完全に作者買いみたいな形で手に取った作品でしたが、これまで読んできた彼女の作品で一番好きだなと思えたのがこの漫画。ラララ 金田一蓮十郎ジャングルはいつもハレのちグゥあたりでご存じの方も多いかもしれません。もしくはドラクエの4コママンガ劇場でしょうか……(
完全に作者買いみたいな形で手に取った作品でしたが、これまで読んできた彼女の作品で一番好きだなと思えたのがこの漫画。ラララ 金田一蓮十郎ジャングルはいつもハレのちグゥあたりでご存じの方も多いかもしれません。もしくはドラクエの4コママンガ劇場でしょうか……(
恋愛あり、笑いありのお仕事漫画でお気に入りの作品がこれです。テラモリ iko高時給に釣られてスーツ屋さんでバイトを始めたヲタク女子大生・高宮陽ちゃんと、その周りの人達の人間模様が描かれています。陽ちゃんが働くスーツ屋さん「テーラー森」で陽ちゃんをはじめ、従
昨日のブログでも紹介した貫井氏ですが、どんでん返しを集めた短編集も出しています。女が死んでいる 貫井徳郎二日酔いで目覚めた朝、ベッドの横の床に見覚えのない女の死体があった。俺が殺すわけがない。知らない女だ。では誰が殺したのか――?(「女が死んでいる」)
まさにタイトル通りの物語。全体的に重たい話ですが、とても面白かったです。愚行録 貫井徳郎ええ、はい。あの事件のことでしょ? えっ? どうしてわかるのかって? そりゃあ,わかりますよ。だってあの事件が起きてからの一年間、訪ねてくる人来る人みんな同じことを
ブルーピリオドで有名な山口氏の短編集。レビューを見ると好みがハッキリ分かれているなぁと思いましたが、私はとても好きでした。ヌードモデル 山口つばさアートに打ち込む若者の熱さを描き、話題を呼んだ超人気作『ブルーピリオド』山口つばさの原点にして新境地!ひと
翻訳本ってどうにもあの日本語訳の堅さが苦手でしたが、幻の女で苦手意識が薄れたのでその勢いのまま読んだのがこれです。アクロイド殺し アガサクリスティー深夜の電話に駆けつけたシェパード医師が見たのは、村の名士アクロイド氏の変わり果てた姿。容疑者である氏の甥
重ためストーリーな漫画で絵柄もキャラも好みなのがこの作品。来世は他人がいい・7巻 小西明日翔極道の家で育った主人公・吉乃と、婚約者の霧島のラブストーリー……と、思いきや一筋縄ではいかないところが面白いです。極道エンタメとありますが、人物たちそれぞれのキ
実写映画でこの作品に触れた方も多いかもしれませんが、これはいつも読むミステリとはちょっと違ったテイストで新鮮だった作品です。屍人荘の殺人 今村昌弘神紅大学ミステリ愛好会に所属する葉村譲と会長の明智恭介は、曰くつきの映画研究会の夏合宿に興味を抱き、同じ大
麻耶作品はいくつか読んでいますが、私が最初に好きになったきっかけはこの作品でした。螢 麻耶雄嵩オカルトスポット探険サークルの学生六人は京都山間部の黒いレンガ屋敷ファイアフライ館に肝試しに来た。ここは十年前、作曲家の加賀螢司が演奏家六人を殺した場所だ。そ
これはもう、1作目からずっと買っている大好きな作品です。ドS刑事 風が吹けば桶屋が儲かる殺人事件 七尾与史静岡県浜松市で起こった残虐な連続放火殺人事件。被害者は元ヤクザ、詐欺師、OLなど様々で何の手がかりもない。しかし「ドS」な美人刑事・黒井マヤは現場で「
以前、本屋さんで見かけてタイトルに惹かれて読んだ本です。むかしむかしあるところに、死体がありました。 青柳碧人「浦島太郎」や「鶴の恩返し」といった皆さんご存じの《日本昔ばなし》を、密室やアリバイ、ダイイングメッセージといったミステリのテーマで読み解く
この時期になるとバレンタインのイベント会場が各地にできますよね。毎年楽しみにしていて、ワクワクしながら買いに行くのですが年々甘ったるいチョコはあまり食べられなくなってきて……(加齢)そんな弱ってる私でもここ数年リピートしてるチョコ。抹茶とほうじ茶のチョコで
