第8章電気回路(3)抵抗回路その3前回は、直列回路についてのお話を致しました。今回は、並列回路についてのお話です。(2)並列接続時の合成抵抗値前回の直列接続の例のパイプで考えてみますとこの場合は、3本のパイプを横に同時にくわえたと考えられます。勿論、口からの息は、漏れる事無く全て、3本のパイプへ向かうとします。この場合もそれぞれのパイプに吹きこまれた息の量の合計と各パイプから出てくる息の量の合計は、同じです。電気回路で考えてみます。電池から各抵抗へ流れ込む電流:Iは、この回路図では3つの抵抗に電池の電圧:Vが掛かっていますのでそれぞれの抵抗値により流れる電流が決まります。(パイプの例では、電圧はパイプに吹き込む息の圧力です。3本のパイプは抵抗にあたります。そしてそれぞれのパイプを通る息は、電流です。)それ...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第36期無線工学第8章電気回路(3)抵抗回路その3