都内で三姉妹を育てる30代。歳をとり鬼のようになった実母のようになりたくなくて、穏やかに柔らかく生きるために日々模索した考えをブログに言語化していきます。いつか愛されおばあちゃんになるまでの、日々の想いを綴る日記。
今日の日経新聞の『春秋』に 美術家の横尾忠則さんのことが書いてあった。 神戸に住んでいた時、灘区にある横尾忠則現代美術館に足を運んだ。 ちょうど仕事のことで陰鬱な気分の時だった。 モヤモヤした気分のまま入場して、衝撃を受けた。 独創的。そして自由。 芸術のなんたらは私にはわからないけど ただただその斬新さが衝撃で 頭がパッカーンとなるような…。(言葉にできない) とにかく、美術館を出る頃には 気分がスッキリしていた。 もっと自由に生きて、表現してもいいんだと思った。 横尾さんの言葉。 「未完で生まれて未完で生きて、未完で死ぬ。これでいいのではないか。」
傘を新調した。 憧れの上品な赤い傘。 私が中学生の頃放送された 『やまとなでしこ』というドラマで 雨のシーンがあった。 その回のラストでMISIAのeverythingをバックサウンドに 赤い傘をさして登場する松嶋菜々子。 上からのアングルで雨に濡れたアスファルトに 鮮やかで品の良い赤が映えて綺麗だった。 それを観た当時中学生の私は 「こんな風に上品な赤い傘が似合う大人になりたい」 と心に秘めた。 22歳くらいかちょっと大人になって 百貨店にちゃんとした良い傘を買いに行った時 赤い傘も見たけど手が出なかった。 まだ似合わない…。気後れして買えなかった。 違う色の傘を気づいたら15年くらい使って…
赤ちゃんは胎児期(お母さんのお腹の中にいる時)と 幼児期(新生児の時も含めて)もしっかり意識があり お母さんお父さんの声や話の内容、 さらには感情まで理解しているらしい。 女性で罪悪感や自己否定が強い人は 赤ちゃんの時に親や親族が「女の子だと困る」などと 言っていたのをしっかり聞いていたから ということがあるらしい。 「自分は産まれたことを祝福されてない」 「自分は自分が産まれたことは間違いだ」 「自分は生まれることが許されなかった存在だ」 と思い込んでしまうらしい。 無意識の領域なので 本人は自分の中にその思い込みがあることを 最悪死ぬまで気づかない。 私も例に漏れないそんな感じの家系で 産…
今日インスタグラムとユーチューブを見ていたら 偶然「誠実」という言葉が2回出てきた。 どちらも「誠実に生きていれば人生は自然といい方向に進むよ」 というような内容だった。 全く別の人の投稿なのに同じ内容が重なるのはメッセージかなと思った。 今、私は私にとっての大挑戦をしている。 全く縁が無いと思っていた投資のこと。 木曜からデイトレードを始めて実際にお金を動かし始めた。 結果は、初日は大失敗。翌日はまずまず。 失敗は痛い。けど今後に生かすために心を強く持とうとしている。 子育てもあり全ての時間を学びに当てることはできない。 空いてる時間にちょっとずつ。 今まで仕事の夢を見る時は なかなか臓器が…
物事には二極の側面がある。 奪われることもあれば、与えられることがある。 今、0歳の三女の夜泣きで睡眠不足だ。 寝不足だと悲観的になる。 子供達の声も喧騒に感じる。 子育てで圧倒的に辛いのはこのまともに眠れないことだと思う。 その反面、ギフトがある。 子育てが楽しいとか可愛いとかより、 もっと意外だったもの。 私の場合はやらなくてもいいことがあるのを知ったことだった。 三女が産まれてやっと、辛いことは断ってもいいことを知った。 それまでは子育ても仕事も自己研鑽もしんどいことも 例え身を削る勢いでも一生懸命やらなくてはいけない と思い込んでいた。 三女妊娠中、重症の悪阻で1週間のうち 摂れた食事…
今、「あざとい女性」が注目されているらしい。 私が10代の頃、女子の悪口の鉄板は「ぶりっ子」だったと思う。 (「ぶりっ子」と言われたくなくて無理にクールに振る舞っていたような…。) 「ぶりっ子」は(特に男子に)可愛く思われたい、愛されたい為の表現だったと思う。 「あざとい」は愛されたい気持ちにプラスして相手を自分の思うように導こうとする ちょっとずる賢い感じ。男女問わず使用可能だ。 どちらにせよ自分への愛が溢れているからこその行動であり、 それ自体はいいと思う。 その中には自信の無さから過剰になっているパターンもあると思うので それはそれでちょっと危険な面もある。 自己否定・自己肯定感の低さは…
