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2023/11/25

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  • TOITAの「航空無線通信士受験塾」第36期電波法規第3章無線局の運用 (8)一般通信方法その

    第3章無線局の運用(8)航空移動業務の一般通信方法その2赤紫色の文字は、法規の用語解説のページを参照して下さい。今回は、前回の続きで使用電波の指示からのお話です。2.使用電波の指示(1)責任航空局の指示・責任航空局は自局と通信する航空機局に対して、使用する周波数を指示しなければなりません。例こちら東京アプローチ。青空航空475便は○○○[MHz]で成田アプローチとコンタクトして下さい。(ある管制空域を航空機が離脱し次の空域に入る際に今まで管制していた航空局が次の空域を管制する航空局の周波数を伝えてきます。)・当該航空機局が使用する周波数が特定している場合は、この限りでありません。・航空機局が責任航空局または、交通情報航空局から指示された周波数の使用が不適当と認められるときは、それらの航空局に対して変更を求...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第36期電波法規第3章無線局の運用(8)一般通信方法その

  • TOITAの「航空無線通信士受験塾」第36期電波法規第3章無線局の運用 (8)一般通信方法その1

    第3章無線局の運用(8)航空移動業務の一般通信方法その1赤紫色の文字は、法規の用語解説のページを参照して下さい。今回から4回に分けて航空移動業務の通信方法についてのお話をします。今回は、”無線通信の大原則”、についてのお話を致します。その前に、”航空移動業務”と言う言葉を何気なく使用されている方もいらっしゃると思いますが、”航空移動業務”とは、具体的にどの様な業務をイメージされているでしょうか?今回のタイトルは、赤紫色の文字で”航空移動業務”と書いてありますので、法規の用語解説のページでその意味を調べて頂く必要があるのですがここで簡単にお話をしておきます。”航空移動業務”とは、航空機局と航空局または、航空機局どうしの無線通信を言います。それでは、”無線通信の大原則”かららお話を致します。この大原則は、運用...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第36期電波法規第3章無線局の運用(8)一般通信方法その1

  • TOITAの「航空無線通信士受験塾」第36期電波法規第3章無線局の運用 (7)電波の発射前の措置

    第3章無線局の運用(7)電波発射前の措置斜体文字は、法規の用語解説のページを参照して下さい。今回は、”電波の発射発射前の措置”についてのお話を致します。1.電波の発射前の措置特に航空無線の様に同じ周波数を多くの局が使用している場合での呼出のお話です。1-1.受信機を最良の感度に調整し以下の電波で混信を与えない事を確認の為の聴取をします。・発射しようとしている電波の周波数・その他必要と認められる周波数受信機を最良の感度に調整するとは、遠くの局は、電波が弱くなりますので、その様な局がその周波数を使用していないかを確認する為で特に、その微弱な電波が遭難機である場合は、なおさら、妨害しない為にもこの措置が必要になります。2番目のその他必要と認められる周波数とは、送信機は送信しようとしている周波数の整数倍や整数分の...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第36期電波法規第3章無線局の運用(7)電波の発射前の措置

  • TOITAの「航空無線通信士受験塾」第36期電波法規第3章無線局の運用 (6)121.5[MHz]の使用制限

    第3章無線局の運用(6)121.5MHzの使用制限斜体文字は、法規の用語解説のページを参照して下さい。今回は、121.5[MHz]の使用制限についてのお話です。121.5[MHz]の周波数とは、緊急用の周波数です。よって、それ以外では、使用出来ません。それでは、どの様な時に使用出来るのか以下に列挙します。(1)航空機が急迫した危険な状態にある時に航空局と通信する電波が不明な時、又は、航空局と通信する電波を他の局が使用している場合に使います。前回、お話をしましたが、航空機は、空域を移る度に次の空域の航空局と通信する電波が指示されますので、通常は、航空局の指示に従えば、目的地の空港へ到着するまで、その空域を管制する航空局といつでも通信できますが急迫した事態では、航空局と通信する電波が伝わらない等、航空局と通信...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第36期電波法規第3章無線局の運用(6)121.5[MHz]の使用制限

