chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
TOITA2217
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2023/11/25

arrow_drop_down
  • TOITAの「航空無線通信士受験塾」第35期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路 (6)FETの特徴と半導体の温度特性

    第3章半導体・電子管・電子回路(6)FETの特徴と半導体の温度特性今回は前回お話を致しました電界効果トランジスター(FETトランジスター)の特徴と半導体の温度特性のお話しを致します。1.FETの特徴(a)トランジスターの場合、ベースとエミッター間が入力となりベースにはIbが流れる事から入力インピーダンスが低いのですが、接合型FETでは、入力となるゲートとソース間が逆バイアスですのでゲート電流が殆ど流れない為、入力インピーダンスが高い事になります。特にMOS型FETは、ソースとドレイン間のチャンネルの上に酸化シリコンの絶縁物が有る為、ゲートとチャンネルの間には電流が流れませんので入力インピーダンスが極めて高い事になります。(b)周波数特性が良い。増幅回路は、周波数が0[Hz](直流)~高周波までどんな周波数...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第35期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路(6)FETの特徴と半導体の温度特性

  • TOITAの「航空無線通信士塾」第35期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路 番外編~FETトランジスター~

    第3章半導体・電子管・電子回路番外編~接合形電界効果トランジスター(FET)~今回は、前々回迄にお話をしましたバイポーラ・トランジスターに比較してのユニポーラトランジススター(FET)の特徴をお話する予定でしたが、FETのお話をしていませんでしたので番外編としてお話をする事と致しました。そして、その後、前回出題いたしました対数の演習問題の解答と解説を行います。注これからの説明では、N形FETとP形FETを同時に説明していますので1回目に読まれるときは、P形FETの部分を読み飛ばして読んで下さい。[構造]図-1は、NチャンネルFETと呼ばれる物です、N形半導体の左端には、金属板があり、ソースと呼ばれます。右端にも金属板があり、ドレインと呼ばれます。そしてN形半導体の中央部の上下2箇所が、P形半導体に成ってい...TOITAの「航空無線通信士塾」第35期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路番外編~FETトランジスター~

  • TOITAの「航空無線通信士受験塾」第35期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路 (5)増幅率(度)その2

    第3章半導体・電子管・電子回路(5)増幅率(度)その2前回は、電力増幅率(度)と対数のお話を致しました。今回は、次回の試験で出題が予想されます、電圧増幅率(度)のお話を致します。そして、最後に対数の演習問題を出題致します。2-2.電圧増幅率(度):Av電圧増幅率は、(3)式で表されます。Av=20xlog10(Vout/Vin)(3)(3)式は前回の(2)式と違い20を掛けている理由をお話します。元々増幅率は、電力で考えています。電圧の増幅率(度)も電力の増幅率(度)も同じ増幅率と言う事でそれらをAで表してみます。A=10xlog10(Pout/Pin)(4)(電力)は、(電圧)に(電流)を掛けたものでした。電力は、(5)式の様に書けます。P=IxV=I^2xR=(V^2)/R(5)Rは、抵抗です。(^2...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第35期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路(5)増幅率(度)その2

  • TOITAの「航空無線通信士受験塾」第35期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路 (5)増幅率(度)その1

    第3章半導体・電子管・電子回路(5)増幅率(度)その1今回から2回に分けて今までにお話しをしてきました増幅回路がどの位増幅するか計算してみます。次回の2月期の試験では、電圧増幅率の出題が予想されそうですが、増幅率の基礎は、電力増幅率ですので、今回は、電力増幅率と増幅率で必要な対数のお話を致します。1.電力増幅率(度)図-6をご覧下さい。Apと書いてある四角の箱は、増幅回路です。左側のVgは、信号源です。信号源には、内部抵抗がありその内部抵抗をRinとします。増幅回路の2つの赤い玉の間の電圧は、Vinです。そして、増幅回路の入力に流れ込む電流は、Iinです。一方、増幅回路の出力側から負荷に向かって流れ出す電流は、Ioutです。そして負荷抵抗のRにIoutが流れて負荷抵抗の両端には、電圧Voutが現れます。電...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第35期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路(5)増幅率(度)その1

  • TOITAの「航空無線通信士受験塾」第35期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路 番外編~トランジスターの電流増幅率その4~

