ぼくをいきなり父親にした往年の5歳児が、この度めでたく父親とあいなった。 そしてすっかり見事に、まんまときっちり、母親ともども馬鹿と化した。親馬鹿というやつに。グランマも同様だ。 そんな中ひとりぼくは、やや冷静を保っているような気がしている
ぼくをいきなり父親にした往年の5歳児が、この度めでたく父親とあいなった。 そしてすっかり見事に、まんまときっちり、母親ともども馬鹿と化した。親馬鹿というやつに。グランマも同様だ。 そんな中ひとりぼくは、やや冷静を保っているような気がしている
「ウルトラセブン」のアンヌ隊員が初恋の相手である確率が、自分の世代、特に怪獣好きの間では高いとみうらじゅんが書いていた。先日の新聞に。 ぼくは彼の1学年上だが、うむぅ、アンヌ隊員な。気にはなっていたような気がする。どれぐらい気になっていたか
花見話はその日のうちに。 せめて翌日にはしておかないと。 とは思いつつ、ジム行き、昼寝し、ハングルし、 時に仕事し、韓ドラ観てたら、そら書く暇ないわいな。 というわけで、金曜日の夜なって書く水曜日の話。 小田原城に行ってきた。花の盛りは過ぎ
ハズレてるやん、天気予報。 傘の用意てゆうてたやん。天気崩れるゆうてたやん。 なにがじゃ。どこがじゃ。絶好のお花見日和やったやんか。 ゆうても、日曜日は仕事なんで、どこにも行かれへんかったけどな。はは。 というわけで、花見は土曜日にすませて
昨年の今頃はすべての花見を終えていた。 しかるに今年のうちらの近所は、各地の見頃が伝えられてきた今なおようやく咲き始め。 さもあろう。先週末、車窓から見た柏尾川沿いは、露天が並び、それゆえそれなりに人出もありながら、まるで花は咲いていないと
左近山。 なんだそれは。日本百低山のひとつとか? いやいや、横浜は旭区、どでかい団地のあるとこなんだと。 どうやって行くかというと、相鉄線二俣川からバス乗って。 なんだけれども、ぼくは東海道沿線住まいなので、東戸塚からバス乗って。 それも乗
忘れないうちにというか、手遅れにならないうちにというか、とにかく書く気が失せないうちに先週の出来事を書いておく。「これまでのあらすじ」たる所以。 山梨県までいちご狩りに行く。 謳い文句の「5種食べ比べ」が、行ってみたらば「8種食べ比べ」にな
本日でジム900回。 これだけ通っていると、当然変わってくるものがある。 まず、値段。 オープン前に早々と入会手続きをすませたので特別価格、いわば早割で、月額3900円でスタートした。朝10時から夜11時まで利用できるという一般的なコース。
どんな時に幸せを感じますかという質問を、韓国語の授業中に受けた。 テキストとは関係なく、雑談の中から出てきたせいもあり、とっさに韓国語で答えられたのはほんのわずかなことだった。 「韓国ドラマを観ながら妻と一緒に過ごす時間です」 嘘ではない。
1年ぶりの膀胱鏡検査。 癌宣告から9年、いったい何回目になるんだか、もうさっぱりわからない。 この検査、最初の手術までに2回した。術後しばらくは3ヶ月に1回だったのが、やがて半年ごとになり、一昨年からようやく年に1度となった。さらに、術後に
今年4本めの映画は「アーガイル」。スパイ・アクション。 お尻にコメディとつけるべきか。まー、そんな感じ。 これ観るのは、だいたい「キングスマン」も観てる人。期待しているところも同じはず。裏切られることはたぶんない。ぼくもずいぶん楽しく観た。
眠れない時は楽しいことを考えるといいんだよとマダムが言った。 前夜の寝つきの悪さをぼやいていた朝のことだ。 そんな時、ぼくはよく数を数えていたりする。羊ではない。ロックバンドやギタリスト、これまで観た韓流ドラマの数だったりするわけだ。指折り
JR東海道線を国府津で御殿場線に乗り換えて4つめ、松田。足柄上郡松田町。 駅前からシャトルバスが出ている。連れて行かれる先でやっているのは、まつだ桜まつり。富士をバックに満開の河津桜と菜の花、そして多くの出店が迎えてくれる。きれい。楽しい。
