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TOITAの「航空無線通信士受験塾」第34期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路 番外編~接合形電界効果トランジスタ―(FET)~
第3章半導体・電子管・電子回路番外編~接合形電界効果トランジスター(FET)~今回は、前々回迄にお話をしましたバイポーラ・トランジスターに比較してのユニポーラ・トランジススター(FET)の特徴をお話する予定でしたが、FETのお話をしていませんでしたので番外編としてお話をする事と致しました。注これからの説明では、N形FETとP形FETを同時に説明していますので1回目に読まれるときは、P形FETの部分を読み飛ばして読んで下さい。[構造]図-1は、NチャンネルFETと呼ばれる物です、N形半導体の左端には、金属板があり、ソースと呼ばれます。右端にも金属板があり、ドレインと呼ばれます。そしてN形半導体の中央部の上下2箇所が、P形半導体に成っています。それらのP形半導体部分にも金属板がつけられていてこれらの電極をゲー...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第34期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路番外編~接合形電界効果トランジスタ―(FET)~
TOITAの「航空無線通信士受験塾」第34期電波法規第3章無線局の運用 (1)秘密の保護
第3章無線局の運用(1)”秘密の保護”赤紫の文字は、法規の用語解説のページを参照して下さい。今回から法規の試験の中で1番出題数の多い大項目の”無線局の運用”のお話を致します。”無線局の運用”が十分に理解されていれば、法規の試験にほぼ、合格する様な大切な大項目です。(ほぼとは、他に他の大項目の1つか2つを十分に理解しておけば良いと言う事です。)この講座では、来期の試験に出題が予想される小項目しかお話できませんので、皆様は、重点的にこの講座以外の部分の”無線局の運用”を勉強しておいて下さい。今回、お話をします「秘密の保護」は、電波法の精神を知る上で大変重要です。また、次回の試験にも出題が予想されますので、しっかり、学んで下さい。[秘密の保護]法規を無理なく勉強するには、用語の意味を知る事と、その条文の背景を知...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第34期電波法規第3章無線局の運用(1)秘密の保護
TOITAの「航空無線通信士受験塾」第34期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路 (6)FETの特徴と半導体の温度特性
第3章半導体・電子管・電子回路(6)FETの特徴と半導体の温度特性今回は前回お話を致しました電界効果トランジスター(FETトランジスター)の特徴と半導体の温度特性のお話しを致します。1.FETの特徴(a)トランジスターの場合、ベースとエミッター間が入力となりベースにはIbが流れる事から入力インピーダンスが低いのですが、接合型FETでは、入力となるゲートとソース間が逆バイアスですのでゲート電流が殆ど流れない為、入力インピーダンスが高い事になります。特にMOS型FETは、ソースとドレイン間のチャンネルの上に酸化シリコンの絶縁物が有る為、ゲートとチャンネルの間には電流が流れませんので入力インピーダンスが極めて高い事になります。(b)周波数特性が良い。増幅回路は、周波数が0[Hz](直流)~高周波までどんな周波数...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第34期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路(6)FETの特徴と半導体の温度特性
TOITAの「航空無線通信士受験塾」第34期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路 番外編~接合形電界効果トランジスタ―(FET)~
第3章半導体・電子管・電子回路番外編~接合形電界効果トランジスター(FET)~今回は、前々回迄にお話をしましたバイポーラ・トランジスターに比較してのユニポーラ・トランジススター(FET)の特徴をお話する予定でしたが、FETのお話をしていませんでしたので番外編としてお話をする事と致しました。注これからの説明では、N形FETとP形FETを同時に説明していますので1回目に読まれるときは、P形FETの部分を読み飛ばして読んで下さい。[構造]図-1は、NチャンネルFETと呼ばれる物です、N形半導体の左端には、金属板があり、ソースと呼ばれます。右端にも金属板があり、ドレインと呼ばれます。そしてN形半導体の中央部の上下2箇所が、P形半導体に成っています。それらのP形半導体部分にも金属板がつけられていてこれらの電極をゲー...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第34期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路番外編~接合形電界効果トランジスタ―(FET)~
TOITAの「航空無線通信士受験塾」第34期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路 (5)増幅率(度)その2
