では、ワシントン条約等により商業目的での国際取引が禁止されている種の個体等を「国際希少野生動植物種」に指定し、国内取引の規制・管理を目的の一つとしています。国際希少野生動植物種一覧に指定さ…
宣伝を兼ねて自社ブランドのシャンプー等化粧品開発してみませんか?
ここ最近、特にインターネットが普及してからですが、色々なバッググラウンドをお持ちの方が化粧品の販売に乗り出しています。エステサロンを運営されている業者様、ヘアーサロンを運営されている業者様、様々です。自社のこだわりを反映させた製品を開発し、当然ながら日々の業務に使用し、それに加えて、ご来店されるお客様に自宅でも使用してもらうということを目的として、自社製品を用意されているケースが多いと思います。 エステサロンにしても、ヘアーサロンにしても、売り上げを考えるうえで、リピーターが大変大切です。そんなリピーターを作るには、店のファンになってもらうことが大切で、その一環として、自社の製品を自宅でも使用…
現在、多くのご家庭で犬、猫を飼育されていらっしゃいます。今ではペットは家族の一員と言っても過言でないと思います。ホームセンターに行きますと、ペット専用のコーナーが大きくスペースを占めていますし、インターネット通信販売でもペット用品ジャンルの売上は上り調子になっています。 ペット用品以外でも、ペット用の美容院といっていいかと思いますが、トリマーの専門店も以前と比較して、大変増えました。ご自分のかわいいペットにお金をかけるオーナー様が増えている印象です。ペットの生活環境も、一昔前と比べると、大変変わりました。 そして、ペット用品を見渡すと、犬用シャンプー、猫用シャンプーなんてものもあります。それで…
化粧品を自社ブランドとして販売をするのに必要なのが、化粧品製造販売業許可ということは、以前の記事でも記載しております。 この化粧品製造販売業許可を取得した会社が、化粧品に関係する安全性、製品の表示、広告など諸々について、責任を負うことになります。 例えば、製品起因で何か問題があった場合は、製品の回収等の処置をする決断を下す必要がありますし、製品由来と疑わしい皮膚トラブルなどが最終顧客であるお客様の下で発生した場合は、行政への報告義務も発生します。回収の際は、化粧品製造販売業許可を持っている会社様の名前が、ホームページ上に掲示されるケースもあります。人々の身体に使用する製品ということもあり、化粧…
スーパーに行き、漬物を購入されている方でも、食品衛生法については、今までそれほど意識したことはないと思います。購入者の側では、特に気を付けなければならないことがあるわけではありませんし、スルーしてしまうのが当然かなと。 それが、ここ最近ですが、漬物の製造販売と食品衛生法に関係があることをご存じになられた方が増えたのではないでしょうか?2024年6月から漬物など一部の食品の衛生管理が大きく変わっています。これは食品衛生法の改正が影響しており、漬物を製造販売するには、基準を満たす設備を用意して、保健所の営業許可を得なければならなくなりました。このような食品衛生法改正の大元の理由は全国で相次いだ漬物…
化粧品製造販売業許可を取得した後、市場へ化粧品を出荷する場合、製品品質として、大変重要な要素が、製品の法定表示です。いわゆる裏面表示です。 お店に販売されている化粧品を手に取って、ボトルタイプの化粧品(シャンプー、日焼け止め、スキンローションなど)、箱に入ったタイプの化粧品(クリームなど)、それぞれをご覧になって見て下さい。裏面の表示に、販売名、成分表示、製造販売元の表示など、記載されているのが確認できると思います。 これらが記載されているのは、表示に関する公正競争規約で決まっているためです。 ・化粧品の表示に関する公正競争規約第4条事業者は、化粧品の直接の容器又は直接の被包(直接の容器又は直…
化粧品製造販売業許可を取得するためには、GQP省令に加えてGVP省令の要件も満たす必要があります。 ところで、GQP省令関係についてはこちらで書いています。 化粧品製造販売業で用意する必要があるGQP手順書について書いてみます - 群馬県邑楽郡大泉町の行政書士事務所のブログ 化粧品製造販売業者は、製造販売している製品の安全性確保をする義務があります。この製造販売後安全管理の基準が、GVP省令です。ちなみに、GVPとはGood Vigilance Practiceの略です。GVP省令では、手順書の作成については義務付けておりません。しかしながら、確実にGVP業務を遂行するためには、GVP省令の要…
化粧品製造販売業で用意する必要があるGQP手順書について書いてみます
化粧品製造販売業、医薬部外品製造販売業で、肝となります、GQP手順書について書いてみます。GQP手順書同様に、必須であるGVP手順書についての説明は、以下のリンク先で説明しております。 GVP手順書の作成について書いてみます。 - 群馬県邑楽郡大泉町の行政書士事務所のブログ 尚、GQP手順書の大元の出どころは、GQP省令になります。そして、「GQP手順書」とは、化粧品製造業界において重要な品質管理の一環として使用される文書です。以下にその概要を述べます: GQPの意味: GQPは「Good Quality Practices(良好な品質管理手順)」の略称です。これは製造工程における品質の一貫性…
キッチンカーでの食品販売、屋台での食品販売、食中毒に注意しましょう!
皆さん、こんばんは。 これからの季節、花火大会をはじめ、様々なイベントが目白押しです。そして、イベントと言えば、最近ではキッチンカー(移動式販売者)があちらこちらで見られます。昔ながらの屋台の利用も定番ですね。ただ、忘れてはいけないのが、食中毒対策。夏場は、特に食中毒の発生に注意しなければなりません。テレビのニュースなどでも、夏場の食中毒発生については、毎年のように報道されております。 食中毒の発生原因の要因として、諸々の食中毒菌が挙げられます。一般的に細菌は、置かれた環境の温度によって、増殖スピードが変わります。20~25度前後の環境で保管した場合と比較して、30度では約2倍、35度では約4…
本日も、引き続き、医薬部外品について記載します。 医薬部外品(いやくぶがいひん)とは、日本における特定の医薬品のカテゴリーの一つです。以下に医薬部外品の特徴と規制について説明します。 ・定義と特徴: 医薬部外品とは、医薬品医療機器等法(薬機法)に基づいて特定の効能・効果が期待できるが、医薬品には分類されず、一般消費者が安全に使用できる製品です。効能・効果の表示が許可されており、一定の有効性や安全性が確認された製品ですが、医薬品のように厳格な臨床試験は必要とされておりません。 ・規制: 医薬部外品は、厚生労働省によって指定された有効成分およびその濃度に基づいて製造・販売されます。製品ごとに審査が…
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