VPを主とした映像制作プロデューサーです。シナリオ、演出、編集も自身でやっています。映像制作の技術面だけでなく、メディアリテラシーや認知バイアスなど、映像と社会に関する課題について書いています。
従来の動画制作では、斬新なアイデアを生み出すことは容易ではありません。そこで、近年注目されているのが生成AIによる動画生成です。生成AIは、まだ文脈を持った連続的な動画生成には課題が残りますが、コンセプトを表すキーワード(プロンプト)から、人間では思いもよらない奇抜なアイデアを生み出す力を持っています。この特性は、ショート動画マーケティングにおいて、大きな優位性をもたらします。
シネマティック動画の作り方を、実際の映像を示し、比較しながら丁寧に説明してくれているYouTube動画をみつけました。本当の意味でのシネマティック=映画的とは何かを教えてくれます。映像制作においてシネマティックは選択肢のひとつにすぎません。
PR動画を映像制作会社へ制作依頼しました。しかし希望しているイメージと違います。どこが間違っているのではなく、なんとなく雰囲気が違うのです。映像制作経験が少ない担当者では、どうしても起こりがちです。対処法を詳しく解説します。
尺が足りない時は、焦らずに体言止めを思い出してほしい。そして、体言止めを駆使して、映像にぴったりのナレーションを作り上げてほしい。体言止めは、映像制作における一つのテクニックに過ぎない。しかし、困った時には頼りになる存在であることは間違いない。クライアントの前で、ササっと原稿
最近SNSのフィードに「氷河の中で救助した白い子熊」に類した生成動画が表示されます。感情に訴える動画は、嘘の情報を事実として信じ込ませ、人の感情を操ります。映像によるプロパガンダほど恐ろしいものはないことは、歴史が証明しています。視聴者を欺く動画は、制作すべきではありません。
「あなたとって○○とは?」これほどつまらない質問はありません。映像制作するときのインタビューで最も重要なスキルは、注意深く話を聞くことです。用意した質問に固執するのではなく、ゲストの反応をフォローし、話を広げることが大切です。
今注目を集めているACジャパンは「企業が持てる資源を出し合い、社会にとって有益なメッセージを、広告という形で発信していこう」という志のもと、テレビCMなどを通じて、社会課題に取り組む活動をしています。日本全国ならびに当地・名古屋における映像制作関連事業者の団体をご紹介します。
ノンリニア編集はリニア編集に比べて非常に自由度が高い編集技術ですが、同時に非常に神経を使う作業でもあります。映像制作会社に発注くださるお客様に、映像編集の仕組みとプロセスで何が行われるかを理解いただくことは、編集後の試写・修正編集を短期間に終えるためにとても有意義だと思います。
映像演出とは目的論、美学、記号論、解釈学、現象学、受容理論、倫理学など、様々な哲学的な領域を通じて、単に映像を作るだけでなく、意図的なコミュニケーションを通じて、人々の感情や思考に働きかけ、行動を促すための行為といえます。
機器の進化とデジタル化により、音源の頭出しはより正確かつ迅速に行えるようになりました。これにより、演出の幅は広がり、より意図通りに複雑な表現が可能になりました。しかし一方で、アナログ時代のような「間(空白)」を活用した独特の演出は失われつつあります。
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