第3章半導体・電子管・電子回路(5)増幅率(度)その2前回は、電力増幅率(度)と対数のお話を致しました。今回は、次回の試験で出題が予想されます、電圧増幅率(度)のお話を致します。そして、最後に対数の演習問題を出題致します。2-2.電圧増幅率(度)電圧増幅率は、(3)式で表されます。Av=20xlog10(Vout/Vin)(3)(3)式は前回の(2)式と違い20を掛けている理由をお話します。元々増幅率は、電力で考えています。電圧の増幅率(度)も電力の増幅率(度)も同じ増幅率と言う事でそれらをAで表してみます。A=10xlog10(Pout/Pin)(4)(電力)は、(電圧)に(電流)を掛けたものでした。電力は、(5)式の様に書けます。P=IxV=I^2xR=(V^2)/R(5)Rは、抵抗です。(^2:2乗...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第34期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路(5)増幅率(度)その2
TOITAの「航空無線通信士受験塾」第34期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路 (5)増幅率(度)その1
第3章半導体・電子管・電子回路(5)増幅率(度)その1今回から2回に分けて今までにお話しをしてきました増幅回路がどの位増幅するか計算してみます。次回の8月期の試験では、電圧増幅率の出題が予想されそうですが、増幅率の基礎は、電力増幅率ですので、今回は、電力増幅率と増幅率で必要な対数のお話を致します。1.電力増幅率(度)図-6をご覧下さい。Apと書いてある四角の箱は、増幅回路です。左側のVgは、信号源です。信号源には、内部抵抗がありその内部抵抗をRinとします。増幅回路の2つの赤い玉の間の電圧は、Vinです。そして、増幅回路の入力に流れ込む電流は、Iinです。一方、増幅回路の出力側から負荷に向かって流れ出す電流は、Ioutです。そして負荷抵抗のRにIoutが流れて負荷抵抗の両端には、電圧Voutが現れます。電...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第34期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路(5)増幅率(度)その1
TOITAの「航空無線通信士受験塾」第34期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路 番外編~トランジスターの電流増幅率その4~
第3章半導体・電子管・電子回路番外編~トランジスターの電流増幅率その4~前回のお話では、エミッター接地増幅回路は、電流増幅率が大きくなる事が分かりました。今回は、エミッター接地回路の特徴について考えてみます。※平成26年4月1日以降の試験からトランジスターの記号から丸が無くなりました。エミッター接地回路では、Viがプラスで大きな電圧になりますとベースとエミッター間の電圧が順バイアス方向に大きくなりますのでIbが多く流れます。Ibが多く流れますとIcが多く流れます。GNDと書いてあるところは、グランド(アース)です。回路図では、よくGNDと表されていますので覚えておいて下さい。GNDは電圧の基準です。図-4のEceの上側が”+”ですので、GNDから見てEceの上側は、+Ece[V]となります。Icが流れます...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第34期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路番外編~トランジスターの電流増幅率その4~
TOITAの「航空無線通信士受験塾」第34期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路 番外編~トランジスターの電流増幅率その3~
第3章半導体・電子管・電子回路番外編~トランジスターの電流増幅率その3~今回は、トランジスターの電流増幅率の3回目としてトランジスターの回路として一番良く使用されますエミッター接地回路の電流増幅率のお話をいたします。前回、お話を致しましたベース接地回路の電流増幅率が基礎になりますので、読み返しておいて下さい。※平成26年4月1日以降の試験からトランジスターの記号から丸が無くなりました。図-4をご覧ください。電池EbeでIbが流れ、結果とてIcが流れます。Ebeに直列に微小な信号源Viが繋がれています。Viの変化によりIbがΔIbだけ変化します。結果としてIcがΔIcだけ変化します。Ieは、Ib+Icですので、IeもΔIeだけ変化します。それではエミッター接地の電流増幅率についてお話をします。エミッター接地...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第34期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路番外編~トランジスターの電流増幅率その3~
TOITAの「航空無線通信士受験塾」第34期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路 番外編~トランジスターの電流増幅率その2~