  • TOITAの「航空無線通信士受験塾」第36期電波法規第3章無線局の運用 (5)聴守義務と聴守電波

    第3章無線局の運用(5)義務航空機局の聴守電波赤紫色の文字は、法規の用語解説のページを参照して下さい。今回は、義務航空機局の聴守電波”につていのお話をします。法規を勉強する場合、法律用語は英文の単語と同じです。その単語の意味がアヤフヤだと文書全体の意味が分からなくなります。法規を勉強する場合、当ブログでは、右下のカテゴリーの中に”法規の用語解説”がありますので必ず、当ブログに出てくる赤紫色の文字は、その都度その都度、調べておいて下さい。今回のテーマの中にも、義務航空機局と航空機地球局と言う言葉が出てきます。1つだけお話しますので、後は、”法規の用語解説”のページをご覧下さい。義務航空機局とは?航空法第60条で言う所の国土交通省令で定める姿勢・高度・位置・針路の測定装置と無線電話装置を持っている航空機局で無...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第36期電波法規第3章無線局の運用(5)聴守義務と聴守電波

  • TOITAの「航空無線通信士受験塾」第36期電波法規第3章無線局の運用 (4)無線設備の機能試験他

    第3章無線局の運用(4)義務航空機局の無線設備の機能試験赤紫色の文字は、法規の用語の解説ページを参照して下さい。今回は、義務航空機局の無線設備の機能の維持と試験電波の発射についてのお話です。航空機局と書かずに、なぜ、義務航空機局と書いてあるのでしょうか?是非、当ブログの「法規の用語解説」のページで調べておいて下さい。それでは、本日のテーマである無線設備の機能維持のお話です。1.義務航空機局の無線設備の機能維持1-1.飛行前の確認言われなくても当たり前ですが、飛行の前には、無線設備が完全に動作する事を確認しておかなければなりません。もし、無線が使えないとしたらどんなに怖いフライトになるでしょか?いや、その前に機体を滑走路へ移動する事も出来ませんネ。1-2.定期的な機能試験1,000時間の使用毎に1回以上次の...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第36期電波法規第3章無線局の運用(4)無線設備の機能試験他

  • TOITAの「航空無線通信士受験塾」第36期電波法規第3章無線局の運用 (3)一方通信その他

    第3章無線局の運用(3)一方通信その他斜体文字は、法規の用語解説のページを参照して下さい。今回は、来期の試験で出題が予想されます「一方送信」とその他のお話をします。皆様は、スマフォで他の人と会話する時にスマフォが壊れていて会話が出来ないと言う事は、想像すらしない事と思います。スマフォが壊れていれば、相手の声が聞こえないとか相手の声が聞こえるが、自分の声が相手に聞こえていなと言う様な中途半端な壊れ方は、しないと思います。また、故障でないにしても、この様な事は、起こりません。スマフォの場合、電波の伝わり方が安定した周波数を使用している為です。所が、スマフォの周波数以下の周波数を使う通信では、スマフォに比べて遥かに遠くへ届きます。スマフォでしたらせいぜい、数[km]です。スマフォの場合、基地局が沢山ありますので...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第36期電波法規第3章無線局の運用(3)一方通信その他

  • TOITAの「航空無線通信士受験塾」第36期電波法規第3章無線局の運用 (2)無線局免許記載事項の遵守

    第3章無線局の運用(2)無線局免許記載事項遵守の運用赤紫色の文字は、法規の用語解説のページを参照して下さい。今回は、無線局の運用で"秘密の保護”と同様に良く出題されます”無線局免許記載事項遵守の運用”のお話を致します。前日よりはじまりました”第3章無線局の運用”で学習しなければならない3つの要素を改めて記載しておきます。1)しては、いけない事2)しなければ、いけない事3)運用手順1.「無線局免許記載事項の遵守」免許状には、免許する内容が記載されています。免許状に記載された免許範囲を無線局免許状記載事項と言います。この言葉は、大切なので覚えておいて下さい。その免許状に記載される事項は、以下の通りです。1-1.無線設備の設置場所、識別信号、電波の型式および周波数(1)無線設備の設置場所無線局を開設する場所の事...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第36期電波法規第3章無線局の運用(2)無線局免許記載事項の遵守