最初に読んだのは中学生頃だったでしょうか……その当時から今でも一番大好きな漫画はコレ!フルーツバスケット 高屋奈月もうオタクがよく言うセリフを言っちゃいますが(私もオタクなので)この作品は人生です。主人公の透ちゃんが草摩家の人々と関わりながら互いに癒し、
このトリックは特段珍しいものではないはずなのに、というか同じ頃に同トリックで仕掛けてきた本も読んでいたのに不思議な世界観ですっかり惑わされてしまいました。神のロジック 人間のマジック 西澤保彦生徒はたったの6名で、実習の中味は犯人当て。アメリカ南部とおぼ
イニシエーション・ラブでまんまと驚かされた私はその後彼の作品を色々読んでみましたが、中でも気に入ったのがこちら。カラット探偵事務所の事件簿 乾くるみあなたの頭を悩ます謎をカラッと解決いたします!▼浮気調査や信用調査などを扱う普通の私立探偵とは異なり、謎
どんでん返しが秀逸な作品で必ずといって名前が挙がるこちらの作品。イニシエーション・ラブ 乾くるみ僕がマユに出会ったのは、代打で呼ばれた合コンの席。やがて僕らは恋に落ちて…。甘美で、ときにほろ苦い青春のひとときを瑞々しい筆致で描いた青春小説―と思いきや、
多くの作品を世に送り出している赤川次郎氏。私が小学生くらいの頃に読んでいたのは割とライトなものでしたが、これは終始ダークな世界観です。マリオネットの罠 赤川次郎フランス留学から帰国した上田修一は、恩師の紹介でフランス語の家庭教師の口を得る。3カ月間住み
何度もひっくり返されてなかなか真相に辿り着けない、でもわかった時の爽快感がたまらない作品がこれ。連続殺人鬼カエル男 中山七里口にフックをかけられ、マンションの13階からぶら下げられた女性の全裸死体。傍らには子供が書いたような稚拙な犯行声明文。街を恐怖と混
叙述トリックという前情報があっても面白い作品が好きですが、これもその一つかなと思います。ハサミ男 殊能将之美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯「ハサミ男」。3番目の犠牲者を決め、綿密に調べ上げるが、自分の手口を真似て殺された彼女の
元彼の遺言状の続編のこの作品も、またいつもと違うテイストを楽しみたいなという時にオススメです。倒産続きの彼女 新川帆立山田川村・津々井法律事務所に勤める美馬玉子。事務所の一年先輩である剣持麗子に苦手意識をもちながらも、ボス弁護士・津々井の差配で麗子とコ
普段とは違った切り口のミステリが読みたい方にオススメなのがこの作品です。元彼の遺言状 新川帆立本年度の第19回『このミステリーがすごい! 』大賞受賞作は、金に目がない凄腕女性弁護士が活躍する、遺産相続ミステリー! 「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」という
なるほど、ダブルミーニングなタイトルがピッタリだと感心した作品です。倒錯のロンド 折原一”原作者”と”盗作者”の緊迫する駆け引きに息を呑む。受賞間違いなし、と自信を持って推理小説新人賞に応募しようとした作品が、何者かに盗まれてしまった! そして同タイト
イヤミスや残虐な小説が好きな私ですが、これは読後爽やかな気持ちになれるお話なのに(なのに?)すごく面白かったです。六人の嘘つきな大学生 浅倉秋成成長著しいIT企業「スピラリンクス」が初めて行う新卒採用。最終選考に残った六人の就活生に与えられた課題は、一カ
叙述トリックが大好きでどんでん返しに驚かされるのが好きな方にオススメなのがコレ。葉桜の季節に君を想うということ 歌野晶午かつては探偵事務所で働き、いまは「何でもやってやろう屋」を自称して気ままな生活を送る「俺」成瀬将虎。ある日、高校の後輩のキヨシの頼み