第3章半導体・電子管・電子回路番外編~トランジスターの電流増幅率その2~今回は、ベース接地増幅回路の電流増幅率の値がどの位になるのか?そして、ベース接地増幅回路の特徴は、何かと言うお話を致します。それでは、前回の(1)式からご覧ください。α=ΔIc/ΔIe{=⊿Ic/(⊿Ic+⊿Ib)}(1)IeはIcとIbが合流したものですので(1)式において分母の方が分子より大きくまります。また、Icは、Ibが極小さいので、Ic=Ie−Ibは、Ieに比べIcが極僅か小さくなりますのでαは、”1”より僅かに小さい0.97~0.99位となります。よって、ベース接地の増幅回路では、電流が増幅されない事になります。それでは、ベース接地の増幅回路では、増幅出来ないのでしょうか?増幅をしようとする信号が繋がれている方を入力。増幅...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第34期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路番外編~トランジスターの電流増幅率その2~
TOITAの「航空無線通信士受験塾」第34期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路 番外編~トランジスターの電流増幅率その1~
第3章半導体・電子管・電子回路番外編~トランジスターの電流増幅率そのその1~前回、トランジスターの原理をご説明いたしました。ベース電流:Ibが流れるとコレクター電流:Icが流れると言うのがトランジスターの基本です。Ibの少しの変化でIcが大きく変化すると言うお話をしましたので電流増幅が出来る事は、お分かり頂けたと思いますがそれでは、どの位増幅出来るのか4回にわけて定量的に考えてみます。Ibの変化に対してIcがどれだけ変化するかを論じるのが電流増幅率です。今回はベース接地の電流増幅率とベース接地回路の特徴についてお話を致します。トランジスターを使った増幅回路には、3つの種類があります。1.ベース接地回路2.エミッター接地回路3.コレクター接地回路この3種類の回路の違いは、トランジスターのどの端子を接地するか...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第34期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路番外編~トランジスターの電流増幅率その1~
TOITAの「航空無線通信士受験塾」第34期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路(4)トランジスターその3
第3章半導体・電子管・電子回路(4)トランジスターその3今回は、PNPトランジスターの続きでNPNトランジスターの動作原理からお話を致します。3.npnトランジスターnpnトランジスターではベースがp形半導体でエミッターとコレクターはn形半導体です。pnpトランジスターとは半導体の使い方が逆ですので、EbeとEceの電池の繋ぎ方も逆向きになります。図の赤い●は、電子。白の〇は、正孔です。まず、電池Eceだけがエミッターとコレクター間に接続されていたとしたら、Icは、流れません。そこへ電池Ebeを図の様に繋ぎますとIbが流れます。エミッターとベース間は順バイアスです。この時、エミッターの自由電子の多くはベースを通り抜けてコレクターへ入ります。これらの自由電子はEceの”+”に引き付けられて電池の”+”へ向か...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第34期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路(4)トランジスターその3
TOITAの「航空無線通信士受験塾」第34期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路 (4)トランジスターその2
第3章半導体・電子管・電子回路(4)トランジスターその2前回は、エミッタ領域の正孔がベース領域を超えてコレクター領域に入るところ迄のお話でした。今回は、その後の正孔の動きを追ってみましょう。(3)コレクター内に入った正孔コレクター領域にたどり着いた正孔は、コレクターの右端へ繋がれたEceの”-”により引き寄せられます。引き寄せられた正孔はコレクターにつながるEceを経由してエミターから来た電子と結合して消滅します。エミッターの左端では、Eceにより新たに安定した原子から電子が奪われ新たに正孔が出来、コレクターへ進みます。エミッターで奪われた電子は、Eceを経由してコレクターでエミッターからの正孔と結合して消滅すると言う動作が続きます。エミッターからコレクターへ絶えず正孔が移動しますので、エミッターとコクレ...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第34期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路(4)トランジスターその2
TOITAの「航空無線通信士受験塾」第34期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路 (4)トランジスターその1