  • TOITAの「航空無線通信士受験塾」第36期電波法規第3章無線局の運用 (1)目的外通信の禁止

    第3章無線局の運用(2)目的外通信の禁止赤紫色の文字は、法規の用語解説のページを参照して下さい。今回のお話は、広い意味で免許状記載事項なのですが無線局それぞれには、無線局を開局・運用する目的があります。その目的以外の通信をしては、いけないと言うお話です。それでは、どの様な通信をしては、いけないのか?法律は、必ず、例外事項がありますので、どの様な例外事項も見ておきましょう。1.「目的外通信」電波法52条(目的外使用の禁止等)の概略は、次の通りです。1-1.「目的」以外の通信は、しては、いけません。無線局には、それぞれの目的があります。放送局では、放送が目的であってそれ以外の通信には、通常、使用されません。航空無線局でしたら運航の管理や航空管制にかかわる通信です。1-2.「通信の相手方」以外とは、通信をしては...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第36期電波法規第3章無線局の運用(1)目的外通信の禁止

  • TOITAの「航空無線通信士受験塾」第36期無線工学第3章半導体・電子管・電子 (6)真理値表その2

    第3章半導体・電子管・電子回路(6)真理値表その2今回は、論理回路の続きでNOT回路からです。(3)NOT回路NOT回路の記号は、左上です。真理値表は、右上です。入力”A”が出力”Y”では、反転しています。NOTとは、否定の事です。NOT回路は、エミッター接地増幅回路でも作る事が出来ます。ベース電圧が”0[V]”では、コレクター電流が流れませんのでコレクター電圧は、電源電圧(この図には、描いてありませんが、抵抗の上側)と同じになります。ベース電圧が”0[V]”の状態を"0”または、LOWと呼びます。コレクタ-電圧は、電源電圧と同じであり、この状態は、”1”または、HIGHと呼ばれます。次に、ベース電圧が0.6[V]ないし0.7[V]以上になりますと、コレクター電流が流れます。コレクター電流が流れる事でコレ...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第36期無線工学第3章半導体・電子管・電子(6)真理値表その2

  • TOITAの「航空無線通信士受験塾」第36期無線工学第3章半導体・電子管・電子 (6)真理値表その1

    第3章半導体・電子管・電子回路(6)真理値表その1今回から2回に分けて真理値表のお話を致します。"真理値表"と聞いても、”真理”の”値”の”表”なので何か哲学的なものなのではと感じられる方もいらっしゃるのでは、無いでしょうか?”真理値表”とは、論理回路の入力に対する出力の状態を表にしたものです。論理回路は、古くから出題されその出題間隔は、3~4年に1度ですので、2025年の8月期には、出題されるものと思います。航空無線通信士の場合、問題のパターンは、2つです。(1)回路図記号と真理値表(2)論理回路の名称と真理値表考えてみますと、航空無線通信士の試験問題として出題される電子回路は、ほとんどがアナログ回路です。アナログ回路の方がデジタル回路に比べ多種多様と言う事になります。さて、皆様は、アナログとかデジタル...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第36期無線工学第3章半導体・電子管・電子(6)真理値表その1