    第3章半導体・電子管・電子回路番外編~トランジスターの電流増幅率その4~前回のお話では、エミッター接地増幅回路は、電流増幅率が大きくなる事が分かりました。今回は、エミッター接地回路の特徴について考えてみます。※平成26年4月1日以降の試験からトランジスターの記号から丸が無くなりました。エミッター接地回路では、Viがプラスで大きな電圧になりますとベースとエミッター間の電圧が順バイアス方向に大きくなりますのでIbが多く流れます。Ibが多く流れますとIcが多く流れます。GNDと書いてあるところは、グランド(アース)です。回路図では、よくGNDと表されていますので覚えておいて下さい。GNDは電圧の基準です。図-4のEceの上側が”+”ですので、GNDから見てEceの上側は、+Ece[V]となります。Icが流れます...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第35期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路番外編~トランジスターの電流増幅率その4~

  • TOITAの「航空無線通信士受験塾」第35期無線工学第3章半導体・電子回路 番外編~トランジスターの電流増幅率その3~

    第3章半導体・電子管・電子回路番外編~トランジスターの電流増幅率その3~今回は、トランジスターの電流増幅率の3回目としてトランジスターの回路として一番良く使用されますエミッター接地回路の電流増幅率のお話をいたします。前回、お話を致しましたベース接地回路の電流増幅率が基礎になりますので、読み返しておいて下さい。※平成26年4月1日以降の試験からトランジスターの記号から丸が無くなりました。図-4をご覧ください。電池EbeでIbが流れ、結果とてIcが流れます。Ebeに直列に微小な信号源Viが繋がれています。Viの変化によりIbがΔIbだけ変化します。結果としてIcがΔIcだけ変化します。Ieは、Ib+Icですので、IeもΔIeだけ変化します。それではエミッター接地の電流増幅率についてお話をします。エミッター接地...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第35期無線工学第3章半導体・電子回路番外編~トランジスターの電流増幅率その3~

  • TOITAの「航空無線通信士受験塾」第35期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路 番外編~トランジスターの電流増幅率その2~

    第3章半導体・電子管・電子回路番外編~トランジスターの電流増幅率その2~今回は、ベース接地増幅回路の電流増幅率の値がどの位になるのか?そして、ベース接地増幅回路の特徴は、何かと言うお話を致します。それでは、前回の(1)式からご覧ください。α=ΔIc/ΔIe{=⊿Ic/(⊿Ic+⊿Ib)}(1)IeはIcとIbが合流したものですので(1)式において分母の方が分子より大きくまります。また、Icは、Ibが極小さいので、Ic=Ie−Ibは、Ieに比べIcが極僅か小さくなりますのでαは、”1”より僅かに小さい0.97~0.99位となります。よって、ベース接地の増幅回路では、電流が増幅されない事になります。それでは、ベース接地の増幅回路では、増幅出来ないのでしょうか?増幅をしようとする信号が繋がれている方を入力。増幅...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第35期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路番外編~トランジスターの電流増幅率その2~

  • TOITAの「航空無線通信士受験塾」第35期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路 番外編~トランジスターの電流増幅率その1~

    第3章半導体・電子管・電子回路番外編~トランジスターの電流増幅率そのその1~前回、トランジスターの原理をご説明いたしました。ベース電流:Ibが流れるとコレクター電流:Icが流れると言うのがトランジスターの基本です。Ibの少しの変化でIcが大きく変化すると言うお話をしましたので電流増幅が出来る事は、お分かり頂けたと思いますがそれでは、どの位増幅出来るのか4回にわけて定量的に考えてみます。Ibの変化に対してIcがどれだけ変化するかを論じるのが電流増幅率です。今回はベース接地の電流増幅率とベース接地回路の特徴についてお話を致します。トランジスターを使った増幅回路には、3つの種類があります。1.ベース接地回路2.エミッター接地回路3.コレクター接地回路この3種類の回路の違いは、トランジスターのどの端子を接地するか...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第35期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路番外編~トランジスターの電流増幅率その1~

  • TOITAの「航空無線通信士受験塾」第35期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路 (4)トランジスターその3

    第3章半導体・電子管・電子回路(4)トランジスターその3今回は、PNPトランジスターの続きでNPNトランジスターの動作原理からお話を致します。3.npnトランジスターnpnトランジスターではベースがp形半導体でエミッターとコレクターはn形半導体です。pnpトランジスターとは半導体の使い方が逆ですので、EbeとEceの電池の繋ぎ方も逆向きになります。図の赤い●は、電子。白の〇は、正孔です。まず、電池Eceだけがエミッターとコレクター間に接続されていたとしたら、Icは、流れません。そこへ電池Ebeを図の様に繋ぎますとIbが流れます。エミッターとベース間は順バイアスです。この時、エミッターの自由電子の多くはベースを通り抜けてコレクターへ入ります。これらの自由電子はEceの”+”に引き付けられて電池の”+”へ向か...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第35期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路(4)トランジスターその3