第3章半導体・電子管・電子回路(4)トランジスターその1前回は、n形半導体とp形半導体を接合させたダイオードの動作原理のお話をしました。前回お話をしました、ダイオードは、電源を必要としませんので、受動素子と言えます。今回お話をいたしますトランジスターは、動作の為に電源を必要としますので能動素子です。それでは、今迄の知識を活かしてトランジスターの動作原理を学習しましょう。ダイオードの動作原理が良く理解出来ていない方は、前回、又は、前々回の記事から読み直しをしておいて下さい。1.トランジスターの種類トランジスターには、n形半導体とp形半導体の組合せの仕方の違いにより2種類あります。それは、PNPトランジスターとNPNトランジスターです。それぞれの名称は、それぞれの構造を表しています。それでは、PNPトランジス...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第34期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路(4)トランジスターその1
TOITAの「航空無線通信士受験塾」第34期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路 (3)ダイオードその2
第3章半導体・電子管・電子回路(3)ダイオードその2前回は、ダイオードの用途やその動作、そして動作原理の内の逆バイアス迄のお話を致しました。今回は、順バイアスのお話を致します。イ.順バイアス下の図の様に電池の向きを逆バイアスの時と逆に接続してみます。(1)正孔の動き正孔は、電子の不足した原子ですので白い球、電子は、赤い球で表しています。p形半導体の正孔が電池の”+”に反発してn形半導体の方向へ向かいます。そしてn形半導体へ入った正孔は、電池の”-”に引き寄せられn形半導体の左端へ進みます。電池の”-”側の導線の電子は、n形半導体へ到着し、n形半導体の左端へ到着した正孔と結合し正孔が消滅します。一方、p形半導体の右端では、電池の”+”が繋がれていますので右端の原子から電子が奪い取られて新たに正孔が生まれます...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第34期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路(3)ダイオードその2
TOITAの「航空無線通信士受験塾」第34期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路 (3)ダイオードその1
第3章半導体・電子管・電子回路(3)ダイオードその1今回と次回の2回に分けて半導体素子としては、一番簡単な構造ですが、トランジスターやFET等の素子の基本が詰まっていますダイオードについてのお話を致します。ダイオードは交流から直流を作る過程での整流や、変調された電波から音声信号を取り出す検波に使用されます。(1)ダイオードの働きダイオードには、電流を一方向にしか通さない性質があります。一番上のグラフは、交流(皆様のご家庭のコンセントに来ている電気の電圧をグラフにしたもの)です。横軸が時間で縦軸が電圧です。時間と共に電圧と極性が変わっています。横軸より上が”+”で下が”-”です。その下の回路図では、交流の電源(丸にSIN波のマーク)に抵抗:Rが繋がれています。抵抗:Rには、I=V/Rの電流が流れます。抵抗:...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第34期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路(3)ダイオードその1
TOITAの「航空無線通信士受験塾」第34期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路 (2)半導体は?その2
第3章半導体・電子管・電子回路(2)半導体とは?その2前回は、導体、絶縁体、半導体がそれぞれどの様な物かと言うお話を致しました。今回は、半導体の材料と半導体には、大きく分けて3種類有ると言うお話を致します。半導体の材料と言えば、殆どがシリコンです。シリコンの様な物質を”真性半導体”と言います。真性半導体は、2項で述べる不純物を加える事で自由電子の数を増やしたり本来、存在するはずの電子が無い部分を正孔と言いますが正孔の数を自由に変える事が出来ます。後ほど、お話する事となりますが正孔の移動も電流です。お話を戻しますが真性半導体は自由電子になりうる電子が少なく抵抗と同様に電流をあまり流す事ができません。(但し、電流をあまり流せない理由は、抵抗とは、違います。前回の記事を読み直しておいて下さい。)それでは、真性半...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第34期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路(2)半導体は?その2
TOITAの「航空無線通信士受験塾」第34期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路 (2)半導体とは?その1