ミステリでありながらホラー、サイコな空気も纏う全体的に仄暗い印象の作品ですが、ものすごく面白くてオススメなのがコチラです。向日葵の咲かない夏 道尾秀介夏休みを迎える終業式の日。先生に頼まれ、欠席した級友の家を訪れた。きい、きい。妙な音が聞こえる。S君は
恥ずかしながらカタカナが苦手というか、日本語で馴染みのある言葉でないと入ってこない残念な頭なので、実はあまり国外の作品は読みません。そんな私が過去に読んですごく印象に残っているのがコレ。幻の女〔新訳版〕 ウィリアム・アイリッシュけんか別れした妻が殺され
気になっていたミステリ短編集。読む時間が取れそうだったので先日買って読んでみました。#真相をお話しします 結城真一郎ミステリ界の超新星が仕掛ける、五つの罠。日常に潜む小さな〝歪み〞を、あなたは見抜くことができるか。子供が四人しかいない島で、僕らは「YouTu
15巻は先月発売していたようですが、うっかり買い忘れていて先日やっと購入しました。墜落JKと廃人教師 15 sora自殺しようとしていた女子高生の扇言を「死ぬ前に俺と恋愛しない?」なんて軽い言葉で助け出した教師・灰葉 仁(通称・灰仁)。実は彼も闇を抱えていて───
美男美女が沢山出てくる華やかな絵柄でギャグなども織り込まれたテンポのいい漫画ながら殺された一人のアイドルをめぐるシリアス展開が見逃せないこの作品。推しの子 10 赤坂アカ、横槍メンゴ10巻表紙は私の推しのアクアです。芸能界が舞台でその光と闇を魅せながら、人
叙述トリックは大好きで色々読んでいますが、これはタイトルも含め種明かしされて「なるほど!」と感心した作品。弁護側の証人 小泉喜美子ヌードダンサーのミミイ・ローイこと漣子は八島財閥の御曹司・杉彦と恋に落ち、玉の輿に乗った。しかし幸福な新婚生活は長くは続
2つの絵のどちらを見るか。2つは同時に見られない。ルビンの壺にはそんな特徴がありますが、この小説もまさにそう。ルビンの壺が割れた 宿野かほる「突然のメッセージで驚かれたことと思います。失礼をお許しください」──送信した相手は、かつての恋人。フェイスブッ
今書いている小説をエブリスタ様で更新しました。「Bookmark」(←作品ページへ飛びます)簡単に言うと、婚約者に浮気されて目覚めたら大人気アイドルの妻になってた話です。恋愛モノのつもり。転生したわけではなく(笑)色々あって所謂契約妻になったというみんな大好きな
綾辻行人といえばな有名作品「十角館の殺人」。館シリーズの1作目ですね。十角館の殺人 綾辻行人十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の7人が訪れた。館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。やがて学生たちを襲う連続殺人
昨日ご紹介した「変な家」の作者・雨穴氏初の書き下ろし長編小説。このまま「変な~」シリーズが続くのかどうかはわかりませんが、これまた切り口が斬新で面白い作品でした。変な絵 雨穴あなたも、何かがおかしい9枚の絵の「謎」が解けますか?とあるブログに投稿された
昔から間取りを見るのが好きです。間取りを考えるのも好きで、家のことを考えるのが好きで、不動産屋に勤めていたこともあります。だからというわけでもないつもりですが、この本はとても惹かれました。変な家 雨穴謎の空間、二重扉、窓のない子供部屋――間取りの謎を
筒井康隆作品に初めて触れたのは小学生の頃でした。実家の本棚にあった家族八景を読んで面白いなと思い、七瀬ふたたび、エディプスの恋人と七瀬シリーズを買いました。実家のその本棚には他に星新一なども並んでいたので(そこで私も見事に星新一ワールドにハマるわけですが
