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授業者の落書き~「先生」という仕事で頑張りたい!~ https://rakugaki-sensei.hatenadiary.jp

自分を含めて、「先生」という仕事を頑張る人のために、あれこれと考えてみました。 漫画・・・とも言えない下手な落書きですが、内容を整理するのにはいいかもと思い、挑戦してみました。

らくがき先生
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2022/12/30

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  • 名著に学ぶ教師の仕事「教室でする発達障害への教育コーチ」05軽度ID(軽度の知的障害)の子を担任しました

    www.youtube.com 軽度ID??? あ~ あの子 そうか!? 日本全国の公立の小学校の先生なら こんな感じなのではないでしょうか。 子どもに力をつける授業 栄枯盛衰・・・ 学校現場では様々な授業法が提案されてきました。 昭和、平成、令和・・・ 戦後から考えただけでも数十年 私達教師は 子どもに力をつける授業 を模索してきました。 「学力爆上がり!!!」 「すごい授業法だ!!!」 「最新だ!!!」 なんて報告も時にはありますが 事実として 日本中の公立学校で学ぶ子ども達の学力が 爆上がりした事実はありません。 簡単ではないのです。 簡単ではないのですが 子ども達は、毎年、小学校の門を…

  • 名著に学ぶ教師の仕事「教室でする発達障害への教育コーチ」04DCDの子を担任しました

    www.youtube.com DCD、 聞いたことがありますか? 私はこの書籍で知り、指導・対応の原則から具体について知りました。 勿論、=完璧・・・ではありません。 これをきっかけに 更まる学びを深め続けていくのだと思います。 今回の動画の紹介文です。 DCDに限らず 数多の特性や 特性をもつ児童に対する 指導や対応において 欠かすことができない原則が この動画で取り上げられている部分だと思います。 「その取り組みの後、必ず全員できるようになっている」 「そう言い切れるからこそ あえてできない子を取り上げる」 「その変容が、皆の学びになる」 「でも、前提は 冒頭の 必ず全員できるようになっ…

  • 名著に学ぶ教師の仕事「教室でする発達障害への教育コーチ」03PDDの子を担任しました

    www.youtube.com 「たった一人で、学級どころか、学校すら崩壊させる」 「理解しようとしてはいけない、理解はできない」 ・・・かつてこう言われるのを見聞きしたことがあります。 PDDの子ども達・・・、確かに難しいです。 でも、 彼らのパワーや長所に依拠し、 よりよい成長を促す方針も手立てもあるのです。 動画の紹介文でこう書きました。 書店に並ぶ教育書に <アスペルガー> という言葉が並ぶようになった頃 各地で行われた研修会やセミナーで 実際に見聞きしたのが 「たった一人で・・・」 や 「理解しようと・・・」 でした。 そして 実際 何年かに一度くらいのペースで <アスペルガー> の…

  • 名著に学ぶ教師の仕事「教室でする発達障害への教育コーチ」02ADHDの子を担任しました

    www.youtube.com 皮肉を言って 悪人扱いして 正論を振りかざして ・・・ どれもこれも、私(小学校担任)がした失敗です。 いえ、 今でも、することが少なくない失敗です。 動画の説明欄にも書きましたが 少しでも学んで 少しでもしっかりしないといけません。 しっかりしないといけないのは 子どもだけでなく 私こそ です。 「教育でする発達障害への教育コーチ」 この本には ⇧の他にも、 よりつっこんだ場面や事例について 専門家である林先生からの アドバイスがあります。 今回のページや動画は <ADHD>(今は<注意欠如多動症>でしょうか。) の指導方針であり根本的な指導法ですが これを前…

  • 名著に学ぶ教師の仕事「教室でする発達障害への教育コーチ」01LDの子を担任しました

    2008年10月初版の書籍ですが・・・ 学べます。 www.youtube.com 公立の小学校で学級担任をしているのなら LDの子 あるいは それに準ずるような子 絶対に担任しています。 その子に対して 他の子ども達と同じような方針や方法で 雑な扱いをしていること きっとあります。 少なくとも、 雑多な仕事に埋没しがちな私には ほぼ間違いなくあるでしょう。 この名著に触れ 改めて自分の仕事を振り返ってみて その雑さを確認する・・・ その酷さにがっくりと肩を落としつつ それでも 次からは!次こそは! と前を向こうとする こんな感じです。 困っているのは LDの子 LDの子の困り感に 少しでも有…

  • 昭和の教育、平成の教育、どっちにしたって古臭い!!

    昭和の教育、平成の教育、どっちにしたって古臭い!! <昭和の教育、平成の教育、どっちにしたって古臭い!!> 現場でも さまざまなネット上のやりとりでも 見聞きすることのある主張です。 確かに・・・ そうかもしれない・・・ でも、だからと言って <ダメ認定> は性急だし乱暴だと思います。 アマゾンで教育書を検索してみると <最新> が幾つも現れます。 令和に生きる私達の仲間や 教育に携わる人達が 工夫と研究を重ね 一個の提案として形作った 貴重な情報の数々です。 <先生>として現場に立つ以上 ここから学んでいくことも 勿論! 大切です。 一方で 授業の前と後での <向上的変容> こそ求めた野口芳…

  • 名著に学ぶ教師の仕事「発達しょう害児本人の訴え」01~10全まとめ~大人の関わり方次第~

    「発達しょう害児本人の訴え」~大人の関わり方次第~ 脳科学の専門家として 環境対話法を提案し 実践の最前線に立ち続けた 故・平山諭先生 平山先生の名著には 失ってしまうには惜しい 忘れ去ってしまうのは勿体ない そんな教えに満ちています。 現場に立つ 親も教師も そして子ども達も 救う そんな言葉の数々から 教育、成長、発達・・・について 考えていきましょう。 名著に学ぶ教師の仕事「発達障がい児本人の訴え」01規則を破る友達が許せない - YouTube www.youtube.com 名著に学ぶ教師の仕事「発達障がい児本人の訴え」02友達とよく喧嘩になる子 - YouTube www.yout…

  • 名著に学ぶ教師の仕事「発達しょう害児本人の訴え」10【手先が不器用な子】

    「発達しょう害児本人の訴え」 に学ぶシリーズもこれが最後です。 「手先が不器用な子」・・・います。 どのクラスにもいます。 そもそも、私自身が実はかなりの不器用です。 アルバイト先の店長からは 「仕事が雑で遅い」 なんて言われていました。 では、 「手先が不器用な子」にはどんな指導や対応が 考えられるのか。 今回は楽器指導を中心に解説されていますが 原則的な部分にまで解釈を広げたり深めたりしながら ぜひご覧になってみて下さい。 www.youtube.com 「手先が不器用な子」 にだって その子なりのアプローチの仕方がある。 そのアプローチの仕方を修正しつつ より効果がある活動を継続していけ…

