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宮沢賢治に関わり「悪女」扱いされてしまった女性の「評伝」に対する意見や感想を気ままに綴っています。

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2023/11/01

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  • 悪評系2大文献まとめ

    「悪評系2大文献」に対する意見と感想は当記事でひとまず締めとし、次記事からは「宮沢賢治と高瀬露さんに関する様々な話」への意見と感想を述べていきます。 当記事では「両文献の良い点と問題点」「文献の内容以外に気になったこと」を記していきたいと思

  • 儀府文献・空々しさとずるさと

    儀府文献への意見・感想の続きです。「やさしい悪魔」に戻り(ページも270ページから252ページに戻ります)まとめ部分の気になる箇所、「火の島の組詩」の記述から儀府文献に思うところを述べていきたいと思います。 空いた口が塞がらない 儀府は「や

  • 儀府文献が描く「その女性」

    さて、改めて儀府成一の文献「やさしい悪魔」「火の島の組詩」に対する意見・感想に入りたいと思いますが、儀府文献は前記事でも書いた通り「読み応えがあり過ぎる」内容、特に「やさしい悪魔」は森荘已池の文献を大きく膨らませて派手なデコレーションを施し

  • 「悪評系2大文献」のもうひとり・儀府成一

    次に儀府成一の文献を取り上げていこうと思います。 取り上げる文献は以下の2点。1.やさしい悪魔2.火の島の組詩 両者とも1972(昭和47)年・芸術生活社出版の「宮沢賢治 ●その愛と性」という書籍に収録されています。 1は約43ページにわた

  • 森荘已池文献・和服姿の女性は幻?

    1926(大正15)年秋〜1928(昭和3)年夏にかけての森荘已池の「動向」が判明しましたがひとまずそれは脇に置いて、引き続き森の文献「宮沢賢治と三人の女性」「高雅な和服姿の”愛人”」より気になるところを抜き出し、意見・感想を述べていきます

  • 森荘已池文献・和服姿の女性

    まずは森荘已池の文献から取り上げていきます。 当記事で取り上げる文献は以下の2点。1.宮沢賢治と三人の女性2.高雅な和服姿の”愛人” 1は1974(昭和49)年・津軽書房出版の「宮沢賢治の肖像」に収録されており、初出は1949(昭和24)年

  • 旧ブログの記事を再公開いたします

    当ブログ公開1ヶ月前の2023年10月1日にgooブログ版「「猫の事務所」調査書」(以下「旧ブログ」)の大半の記事を非公開にしましたが、本日2024年2月6日より当ブログの記事公開状況に合わせて関連記事を再公開してまいります。 旧ブログの記

  • 悪評系文献の人々

    当記事から悪評系文献に対しての意見や感想を述べていきたいと思いますが、まず悪評系に分類している文献・人々と「悪評系文献」カテゴリーで取り扱う「2大文献」について説明いたします。 「悪評系」に分類している人々 当ブログで「悪評系」に分類してい

  • 「流布された姿」と「実際の姿」を比較する

    高瀬(小笠原)露さんと直に交流を持った人々の証言が手持ちの資料からは出揃いました。この記事では「これまで流布されている露さん像」も挙げ、それと「実際の姿」を比較していきたいと思います。 流布されてきた姿 ●明るく率直●世話好きでしっかりして

  • 彼女の「実際の姿」(2)

    引き続き上田哲さんの論文「「宮澤賢治伝」の再検証(二)ー<悪女>にされた高瀬露ー」より「日頃高瀬(小笠原)露さんと交流を持っていた(賢治との噂は知らない)人々」の声及び上田さんの露さんに対する印象を引用していきます。 上田さんも露さんに会っ

  • 謹賀新年 2024年・令和6年

    2024年・令和6年明けましておめでとうございます。 今年も変わりなく、当サイトを通じて多くの方々に「賢治に関わりいわれのない悪評を流され続けている女性の存在とその問題性」が静かに広く浸透していくことを願いながらマイペースに記事を投稿して参

  • 良いお年をお迎えください

    2023年もとうとう今日で終わり。 当サイトは今年11月からスタートしたため「今年もありがとうございました」と言うのはちょっとおかしいかもしれませんが…。 gooブログ版「「猫の事務所」調査書」や前ブログ「tsuMemo」から読んで下さって

  • 高瀬(小笠原)露さんのお誕生日によせて彼女の名誉回復をお祈りします(2023年・令和5年版)

    本日12月29日は高瀬(小笠原)露さんのお誕生日です。1901(明治34)年生まれなので本年2023(令和5)年で122回目のお誕生日になります。 「宮沢賢治に押し掛け女房的に迫った悪女」と伝えられてしまった彼女の本当の姿は、優しく真面目で

  • 彼女の「実際の姿」(1)

    こちらでは高瀬露さんの「実際の姿」を資料から引用し、感想・意見などを書いていきたいと思います。 高瀬露さんの「悪評」をばら撒いているのはまず「宮沢賢治に近しい人物」、その次が「賢治に近しい人物に近しい人物」…と、露さんの関係者は全くいません

  • 彼女の半生

    高瀬露さんの半生を、上田哲さんの論文「「宮澤賢治伝」の再検証(二)ー<悪女>にされた高瀬露ー」から引用しつつ思うことを述べていきたいと思います。 嫁ぎ先は神職の家 一九三二年<昭和七年>四月十一日、岩手県上閉伊郡遠野町(以下住所引用者により

  • 彼女のプロフィール

    各資料に掲載されている高瀬露さんのプロフィールを引用し、感想・意見などを述べていきたいと思います。一部資料は筆者の手元にないため手持ちの資料からの孫引きになってしまうことをあらかじめお詫びいたします。 「校本宮澤賢治全集」「【新】校本宮澤賢

  • 実情を知ったあと・現状に思うこと

    「「悪評」との出会いから違和感を抱くまで」の続きです。何気なく手に取った一冊の書籍で実情を知ったあとのこと、そして現状に思うことを述べていきます。 私たちは一人の女性に残酷なことをしていた 高瀬露という女性が問題ある人物であると信じつつも心

  • 「悪評」との出会いから違和感を抱くまで

    当ブログのメインテーマは「宮沢賢治にほんの一時期関わった女性・高瀬露さんに着せられた濡れ衣」。私がそれを知ったきっかけと、露さんの悪評に対して違和感を抱くようになった経緯を述べていきたいと思います。 「宮沢賢治に追っかけがいた!?」 …とい

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