どんでん返しって好きですか?私は大好物ですが、どんでん返しと先に言われてしまうともうその言葉自体がネタバレだなぁと思ってしまったり……それでも素直なのですぐに騙されて驚くわけですが、やはり数を読めばどんなトリックなのかわかってしまうことも。そんな少しだけ
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完全に作者買いみたいな形で手に取った作品でしたが、これまで読んできた彼女の作品で一番好きだなと思えたのがこの漫画。ラララ 金田一蓮十郎ジャングルはいつもハレのちグゥあたりでご存じの方も多いかもしれません。もしくはドラクエの4コママンガ劇場でしょうか……(
恋愛あり、笑いありのお仕事漫画でお気に入りの作品がこれです。テラモリ iko高時給に釣られてスーツ屋さんでバイトを始めたヲタク女子大生・高宮陽ちゃんと、その周りの人達の人間模様が描かれています。陽ちゃんが働くスーツ屋さん「テーラー森」で陽ちゃんをはじめ、従
昨日のブログでも紹介した貫井氏ですが、どんでん返しを集めた短編集も出しています。女が死んでいる 貫井徳郎二日酔いで目覚めた朝、ベッドの横の床に見覚えのない女の死体があった。俺が殺すわけがない。知らない女だ。では誰が殺したのか――?(「女が死んでいる」)
まさにタイトル通りの物語。全体的に重たい話ですが、とても面白かったです。愚行録 貫井徳郎ええ、はい。あの事件のことでしょ? えっ? どうしてわかるのかって? そりゃあ,わかりますよ。だってあの事件が起きてからの一年間、訪ねてくる人来る人みんな同じことを
ブルーピリオドで有名な山口氏の短編集。レビューを見ると好みがハッキリ分かれているなぁと思いましたが、私はとても好きでした。ヌードモデル 山口つばさアートに打ち込む若者の熱さを描き、話題を呼んだ超人気作『ブルーピリオド』山口つばさの原点にして新境地!ひと
翻訳本ってどうにもあの日本語訳の堅さが苦手でしたが、幻の女で苦手意識が薄れたのでその勢いのまま読んだのがこれです。アクロイド殺し アガサクリスティー深夜の電話に駆けつけたシェパード医師が見たのは、村の名士アクロイド氏の変わり果てた姿。容疑者である氏の甥
重ためストーリーな漫画で絵柄もキャラも好みなのがこの作品。来世は他人がいい・7巻 小西明日翔極道の家で育った主人公・吉乃と、婚約者の霧島のラブストーリー……と、思いきや一筋縄ではいかないところが面白いです。極道エンタメとありますが、人物たちそれぞれのキ
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麻耶作品はいくつか読んでいますが、私が最初に好きになったきっかけはこの作品でした。螢 麻耶雄嵩オカルトスポット探険サークルの学生六人は京都山間部の黒いレンガ屋敷ファイアフライ館に肝試しに来た。ここは十年前、作曲家の加賀螢司が演奏家六人を殺した場所だ。そ
これはもう、1作目からずっと買っている大好きな作品です。ドS刑事 風が吹けば桶屋が儲かる殺人事件 七尾与史静岡県浜松市で起こった残虐な連続放火殺人事件。被害者は元ヤクザ、詐欺師、OLなど様々で何の手がかりもない。しかし「ドS」な美人刑事・黒井マヤは現場で「
以前、本屋さんで見かけてタイトルに惹かれて読んだ本です。むかしむかしあるところに、死体がありました。 青柳碧人「浦島太郎」や「鶴の恩返し」といった皆さんご存じの《日本昔ばなし》を、密室やアリバイ、ダイイングメッセージといったミステリのテーマで読み解く
この時期になるとバレンタインのイベント会場が各地にできますよね。毎年楽しみにしていて、ワクワクしながら買いに行くのですが年々甘ったるいチョコはあまり食べられなくなってきて……(加齢)そんな弱ってる私でもここ数年リピートしてるチョコ。抹茶とほうじ茶のチョコで