女性ベーシストといえば、ぼくなんぞは往年のスージー・クアトロから、新しいところではマネスキン、ヴィクトリアまでを思い浮かべるわけだが、では好きなのは誰かと問われたら、それはもうティナ・ウェイマスだと答えるしかないのである。他に誰を知ってるん
今年2本目の映画は、トーキング・ヘッズとどちらにしようかしばし悩んで、「哀れなるものたち」。感想はというと、そうさなぁ、絵はとてもきれいでした。全然つまらなくはなかったです。退屈はしませんでした。と、ここまではていねい語。 でも、面白いかと
マルティネスとかグリフィスとか、意外なところでミッフィーとか、今でこそいろいろ存在するメラニーだが、70年代初頭、メラニーといえばこの人しかいなかった。死亡記事にソフィカとあった姓は、当時サフカとされていた。グレン・フライも昔はフレイだった
「沼にハマる」のと「推し活」はどうちがうのかという問いに、同じことだと答えているのを何かで読んだ。 あ? 読んだのだったっけ? 聞いたのだったっけ? ま、どっちでもいい。とにかく、沼も推しも同じなんだと。 そうなのか? かつてぼくはレンズ沼
兵庫県芦屋市。ここでぼくは育った。 若松生まれの父と戸畑生まれの母の間に福岡で誕生したのだが、銀行員だった父の転勤に伴い1歳を迎える前に兵庫県に移った。 芦屋というと邸宅居並ぶリッチな街の印象があるかもしれないが、それは概ね阪急沿線のことで
ぼくが通っているジムでは、身だしなみについての新ルールが採用された。多様性ある社会に向けてというのが謳い文句だ。具体的には、アクセサリー、ヘアカラー、ネイルに関してのことらしい。これを受けて、年が明けると女性スタッフの髪が赤だか金だか形容し
5日過ぎたぐらいじゃ当然正月。学校が始まってもまだ正月。 小学生の頃、そんなふうに思っていた楽しいお正月も、今となっては3日もすればもう飽きる。 飽きるのだが。 中国四川省でシャンシャンがどうしてるだとか、露天温泉につかるカピバラだとか、ア
はい、今年も最後となりました。 世間的に慌ただしいこの時期、毎日が日曜日にも等しいおいちゃんはどう過ごしているかというと、29日、今年最後のジム開館日だというのにこれをばパスして、桜木町までお買い物。正確には野毛というか、まー、その辺。近頃
鎌倉土産といえば、豊島屋の鳩サブレと並んで大本命なのがこれ。鎌倉紅谷のクルミッ子。もちろん鎌倉まで行かずとも買うことはできるのだが、豊島屋ほどには店舗も多くなく、入手困難な人もいるのだとか。 しかるに、うちの近所のスーパーにはなぜか置いてあ
昨年の公開時、観に行こうかどうしようか、行くとしたら横浜(といっても最寄り駅は黄金町、阪東橋、あるいは徒歩15分の関内)か本厚木か、などとうじうじ考えている間に終わってしまった映画「リンダ・ロンシュタット サウンド・オブ・マイ・ヴォイス」を
この夏でジムに通った回数が800回とあいなった。 というようなキリのいい話を、近所のジムがオープンしてちょうど4年めの夏にしようと思っていたのだが、ぐずぐずしているうちにトレーニング回数は840回を超えてしまった。 トレーニング。そんな大層
というわけで、ブラウザのバージョンアップに起因する不具合を契機に、ブログを作り直そうと思い立ったわけだが、WordPressを使って作るそれの、テーマを何にするかということでしばし悩んだのだった。それまで使っていたテーマは2010年のもので
月に一度更新があるかないかの、誰が見ているんだかもわからないこのブログが、Google Chromeからアクセスできなくなっていることに気がついたのは10月はじめのことだった。 ちょうどその頃、WordPressの自動更新とやらがあったので
20代の半ばまで確かにこう思っていた。 自分はついこの間まで高校生だったのだと。 20代後半でもまだ思っていた。 ついこの間まで高校生だと思っていたのはついこの間だと。 青春時代というものに、ぼくはかなり未練がましかったようだ。 いつの頃か