  • 名著に学ぶ教師の仕事「発達しょう害児本人の訴え」09【字が汚い子】

    既にAIの時代。 話題のチャットGPTは知っている? <書く>授業なんてナンセンス。 <入力>できればいい。 <音声入力>にしたっていい。 <書く>なんて時代遅れ、授業で扱うことじゃない。 ちょっと乱暴でしょうか? でも、これに近い声を、現場では聞くことがあります。 この<書く>軽視の主張・・・どう思いますか? 私は、 それこそ ナンセンス だと思っています。 <書く>には 人類の英知が詰まっている <書く>ことで育まれるものが 人類をここまでにしてきた 誰も証明していないでしょうし 科学的な根拠もありませんが あながち嘘ではない と言っていいと思います。 特に、幼少期には、ぜひやっておきたい…

  • 名著に学ぶ教師の仕事「発達しょう害児本人の訴え」08【絵を描くことが苦手な子】

    絵を描くことが苦手な子 どこのクラスにもいます。 では、 教師として 苦手な子が絵を描けるようになる そんな授業や取り組みを どれだけしているでしょうか? そもそも 絵なんて描けなくてもいい? いえいえ それなら授業として扱うべきではありません。 授業するからには どうやったら絵が描けるようになるのか ということは 模索したいと思いますが どうでしょうか。 世の中には「~式」なんて言われる絵画指導法もありますし それはそれで大事ですが 果たしてそれだけでよいのでしょうか。 www.youtube.com 折角、授業として絵を描くのですから 「先生のアドバイスを聞いたら」 「今までで一番いい絵に…

  • 名著に学ぶ教師の仕事「発達しょう害児本人の訴え」07【例え話が伝わらない子】

    <話す><聞く> 得意ですか? 私は 得意ではありません。 上手に話せませんし しっかり聞けません。 でも <例え話> が分からないか と言えば そんなこともありません。 見事な例え話には「すごいなぁ」と感心感動することもあります。 でも 子ども達の中には <例え話>が伝わらない子 がいるみたいです。 私からすると未知の世界です。 人との<話す><聞く>を進めるにあたって やってしまいがちなのが <自分が分かっている>程度に <相手も分かっている>だろう という思いこみです。 ここから 様々なすれ違いやトラブルが生まれてくる わけですが 実は <例え話>も例外ではない のだろうと思います。 よ…

  • 名著に学ぶ教師の仕事「発達しょう害児本人の訴え」06【表情・身振り・手振りが伝わらない子】

    表情 身振り 手振り って、高難度だと思いませんか。 そもそも 人の気持ちは分からない のが前提で 様々に経験値を増やしながら 私達は私達なりの解釈を <より正解> に近づけていく。 生きている限り続いていく課題の一つ なのだと思います。 さて では 明らかに経験値不足 の子ども達に どう接するのが 教育者としての<先生>の最適解か 今回も脳科学の視点からの提案を 資料にまとめてみました。 www.youtube.com 私自身は 人の気持ちは分からない からこそ 殊に相手が子どもの時は <基本、笑顔> <簡単に悪人認定しない> <お互いに少しでもより良い人になれるように> を頭の片隅において…

  • 名著に学ぶ教師の仕事「発達しょう害児本人の訴え」⑤【突然しゃべったり、動いたりする子】

    www.youtube.com 【突然しゃべったり、動いたりする子】 こういうお子さんが増えたと思いませんか。 元々 低学年で顕著で 中学年、そして高学年となっていくうちに <小学生らしく>なっていく はずなのですが、 高学年になってなお 【突然しゃべったり、動いたりする子】 のまま・・・。 <子どもの脳の制御力が落ちている> スマホのせい 少し前ならゲームのせい もっと前ならテレビのせい 等々 学校現場では これまでもずっと言われ続けてきたことではあります。 が、 小学校で <不登校><校内暴力><いじめ>等が 年々、増えている状況を見るにつけ 「いつものことだから」 「世界情勢だとか日本の…

  • 名著に学ぶ教師の仕事「発達しょう害児本人の訴え」【指示しても動こうとしない子】

    【指示しても動こうとしない子】 います。 どのクラスにも 必ずいます。 こうした子どもの姿を認めた場合 善意の教師は 「自分の言い方が悪かったのでは?」 「話を聞ける状況を作れていなかったかな?」 等と考えるのではないでしょうか。 教師として大事な見方だと思います。 でも 実は それだけではない。 【指示しても動こうとしない子】 について 脳科学の専門家は どのように解説するのか 脳科学的に見て 守っておきたい 実現しておきたい 話の聞かせ方とは何なのか 今回の資料のテーマです。 www.youtube.com この資料を見ると 前述の善意の教師の見方が あながち的外れではなかったことがわかり…

  • 友達をすぐにたたく子【名著に学ぶ教師の仕事】

    今回は 友達をすぐ叩く子 です。 実は 私のクラスにもいます。 その子の場合 本意は <タッチ>や<スキンシップ> なのでしょうが 体も大きく、言葉もきついので 受け取る側はそうとらえていないようです。 先週末にも 「先生・・・」 と暴力現場を目にした子ども達からの訴えがありました。 学校現場にあっては 特に その最前線の教室にあっては 決して珍しいことではないのだと思います。 では こうした事例に 発達障害の傾向や疑いがある子ども達が関わっている場合 どのように考えたらいいのか どんな対応が求められるのか 実際に現場に立ち 様々な提言を続けた専門家 の話をまとめてみました。 www.yout…

  • この子の暴力は何故!?何度言っても止まらないのは何故!?の一つの解が明らかになりました!【名著に学ぶ教師の仕事】

    この子の暴力は何故!?何度言っても止まらないのは何故!?の一つの解が明らかになりました!【名著に学ぶ教師の仕事】 職員室での話題の定番? 私達教師が抱えてきた永遠のテーマ? 「この子の暴力は何故!?」 (対物、対教師、対子どもの止まらない暴力) 「何度言っても止まらないのは何故!?」 (厳しく言っても優しく諭しても止まらないのは何故!?) (涙を見せて謝罪した次の時間にはまた暴力!は何故!?) について、 この名著「発達障がい児本人の訴え」には 重要な示唆があります。 www.youtube.com ご覧になってみて いかがでしょうか? 「こんなの分かってるよ!」 「こんな知識はもうもっている…

  • 新シリーズを始めてみます!【名著に学ぶ教師の仕事】です!