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このトリックは特段珍しいものではないはずなのに、というか同じ頃に同トリックで仕掛けてきた本も読んでいたのに不思議な世界観ですっかり惑わされてしまいました。神のロジック 人間のマジック 西澤保彦生徒はたったの6名で、実習の中味は犯人当て。アメリカ南部とおぼ
イニシエーション・ラブでまんまと驚かされた私はその後彼の作品を色々読んでみましたが、中でも気に入ったのがこちら。カラット探偵事務所の事件簿 乾くるみあなたの頭を悩ます謎をカラッと解決いたします!▼浮気調査や信用調査などを扱う普通の私立探偵とは異なり、謎
どんでん返しが秀逸な作品で必ずといって名前が挙がるこちらの作品。イニシエーション・ラブ 乾くるみ僕がマユに出会ったのは、代打で呼ばれた合コンの席。やがて僕らは恋に落ちて…。甘美で、ときにほろ苦い青春のひとときを瑞々しい筆致で描いた青春小説―と思いきや、
多くの作品を世に送り出している赤川次郎氏。私が小学生くらいの頃に読んでいたのは割とライトなものでしたが、これは終始ダークな世界観です。マリオネットの罠 赤川次郎フランス留学から帰国した上田修一は、恩師の紹介でフランス語の家庭教師の口を得る。3カ月間住み
何度もひっくり返されてなかなか真相に辿り着けない、でもわかった時の爽快感がたまらない作品がこれ。連続殺人鬼カエル男 中山七里口にフックをかけられ、マンションの13階からぶら下げられた女性の全裸死体。傍らには子供が書いたような稚拙な犯行声明文。街を恐怖と混
叙述トリックという前情報があっても面白い作品が好きですが、これもその一つかなと思います。ハサミ男 殊能将之美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯「ハサミ男」。3番目の犠牲者を決め、綿密に調べ上げるが、自分の手口を真似て殺された彼女の
元彼の遺言状の続編のこの作品も、またいつもと違うテイストを楽しみたいなという時にオススメです。倒産続きの彼女 新川帆立山田川村・津々井法律事務所に勤める美馬玉子。事務所の一年先輩である剣持麗子に苦手意識をもちながらも、ボス弁護士・津々井の差配で麗子とコ
完全に作者買いみたいな形で手に取った作品でしたが、これまで読んできた彼女の作品で一番好きだなと思えたのがこの漫画。ラララ 金田一蓮十郎ジャングルはいつもハレのちグゥあたりでご存じの方も多いかもしれません。もしくはドラクエの4コママンガ劇場でしょうか……(
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昨日のブログでも紹介した貫井氏ですが、どんでん返しを集めた短編集も出しています。女が死んでいる 貫井徳郎二日酔いで目覚めた朝、ベッドの横の床に見覚えのない女の死体があった。俺が殺すわけがない。知らない女だ。では誰が殺したのか――?(「女が死んでいる」)
まさにタイトル通りの物語。全体的に重たい話ですが、とても面白かったです。愚行録 貫井徳郎ええ、はい。あの事件のことでしょ? えっ? どうしてわかるのかって? そりゃあ,わかりますよ。だってあの事件が起きてからの一年間、訪ねてくる人来る人みんな同じことを
ブルーピリオドで有名な山口氏の短編集。レビューを見ると好みがハッキリ分かれているなぁと思いましたが、私はとても好きでした。ヌードモデル 山口つばさアートに打ち込む若者の熱さを描き、話題を呼んだ超人気作『ブルーピリオド』山口つばさの原点にして新境地!ひと
翻訳本ってどうにもあの日本語訳の堅さが苦手でしたが、幻の女で苦手意識が薄れたのでその勢いのまま読んだのがこれです。アクロイド殺し アガサクリスティー深夜の電話に駆けつけたシェパード医師が見たのは、村の名士アクロイド氏の変わり果てた姿。容疑者である氏の甥