毎日、日経新聞に目を通していると見ない日は無い 女性を社会でいかに活かすかという話題。 ここ数日よく取り上げられていたのは大学の理系学部に 女性枠をつくる話辺りだろうか。 少子高齢化かつ外国人労働者も足りない状況で 女性にもっと活躍させて社会の役に立ってもらおう!というもの。 ひどい男尊女卑の時代もあったことを考えれば良い時代になった。 その頃打ちのめされた女性活動家の魂たちは今頃安堵しているかもしれない。 歴史の女性達が抵抗してくれたおかげで、今がある。 女性の可能性は格段に広がった。 けど、ここまで国がひっ迫したからやっと女性を利用して 急いでなんとかこしらえようとする感が否めない。 それ…
すでに在る。 お金も、完璧な体も、愛も。 (なんか詩っぽくなっちゃった) お金もっと欲しいなー、とか もっと綺麗になりたいなー、とか 自分に足りないものばかりにフォーカスして 焦ってばかりだった。 どうしたらもっと良くなるのか、増えるのか。 ここでいう愛というのは 今現在愛されているかどうかではなくて幼少期の話。 「欲しかったのは愛された記憶」というフレーズが ある漫画に出てきて深く刺さった。 何歳になろうが関係なく 幼少期に親に言われた言葉の傷は深い。 衝撃的で、かつ決定的に傷をつくる。そしてなかなか癒えない。 でも怒りや悲しみ、さまざまな感情を経由して 今は親を理解しようと努めている。 親…
街中で通り過ぎる人達の顔をよく見てしまう。 目が合うと気まずいのであまり良く無いのかなとも思うけど。 東京の人は人が多いのに慣れているのか、私が田舎出身だからか。 電車に乗る瞬間も、乗ってからも、降りる時も ずっとスマホから目を離さず周囲に一切目を配らない人がいる。 周りにどんな人がいるかとか気にならないのかなと不思議に思う。 日本は比較的平和だから急に襲われることってないにしても 警戒心の無さはすごいなと思う。 たまに険しい顔の人がいてどうしたんだと思っていたら 自分も結構その表情をしていることに気がついた。 なぜそうなるのか考えてみたらシンプルに緊張している。 外では変な人いっぱいいるし、…
「自分を愛するために必要なのは 自分を批判しないことだ。 もう一つは自分を怖がらせないことだ。」 とインスタグラムで誰か知らない外国の女性が言っている動画を見た。 自分にとってのYesを 選び続けることは 意外と難しい。 それに比べNoを選ばないことは シンプルで少しだけ簡単だ。 (Noを選んで我慢することが癖になっていなければ) 自分を愛せよ、と言われたら 何をしていいかわからないけど 自分を批判しないこと 自分を怖がらせないこと は理解しやすい。
もう7年ほど前の話。 私が一人目の子を妊娠した時 職場の上司である女性が 「あなたが妊娠したせいで私は夜も眠れない」 「絶対に辞めさせてやる」 と感情的になって何度も叱責された。 (そのほかにも色々言われたが私の幸せのために現在は記憶から消去した) そのことを総務の責任者に伝えると その方は初めは親身になってくれていたが だんだん面倒になってきたのか 「妊娠されて迷惑をかけられているのはこちらなので こちらから訴えることもできるんですよ」 と脅しのようなことを言われ、退職することにした。 (例え訴えられても100%こちらが勝つ状況だが戦う気になれなかった) 俗に言うマタハラ(マタニティハラスメ…
「IQが高い」 「一般的な勉強ができる」 「頭の回転が速い」 それぞれ少しずつ違うと思うし 社会で必要な要素もその時々で色々だと思う。 私はゆっくり文章を考えるのはできるけど 突発的に人前で話すのは苦手。 (自己紹介とか短文になりがち) こういう時スラスラ〜っとアドリブで 聴衆を惹きつけるような言葉が出せる人は 脳の言語野(運動言語:前頭葉 感覚言語野:側頭葉)の活性化が 活発なんだろうなと思っている。 脳のニューロン(神経細胞)がパーンっと高速で働いているようなイメージ。 IQが高い人は論理的思考ができるが 高すぎると共感性に欠けるらしい。 それはそれで生きづらい。 逆に低いと論理的思考がで…