    名著に学ぶ教師の仕事「発達障がい児本人の訴え」① 実際にあった授業 その導入場面の見事さに感動して 作った【荒れたクラスで授業する】。 そして 自分が得てきた学びや経験から 現場に立つ以上これは外せないのでは? と思えたスキルや考え方をまとめてみた【授業の基本の<き>!】。 rakugaki-sensei.hatenadiary.jp で、今回は 私自身も 「教師である以上、いつも手元に置いておきたい」 と思えた書籍を資料化してみる 【名著に学ぶ教師の仕事】 です。 次々と出版される 当時の流行を題した教育書達 「アクティブラーニング」 「学び合い」 「けてブレ」 勿論、それぞれに良さや魅力も…

  • 全まとめ・「授業者の落書き」最終回~教師はクズばかり!!お前ら全員負け組だ!!~

    「教師はクズばかり!!」 「お前ら全員負け組だ!!」 動画視聴者を増やすための 敢えて過激にしたキャッチコピー なのでしょう。 でも、教師をしていると これ程過激ではなくても 同じようなことを言われることが あるのではないでしょうか。 全まとめ・「授業者の落書き」最終回~教師はクズばかり!!お前ら全員負け組だ!!~ 現場に立つ皆さん 現場に立とうとする皆さん 現場に立つかどうか迷っている皆さん 「教師という仕事はすばらしい!!」 と言えるかは 多分 私達次第です。 胸を張って歩んでいきましょう。 以下、<まとめ>用に作った全ページです。 教師という仕事について考えたい時 学級の荒れを感じて不安…

  • 「先生の授業はわかりやすい!」はこの基本が身についているからです!!~授業の基本の<き>!!・まとめ②~

    「先生の授業はわかりやすい!」はこの基本が身についているからです!!~授業の基本の<き>!!・まとめ②~ 「先生はいつも笑顔」 「先生はいつも余裕たっぷり」 「先生が困ることってないの?」 こう言われることがあります。 勿論 初任の頃は無理でした。 学ぶ方向を定め 日常に学びの時間を組み込んで 日々、学ぶようになってから 少しずつ こう言われるようになってきました。 当然 内心は疲れていたり苦しかったり 余裕なんかまるでなかったり イライラ、鬱々していたり なのですが それが授業で表現されない 子どもには感知されない 前提として どんな気分で どんな体調でも 実現できる授業の基本の<き>!!が…

  • 小さな差ですが大きな違いになっていくのです!!~授業の基本の<き>!!・まとめ①~

    小さな差ですが大きな違いになっていくのです!!~授業の基本の<き>!!・まとめ①~ 同じ45分 同じ教科 同じ教材 同じ資料 同じ指導案 であるはずなのに、 <うまい先生>はうまく <下手な先生>は下手に 授業をします。 小さな差が、 授業者としての実力に大きな違いを 生んでいくのです。 名選手として名を馳せたプロと 無名のままいつのまにか消えたプロ どちらもプロです。 どちらもやっていること自体を大雑把にみてみれば そんなに違いはないけれど 小さな差が大きな違いとなって成果を左右した こんな事実を 私達は あらゆる分野で 幾つも見てきたのではないでしょうか。 rakugaki-sensei.…

  • 70.【授業の基本の<き>!!】それでも現場は全力なんだ!!

    【授業の基本の<き>!!】それでも現場は全力なんだ!! こんな⇧のウソだ!! 敢えて声を大にして言いたいです。 学校現場で 様々な批判や非難を浴びながら 何度も何度も傷つきながら それでも 教室に向かう仲間達の姿を 私は知っています。 子どもに暴言を吐かれ 保護者に罵声を浴びせられ <ろくでなし>扱いを受けながらも 自分をすり減らすかのように対峙の場に向かう姿を 私は知っています。 人相手なのだから まして子ども相手なのだから <愛>が大事なのは大前提です。 でも、それだけじゃあ何ともならない それが 私達の現場なのです。 www.youtube.com ⇧は 教室という場で子どもに対峙したこ…

  • 69.【授業の基本の<き>!!】そんなものでは子どもは育たない!!

    【授業の基本の<き>!!】そんなものでは子どもは育たない!! かっこいい言葉ですよね⇧。 しかも 部分的には適切的確な主張です。 でも 騙されてはいけません。 www.youtube.com まさに 授業の○○を大切にしましょう です。 この自覚の有無が その後の教師人生や授業づくりの成否を大きく左右していく そう言っても過言ではないと 私は思います。 まずい授業で 子ども達が混乱し 意欲を減退させ 脱落していく その結果 離反し反抗し あらゆる問題行動を示すようになる 教師は その対応におわれ 児童対応や児童理解の迷路に迷い込む 遅くまで会議や打ち合わせが繰り返され 「あの子達は本当に難しい…

  • 68.【授業の基本の<き>!】子どもに学力をつけるために欠かせないこと

    【授業の基本の<き>!】子どもに学力をつけるために欠かせないこと 授業で子どもに何を求めるか・・・ その根本的なものは 前回のブログにある通りです。 こうしたテーマでは正解が一つとは限らないのでしょうが あながち外れてはいないのでは? と思っています。 <子どもに学力をつける授業> 特に どこにでもあるような <公立の小学校に通う子どもにする授業で欠かせないこと> それが今回のテーマです。 www.youtube.com 実際 子どもに努力を求め続ける授業をした結果 卒業後にも 「先生の授業で勉強への姿勢が変わった」 「今、高校、大学と進学できたのは先生の授業のおかげ」 なんて言葉を子どもや保…

  • 67.【授業の基本の<き>!】学習者としての子どもに求めるものはこれです

    【授業の基本の<き>!】学習者としての子どもに求めるものはこれです 自主的? 主体的? 継続的? ・・・ 授業者として、私達が子ども達に求めたいものは 幾つもあります。 では その根本は何なのか ズバリ、これだ! と思うのですが、いかがでしょう。 www.youtube.com 勿論 子どもに求めるからには 教師である私達こそが それを示せるようでありたいものです。 子どもに求めるからには 子どもがそれを示すに足る授業をしたいものです。 前シリーズの<荒れたクラスで授業する>のまとめページです⇩。 rakugaki-sensei.hatenadiary.jp rakugaki-sensei.h…

  • 66.【授業の基本の<き>!】子どもは見ている。

    【授業の基本の<き>!】子どもは見ている。 授業者としての教師が 絶対に意識したいこと って何? と問われれば、 幾つものことが浮かんできます。 その中でも、トップクラスで意識したいこと・・・ それが今回の⇧⇩です。 www.youtube.com 発想の転換? 視点の転換? 児童理解とは 教師が児童をどうとらえるかではなく、 児童自身が自分のことをどう思っているか を捉えようとするところからがスタート・・・。 そして、 授業者として子ども達の前に立つのなら・・・ やはり 発想の転換、視点の転換、が必要なのだと思います。 授業者として子ども達の前に立つのなら 教師自身の姿が子どもにどう映ってい…