  • TOITAの「航空無線通信士受験塾」第36期無線工学第3章半導体・電子管・電子 (5)PLLの構成

    第3章半導体・電子管・電子回路(5)PLLの構成今回は平成24年8月期から出題される様になりましたPLLのお話を致します。電波は、高周波(周波数の高い交流)をアンテナへ繋ぐ事で輻射出来ます。高周波は、発振器で作られます。発振器とは、振動を発すると言う意味です。日本語では、エンジンの事を発動機と言います。これは動きを発すると言う事から来ています。発振器には、コンデンサー(C)とコイル(L)または、抵抗を使用してコンデンサーへ電気を蓄えたり放電させると言う繰り返しを起こさせる事で発振する方法と水晶振動子を振動させて高周波を得る方法があります。コンデンサーとコイル、又は、抵抗の組合せを使って振動を得る方法は、振動数が周囲の温度やこれらの部品を揺らす事による物理的振動等で周波数が変動し易い短所があります。長所とし...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第36期無線工学第3章半導体・電子管・電子(5)PLLの構成

  • TOITAの「航空無線通信士受験塾」第36期無線工学第3章半導体・電子管・電子 番外編~トランジスターの電流増幅率その4~

    第3章半導体・電子管・電子回路番外編~トランジスターの電流増幅率その4~前回のお話では、エミッター接地増幅回路は、電流増幅率が大きくなる事が分かりました。今回は、エミッター接地回路の特徴について考えてみます。※平成26年4月1日以降の試験からトランジスターの記号から丸が無くなりました。エミッター接地回路では、Viがプラスで大きな電圧になりますとベースとエミッター間の電圧が順バイアス方向に大きくなりますのでIbが多く流れます。Ibが多く流れますとIcが多く流れます。GNDと書いてあるところは、グランド(アース)です。回路図では、よくGNDと表されていますので覚えておいて下さい。GNDは電圧の基準です。図-4のEceの上側が”+”ですので、GNDから見てEceの上側は、+Ece[V]となります。Icが流れます...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第36期無線工学第3章半導体・電子管・電子番外編~トランジスターの電流増幅率その4~

  • TOITAの「航空無線通信士受験塾」第36期無線工学第3章半導体・電子管・電子 番外編~トランジスターの電流増幅率その3~

    第3章半導体・電子管・電子回路番外編~トランジスターの電流増幅率その3~今回は、トランジスターの電流増幅率の3回目としてトランジスターの回路として一番良く使用されますエミッター接地回路の電流増幅率のお話をいたします。前回、お話を致しましたベース接地回路の電流増幅率が基礎になりますので、読み返しておいて下さい。※平成26年4月1日以降の試験からトランジスターの記号から丸が無くなりました。図-4をご覧ください。電池EbeでIbが流れ、結果とてIcが流れます。Ebeに直列に微小な信号源Viが繋がれています。Viの変化によりIbがΔIbだけ変化します。結果としてIcがΔIcだけ変化します。Ieは、Ib+Icですので、IeもΔIeだけ変化します。それではエミッター接地の電流増幅率についてお話をします。エミッター接地...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第36期無線工学第3章半導体・電子管・電子番外編~トランジスターの電流増幅率その3~

  • TOITAの「航空無線通信士受験塾」第36期無線工学第3章半導体・電子管・電子 番外編~トランジスターの電流増幅率その2~

    第3章半導体・電子管・電子回路番外編~トランジスターの電流増幅率その2~今回は、ベース接地増幅回路の電流増幅率の値がどの位になるのか?そして、ベース接地増幅回路の特徴は、何かと言うお話を致します。それでは、前回の(1)式からご覧ください。α=ΔIc/ΔIe{=⊿Ic/(⊿Ic+⊿Ib)}(1)IeはIcとIbが合流したものですので(1)式において分母の方が分子より大きくまります。また、Icは、Ibが極小さいので、Ic=Ie−Ibは、Ieに比べIcが極僅か小さくなりますのでαは、”1”より僅かに小さい0.97~0.99位となります。よって、ベース接地の増幅回路では、電流が増幅されない事になります。それでは、ベース接地の増幅回路では、増幅出来ないのでしょうか?増幅をしようとする信号が繋がれている方を入力。増幅...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第36期無線工学第3章半導体・電子管・電子番外編~トランジスターの電流増幅率その2~