今年は都合のつく日は雨が多かったから やっとお花見ができた。 満開よりはボリュームが減っていたけれど ちらちら散りかけていて 風が吹くと綺麗。
この4月に我が三姉妹が 保育園、幼稚園、小学校にそれぞれ入園・入学して 現在てんてこまいな状況。 始まる前はのん気に新しい環境楽しみだなぁと思ってた。 ちょっと舐めてた部分はある。 連日の準備物(必要なものを買いに走る日々。雑巾、雑巾、雑巾!) 名前付け(毎日何かしら誰かの持ち物に) プリント(学校説明含めて三人分でゆうに100枚は超えてる) 期限までに提出する書類(速攻で提出せねば混乱必至) 三人送迎(午前保育が多めでピストン輸送) これまでの人生、忘れ物も無く抜かりなく準備するタイプだった。 けどもう、プリントの内容は頭に入ってこない。 毎日誰かの登園カバンに追加のプリントが入っている。(…
昨日のブログで偉そうなこと言ったけど、 早々と今日とってしまった。 ファイティングポーズ。 その人はいつも言葉の圧が強い人。 会話もキャッチボールというよりドッジボールの球みたいに投げてくる。 初めは柔らかい球で返してたけど、だんだんイライラは募り…。 話しかけないでね、の雰囲気を出しても話しかけてくる。 ただ子供が同級生同士なだけなので 話さない選択肢もあるのに。 もう、イラッと感を隠せない返しをしてしまった。 大人気ない。 「でも気づいてほしい。 あなたとは会話したくないってこと。」 これが言えたら最強だけど。
今日は長女の小学校入学式と次女の幼稚園入園式のダブルだった。 午前と午後でそれぞれ。 もうくたくた。 特に小学校の方はドキドキで これから6年間通うのかと思うと ここは大丈夫な学校かとか 任せられる先生なのかとか ちょっとガラの悪そうな保護者がいるぞ…とか 子供を心配するがゆえに警戒してしまう。 警戒してファイティングポーズをとると ファイティングポーズをとる相手 もしくは 取らざるを得ない状況がやってくる。(気がする。) ほとんどの人や物事には 悪い面があったとしても良い面も持っている。 え、と思うような場面があっても 過敏にならないこと。 大切かなと思う。
明日は長女の入学式と次女の入園式が被っている。 午前と午後だからまぁこなせなくはない。(本心は勘弁してよという気持ち‥) 三女は保育園にお願いしている。 今年度はセレモニー服を新調した。 長女の卒園式と含めたら三回着る機会があると思ったので 手持ちと合わせても組み合わせを変えられるようにセットアップにした。 結局、入園式と入学式が同日になったので着る機会は二回になったけど。 新調したのはネイビーのブラウスとスカート。どちらも上品なレース仕様。 色々試着してみて一番しっくり、顔と体のラインが華やかに見えた。 流行りのジレも試着してみたけど予想通りの似合わなさ。 流行が似合う人が羨ましい。私は個性…
人と会うと喋りすぎてしまう。 ナチュラルな自分でいたいのに、人前だと取り繕いがち。 そしてあの言葉余計だったな〜!とか後で反省会開きがち。 一(1 いち)聞かれたから、一(1 いち)返すのが相手を心地よくさせるらしい。 一(1 いち)聞かれたのに、十(10 じゅう)返すと相手はウザく感じるらしい。 さすがに十は返してないと思うけど余計な装飾入れて最大七くらいは 言ってる時あるかも…。 まだまだ上手くやれないな…と落ち込むのが私の人付き合いでの常。 サラリと返せる品のある女性になりたい。 随分前だけど「突然ですが占っていいですか」というテレビ番組で 占い師の星ひとみさんがあるタレントさんに 「ま…
幼少期は親が不仲で家がピリピリした雰囲気だったので 寂しい時は犬と一緒に時間を過ごすことが多かった。 誰にも理解や興味を持ってもらえない孤独な気持ちを 犬を抱きしめることで癒されていた。 周りに気にかけてくれる人間はいなかったけど いつも犬がいてくれてたな、と思う。 今はチワワとダックスのミックス犬を1匹飼っている。 結婚して子供が産まれる前から飼い始めた。 子犬の頃はやんちゃで育児ノイローゼならぬ 育犬ノイローゼになりそうだった。 夜泣きとかお漏らしとか目を離せない遊び方とか、 犬も人間も赤ちゃんの頃は大体同じことをしている。笑 存在全てが癒し。 与えてもらってばかりで何も恩返しできていない…