  • 65.【授業の基本の<き>!】気になる子がいる時は・・・

    【授業の基本の<き>!】気になる子がいる時は・・・ 表題は <気になる子がいる時は・・・> です。 この<気になる子>を発見できること、意識できること 授業者として、このことはとても重要です。 そもそも <気になる子>が発見できない、意識できない この状態の放置が 学級や授業の停滞や荒れにつながっていくのです。 30人もの子ども達が教室にいるのなら <気になる子>がいて当たり前 しかも 複数いて当たり前 なのです。 では <気になる子>がいる時にはどうするか・・・ 様々な対応やスキルが考えられますが、⇩も欠かせません。 www.youtube.com 前シリーズ「荒れたクラスで授業する」のまと…

  • 64.【授業の基本の<き>!】授業を作る時の大きな柱の一つがこれなのです。

    【授業の基本の<き>!】授業を作る時の大きな柱の一つがこれなのです。 教師は その視点から 授業を組み立てる この その視点 とは何なのか 授業を作る時の大きな柱の一つと言ってもいい大事な視点 それがこれ です。 www.youtube.com 昭和から平成にかけて <授業の名人> と注目され 一度の公開授業に 何百人もの教師が参観しようとした先達が 有田和正先生 野口好宏先生 向山洋一先生 です。 3人の授業手法には様々な違いがありましたが どの方の授業でも聞くことができたのが <すごい!!> という先生(授業者)の声であり 目にすることができたのが 大きなアクションや声で <すごい!!> …

  • 63.【授業の基本の<き>!】「つまらない!」授業の典型です。

    子どもが 「つまらない!」 と言う授業があります。 これ⇩は、その典型です。 【授業の基本の<き>!】「つまらない!」授業の典型です。 ほぼ いつも同じ子達が手を挙げ その子達が順繰りに発表して授業が進んでいく。 あるいは いつも同じ子達が大きな声で発言し その子達の発言だけ取り上げられて授業が進んでいく。 こんな授業をよく目にします。 「つまらない!」 と子ども達が言うような授業です。 その他大勢の子ども達の中には 脱線脱落も見られ 結果として 「あの子は学習に参加できない」 みたいなことにもなり得る・・・。 授業の前提を変える必要があるのでは? と思いますが いかがでしょうか。 www.y…

  • 62.【授業の基本の<き>!】荒れだした教室の共通項は?

    【授業の基本の<き>!】荒れだした教室の共通項は? 教室が荒れてしまう。 子ども達が話を聞かず 集団としての方向付けや秩序が失われる。 たとえ相手が齢一桁の小学生でも こうなってしまうことがあります。 そして、 こうした教室での共通項が 教師の○○○○の不徹底です。 不徹底だから荒れてしまう 荒れてしまったからより不徹底になる この連鎖が 荒れを更に加速させていく・・・ これまで幾つもの教室で目にしてきた様子です。 www.youtube.com 教師の○○○○・・・ 実は、これが上手になると 授業も学級経営も 不具合がかなり軽減されるのではないか と思います。 事実、授業や学級経営が上手で …

  • 61.【授業の基本の<き>!】それを責任転嫁と言います。

    【授業の基本の<き>!】それを責任転嫁と言います。 日頃 教わる立場に立つことは ありますか。 研修の場? 趣味や習い事の場? いずれにしても 教わる立場です。 www.youtube.com 教わる立場に立った時 「この先生の話は分かりづらいな」 とか 「何だかちょっと面白くない言い方だな」 とか思うことがあります。 「わかるはず」 「知ってるはず」 そんな「はず」前提で話された時 教える側が描いている景色が 教わる側にまるで描けていない という状況 あなたそんなことも知らないの? なんて言われているように思える状況 になりがちです。 基本 「10のことを話したても10は伝わらない」 「よく…

  • 60.【授業の基本の<き>!】例えば、廊下を走る子への声かけは?

    【授業の基本の<き>!】例えば、廊下を走る子への声かけは? 【授業の基本の<き>!】 でありながら 「例えば、廊下を走る子への声かけは?」 なのですが・・・ 要は、子どもへの声かけや指示をする上での 大前提 ということです。 子どもに好かれる先生 子どもに支持される先生 こうした先生は 「走るな!」 というような声かけは 多くの場合 しないでしょう。 (例外はあります。 走り方の乱暴さの程度、回数の程度による のだと思います。) 一方的 断定的 独善的 そうしたあり方は たとえ子どもでも 受け入れない と知っているからです。 www.youtube.com 私自身も 心底、納得し 体得し この…

  • 59.【授業の基本の<き>!】意味が解りません。

    【授業の基本の<き>!】意味が解りません。 <言うことを聞いてたらすぐ調子にのるし> <優しくしてたらつけあがるし> <そもそも大切にするってどうすることを言っているの?> なんて 実は、 心のどこかで いつも思っています。 教師になってずっと、です。 子どもに限らずですが 人間関係を <大切にする> って難しいです。 でも、 心ある教師になりたいのなら 樹木を育てる職人がそれを大切にするように 教師として大切にする術はもっていたい と思いますが、いかがでしょうか。 www.youtube.com こんなブログを書きながら この春からの私は 随分と、ダメダメ、でした。 自分が口にする<子どもを…

  • 58.【授業の基本の<き>!】教師のこの言い方で生まれるのが子どもの<あれ>です。

    【授業の基本の<き>!】教師のこの言い方で生まれるのが子どもの<あれ>です。 これほど↑ 直接的な言い方をするかどうか は別として こんな姿勢が言動に見え隠れする先生は 結構、いるのではないでしょうか。 かく言う私も 時に 「↑のようになっているな」 と我が身を振り返ることがあります。 相手が子どもだから 相手が小学生で幼いから 強面で押し切ってしまおうと思えば やれないことはないのです。 でも、この結果 疲弊するのが子ども達です。 追い詰められるのが子ども達です。 そして、 追い詰められた結果 子ども達は様々な問題行動を見せるようになります。 その中の一つが <あれ>です。 そうです。 <荒…

  • 57.【授業の基本の<き>!】教育力のある先生はもれなくこの柔らかさをもっています。

    【授業の基本の<き>!】教育力のある先生はもれなくこの柔らかさをもっています。 教師は 子どもにとって 年長者です。 もれなく 間違いなく 年長者です。 では 年長者の責任 とは何でしょうか。 www.youtube.com 年長者の責任 それは ぶれず 媚びず 動じずに 落ち着きや穏やかさを貫く姿勢 をもつことです。 です。 これは 子どもを不安にさせない姿勢 をもつこと と言い換えることもできます。 かつて 自分が守られ その庇護の元 少しずつ でも伸びやかに成長したように 今度は 私達が 守るのです。 (勿論、場合によっては逆もあるでしょう。 自分は守られず その庇護を求め続けた子ども時…