  • TOITAの「航空無線通信士受験塾」第36期無線工学第3章半導体・電子管・電子 番外編~トランジスターの電流増幅率その1~

    第3章半導体・電子管・電子回路番外編~トランジスターの電流増幅率そのその1~前回、トランジスターの原理をご説明いたしました。ベース電流:Ibが流れるとコレクター電流:Icが流れると言うのがトランジスターの基本です。Ibの少しの変化でIcが大きく変化すると言うお話をしましたので電流増幅が出来る事は、お分かり頂けたと思いますがそれでは、どの位増幅出来るのか4回にわけて定量的に考えてみます。Ibの変化に対してIcがどれだけ変化するかを論じるのが電流増幅率です。今回はベース接地の電流増幅率とベース接地回路の特徴についてお話を致します。トランジスターを使った増幅回路には、3つの種類があります。1.ベース接地回路2.エミッター接地回路3.コレクター接地回路この3種類の回路の違いは、トランジスターのどの端子を接地するか...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第36期無線工学第3章半導体・電子管・電子番外編~トランジスターの電流増幅率その1~

  • TOITAの「航空無線通信士受験塾」第36期無線工学第3章半導体・電子管・電子 (4)トランジスターその3

    第3章半導体・電子管・電子回路(4)トランジスターその3今回は、PNPトランジスターの続きでNPNトランジスターの動作原理からお話を致します。3.npnトランジスターnpnトランジスターではベースがp形半導体でエミッターとコレクターはn形半導体です。pnpトランジスターとは半導体の使い方が逆ですので、EbeとEceの電池の繋ぎ方も逆向きになります。図の赤い●は、電子。白の〇は、正孔です。まず、電池Eceだけがエミッターとコレクター間に接続されていたとしたら、Icは、流れません。そこへ電池Ebeを図の様に繋ぎますとIbが流れます。エミッターとベース間は順バイアスです。この時、エミッターの自由電子の多くは、ベースを通り抜けてコレクターへ入ります。これらの自由電子はEceの”+”に引き付けられて電池の”+”へ向...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第36期無線工学第3章半導体・電子管・電子(4)トランジスターその3

  • TOITAの「航空無線通信士受験塾」第36期無線工学第3章半導体・電子管・電子 (4)トランジスターその2

    第3章半導体・電子管・電子回路(4)トランジスターその2前回は、エミッタ領域の正孔がベース領域を超えてコレクター領域に入るところ迄のお話でした。今回は、その後の正孔の動きを追ってみましょう。(3)コレクター内に入った正孔コレクター領域にたどり着いた正孔は、コレクターの右端へ繋がれたEceの”-”により引き寄せられます。引き寄せられた正孔はコレクターにつながるEceを経由してエミターから来た電子と結合して消滅します。エミッターの左端では、Eceにより新たに安定した原子から電子が奪われ新たに正孔が出来、コレクターへ進みます。エミッターで奪われた電子は、Eceを経由してコレクターでエミッターからの正孔と結合して消滅すると言う動作が続きます。エミッターからコレクターへ絶えず正孔が移動しますので、エミッターとコクレ...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第36期無線工学第3章半導体・電子管・電子(4)トランジスターその2

  • TOITAの「航空無線通信士受験塾」第36期無線工学第3章半導体・電子管・電子 (4)トランジスターその1

    第3章半導体・電子管・電子回路(4)トランジスターその1前回は、n形半導体とp形半導体を接合させたダイオードの動作原理のお話をしました。前回お話をしました、ダイオードは、電源を必要としませんので、受動素子と言えます。今回お話をいたしますトランジスターは、動作の為に電源を必要としますので能動素子です。それでは、今迄の知識を活かしてトランジスターの動作原理を学習しましょう。ダイオードの動作原理が良く理解出来ていない方は、前回、又は、前々回の記事から読み直しをしておいて下さい。1.トランジスターの種類トランジスターには、n形半導体とp形半導体の組合せの仕方の違いにより2種類あります。それは、PNPトランジスターとNPNトランジスターです。それぞれの名称は、それぞれの構造を表しています。それでは、PNPトランジス...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第36期無線工学第3章半導体・電子管・電子(4)トランジスターその1