なんとまぁ、4ヶ月もこちらをほっぽり出していたことよ。 この間、植物園に行き、バラ園に行き、いちご狩りに行き、マダムと息子夫婦のフォトブックをそれぞれ作り、久しぶりに映画も2本観、話題はそれなりにあったもののなにも書けずにいたという体たらく
ネットに上げられた写真を日々チェック。 この時期ぼくは、桜の見頃を探るのに余念がない。 そうして今年一番に訪れたのが山下公園。 横浜からのシーバスはそう都合よく出ていない。 みなとみらい線元町中華街駅から歩く。 満開の枝垂れ柳の下には中国語
寝床に入って眠りにつくまで、あるいは入浴時のしばし、そんな本当にひとりだけの時間に、コロナワクチン接種後に急死した友人、サト坊のことを今も思い続けている。 初めて彼の家を訪れたのは中2の時。ラジオの深夜放送宛てのハガキが机の上にあったのを鮮
同じクラスになったこともなければ部活もちがっていたのに、彼とはすっかり仲よくなっていた。彼は誰よりも気のきいたことが言え、誰よりもきらきらしていた。 同じ高校に進むつもりが、ぼくだけが合格して彼は落ちた。彼の母親は泣いていた。ちがう意味で、
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ぼくをいきなり父親にした往年の5歳児が、この度めでたく父親とあいなった。 そしてすっかり見事に、まんまときっちり、母親ともども馬鹿と化した。親馬鹿というやつに。グランマも同様だ。 そんな中ひとりぼくは、やや冷静を保っているような気がしている
「ウルトラセブン」のアンヌ隊員が初恋の相手である確率が、自分の世代、特に怪獣好きの間では高いとみうらじゅんが書いていた。先日の新聞に。 ぼくは彼の1学年上だが、うむぅ、アンヌ隊員な。気にはなっていたような気がする。どれぐらい気になっていたか
花見話はその日のうちに。 せめて翌日にはしておかないと。 とは思いつつ、ジム行き、昼寝し、ハングルし、 時に仕事し、韓ドラ観てたら、そら書く暇ないわいな。 というわけで、金曜日の夜なって書く水曜日の話。 小田原城に行ってきた。花の盛りは過ぎ
ハズレてるやん、天気予報。 傘の用意てゆうてたやん。天気崩れるゆうてたやん。 なにがじゃ。どこがじゃ。絶好のお花見日和やったやんか。 ゆうても、日曜日は仕事なんで、どこにも行かれへんかったけどな。はは。 というわけで、花見は土曜日にすませて
昨年の今頃はすべての花見を終えていた。 しかるに今年のうちらの近所は、各地の見頃が伝えられてきた今なおようやく咲き始め。 さもあろう。先週末、車窓から見た柏尾川沿いは、露天が並び、それゆえそれなりに人出もありながら、まるで花は咲いていないと
左近山。 なんだそれは。日本百低山のひとつとか? いやいや、横浜は旭区、どでかい団地のあるとこなんだと。 どうやって行くかというと、相鉄線二俣川からバス乗って。 なんだけれども、ぼくは東海道沿線住まいなので、東戸塚からバス乗って。 それも乗
忘れないうちにというか、手遅れにならないうちにというか、とにかく書く気が失せないうちに先週の出来事を書いておく。「これまでのあらすじ」たる所以。 山梨県までいちご狩りに行く。 謳い文句の「5種食べ比べ」が、行ってみたらば「8種食べ比べ」にな
本日でジム900回。 これだけ通っていると、当然変わってくるものがある。 まず、値段。 オープン前に早々と入会手続きをすませたので特別価格、いわば早割で、月額3900円でスタートした。朝10時から夜11時まで利用できるという一般的なコース。
どんな時に幸せを感じますかという質問を、韓国語の授業中に受けた。 テキストとは関係なく、雑談の中から出てきたせいもあり、とっさに韓国語で答えられたのはほんのわずかなことだった。 「韓国ドラマを観ながら妻と一緒に過ごす時間です」 嘘ではない。