  • TOITAの「航空無線通信士受験塾」第35期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路 (4)トランジスターその2

    第3章半導体・電子管・電子回路(4)トランジスターその2前回は、エミッタ領域の正孔がベース領域を超えてコレクター領域に入るところ迄のお話でした。今回は、その後の正孔の動きを追ってみましょう。(3)コレクター内に入った正孔コレクター領域にたどり着いた正孔は、コレクターの右端へ繋がれたEceの”-”により引き寄せられます。引き寄せられた正孔はコレクターにつながるEceを経由してエミターから来た電子と結合して消滅します。エミッターの左端では、Eceにより新たに安定した原子から電子が奪われ新たに正孔が出来、コレクターへ進みます。エミッターで奪われた電子は、Eceを経由してコレクターでエミッターからの正孔と結合して消滅すると言う動作が続きます。エミッターからコレクターへ絶えず正孔が移動しますので、エミッターとコクレ...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第35期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路(4)トランジスターその2

  • TOITAの「航空無線通信士受験塾」第35期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路 (4)トランジスターその1

    第3章半導体・電子管・電子回路(4)トランジスターその1前回は、n形半導体とp形半導体を接合させたダイオードの動作原理のお話をしました。前回お話をしました、ダイオードは、電源を必要としませんので、受動素子と言えます。今回お話をいたしますトランジスターは、動作の為に電源を必要としますので能動素子です。それでは、今迄の知識を活かしてトランジスターの動作原理を学習しましょう。ダイオードの動作原理が良く理解出来ていない方は、前回、又は、前々回の記事から読み直しをしておいて下さい。1.トランジスターの種類トランジスターには、n形半導体とp形半導体の組合せの仕方の違いにより2種類あります。それは、PNPトランジスターとNPNトランジスターです。それぞれの名称は、それぞれの構造を表しています。それでは、PNPトランジス...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第35期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路(4)トランジスターその1

  • TOITAの「航空無線通信士受験塾」第35期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路 (3)ダイオードその2

    第3章半導体・電子管・電子回路(3)ダイオードその2前回は、ダイオードの用途やその動作、そして動作原理の内の逆バイアス迄のお話を致しました。今回は、順バイアスのお話を致します。イ.順バイアス下の図の様に電池の向きを逆バイアスの時と逆に接続してみます。(1)正孔の動き正孔は、電子の不足した原子ですので白い球、電子は、赤い球で表しています。p形半導体の正孔が電池の”+”に反発してn形半導体の方向へ向かいます。そしてn形半導体へ入った正孔は、電池の”-”に引き寄せられn形半導体の左端へ進みます。電池の”-”側の導線内の電子は、電池の”-”に反発して形半導体へ向かいます。導線の電子は、n形半導体へ到着し、n形半導体の左端へ到着した正孔と結合し正孔が消滅します。一方、p形半導体の右端では、電池の”+”が繋がれていま...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第35期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路(3)ダイオードその2

  • TOITAの「航空無線通信士受験塾」第35期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路 (3)ダイオードその1

    第3章半導体・電子管・電子回路(3)ダイオードその1今回と次回の2回に分けて半導体素子としては、一番簡単な構造ですが、トランジスターやFET等の素子の基本が詰まっていますダイオードについてのお話を致します。ダイオードは交流から直流を作る過程での整流や、変調された電波から音声信号を取り出す検波に使用されます。(1)ダイオードの働きダイオードには、電流を一方向にしか通さない性質があります。一番上のグラフは、交流(皆様のご家庭のコンセントに来ている電気の電圧をグラフにしたもの)です。横軸が時間で縦軸が電圧です。時間と共に電圧と極性が変わっています。横軸より上が”+”で下が”-”です。その下の回路図では、交流の電源(丸にSIN波のマーク)に抵抗:Rが繋がれています。抵抗:Rには、I=V/Rの電流が流れます。抵抗:...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第35期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路(3)ダイオードその1

  • TOITAの「航空無線通信士受験」第35期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路 (2)半導体とは?その2