  • TOITAの「航空無線通信士受験塾」第36期無線工学第3章半導体・電子管・電子 (3)ダイオードその2

    第3章半導体・電子管・電子回路(3)ダイオードその2前回は、ダイオードの用途やその動作、そして動作原理の内の逆バイアス迄のお話を致しました。今回は、順バイアスのお話を致します。イ.順バイアス下の図の様に電池の向きを逆バイアスの時と逆に接続してみます。(1)正孔の動き正孔は、電子の不足した原子ですので白い球、電子は、赤い球で表しています。p形半導体の正孔が電池の”+”に反発してn形半導体の方向へ向かいます。そしてn形半導体へ入った正孔は、電池の”-”に引き寄せられn形半導体の左端へ進みます。電池の”-”側の導線内の電子は、電池の”-”に反発して形半導体へ向かいます。導線の電子は、n形半導体へ到着し、n形半導体の左端へ到着した正孔と結合し正孔が消滅します。一方、p形半導体の右端では、電池の”+”が繋がれていま...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第36期無線工学第3章半導体・電子管・電子(3)ダイオードその2

  • TOITAの「航空無線通信士受験塾」第36期無線工学第3章半導体・電子管・電子 (3)ダイオードその1

    第3章半導体・電子管・電子回路(3)ダイオードその1今回と次回の2回に分けて半導体素子としては、一番簡単な構造ですが、トランジスターやFET等の素子の基本が詰まっていますダイオードについてのお話を致します。ダイオードは交流から直流を作る過程での整流や、変調された電波から音声信号を取り出す検波に使用されます。(1)ダイオードの働きダイオードには、電流を一方向にしか通さない性質があります。一番上のグラフは、交流(皆様のご家庭のコンセントに来ている電気の電圧をグラフにしたもの)です。横軸が時間で縦軸が電圧です。時間と共に電圧と極性が変わっています。横軸より上が”+”で下が”-”です。その下の回路図では、交流の電源(丸にSIN波のマーク)に抵抗:Rが繋がれています。抵抗:Rには、I=V/Rの電流が流れます。抵抗:...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第36期無線工学第3章半導体・電子管・電子(3)ダイオードその1

  • TOITAの「航空無線通信士受験塾」第36期無線工学第3章半導体・電子管・電子 (2)半導体とは?その2

    第3章半導体・電子管・電子回路(2)半導体とは?その2前回は、導体、絶縁体、半導体がそれぞれどの様な物かと言うお話を致しました。今回は、半導体の材料と半導体には、大きく分けて3種類有ると言うお話を致します。半導体の材料と言えば、殆どがシリコンです。シリコンの様な物質を”真性半導体”と言います。真性半導体は、2項で述べる不純物を加える事で自由電子の数を増やしたり本来、存在するはずの電子が無い部分を正孔と言いますが正孔の数を自由に変える事が出来ます。後ほど、お話する事となりますが正孔の移動も電流です。お話を戻しますが真性半導体は自由電子になりうる電子が少なく抵抗と同様に電流をあまり流す事ができません。(但し、電流をあまり流せない理由は、抵抗とは、違います。前回の記事を読み直しておいて下さい。)それでは、真性半...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第36期無線工学第3章半導体・電子管・電子(2)半導体とは?その2