1年ぶりの膀胱鏡検査。 癌宣告から9年、いったい何回目になるんだか、もうさっぱりわからない。 この検査、最初の手術までに2回した。術後しばらくは3ヶ月に1回だったのが、やがて半年ごとになり、一昨年からようやく年に1度となった。さらに、術後に
今年4本めの映画は「アーガイル」。スパイ・アクション。 お尻にコメディとつけるべきか。まー、そんな感じ。 これ観るのは、だいたい「キングスマン」も観てる人。期待しているところも同じはず。裏切られることはたぶんない。ぼくもずいぶん楽しく観た。
眠れない時は楽しいことを考えるといいんだよとマダムが言った。 前夜の寝つきの悪さをぼやいていた朝のことだ。 そんな時、ぼくはよく数を数えていたりする。羊ではない。ロックバンドやギタリスト、これまで観た韓流ドラマの数だったりするわけだ。指折り
JR東海道線を国府津で御殿場線に乗り換えて4つめ、松田。足柄上郡松田町。 駅前からシャトルバスが出ている。連れて行かれる先でやっているのは、まつだ桜まつり。富士をバックに満開の河津桜と菜の花、そして多くの出店が迎えてくれる。きれい。楽しい。
女性ベーシストといえば、ぼくなんぞは往年のスージー・クアトロから、新しいところではマネスキン、ヴィクトリアまでを思い浮かべるわけだが、では好きなのは誰かと問われたら、それはもうティナ・ウェイマスだと答えるしかないのである。他に誰を知ってるん
今年2本目の映画は、トーキング・ヘッズとどちらにしようかしばし悩んで、「哀れなるものたち」。感想はというと、そうさなぁ、絵はとてもきれいでした。全然つまらなくはなかったです。退屈はしませんでした。と、ここまではていねい語。 でも、面白いかと
マルティネスとかグリフィスとか、意外なところでミッフィーとか、今でこそいろいろ存在するメラニーだが、70年代初頭、メラニーといえばこの人しかいなかった。死亡記事にソフィカとあった姓は、当時サフカとされていた。グレン・フライも昔はフレイだった
「沼にハマる」のと「推し活」はどうちがうのかという問いに、同じことだと答えているのを何かで読んだ。 あ? 読んだのだったっけ? 聞いたのだったっけ? ま、どっちでもいい。とにかく、沼も推しも同じなんだと。 そうなのか? かつてぼくはレンズ沼
兵庫県芦屋市。ここでぼくは育った。 若松生まれの父と戸畑生まれの母の間に福岡で誕生したのだが、銀行員だった父の転勤に伴い1歳を迎える前に兵庫県に移った。 芦屋というと邸宅居並ぶリッチな街の印象があるかもしれないが、それは概ね阪急沿線のことで
ぼくが通っているジムでは、身だしなみについての新ルールが採用された。多様性ある社会に向けてというのが謳い文句だ。具体的には、アクセサリー、ヘアカラー、ネイルに関してのことらしい。これを受けて、年が明けると女性スタッフの髪が赤だか金だか形容し
5日過ぎたぐらいじゃ当然正月。学校が始まってもまだ正月。 小学生の頃、そんなふうに思っていた楽しいお正月も、今となっては3日もすればもう飽きる。 飽きるのだが。 中国四川省でシャンシャンがどうしてるだとか、露天温泉につかるカピバラだとか、ア
ネットに上げられた写真を日々チェック。 この時期ぼくは、桜の見頃を探るのに余念がない。 そうして今年一番に訪れたのが山下公園。 横浜からのシーバスはそう都合よく出ていない。 みなとみらい線元町中華街駅から歩く。 満開の枝垂れ柳の下には中国語
寝床に入って眠りにつくまで、あるいは入浴時のしばし、そんな本当にひとりだけの時間に、コロナワクチン接種後に急死した友人、サト坊のことを今も思い続けている。 初めて彼の家を訪れたのは中2の時。ラジオの深夜放送宛てのハガキが机の上にあったのを鮮
同じクラスになったこともなければ部活もちがっていたのに、彼とはすっかり仲よくなっていた。彼は誰よりも気のきいたことが言え、誰よりもきらきらしていた。 同じ高校に進むつもりが、ぼくだけが合格して彼は落ちた。彼の母親は泣いていた。ちがう意味で、