  • 56.【授業の基本の<き>!】教師だって人間です。イラっとすることありますよね。

    教師だって人間です。 イラっとすること ありますよね。 気力だって 体力だって 体調だって 気分だって 日常を生きていれば いろいろあるものです。 遠慮のない子どもの一言に 配慮のない子どもの行動に うまくいかない授業に 予定通りに進まない学級経営に イラっとすること ありますよね。 その多くが 教師である自分自身の課題の照り返し であるとも言えるのですが そう思いつつもなお イラっとすること ありますよね。 ただ、 イラっとしたから どうなのか。 イラっとしたから どうするのか。 ここが運命の分かれ道 【授業の基本の<き>!】とも言える スキルの発揮しどころ なのです。 【授業の基本の<き>…

  • 55.【授業の基本の<き>!】普通じゃない先生が95%言わないこと!

    【授業の基本の<き>!】普通じゃない先生が95%言わないこと! 教師に限らず 授業に限らず <伝える>ことを仕事の一部にし その仕事で優れた成果を見せている人は 基本 この雑音を 言わないようです。 以前、読んだ「ファシリテーター」関連の書籍でも この雑音は避けるべきもの として紹介されていました。 私も これを言うことが大人の話し方 会議の定番 なんて思っていましたが 害なのです 避けられるようになるのが大切なのです。 伝えることの基本の<き>!なのです。 この雑音を否定して はじめてスキルアップのスタート地点に立てるのです。 www.youtube.com ただ 基本の<き>!ではあります…

  • 54.【授業の基本の<き>!】この先生は普通じゃない!のはじまり

    【授業の基本の<き>!】この先生は普通じゃない!のはじまり 教師になった春 初めて職員会議の司会を仰せつかった時 私が思い切り誤解したことがあります。 それは 大人社会での 司会としての 話し方 でした。 それは 私が司会を仰せつかるまでに見てきた 先輩方の話し方 でした。 今、思えば、あの時の先輩方もまた ダメダメな話し方を それが当然のことのようにしていたのでした。 www.youtube.com 勿論 今の私の話し方が上手 などとは言えません。 ただ、 今回の【基本の<き>!】を意識するようになった結果 職員会議はもとより 各種会議や研修 授業 での話し方も変わりました。 そして、先日も…

  • 53.【授業の基本の<き>!】その個別指導、欠陥がありすぎです!!

    【授業の基本の<き>!】その個別指導、欠陥がありすぎです!! 算数の授業の場面です。 教師が個別指導に奔走した結果 その女の子は 大継の涙をこぼした・・・!! そうです。 この教師がした個別指導は 欠陥だらけだったのです。 www.youtube.com 教師は善意で行ったのに そのやり方が あまりにもまずかったために 結果は、 子ども達を落胆させたり傷つけたり・・・ 実は、現場では こんなことがありがちです。 教師が 未熟だったり うかつだったり 不勉強だったり 傲慢だったり するために 子どもの側が我慢することになるのです。 だからこそ 私達、教師がやることは、決まっています。 自らの行為…

  • 52.【授業の基本の<き>!】授業中の個別指導の奥義とは!!

    【授業の基本の<き>!】授業中の個別指導の奥義とは!! 私も 塾でのアルバイトを経て 晴れて教師になれた時 初任者として 先輩方の授業を見させていただきながら こう⇧信じていました。 でも これ 間違っています。 残念なくらいの過ちです。 1授業45分という枠の中 30~40人もの学力様々な子ども達を相手にするのなら <悪手>と言っていいくらい よろしくない指導です。 マンツーマンの家庭教師ならいいでしょう。 少人数の塾でも問題ないかもしれません。 でも 公立の小学校の授業では 弊害がいくつもある指導です。 個別指導の奥義は これ⇧とは真逆 数多の子ども達に学力をつけていく 授業力のある先生の…

  • 51.【授業の基本の<き>!】教師の長い話の結果・・・

    【授業の基本の<き>!】教師の長い話の結果・・・ 長い話は熱意の表れ 話しているうちに熱がこもってきて 思っていたよりもずっと長い話になってしまう 長い話は準備不足の表れ どんな話を どんな組み立てで行うか 頭でシミュレーションしたりメモをしたり こうした準備が欠けているのです 長い話は盲目、無理解の表れ 今 目の前で 話を聞いている子ども達は どんな顔で どんな様子で 自分の話を聞いているか 眼に映っているけれど、決して捉えてはいない この子達の 年齢や成長や特性からすれば どう話したらいいか どのくらい話したらいいか という視点や知識や経験に欠けている のかもしれません。 熱意はあるのに・…

  • ㊿【授業の基本の<き>!】教師の話は・・・

    【授業の基本の<き>!】教師の話は・・・ 「まとめ」 ばかり作るのも何なので・・・。 今回からしばらく 新シリーズです。 【授業の基本の<き>!】 どの授業でも それを実現することで そこでの活動がより効果的になる そんな「授業の基本」とは何か・・・ ぜひ考えてみたいです。 教師の話は・・・、もうこれに尽きると思いますが いかがでしょうか。 www.youtube.com 教室に 授業に 心地好いリズムとテンポが生まれる 子どもとの双方向のやりとりが 軽快に進んでいく そこには教師の基本的なスキルが介在します。 前シリーズ<荒れたクラスで授業する>のまとめページはこちらから。 こちらの動画の授…

  • 授業者の落書き~荒れたクラスで授業する・まとめ③~

    悪夢のような学級崩壊の日々 そこから必死の思いで立ち上がった心愛先生が 自ら挑戦したとびこみ授業 その冒頭で 荒れを示そうとする子ども達と対峙する場面です。 授業成立の成否は まさにここ!! 「良い授業はその最初から良い!」 と言われることもありますが 最初の場面で子ども達を巻き込むことができれば 高確率で その授業が大きく崩れることはないのです。 ㉖学級を崩壊させてしまった先生達 www.youtube.com ㉗無言で不参加の子ども達に気づいていますか? www.youtube.com ㉘無言で不参加の子ども達も巻き込みます! www.youtube.com ㉙学級が崩壊したら、まずやるこ…

  • 授業者の落書き~荒れたクラスで授業する・まとめ②~

    初任時代の心愛先生を描いたまとめ②です。 大学時代に教員向けのセミナーやサークルに参加していた ボランティアとして学校に入っていた という人なら別ですが 多くの新卒新任は 教育実習が現場経験のほぼ全てだと思います。 「塾で教えていた?」 「家庭教師をしていた?」 そうしたことと <学級で教師として子ども達の前に立つ>とは 全く別 と言っていい部分が多くあります。 だから、新卒新任の多くが 失敗するし、傷つくし、時に倒れることもあるのです。 ㉑荒れた学級で傷つく先生達・・・。 www.youtube.com ㉒「先生」が相手にするのは・・・。 www.youtube.com ㉓「教員はブラック?…

