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2023/08/12

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  • 「イヌネコにしか心を開けない人たち」香山リカ

    「イヌネコにしか心を開けない人たち」2008/1/1香山リカ(著)作者の香山リカさんも、当時はイヌ1匹、ネコ5匹と暮らしていて子供の頃から、実家では常にイヌやリス、鳥などをたさん飼っていたそうです。この本は精神科医としての立場から、書いたというよりは香山さん本人の体験をもとに感じたこと、考えたことなどが中心となって書かれているのかな?と感じました。この本は15年前に出版されているので、人とペットが一緒に入れるお墓についてはまだまだ異論があった頃のようです。香山さんのこの本は何度か読み返していたんですがこの中で、仏教の教えでは、「人間道」と畜生道」とはっきり分けられているため両者が一緒に埋葬されるのは、仏教的な感情とは相容れないということになるとのこと。スピリチュアル・カウンセラーの江原啓之氏は、ペットと一...「イヌネコにしか心を開けない人たち」香山リカ

  • 「まる ありがとう」養老 孟司

    「まるありがとう」2021/12/2養老孟司(著)、平井玲子(写真)この本は一気に読んでしまいました。養老先生の飼い猫まるへの想いを、1冊にまとめあげたものです。たくさんの写真にも引き込まれ、まるの可愛さと養老先生のお宅の自然も美しかったです。まるに向ける養老先生のまなざしがやさしくて本書の前書きにあるとおり養老先生にとってまるは、まさに一期一会、かけがえのない存在だったことがうかがえます。↑養老先生にとってまるは「ものさし」と答えている。(本文より)人間社会に長くいると、判断に迷うことがある。まるを眺めていれば、人間社会の常識に毒されず、物事の本質を見誤ることはないだろう。ものさしにする、というのはそういう意味である。そう思う理由の一つに、まるがしゃべらない、ということがある。私は、人がしゃべったことは...「まるありがとう」養老孟司

  • 「人生の目的」五木寛之

    「人生の目的」五木寛之作2019年3月刊行この作品は、『人生の目的』(1999年刊)を再編集した新書オリジナルです。五木さんの作品は好きでよく読みます。いろいろ行き詰まったときとか、落ち込んだときに読むとエールを送られた気分になります。「人生の目的」というタイトルですがこの本を読んでも、人生の目的の明確な答えは出てこないかもしれません。それでも心に訴える内容がいくつもあります。「あとがきにかえて」より『人生の目的は、「自分の人生の目的」をさがすことである。自分ひとりの目的、世界中の誰ともちがう自分だけの「生きる意味」を見出すことである。変な言いかただが、「自分の人生の目的を見つけるのが、人生の目的である」と言ってもいい。私はそう思う。そのためには、生きなければならない。生きつづけていてこそ、目的も明らかに...「人生の目的」五木寛之

  • 「八月の六日間」北村薫

    「八月の六日間」北村薫作2014年5月刊行主人公は雑誌の副編集長をしている「わたし」同僚の藤原ちゃんから「明日、山、行きませんか」と誘われたのがきっかけで山に登るようになる。数回は藤原ちゃんのグループに参加させてもらったが基本的には一人が好きだった。で、驚いたのが作者の北村薫さんは、この小説を山に登らないで書いたのだという。びっくりした!てっきり登山が趣味だから、書けたお話だと思ってしまった。創作に当たっては、登山経験のある編集者に取材をしたり資料やDVDを参考にしたそうです。北村薫さんも「これを読んだ初心者の方に自分も簡単に行けると思われたら困りますね。現実には、一人では行かないほうがいいですよ」とのこと。あくまでもこの小説はフィクションなわけで、登山を甘く見てはいけないってことですね。私なども読んだ直...「八月の六日間」北村薫

  • 「悲しくて明るい場所」曽野綾子

    「悲しくて明るい場所」曽野綾子作1992年9月の作品で、もう30年以上前に書かれたものなんですね...この作品は作者自らの体験を綴ったエッセーでこれを初めて読んだのは、かなり昔のような気がします。私はミステリーが好きでよく読むのですが、謎が解けてしまったら再読はあまりしないせいか本がたまってくると、売ってしまうことが多いです。その点、エッセーは時間をおいて読むと、また再発見などがあるためお気に入りの作家の本はほとんど手元に残しておきます。「悲しくて明るい場所」は結構印象に残っている文章が多くて今も手元にあります。こうしてみると表紙の絵もなかなか意味深でいいかもしれない...全24章からなるエッセーの中から、印象に残った箇所を紹介します。第2章太陽がオレンジになった日この章の中ではサハラ砂漠を縦断した時の体...「悲しくて明るい場所」曽野綾子

  • 「グーグーだって猫である」大島弓子

    「グーグーだって猫である」大島弓子作全6巻で1巻目の初版は2000年7月30日で、少し古い作品です。実写版もあったと思うんですが、あまり実写はピンとこなかった記憶があります。実写よりアニメをやってほしかったなぁ...話の始まりは、ペットショップで出会った元気のないアメリカンショートヘアの男の子との出会い。あまりにも小さくて元気がないので思わず連れ帰ってしまったが無事冬を乗り越え元気に育つ。名前はグーグー(good,goodの意味も込めて)このマンガ、猫好きだったら超絶おすすめです!笑いあり、涙ありの感動作です!!そして実話なので、大島先生が子宮筋腫と卵巣がんで入院、手術その後の抗がん剤治療と、きっと大変だったであろう闘病についてもユーモラスに描いています。闘病中でありながら、ノラちゃんたちを保護したり、自...「グーグーだって猫である」大島弓子

  • 「子供おばさん」山本文緒

    山本文緒作「子供おばさん」は「ばにらさま」という単行本の中にある短編です。本が出されたのは2021年9月10日山本さんが出した最後の本でしょうか?作品は7~15年ほど前に書かれたものの短編集です。(本当だったら、ここにもう1作、新しい作品が加わる予定だったのに残念です)「子供おばさん」2011年7月の作品たぶん山本文緒さんの作品の中でいちばん好きだと思う。主人公は47歳の独身の女性中学時代の友人が肺炎で亡くなり、後にその友人のエンディングノートが見つかりそこには、主人公夕子への負担付遺贈が記されていた。内容は、現金500万円を遺贈する代わりに、友人である美和の愛犬を引き取り大事に飼育するというもの。(愛犬はゴールデンレトリバー雌6歳、名前はリリー)夕子は美和と疎遠になっていて、最後に会ったのは7年前でかな...「子供おばさん」山本文緒

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