宗教について、聖書の教えの実践の中で気づいたことについて、エホバの証人社会の文化や風土について、一人の一般信者の感想や観察を綴っていきます。
エホバの証人の体罰問題について、調査を行う事にしました。 外部でもこのような調査は行われているものの、兄弟姉妹の間には、「体罰で苦しんできたけれど、べつに教団組織の責任追及をしたいわけじゃないんだよね」という方も多くいらっしゃるかと思います。 外部の調査に協力して、その情報が教団組織への責任追及に利用されることを望まないという方も多いと思います。 そこで私は、「現役信者のためのむち問題の調査」を行うこととしました。 これは、「調査する事自体が目的の調査」です。 回答者の方々には、できるだけ詳細な情報の提供をお願いしたいと思いますが、調査結果を公表する段階では、個人が特定されないよう配慮いたしま…
新宗教という言葉があります。北米のキリスト教派では主に19世紀以降、日本では幕末から明治維新以降に誕生した宗教を指しますが、これはただ単に、「新しい宗教」という意味でしかなく、全ての新宗教に共通する特徴や概念や背景というのは、成立時期以外には何もありません。 「新興宗教」と呼ばれることもあり、意味は同じですが、新興宗教という言葉が差別的な意味を帯びて使われるようになったことから、新宗教と呼ぶのが適切であると言われるようになったそうです。 新興宗教という言葉が差別的な意味を帯びて使われるようになったということからも分かるように、新しい宗教に対しては社会の根深い抵抗感があったりします。 その教理や…
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現在、ツイッターのDMで、報道関係者、法曹関係者、研究者からのご質問や取材の申し入れを承る対応を休止しております。 特に需要もなさそうだということと、自分の語った言葉の一部が切り取られたりするよりもブログでお一人お一人に直接情報発信したほうが言わんとすることの趣旨が正確に伝わるだろうという判断があったこと、外部への情報発信よりも仲間の信者を助けることに比重を移したいと思ったという事と、また、個人的な事情で3月から忙しくなりそうだという、いくつかの理由によります。 休止と書きましたが、再開時期は未定であり、再開しないかもしれません。 ツイッターアカウント(@tapiko0041)のほうも、あくま…
統治体の名簿からアンソニー・モリス3世の名前が削除される´はてなアンテナを公開しました
はてなアンテナを公開しました。 はてなアンテナは、ウェブサイトを定期的に確認して、変更があると通知してくれるサービスです。 私のはてなアンテナはこちらです。 タピコのはてなアンテナ これで、jw.orgをはじめとするいろいろなサイトの更新情報がチェックできます。 jw.orgに新しく追加された記事は、「新着情報」のページから見ることができますが、特にアナウンスもなく時々更新されるページもあります。 このようにしてはてなアンテナでチェックしていると、アンソニー・モリス兄弟の名前が統治体の名簿から削除されたということをいち早く知ることができます。 とはいえ、はてなアンテナは200ページまでしか登録…
聖書は矛盾していると考える人は大勢います。また、キリスト教の信条は非合理なものだと思っている人も多くいますし、実際にそういうところがあります。 過去150年、エホバの証人は入念な聖書の研究を通して、聖書の矛盾とされる箇所について、かなりの知識を得てきました。 矛盾とされている聖書の箇所を調べていくと、実際には矛盾ではなく「それぞれの聖書筆者の見方の相違」である、ということもあれば、翻訳された聖書に誤訳がある、ということもあります。 「聖書の矛盾」とされる箇所についての具体的な解説はこの記事の後半で述べることにして、その前に、「聖書の書き方はなぜこうなのか」という点について考えたいと思います。 …
ご自分のウェブサイトやブログなどで、このブログからの引用を行いたいという方がいらっしゃいましたら、以下の指針をご考慮いただけますと幸いです。 1. 当ブログへのリンクを貼ることは必須ではありませんが、リンクを貼る場合には、ブログのトップページではなく、該当する記事のページに直接リンクを貼っていただければと思います。 なお、引用したことを私に知らせたい場合には、必ずリンクを貼ったうえで、ご自分でリンクを踏んで当ブログの該当する記事にジャンプするようになさってください。 この点については、「このブログにコメントしたい方へ」という記事をご確認ください。 2. 引用やリンクを貼る場合、ツイッターのDM…
jw.orgから、視覚障碍者向けテキストファイルを使ってみよう
エホバの証人の公式ウェブサイト jw.orgに、視覚障碍者用のテキストファイルが掲載されています。 視覚障碍者であっても、音声ソフトを使えば、PDFやEPUBを読むことができますが、スクリーンリーダー用テキストファイルは、特に視覚障碍者が使うことを想定して準備されたファイルです。 スクリーンリーダーとは、WindowsのナレーターやIOSのボイスオーバーなど、画面の情報を音声で読み上げるもののことで、音声への変換だけでなく点字ディスプレイでの出力に対応したものも増えてきています。 (点字ディスプレイとは、視覚障碍者が点字で情報を読み取るための専用の機器です。2020年3月号の「集会ワークブック…