    第3章半導体・電子管・電子回路(2)半導体とは?その2前回は、導体、絶縁体、半導体がそれぞれどの様な物かと言うお話を致しました。今回は、半導体の材料と半導体には、大きく分けて3種類有ると言うお話を致します。半導体の材料と言えば、殆どがシリコンです。シリコンの様な物質を”真性半導体”と言います。真性半導体は、2項で述べる不純物を加える事で自由電子の数を増やしたり本来、存在するはずの電子が無い部分を正孔と言いますが正孔の数を自由に変える事が出来ます。後ほど、お話する事となりますが正孔の移動も電流です。お話を戻しますが真性半導体は自由電子になりうる電子が少なく抵抗と同様に電流をあまり流す事ができません。(但し、電流をあまり流せない理由は、抵抗とは、違います。前回の記事を読み直しておいて下さい。)それでは、真性半...TOITAの「航空無線通信士受験」第35期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路(2)半導体とは?その2

  • TOITAの「航空無線通信士受験塾」第35期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路 (2)半導体とは?その1

    第3章半導体・電子管・電子回路(2)半導体とは?その1前回、能動素子と受動素子のお話をしました。受動素子には、抵抗・コイル・コンデンサー等がありますがこれらについては、最終章の電気回路でお話をする事としまして、今回は、第3章のタイトルの最初に出てきます、「半導体とは、そもそも何?」と言うお話をします。また、半導体がどの様に能動素子として働くのかと言うお話を次回以降に行います。(半導体は、受動素子にも使用されています。)1.半導体とは?電気の世界には、電気を通す“導体”。電気を全然通さない絶縁体と今回お話をします”半導体”があります。その他、電気を通さない訳ではないのですが電気を通しにくい抵抗があります。抵抗は導体・絶縁体・半導体とは、理屈が違いますので、割愛します。電気が流れる事を電流が流れると言いますが...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第35期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路(2)半導体とは?その1

  • TOITAの「航空無線通信士受験塾」第35期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路 (1)受動素子と能動素子

    第3章半導体・電子管・電子回路(1)受動素子と能動素子今回から”空中線と電波伝搬”、”航法支援施設”とほぼ、同じ出題数である”半導体・電子管・電子回路”のお話を致します。しかも、これらの3つの大項目の全問に答えられると無線工学の試験に合格できると言う極めて重要な項目です。皆様は、電子機器と言う言葉を聞いた事があると思いますがスマフォやTV等身の回りには、多くの電子機器で溢れていています。特に、スマフォは、一日中、手から離せないと言う人も多いようです。しかし、皆様にとって”電子機器”という言葉は、”offlimits”と言う言葉と同義語でそれ以上近寄る事もない物なのでは、ないでしょうか?ちなみにこの言葉には、”禁句”と言う意味もあるようです。しかし、分かってきますと、”電子機器”ってすごい。その”電子機器”...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第35期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路(1)受動素子と能動素子

  • TOITAの「航空無線通信士受験塾」第35期電波法規第2章無線局の免許 (2)予備免許中の変更

    第2章無線局の免許(2)予備免許中の変更赤紫の文字は、法規の用語解説の記事を参照して下さい今回は、”予備免許を受けた者”が予備免許中(予備免許を受けてから無線局の免許の付与を受ける迄の間)に変更を生じる事が有ります。変更が生じる内容は、以下の3点です。(1)工事設計の変更(2)通信の相手方の変更(3)指定事項の変更それでは、詳細を観てみましょう。(1)工事設計の変更予備免許とは、実際に無線局の工事を行い機器の調整を行う為の運用を許可するものです。実際に電波を出してみると、予定していたエリアで受信しにくいとか、他局の影響を受ける等、無線局の免許申請をした時の工事設計では、考えられなかった事が出て来る事があります。工事設計の変更は、この為に行われます。予備免許を受けた者が工事設計の変更をしようとした時は、総務...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第35期電波法規第2章無線局の免許(2)予備免許中の変更

  • TOITAの「航空無線通信士受験塾」第35期電波法規第2章無線局の免許 (1)無線局の開設の決定から運用開始迄その4

    第2章無線局の免許(1)無線局の開設決定から運用開始までその4赤紫色の文字は、法規の用語解説のページを参照して下さい。今回は、「工事の落成」から無線局の免許を取得する迄のお話です。-----お知らせ------前回の免許の申請~予備免許の中の記載事項につていは、覚えておく必要があります。予備免許の記載事項と本免許(免許状)の記載事項は、違います。試験では、その理由が問われますがその理由は、予備免許が、工事及び設備の調整・点検を目的としているのに対してて本免許は、本格的な運用を認めたもので有る事の違いから来ている事を理解しておいて下さい。今回の最後に免許状の記載事項を挙げておきますので、前回の予備免許の記載事項と比較して覚えて下さい。それでは、工事落成検査についてお話をします。予備免許を受けた者は、工事が落...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第35期電波法規第2章無線局の免許(1)無線局の開設の決定から運用開始迄その4