重ためストーリーな漫画で絵柄もキャラも好みなのがこの作品。来世は他人がいい・7巻 小西明日翔極道の家で育った主人公・吉乃と、婚約者の霧島のラブストーリー……と、思いきや一筋縄ではいかないところが面白いです。極道エンタメとありますが、人物たちそれぞれのキ
実写映画でこの作品に触れた方も多いかもしれませんが、これはいつも読むミステリとはちょっと違ったテイストで新鮮だった作品です。屍人荘の殺人 今村昌弘神紅大学ミステリ愛好会に所属する葉村譲と会長の明智恭介は、曰くつきの映画研究会の夏合宿に興味を抱き、同じ大
麻耶作品はいくつか読んでいますが、私が最初に好きになったきっかけはこの作品でした。螢 麻耶雄嵩オカルトスポット探険サークルの学生六人は京都山間部の黒いレンガ屋敷ファイアフライ館に肝試しに来た。ここは十年前、作曲家の加賀螢司が演奏家六人を殺した場所だ。そ
これはもう、1作目からずっと買っている大好きな作品です。ドS刑事 風が吹けば桶屋が儲かる殺人事件 七尾与史静岡県浜松市で起こった残虐な連続放火殺人事件。被害者は元ヤクザ、詐欺師、OLなど様々で何の手がかりもない。しかし「ドS」な美人刑事・黒井マヤは現場で「
以前、本屋さんで見かけてタイトルに惹かれて読んだ本です。むかしむかしあるところに、死体がありました。 青柳碧人「浦島太郎」や「鶴の恩返し」といった皆さんご存じの《日本昔ばなし》を、密室やアリバイ、ダイイングメッセージといったミステリのテーマで読み解く
この時期になるとバレンタインのイベント会場が各地にできますよね。毎年楽しみにしていて、ワクワクしながら買いに行くのですが年々甘ったるいチョコはあまり食べられなくなってきて……(加齢)そんな弱ってる私でもここ数年リピートしてるチョコ。抹茶とほうじ茶のチョコで
最初に読んだのは中学生頃だったでしょうか……その当時から今でも一番大好きな漫画はコレ!フルーツバスケット 高屋奈月もうオタクがよく言うセリフを言っちゃいますが(私もオタクなので)この作品は人生です。主人公の透ちゃんが草摩家の人々と関わりながら互いに癒し、
このトリックは特段珍しいものではないはずなのに、というか同じ頃に同トリックで仕掛けてきた本も読んでいたのに不思議な世界観ですっかり惑わされてしまいました。神のロジック 人間のマジック 西澤保彦生徒はたったの6名で、実習の中味は犯人当て。アメリカ南部とおぼ
イニシエーション・ラブでまんまと驚かされた私はその後彼の作品を色々読んでみましたが、中でも気に入ったのがこちら。カラット探偵事務所の事件簿 乾くるみあなたの頭を悩ます謎をカラッと解決いたします!▼浮気調査や信用調査などを扱う普通の私立探偵とは異なり、謎
どんでん返しが秀逸な作品で必ずといって名前が挙がるこちらの作品。イニシエーション・ラブ 乾くるみ僕がマユに出会ったのは、代打で呼ばれた合コンの席。やがて僕らは恋に落ちて…。甘美で、ときにほろ苦い青春のひとときを瑞々しい筆致で描いた青春小説―と思いきや、
多くの作品を世に送り出している赤川次郎氏。私が小学生くらいの頃に読んでいたのは割とライトなものでしたが、これは終始ダークな世界観です。マリオネットの罠 赤川次郎フランス留学から帰国した上田修一は、恩師の紹介でフランス語の家庭教師の口を得る。3カ月間住み
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元彼の遺言状の続編のこの作品も、またいつもと違うテイストを楽しみたいなという時にオススメです。倒産続きの彼女 新川帆立山田川村・津々井法律事務所に勤める美馬玉子。事務所の一年先輩である剣持麗子に苦手意識をもちながらも、ボス弁護士・津々井の差配で麗子とコ