ものみの塔出版物にはよく、「エホバが用いる経路を尊重しましょう」という表現が出てきます。 1914年に天に王国が設立され、王となったイエスが1919年に「忠実で思慮深い奴隷」を任命し、世界中の人々に聖書教育を施す上での情報伝達の経路として用いているのだから、その経路を尊重すべきだ、ということがよく言われます。 エホバの証人の統治体がイエス・キリストによって任命されていると言える聖書的根拠 これには聖書的根拠があるのでしょうか。 エホバの証人の統治体が、神が人類に聖書の理解を与える上で用いられている経路であるという聖書的な証拠があるでしょうか。 私はその根拠として、黙示録 7:13〜14を挙げた…
NMN、GLS1阻害剤、エクソソーム……´アンチエイジング研究はどこまで進んでいるのか(2023年2月時点)
ここ数年、アンチエイジングに関する研究は目覚ましい速度で進んでいます。 かつては、アンチエイジングと聞くと、いかがわしい疑似科学であるとかサプリや化粧品を売る誇大広告のように思われていましたし、実際にそうでした。 しかし、最近では、老化予防がかなり現実味を帯びてきましたし、若返りについてもいずれ実現するだろうと言われています。 1か月の間にいくつもの「ニュースになるような研究結果」が発表されています。 アンチエイジングだけでなく、医学研究が進歩する速度自体が速くなっています。 かつては新しいワクチンを作るには10年かかると言われていましたが、新型コロナウイルスのワクチンは1年ほどででき、流通も…
「問題は解決しなくても耐え抜く力が与えられる」と安易に言ってはいけない理由
聖書を読むと、エホバが私たちの祈りを聞いてくださる方であること、聖なる力(聖霊)を与えていつも支えてくださるという事が書かれています。 これは本当に心強いことです。 まずはその、心強い神の約束を、聖書の言葉から確認しておきましょう。 祈を聞かれる方よ、すべての肉なる者は罪のゆえにあなたに来る。´詩篇 65:3 前半、口語訳旧約聖書、1955年版、日本聖書協会、引用はウィキソースから。 (※ 新世界訳聖書では詩編 65:2) 『このように、あなたがたは悪い者であっても、自分の子供には、良い贈り物をすることを知っているとすれば、天の父はなおさら、求めて来る者に聖霊を下さらないことがあろうか』。´ル…
排斥処分は残酷である、という報道を受けて´排斥処分に関する聖書的な解説(一部私見を含みます)
エホバの証人の排斥処分を批判する報道が散見されます。 排斥処分とは、ほかの団体では除名処分とか破門とかいわれるもののことで、聖書の基本的な教えに反する行為を行って悔い改めない信者を、エホバの証人のクリスチャン会衆のメンバーから除外する対応のことです。 今メディアではこの排斥措置についていろいろなことが言われています。 引用は省略しますが、排斥処分は元信者を社会的に孤立させるものであり、家族からも引き離すことになり、残酷なものである、という指摘です。*1 これについて、聖書的な解説と、個人的な感想を書きたいと思います。 なお、この記事は途中までが一般向け、後半が信者向けとなっています。 聖書が排…
このブログでは、すでに何度も、社会学者で東京都立大学教授の宮台真司さんの言葉を引用しています。 肯定的に引用している場合もあれば、参考となる意見として引用したうえで、異なる見解を示していることもあります。 私は、宮台真司さんの分析力には「なるほど」と思わされることも多く、そういう意味でよく引用しています。 もっとも、私たちエホバの証人は聖書が示す将来像を受け入れています。 いずれエホバが大患難によって人類社会に介入し(マタイ 24:21)、ハルマゲドンが来て人間の政府が地上を統治する時代は終わり、神エホバが任命した王イエスを中心とする天の王国(神の国)が地上をパラダイスに変えて千年間収め、最後…
宗教とは、人の弱みに付け込むコンプレックス産業なのか´聖書が示す宗教像
コンプレックス産業という言葉があります。 誰しもが大なり小なり劣等感を抱えているものです。 特定の分野に限って何かしらの劣等感を抱えている人もいれば、自分自身、自分の人間性や存在そのものに対する大きな劣等感を抱えている人もいます。 「これを買って身に着ければ劣等感が克服できますよ」などと言って商品やコンテンツなどを売るようなビジネスをコンプレックス産業と言うことがあり、かつらメーカーから自己啓発セミナーに至るまで、いろいろなものを指して使われる言葉です。 この言葉は概ねネガティブな意味合いで使われており、本当に劣等感を克服する心理療法がコンプレックス産業と呼ばれることはまずありません。 コンプ…
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