  • 授業者の落書き~荒れたクラスで授業する・まとめ①~

    前半のまとめページです。 3年目教諭研修に立候補の手を挙げた心愛先生・・・ 初任時代に大荒れの学級を担任し 大きな挫折を経験した彼女が 自らとびこんだ授業でどんな姿を見せるのか・・・ そんなはじまりの場面です。 rakugaki-sensei.hatenadiary.jp rakugaki-sensei.hatenadiary.jp rakugaki-sensei.hatenadiary.jp そして、以下 ひとまず⑯~⑳をまとめました。 ⑯良好なツーウェイが授業を活性化します。 www.youtube.com ⑰教師に挑む子どもにどう対応するか。 www.youtube.com ⑱続・教師に…

  • ㊾360度全部ダメな教師

    360度全部ダメな教師 「ダメな教師」 とはどんな教師だろう? 子どもにとって 保護者にとって 同僚にとって 管理職にとって 地域にとって いろいろ、いろいろ 今回の漫画では「ダメな教師」について考えてみました。 www.youtube.com 私自身もそうですが なかなか、自分を「ダメ」とは思えないものです。 「自分は「ダメな教師」じゃない」 と言いたいものです。 でも、 実は 自分の「ダメ」な部分は どこかで自覚しています。 ただ、勘違いしたくないのは 「ダメ」な部分がある教師=「ダメな教師」 ではない ということです。 私達はそれぞれに「ダメ」を抱えた存在 それと向き合うのは私達それぞれ…

  • ㊽授業で大逆転・・・は全くの作り話ではないのです。

    授業で大逆転・・・は全くの作り話ではないのです。 漫画では 朝倉心愛さんという 若手の先生が 授業で大逆転していく様子を描きました。 実は この授業にはモデルがあります。 それが、冒頭にある谷和樹先生の「尖閣諸島の授業」です。 谷先生は 飛び込みの授業で いきなり荒れを示した子ども達 (しかもちょっと尋常でない荒れを示した子ども達)を相手に 見事に大逆転をしてみせます。 授業に巻き込み それを成立させていきます。 「尖閣諸島の授業」とは そんな授業です。 更に実はと言わせてもらえれば この授業を、私は見てはいません。 以前、教育雑誌に掲載されたご本人の論文で知りました。 ただ、 私の知人は こ…

  • ㊼学級崩壊を解消する最も有力な方法

    学級崩壊を解消する最も有力な方法 極論だと思いますが 以下の漫画にある通りです。 www.youtube.com 年度途中の担任交代。 その結果 あれ程、騒がしく あれ程、問題が発生し あれ程、どうにもならなくなった 学級が、嘘のように鎮静化していく。 こんな事実を 私も何度か目にしてきました。 勿論、 新たに担任になった先生の工夫や努力も簡単ではありません。 学級の児童一人一人全員と向き合い面談をし 総意を作り上げながら 現状を改善していく こんな地道な取り組みを見たこともあります。 <担任が変わる> 残念で悲しいことですが 学級崩壊を解消する最も有力な方法の一つです。 そしてこれも 残念で…

  • ㊻「良き授業者」が勝ち取っていくもの

    「良き授業者」が勝ち取っていくもの 「良き授業者」・・・ 授業力があって 子どもが授業で変容していく 一年前と一年後で比べてみて 「あの大変だった子が、いい意味で目立たなくなった」 と言われるような事実を作っていく 別れの場面で、子ども達が 「もっとこのクラスでいたい」 「もっと先生の授業を受けてみたい」 と文字に綴り言葉に出して別れを惜しむ そんな先生です。 そんな「良き授業者」が 一年間の仕事を通して勝ち取っていくものがあります。 それが、 「許容」 「信頼」 「尊敬」 です。 教室の一人でも多くの子ども達に 「許容」され 「信頼」され 「尊敬」されるような仕事をしていく そんな授業を作っ…

  • ㊺重要!!子どもが話を聞きたくなる大人とは!!??

    重要!!子どもが話を聞きたくなる大人とは!!?? その教師が子ども達に前に立った時 視線が集まる その教師が話し始めると 子ども達がスッと静かになっていく 程度の違いはあれ 教育力の高い教師には こんな特徴があります。 同時に 子どもを恫喝したり 強権的な指導を繰り返したりする教師にも こんな特徴があります。 勿論、 こちらは 子どもにとっては害悪こそ多い・・・ 「怒鳴れば怒鳴る程、脳は委縮し、壊れていく」 のです。 では、どうしたら 前者のような教師になれるのか より具体的な努力の方向を知ることが必要です。 www.youtube.com

  • ㊸絶対にやってはいけない!!

    絶対にやってはいけない!! 相手が子どもに限らず 互いに関係を築くのなら 絶対にやってはいけないこと があります。 私達は 日頃 そのことについては <人間関係破壊の行為> だと知っているし 実際に気を付けて生活している方も少なくない と思いますが 殊、子ども相手 殊、自分が先生 になった途端、ついやってしまいがちです。 44子どもはじっと見ています~ストーリーで考える授業づくり、児童対応、学級崩壊~ - YouTube これをやってしまったら 子ども達との良好な人間関係は築けません。 そんなものはいらない??? 本気でそう思うのなら 人を相手にする仕事には就かない方が幸せかもしれません。 私…

  • ㊷荒らす先生と創る先生~運命の分かれ道~

    荒らす先生と創る先生~運命の分かれ道~ 荒らす先生 と 創る先生 どちらも先生としての立場は同じです。 教師になるまでに辿った道にも共通点があり やっている仕事の枠組み自体も大きな違いはありません。 でも、 一方は荒らし 一方は創る その営為の積み重ねの結果は 大きく違うものになっています。 <子ども達の前に立った時の出発点> <その出発点での方向> これが大きく違うのです。 www.youtube.com 職員室でも いつも 子どもを呼び捨てにし その足りなさや不義をなじる先生がいます。 苦しいのです。 辛いのです。 善意が通じることを願いながら 「裏切られた」と思わされることの連続なのです…