第3章半導体・電子管・電子回路(2)半導体とは?その1前回、能動素子と受動素子のお話をしました。受動素子には、抵抗・コイル・コンデンサー等がありますがこれらについては、最終章の電気回路でお話をする事としまして、今回は、第3章のタイトルの最初に出てきます、「半導体とは、そもそも何?」と言うお話をします。また、半導体がどの様に能動素子として働くのかと言うお話を次回以降に行います。(半導体は、受動素子にも使用されています。)1.半導体とは?電気の世界には、電気を通す“導体”。電気を全然通さない絶縁体と今回お話をします”半導体”があります。その他、電気を通さない訳ではないのですが電気を通しにくい抵抗があります。抵抗は導体・絶縁体・半導体とは、理屈が違いますので、割愛します。電気が流れる事を電流が流れると言いますが...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第34期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路(2)半導体とは?その1
TOITAの「航空無線通信士受験塾」第34期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路 (1)能動素子と受動素子
第3章半導体・電子管・電子回路(1)受動素子と能動素子今回から”空中線と電波伝搬”、”航法支援施設”とほぼ、同じ出題数である”半導体・電子管・電子回路”のお話を致します。しかも、これらの3つの大項目の全問に答えられると無線工学の試験に合格できると言う極めて重要な項目です。皆様は、電子機器と言う言葉を聞いた事があると思いますがスマフォやTV等身の回りには、多くの電子機器で溢れていています。特に、スマフォは、一日中、手から離せないと言う人も多いようです。しかし、皆様にとって”電子機器”という言葉は、”offlimits”と言う言葉と同義語でそれ以上近寄る事もない物なのでは、ないでしょうか?ちなみにこの言葉には、”禁句”と言う意味もあるようです。しかし、分かってきますと、”電子機器”ってすごい。その”電子機器”...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第34期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路(1)能動素子と受動素子
TOITAの「航空無線通信士受験塾」第34期電波法規第2章無線局の免許 (2)免許の有効期間と再免許の申請期間
第2章無線局の免許(2)再免許の申請期間他無線局の免許には、期限があります。これは、電波を有効利用すると言う電波法の精神に乗っ取ったもので、無線局開局の目的が果たされて、その後、存続する必要が無ければ、閉局する事になります。但し、有効期限後も引き続き運用を希望する局は、申請をすれば、再免許を受ける事が出来ます。その証拠に、放送局は、何十年も放送を続けています。また、義務航空機局の場合は、免許の有効期限が無期限である事を前回の最後にお話を致しました。皆様の中で、「私は、パイロットを目指しているので、航空局の免許の有効期間等知らなくても良い。」と思っている方がいらっしゃったらそれは、大間違いです。航空無線通信士の資格は、航空機局や航空局(カンパニー無線を含む)毎に細分化されている訳では、有りませんので航空局に...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第34期電波法規第2章無線局の免許(2)免許の有効期間と再免許の申請期間
TOITAの「航空無線通信士受験塾」第34期電波法規第2章無線局の免許 (1)無線局の開設の決定から運用開始迄その4
第2章無線局の免許(1)無線局の開設決定から運用開始までその4赤紫色の文字は、法規の用語解説のページを参照して下さい。今回は、「工事の落成」から無線局の免許を取得する迄のお話です。-----お知らせ------前回の免許の申請~予備免許の中の記載事項につていは、覚えておく必要があります。予備免許の記載事項と本免許(免許状)の記載事項は、違います。試験では、その理由が問われますがその理由は、予備免許が、工事及び設備の調整・点検を目的としているのに対してて本免許は、本格的な運用を認めたもので有る事の違いから来ている事を理解しておいて下さい。今回の最後に免許状の記載事項を挙げておきますので、前回の予備免許の記載事項と比較して覚えて下さい。それでは、工事落成検査についてお話をします。予備免許を受けた者は、工事が落...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第34期電波法規第2章無線局の免許(1)無線局の開設の決定から運用開始迄その4
TOITAの「航空無線通信士受験塾」第34期電波法規第2章無線局の免許 (1)無線局の開設の決定から運用開始迄その3
第2章無線局の免許(1)無線局の開設決定から運用開始までその3赤紫の文字は、法規の用語解説のページを参照して下さい。今回は、無線局開設の決定から無線局免許取得迄の流れをご説明いたします。1.無線局の開設決定無線局の開設の決定とは、無線局を開局する言う意思を固めたら、総務大臣から免許を受ける行為に進みなさいと言う事迄を指しています。これには、免許を受けなければ開局しては、いけないと言う事と裏腹に条件がそろえば免許を与えますよ。使って下さいと言う奨励的な意味があると言う事です。2.免許の申請総務大臣に提出する書類の記載事項を定めています。(記載事項は、重要ですので覚えておいて下さい。)・開局の目的・開局を必要とする理由・通信の相手方と通信事項(内容)航空機局ならば相手方は、航空局です。・無線設備の設置場所また...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第34期電波法規第2章無線局の免許(1)無線局の開設の決定から運用開始迄その3
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