  • TOITAの「航空無線通信士受験塾」第36期無線工学第3章半導体・電子管・電子 (2)半導体とは、その1

    第3章半導体・電子管・電子回路(2)半導体とは?その1前回、能動素子と受動素子のお話をしました。受動素子には、抵抗・コイル・コンデンサー等がありますがこれらについては、最終章の電気回路でお話をする事としまして、今回は、第3章のタイトルの最初に出てきます、「半導体とは、そもそも何?」と言うお話をします。また、半導体がどの様に能動素子として働くのかと言うお話を次回以降に行います。(半導体は、受動素子にも使用されています。)1.半導体とは?電気の世界には、電気を通す“導体”。電気を全然通さない絶縁体と今回お話をします”半導体”があります。その他、電気を通さない訳ではないのですが電気を通しにくい抵抗があります。抵抗は導体・絶縁体・半導体とは、理屈が違いますので、割愛します。電気が流れる事を電流が流れると言いますが...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第36期無線工学第3章半導体・電子管・電子(2)半導体とは、その1

  • TOITAの「航空無線通信士受験塾」第36期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路 (1)受動素子と能動素子

    第3章半導体・電子管・電子回路(1)受動素子と能動素子今回から”空中線と電波伝搬”、”航法支援施設”とほぼ、同じ出題数である”半導体・電子管・電子回路”のお話を致します。しかも、これらの3つの大項目の全問に答えられると無線工学の試験に合格できると言う極めて重要な項目です。皆様は、電子機器と言う言葉を聞いた事があると思いますがスマフォやTV等身の回りには、多くの電子機器で溢れていています。特に、スマフォは、一日中、手から離せないと言う人も多いようです。しかし、皆様にとって”電子機器”という言葉は、”offlimits”と言う言葉と同義語でそれ以上近寄る必要もない物なのでは、ないでしょうか?ちなみにこの言葉には、”禁句”と言う意味もあるようです。しかし、分かってきますと、”電子機器”ってすごい。その”電子機器...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第36期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路(1)受動素子と能動素子

  • TOITAの「航空無線通信士受験塾」第36期電波法規第2章無線局の免許 (2)予備免許中の変更

    第2章無線局の免許(2)予備免許中の変更赤紫の文字は、法規の用語解説の記事を参照して下さい今回は、”予備免許を受けた者”が予備免許中(予備免許を受けてから無線局の免許の付与を受ける迄の間)に変更を生じた場合の措置についてのお話です。変更が生じる内容は、以下の3点です。(1)工事設計の変更(2)通信の相手方の変更(3)指定事項の変更それでは、詳細を観てみましょう。(1)工事設計の変更予備免許とは、実際に無線局の工事を行い機器の調整を行う為の運用を許可するものです。実際に電波を出してみると、予定していたエリアで受信しにくいとか、他局の影響を受ける等、無線局の免許申請をした時の工事設計では、考えられなかった事が出て来る事があります。工事設計の変更は、この為に行われます。予備免許を受けた者が工事設計の変更をしよう...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第36期電波法規第2章無線局の免許(2)予備免許中の変更

  • TOITAの「航空無線通信士受験塾」第36期電波法規第2章無線局の免許 (1)無線局の開設の決定から運用開始迄その4

    第2章無線局の免許(1)無線局の開設決定から運用開始までその4赤紫色の文字は、法規の用語解説のページを参照して下さい。今回は、「工事の落成」から無線局の免許を取得する迄のお話です。-----お知らせ------前回の免許の申請~予備免許の中の記載事項につていは、覚えておく必要があります。予備免許の記載事項と本免許(免許状)の記載事項は、違います。試験では、その理由が問われますがその理由は、予備免許が、工事及び設備の調整・点検を目的としているのに対してて本免許は、本格的な運用を認めたもので有る事の違いから来ている事を理解しておいて下さい。今回の最後に免許状の記載事項を挙げておきますので、前回の予備免許の記載事項と比較して覚えて下さい。それでは、工事落成検査についてお話をします。予備免許を受けた者は、工事が落...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第36期電波法規第2章無線局の免許(1)無線局の開設の決定から運用開始迄その4

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