  • TOITAの「航空無線通信士受験塾」第35期電波法規第2章無線局の免許(1)無線局の開設の決定から運用開始迄その3

    第2章無線局の免許(1)無線局の開設決定から運用開始までその3赤紫の文字は、法規の用語解説のページを参照して下さい。今回は、無線局開設の決定から無線局免許取得迄の流れをご説明いたします。1.無線局の開設決定無線局の開設の決定とは、無線局を開局する言う意思を固める行為です。電波法では、無線局の開設を決定したら総務大臣から免許を受ける行為に進みなさいと言う事迄を言っています。これには、免許を受けなければ開局しては、いけないと言う事と裏腹に条件がそろえば免許を与えますよ。使って下さいと言う奨励的な意味があると言う事です。2.免許の申請総務大臣に提出する書類の記載事項を定めています。(記載事項は、重要ですので覚えておいて下さい。)・開局の目的・開局を必要とする理由・通信の相手方と通信事項(内容)航空機局ならば相手...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第35期電波法規第2章無線局の免許(1)無線局の開設の決定から運用開始迄その3

  • TOITAの「航空無線通信士受験塾」第35期電波法規第2章無線局の免許 (1)無線局の開設の決定から運用開始迄その2

    第2章無線局の免許(1)無線局の開設決定から運用開始までその2赤紫の文字は、法規の用語解説のページを参照して下さい。今回は、無線局とは、そもそも何?と言うお話です。電波法の総則の中には、「無線局」の定義についても書かれています。どの様に定義されているのか改めて観てみましょう。総則によりますと、無線局とは、通信設備(送信機、受信機、空中線[アンテナ]、電源)とそれらを操作する無線従事者の総体と書かれています。{総体とは、全てを合わせたもの)例えば、学校は、校舎や様々な設備と教師及び生徒の総体と言う事になります。校舎だけでは、学校とは、言いませんネ。無線局は、設備と操作する人間の総体と言う概念が重要ですので、覚えておいて下さい。皆様が使用されている携帯電話は内部に送信機や受信機、アンテナ、電源が入っていますの...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第35期電波法規第2章無線局の免許(1)無線局の開設の決定から運用開始迄その2

  • TOITAの「航空無線通信士受験塾」第35期電波法規第2章無線局の免許 (1)無線局の開設の決定から運用開始迄その1

    第2章無線局の免許(1)無線局の開設決定から運用開始までその1赤紫の文字は、法規の用語解説のページを参照して下さい。今回から無線局の免許を取得して運用開始する迄の手順をお話しします。本来、当講座では、出題数の多い項目からお話しをするのですが無線局の免許のお話しを先にする理由は、無線そのものを意識する機会が無くなった事により無線局を開局する事が身近で無くなった事によります。昔は、アマチュア無線が盛んでしたので、無線やその為の無線局を開局する事がわりと身近な事でした。”無線局の免許”は、無線工学で言えば、”電磁気”や”電気回路”に当たる、基礎ですので総則に続いて第2章として”無線局の免許"のお話をする事としました。また無線局の免許を理解しませんと一番出題数の多い無線局の運用が理解出来なくなると言う理由もありま...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第35期電波法規第2章無線局の免許(1)無線局の開設の決定から運用開始迄その1

  • TOITAの「航空無線通信士受験塾」第35期無線工学第2章航法支援施設 (3)電波高度計

    第2章航法支援施設(3)電波高度計今回は、航法支援施設の最後として”電波高度計”についてお話をいたします。さて、今回お話をします電波高度計は、低空用(2500ft以下)です。着陸態勢に入った航空機が着陸するか、直陸をやり直すかを決める”直陸決心高度”や、自動着陸する際、フレーアを掛ける時の高度情報として使用されるものです。※フレアーとは冬場、白鳥が湖面に着水する様子をTVで目にする事が有ると思いますが、着水寸前に水平に飛んでいた白鳥が頭を上げ、翼を水面に対して見た目、直角にした様に翼を起こす様子を目にします。航空機は、速度を落としますと、揚力が減り、高度が下がります。直陸の寸前に降下角度を減らし緩やかな着陸をする為に迎え角を上げます。(機首を上げると胴体についている翼の迎え角が上がると言う訳です。)すると...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第35期無線工学第2章航法支援施設(3)電波高度計

