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2024/07/28

  • 「カラフル」

    森 絵都/文藝春秋/第46回産経児童出版文化賞受賞 カラフル (文春文庫) 作者:森 絵都 文藝春秋 Amazon おすすめの理由 中高生向けの小説だが、大人が読んでも十分に満足が得られる内容になっている。 何かを踏み出すための勇気を与えてくれる。 読みやすいので普段あまり本を開く習慣がない方にもおすすめ。 あらすじ 生前の罪により本来であれば二度と生まれ変わることができない魂が、運よく再挑戦のチャンスを与えられる。その再挑戦とは、自殺した別の少年の体を借りガイドという存在のサポートを得ながら仮の生活で修行をしていくこと。 しかし主人公は、途中であきらめてしまいそうになり・・・。 見どころ こ…

  • 「大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした」

    クルベウ著/藤田麗子訳/ダイヤモンド社/超話題作 大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした 作者:クルベウ ダイヤモンド社 Amazon この本は、生きづらさを感じている人たちへ向けて、 やさしく寄り添ってくれるようなエッセイ本です。 私が、一番好きな箇所を紹介します。 たとえ今の自分の姿が気に入らなくても あきらめずに最後まで見守ってほしい。 「中略」 今は見えなくても 人生には、まだ巡り合えていない 美しい時間が控えているのだ。 引用:大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした/ クルベウ著 藤田麗子訳/ダイヤモンド社 この言葉に、私はお守りのようなパワーを感じるのです。 静かだけれど、力強いエネル…

  • 「君が手にするはずだった黄金について」

    小川哲/新潮社/本屋大賞ノミネート作 君が手にするはずだった黄金について 作者:小川哲 新潮社 Amazon あらすじ 高校の同級生が投資詐欺で逮捕された。 この小説は、承認欲求に飲み込まれ一線を超えてしまった人たちの話。 感想 ここに登場してくる人物たちは、私だったかもしれないし、 あなただったかもしれないと思わずにはいられない。 誰かに認められたいという欲求は、人間にあるあたり前のもの。 この無限に広がる無意識の性。 他人軸ではなく自分軸で生きろと言うけれど。 だが、それを意識している時点で、既に他人と比較しているということではないか。 どうしたって、認めてもらいたいというのが本当のところ…

  • 「君のクイズ」

    小川哲/朝日新聞出版/本屋大賞小説 君のクイズ 作者:小川 哲 朝日新聞出版 Amazon あらすじ あるクイズ番組の決勝戦で、 問題分が一文字も読み上げられない中で正解し優勝した者がいた! これは果たしてやらせなのか。 見どころ クイズ番組というものが、視聴者、解答者、 そして番組サイドでどう捉えているのかがうかがえる内容となっており、 また、それを一つ一つ知ることで真実に近づいていく。 ただのクイズ番組だと思っていたものが、読み終えた後は、 その番組への見方が一変している自分に気づくはず。 それほどの世界観が詰め込まれている。 そして、真実を紐解くだけでなく番組に出場した解答者2人の人とな…

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