  • ㊶小技にして原点・・・学級を荒れさせないポイント

    小技にして原点・・・学級を荒れさせないポイント かつて 「経営指導の神様」 と呼ばれた船井幸雄氏は言いました。 「コツには良いコツと悪いコツがある」 「良いコツには即効性も汎用性もある」 と。 つまり すぐ効き しかも あらゆる場面に広く用いることができる のが、良いコツなのです。 授業が上手な方 学級経営が上手な方 こうした方々は、例外なく各種のコツをもっています。 そしてより「良いコツ」を活用しています。 www.youtube.com 漫画の中ではコツをポイントとしましたが ひとまず同じこととご理解ください。

  • ㊶渾身の授業の後にやってくるのは・・・

    渾身の授業の後にやってくるのは・・・ 「教師の仕事の第一は授業」 教師になれば 現場でも各種研修でも くりかえし耳にする言葉です。 ただ 日々、授業に明け暮れていると そうは思いながらも、 流している自分自身に気付くことがあります。 当日の朝 授業の直前に 教科書を開いてみて 思いつくままに授業をしてしまう こんなこともなくはありません 渾身の授業・・・ 日常ではなかなかないかもしれませんが 現場にいれば、そんな授業をする機会が 年に何度かあるものです。 教師参観の研究授業や示範授業 保護者参観の参観授業 等がそうでしょうか。 そこに至るまでの知識や学びや経験や思いを総動員して 自己の最善を尽…

  • ㊵「だんだん元気がなくなってきた」女の子・・・なぜ???

    「だんだん元気がなくなってきた」女の子・・・なぜ??? 「先生」の元に届いた 「元教え子」の女の子から届いた手紙 そこに書かれていたのは 「だんだん元気がなくなってきた」 ということでした。 www.youtube.com この女の子が 進級した教室で受けていた授業には 「荒れ」の景色がありました。 教師に露骨に反抗するような「荒れ」ではありません。 でも、 この女の子から見て 明らかな脱線 あるいは授業妨害 だったのでしょう。 「真面目に頑張る子」 「真面目に頑張ろうとする子」 そんな子が頑張れない それどころか 頑張る気力すら奪われていく。 こんなことがあるのなら、 進級後の担任の先生の責…

  • ㊴教師なら武器を持て!

    教師なら武器を持て! 地声が大きい。 体格もいい。 なかなかに強面。 教室が荒れてしまった時 こんな先生を羨ましいと思うでしょうか。 地声の大きさ 確かに武器になります。 体格のよさ そこにいるだけで圧になります。 なかなかに強面 これだけで遠慮する子ども達もいるでしょう。 でも 地声の大きさ 体格のよさ 強面 全て持っていても、 学級を荒れさせてしまう先生もいます。 逆に 地声は決して大きくなく 小柄 強面とは程遠い こんな先生が 最高学年の6年生を2回も3回も連続して担任する その学校の秩序や安定に大きく寄与する こんなこともあります。 漫画にもある通り 1時間の 1日の 1年間の 教育の…

  • ㊳良い授業の景色

    良い授業の景色 教師主導 ツーウェイメイン 子ども主体 授業には様々な形があります。 でも、 いずれにしても 良い授業には良い授業として共通する景色 があるように思います。 www.youtube.com 例えば 昭和から平成にかけて <授業名人>と名をはせ 研究授業には黒山の人だかりを作った先生方がいます。 社会の有田和正先生 国語の野口好宏先生 教科を問わず様々な提案をし続けた向山洋一先生 等がそうです。 3者は3者とも得意や手法があり 授業の進め方には違いがありましたが どなたの授業にも共通する景色がありました。 それは 子ども達が活発に発言する動の景色と 子ども達が集中して活動する静の…

  • ㊲人生でいちばんかなしかったこと

    人生でいちばんかなしかったこと 高学年の男の子が書いた作文です。 元気な男の子です。 やんちゃな男の子です。 あるいは荒れの中心メンバーの一人に数えられた男の子です。 でも 進級した春 この子は、 「どんなクラスにしたいか」 「なぜそんなクラスにしたいのか」 という作文の中で こう書きました。 「人生でいちばんかなしかったことは ○○○○と同じクラスになったことです。」 ○○○○に入ったのは、別の男の子の名前でした。 www.youtube.com 学級崩壊 恐ろしい言葉です。 教師なら 「自分が担任する学級が崩壊したらどうしよう・・・」 という恐れを 誰だって抱くのではないでしょうか。 でも…

  • ㊱教師の授業行為で子どもが変わる・・・。

    教師の授業行為で子どもが変わる・・・。 「教師の授業行為で子どもが変わる・・・。」 実際にある話です。 <荒れたクラスでの授業> を <とびこみ> という形で依頼される先生方がいます。 それぞれに 所属する教育団体では名の通った 力のある先生方です。 そして、そんな先生方が実際に授業をしてみせる。 すると、 普段、様々に荒れの様子を見せた子ども達が 当たり前のように授業に参加していく。 もう 嘘のような場面が 現実のものとして実現していく。 決して珍しいことではありません。 「単発での授業だから!」 いえいえ、 「単発の授業」でさえ、荒れを見せる子ども達はいます。 漫画で描いてみたクラスも ま…

  • ㉟基本が大事なのは授業も同じなのです。

    基本が大事なのは授業も同じなのです。 学級が荒れる。 教師があれこれの工夫をして授業をしているのに なお学級が荒れる。 授業が成り立たない。 暴言 エスケープ あらゆる反抗的な行為が示される。 空き時間の教師がヘルプに入る。 最低でも担任とヘルプの2人 多い時は更に増えて一つの教室に3人もの教師が入る。 でも、 そんな授業でも 教室は騒然としていて ところどころで子ども達が脱落を始める。 ヘルプが手薄になった途端 トラブルや教室離脱が発生する。 私は、 幾度となく、 そんな教室のヘルプに入ったことがあります。 が、 年度が変わる。 学年の教師の顔ぶれも一新される。 すると あんなに荒れていた子…

  • ㉞荒れた教室に向かうための教師の努力とは???

