日本ではごく当たり前に使用されてきた穴のあるコイン、少ないとはいえ多くの国で採用されており、ここにまとめて紹介してみたいと思います。中国で生まれた穴銭の伝統、…
日本ではごく当たり前に使用されてきた穴のあるコイン、少ないとはいえ多くの国で採用されており、ここにまとめて紹介してみたいと思います。中国で生まれた穴銭の伝統、…
最近金価格が1オンス3000ドルを超え高騰が続いていますが、銀価格も1オンス33ドル前後と、金ほどの幅は無いものの上昇基調で来ています。1960年代前半まで世…
あまり紹介されることのない戦争中のコインを紹介します。 世界では20世紀中に2度の世界大戦が起こり、各国では混乱の中、戦時通貨体制を敷いてコインの素材の置換え…
存在感のある大きな王冠を持つコインを集めてみました。皇帝や国王、大公等の君主国家のコインのデザインとして多く使用されますが、紋章やモノグラム、額面等との組み…
ウラル語族のフィンランド語ではスオミと呼ばれる北ヨーロッパの国。中世以来スウェーデンの支配を受けてきましたが、ナポレオン戦争の際ロシアと同君連合の従属国家(フ…
アラビア半島東南部、インド洋に面したスルタン国。インド洋の交易拠点として栄え、19世紀初頭には東アフリカ海岸部の多くを支配し、ザンジバルに首都を移す程の海洋帝…
北欧スカンジナビア半島の西岸を占める王国。14世紀に王家が途絶えて以降デンマークが支配する国となりますが、ナポレオン戦争後にはスウェーデンとの同君連合の下とな…
中国東北部、清朝滅亡後、各地方で軍閥等が勢力を争い混乱する中、この地域に進出を強めていた日本が1931年満州事変を機に関東軍が占領し、旧清朝の最後の皇帝溥儀を…
グレートブリテン島とアイルランド島の間にある英王室領の自治領。ノルマン人の侵略以降支配者が何度か変わりましたが、1765年に英国王室領として売却されるまでイン…
古くはケルト系アイルランド語を言語としカトリック教徒が中心の国でしたが、近世以降イングランドの植民地と化し1801年にはイギリス連合王国に併合されています。同…
ムガル帝国はウズベキスタン・サマルカンドのモンゴル系ティムール朝の王族がインド北部に進入してできたイスラム王朝で、16世紀から勢力を拡大し、18世紀初頭の最…
北東インド、ベンガル地方の北東方面現アッサム州にあり、13世紀にタイ系民族がこの地に侵入し築いた消滅王朝国家。チベット、ビルマ、ムガル帝国方面との交易で発展し…
南アメリカ北部、1966年独立したカリブ海に面する国。旧名は英領ギアナで、スペルは違いギアナは地方名を指す時使用し、国名は英語読みのガイアナと呼ぶのが通常なよ…
英仏海峡、ノルマンディー地方沖の島々からなるイギリス王室属領。マン島、ジャージーと共に連合王国に含まれずにイギリス国王を元首とし自治を行い、通貨も発行する地域…
北大西洋、北極海に面する世界最大の島。当初デンマークの植民地で、1953年に本国の領土に組み入れられましたが、イヌイット系が多数占める事で民族意識が高まり、1…
日本で正式名はグレートブリテン及び北部アイルランド連合王国。通貨ポンドはもともと重さの単位で、1000年以上前に1ポンドで240枚のペニー銀貨が作られた事が起…
エジプトの近世はオスマン帝国の属州ながら、ナポレオン戦争以降に半独立状態となり、ムハンマド・アリー朝の世襲体制で独自に近代化が図られました。オスマン本国の通貨…
北欧にあって、かつてカルマル同盟のもとスカンジナビア半島全てに及ぶ大国でしたが、スウェーデンの分離と度重なる敗戦の結果、ユトランド半島と島々からなる現在の領域…
1917年にアメリカに売却され、現在米領ヴァージン諸島として知られるカリブ海プエルトリコ島の東側ヴァージン諸島の西半分の島々で、3つの有人島で構成されます。新…
オーストリア=ハプスブルク帝国の銀貨で19世紀〜20世紀半ばまで、中東地域を中心とした広い地域の基準通貨として流通したマリアテレジアテーラーの紹介です。先日思…
イタリアローマ市内にあるキリスト教カトリックの総本山。教皇領は752年にフランク王国から寄進された土地が基で、その後に神聖ローマ皇帝の地位を授与する事で教皇の…
中央アジア、旧ソ連構成国でカザフスタンの南に位置する二重内陸国。古くからシルクロードを通じタシュケント、サマルカンド等の交易都市が栄え、多くの遊牧民族が侵攻を…
南米アルゼンチンとブラジルに挟まれ、国名は独立前ラプラタ川の支流ウルグアイ川の東岸地域で東方州と呼ばれていた事に因みます。スペイン→アルゼンチン、ポルトガル→…
アメリカです。国家隆盛とともにメインになってしまった歴代大統領ヘッドはデザイン的に好みでありません。この国らしい古めのコインを額面毎に1枚づつを代表に載せま…