  • TOITAの「航空無線通信士受験塾」第35期無線工学第2章航法支援施設 (2)ASDEとMLAT

    第2章航法支援施設(2)ASDEとMLAT今回は、ASDEとMLATのお話です。と言っても何の事かお分かりにならないと思います。航法支援施設はこの様にアルファベットの組合せで呼ばれ、それも似たような名前が多いのです。よって、何の略か英語で覚えなければなりません。[I]ASDEとはAirportSurfaceDetectionEquipment:空港面探知レーダの事です。1.ASDEの用途空港には滑走路、駐機場、それらを結ぶ誘導路等がありそれらの上を航空機やバス、飛行機をプッシュ・バックするトーイング・カー等様々な車両が行きかっています。支援車両は、エプロン上に表示された白線で示された通路のみを走行しますが、航空機の誘導路と交わる部分もあります。※上の絵は、steam社のFlightSimulatorX上の...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第35期無線工学第2章航法支援施設(2)ASDEとMLAT

  • TOITAの「航空無線通信士受験塾」第35期無線工学第2章航法支援施設 (1)VOR_DMEその8

    第2章航法支援施設(1)VORとDMEその8前回迄に航空機から見たVOR局の方位が分かる仕組みをお話いたしましたので今回は、VORの使い方をお話致します。1.小型機のVOR計器図-6を見ながら、以下の説明を読んで下さい。伊丹空港(大阪空港:RJOO)のVORを例にお話いたします。貴方の操縦する航空機が伊丹空港の周辺を飛行中とします。VORの受信機の周波数を113.9[Mhz]に合わせますと、伊丹空港のVOR局の識別符号であるOWEが可聴音のモールス符号で---・--・(ツーツーツートツーツート)と聞こえてきます。VORの構成や原理のお話しの時には、VORの電波から方位を知る方法優先しましたので混乱しない様に、識別信号のお話しは、しませんでした。識別信号は、現在、受信中の信号が目的のVOR局のものである事を...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第35期無線工学第2章航法支援施設(1)VOR_DMEその8

  • TOITAの「航空無線通信士受験塾」第35期無線工学第2章航法支援施設 (1)VOR/DMEその7

    第2章航法支援施設(1)VORとDMEその7今回は、通常、VORと併設されてVOR迄の距離を知るために使用されるDMEについてお話をいたします。DMEの構成と距離を測定できる仕組みそして、距離を求める式の説明をいたします。式の説明ではなぜ、12.3と言う数字が出てくるのか詳しくお話をいたします。注赤字は、試験で必要ですので、覚えて下さい。青字は、余裕があったら覚えて下さい。DMEとは、DistanceMeasuringEquipment(ディー・エム・イーまたは、デメと言います。)の事です。DMEは、二次レーダー(一次レーダーは発射した電波の反射を見て対称物の位置や方向を知りますが二次レーダーは、質問電波に対する応答電波で必要な情報を得る技術を使っています。※図の航空機は、kansai氏の許可を得て使用さ...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第35期無線工学第2章航法支援施設(1)VOR/DMEその7

  • TOITAの「航空無線通信士受験塾」第35期無線工学第2章航法支援施設 (1)VOR/DMEその6VOR_DMEその

    第2章航法支援施設(1)VORとDMEその6前回は、VORの原理を知る為のドップラー効果についてお話を致しました。ドップラー効果により可変位相信号は、空間で(1/30秒間隔でVOR局から航空機迄の距離((基準位相信号のアンテンと航空機迄の距離を差し引いた分)の変化)によりFM変調されると言う事を学習しました。今回は、ドップラー効果によりFM変調波された可変位相信号を航空機側で復調した時に得られる30[Hz]のSIN波と同じく30[Hz]のSIN波の基準位相信号との位相差からVOR局の方位が分かる仕組みをご説明いたします。3.VOR局の方位が分かる仕組み図-1図-1の3つの電波を受信しますと搬送波の周波数がFoでその搬送波を30[Hz]と9960[Hz]の正弦波で変調した1つの電波として捉えられます。可変位...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第35期無線工学第2章航法支援施設(1)VOR/DMEその6VOR_DMEその

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、TOITA2217さんをフォローしませんか?

ハンドル名
TOITA2217さん
ブログタイトル
受験の力”TOITAの航空無線通信士受験塾” 第33期(2024年2月期向け)受講生受付開始!!
フォロー
受験の力”TOITAの航空無線通信士受験塾” 第33期(2024年2月期向け)受講生受付開始!!

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用