まだ20代だった頃。 母からCHANELのリップグロスをもらった。 今はもう廃盤になったナチュラルなピンクベージュ。 気に入って毎日使っていた。 ある日、できたばかりのスイーツのお店を覗いた。 その日はちらっと見ただけで、後日改めてまた買いに行った。 そしたら定員さんが「先日来られてましたよね?」と声をかけてくれた。 入口の方で一瞬チラ見しただけなのによく覚えているなと驚いていると 「唇の綺麗な方だと思って印象に残っていたんです。」と。 別にアンジェリーナ・ジョリーみたいにセクシーな唇を持っているわけではない。 印象に残るような美人というわけでも無いだろうし。 ただ、私の唇とそのリップグロスの…
心に決めていることがある。 絶対叶えたい!と強く願うことがあまり無いタイプの人間だけど これだけは必ず叶えるつもりのこと。 それは夫より早く死なないこと。 もし私が早く死んで夫が一人残されたら… 夫は料理が上手だけど 一人だったら食事を適当に済ませそうな気がする。 ショボンと覇気無く暮らす姿を想像してしまう。 静かに一人生きる夫を想像するだけで切ない気持ちになる。 逆に夫が先に死んで私がもし一人残されたら それは寂しい日々だと思う。 でも夫が寂しい思いをするくらいなら、私がした方がいいと思っている。 こっちの世界で夫との思い出を振り返ったりする時間は幸せかもしれないし 仏壇の前で夫に話しかける…
最近筋トレとランニングと小顔マッサージを毎日していて いい感じになってきたと思っていたのに 先日ふとショーウィンドウに映った 自分の体型がもっさりしていてショックを受けた。 その日の日中、急に気温が上がったので途中で着替えて そのショーウィンドウの前をもう一度通る機会があった。 二回目に映った自分の体型は私が認識しているいつものままだった。 あれ?そこまでひどくない。 何が変わった。 トップスの形だ。 骨格診断と顔タイプ診断がSNSで流行っている。 随分前からパーソナルカラー診断も。 私は実際に診断してもらったことはないけれど このあたりかなという目星はついている。 私はボリュームのあるトップ…
明日からデイトレードを実行しようとしていた。 これまでずっと不言実行タイプだったが 今回はブログに書いて有言実行しようとした。 自分を奮い立たせるために、逃げられないように。 これまでも不言だったけど 自分を追い込むようなやり方ばかりだった。 不言だろうが有言だろうが、追い込んで強行するスタンス。 だけどよく考えてたら これまで焦りが強い時は失敗が多かった。 決めた日に実行するのはいいけれど、 悔しい思いをすることもあった。 毎日、ランニング中に考えていた。 なんだろう、このモヤモヤ‥。 数日かけてやっと気づいた。 自分の行動に対して違和感を感じていること。 その根本は焦りだった。 自信が無い…
マドモアゼル愛さんのYouTubeを聴いていた。 このマドモアゼル愛さんって女性かと思っていたらおじいさんだった。(!!!) よく考えたら私が小さい頃から雑誌の占いのページに名前があったし お年を召してて当たり前か‥。それにしても勝手に女性だと思い込んでいた。 愛さんは、「自分の得を考えて生きている人間が多いけれど、そうすると執着が生まれる。」 「自分の損を自ら選んで生きる方が執着が無いので楽に生きられる。」と。 私は昨日イライラしていた。 ゴミ捨て場が我が家の敷地前になるのだが、隣の家の人のゴミの出し方が雑。 「またか…」と怒りが積もっていた。隣の人は子供たちにゴミを出させているので 子供が…
4月1日新年度。今日の日経新聞の一面がなんだか晴れやか。 やっと日本に明るい光が見えてくるようで、ワクワクした。 まだ幻かもしれない。でも期待させてほしい。 夢を語ることに勇気がいる世代に産まれた。 「失われた30年」と言われるまさにその間生きてきた。 社会に期待することすら罪深く感じる。 早いうちから国も親すらも私たちに安心感をもたらす存在 では無いことを理解していた。 夢を語れるような優しい世界じゃない、と当時の大人は口を揃えて言っていた。 随分と長い間、夢を語ることを怖がっていたと思う。 ここへきてやっと夢を語っていいと思える自由な風が吹き始めた。 今日の記事に「夢を温めてきた」という表…
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