    荒れた教室にむかうための教師の努力とは??? なんと言ったって授業が大事! その通りです。 子ども達が学校で過ごす時間の多くは授業です。 その授業が成立するのなら ひとまず 子ども達の学校生活も成立しているのです。 なんと言ったって授業が大事! 各種の研修や 書店に並ぶ教育書などでも 当たり前のように言われることです。 学級が荒れ始めたと感じた時 担任は なんとかしようとします。 勉強も準備もするでしょう。 荒れ始めたと感じているのに、何もしないなんてことは ちょっと考えられません。 でも、 ここで重要なことがあります。 それは <努力の方向> です。 「授業をよりよくする」という大枠の<方向…

  • ㉝続・今回の「なんで・・・」

    今回の漫画の最後のコマの「なんで・・・」 この「なんで・・・」に答えられますか? 続・今回の「なんで・・・」① ↑は前回のブログの最後の言葉です。 偉そうなもの言いでした。 そもそも 私が描いた漫画に 何かしらを伝える表現力があるかすら疑問なのに・・・ です。 ただ そのあたりを、ひとまず置いておいて <荒れ>を示した子ども達をも巻き込んで 授業を正常化していく そのことについて、ぜひ考えたいと思いました。 さて <荒れ> という点で言えば 小学校での荒れより中学校での荒れ の方が、より困難だと言っていいでしょう。 小学校でなら 強面の教師が怒鳴り声をあげれば 大抵はシィ~ンとなります。 「こ…

  • ㉜今回の「なんで・・・」に答えられるなら、荒れ回避の可能性はより高いと思います。

    今回の「なんで・・・」に答えられるなら、荒れ回避の可能性は高いと思います。 目に見える形で 教師に反抗した子ども達 教師の問いかけに対して 「自分達はちゃんと答えないぞ」 と意思表示をした子ども達 その子ども達が 結果として、何故か教師の言うことを聞いている 教師の問いかけに対して いつの間にかちゃんと答えてしまっている こんなことを実現する「先生」が実際にいます。 今回の漫画の最後のコマの「なんで・・・」 この「なんで・・・」に答えられますか? www.youtube.com

  • ㉜これはまさに「子どもの荒れ」との「戦いの場面」なのです!

    これはまさに「子どもの荒れ」との「戦いの場面」なのです!① 教師の問いかけに対し <答えない>を選択した子ども達 その子ども達を授業に巻き込むために行った 「全員起立!」の指示 そして、改めて行う教師の問いかけ 多少の荒れが見られるクラスなら 多くの場合、この<改めて行う>問いかけには さすがに子ども達が答えて 事態は収束 ということなのですが、 更に子ども達が示したのは 教師の問いかけに対し <でたらめな答えを言う>を選択するという事実 さて、 どうする!? ここまでが ㉚「ここで教師が貫きたいもの」までで描いた漫画の場面です。 これはまさに「戦い」なのです。 今後の授業が成立するか否かの分…

  • ㉛こんなのは<教師の力>じゃない!!

    こんなのは<教師の力>じゃない!! <力のある教師> こんな言い方があります。 事実、その先生が担任担当したら 荒れを見せていた子ども達が変容して とても良いクラスを作ったり 学力的に極めて困難とされてきた子ども達が変容して 学習に前向きに取り組むようになったり といったことがあります。 こうしたことこそが <教師の力>を身につけてきた <力のある教師>の仕事です。 でも この<力のある教師>の力とは 漫画で示したようなものではありません。 漫画の中では 敢えて<邪道否定の原則>としましたが まさに<邪道>のような力の発揮の仕方をする教員が 確かにいます。 そして、現場に立って クラスの状況が…

  • ㉚ここで教師が貫きたいもの

    <㉘無言で不参加の子ども達も巻き込みます!> の続きです。 荒れの中心となる子ども達が 明らかに教師の指示に従っていない 従おうとしていない そんな場面です。 漫画にもあるように、周りの子ども達は、 無言でありつつも、事の成り行きを見ています。 ここで教師が貫きたいもの こうした場面での対応を誤ると 荒れを示す子ども達の輪が広がり 多数派をしめる中間層の子ども達が巻き込まれていきます。 そうなったら、授業を正常に戻すことは、 極めて困難になるでしょう。 そして、 中間層の子ども達をも巻き込んだ荒れが常態化していくことで 学級は崩壊していくのです。 (常態化こそしなかったので 学級が崩壊すること…

  • ㉙学級が崩壊したら、まずやること・・・

    学級が崩壊したら、まずやること・・・ 荒れが日常になったら 荒れが広がって崩壊し始めたら 完全に崩壊してしまったら 教師にとって、いずれも困難な状況です。 勿論 困難さには違いがあります。 荒れが日常になったら と 完全に崩壊してしまったら なら、 確実に後者が困難です。 だからこそ、教師は、できるだけ早い段階で 手を打つ必要があります。 ただ、 いずれにしたって 教師がまずやることは 決して多くはありません。 www.youtube.com それが回り道に思えても 担任としてまずやることは 「休む」ことと「学ぶ」ことです。 そして、できるだけ信用できる相手、信頼できる相手 <この人なら力にな…

  • ㉘無言で不参加の子ども達も巻き込みます!

    無言で不参加の子ども達も巻き込みます! ↑は、全体を巻き込む指示です。 集団を相手にする教室では、こうした指示も必要なのです。 明るく 笑顔で 軽やかに 全員の参加を求めていきます。 時に、こうした場面を見た大人(同僚や保護者等でしょうか。)から 「一人一人の個性を無視した機械的なやり方だ」 「教師の都合で子どもを動かそうとしていて気持ちが悪い」 なんて声が 聞こえることがあります。 でも、この「全員起立」は 「誰一人とりこぼさない」 「全員を参加させる」 「目の前の子ども達に力をつけるんだ」 とする教師の覚悟を秘めた指示であり、 自分が教室で唯一の大人だ という自覚に基づいて行うものなのです…

  • ㉗無言で不参加の子ども達に気づいていますか?

    無言で不参加の子ども達に気づいていますか? 崩壊している学級で より目立つのは 反抗する子ども達です。 奇声を発したり、 「は?」 「何それ?」 「知らね~!!」 「意味ね~!!」 「バカじゃね!」 「死ね!」 等の暴言を吐いてみたり・・・。 でも、実は このより目立つ子ども達の中にあって 無言で目立たないけれど 授業に不参加になっている子ども達がいます。 この子ども達を どう授業に参加させていくか このことも、授業を健全化する上で、重要なのです。 無言で不参加の子ども達に気づいていますか? 例えば、こんな指示です。 この指示の良さを幾つ言えますか? この指示に抵抗がありますか? それは何故で…

  • ㉖学級を崩壊させてしまった先生達

    学級を崩壊させてしまった先生達 学級を崩壊させてしまった先生達がいます。 この先生達は、ダメな人達でしょうか? 優しい先生でした。 明るい先生でした。 善良な先生でした。 多くの先生達が、魅力のある人達でした。 でも 学級は荒れました。 担任を降板する。 複数の先生が教室に必要になる。 荒れが止まらなくなった子ども達を クールダウンする場所が用意される。 そんな状態になりました。 教師になる前は <いい人>=<いい先生>=<いい学級> みたいな図式を思いがちですが いざ現場に立ってみると この図の=が、所々で成立しないことがわかってきます。 <いい学級>に向かってやらなければならないことが 私…

  • ㉕教師を救う救世主!!

    教師を救う救世主!! 「教師を救う救世主」 と聞いたら、皆さんは、何を思い浮かべますか。 自分なりの何かしらを思い浮かべることができたのなら きっと その人なりの学びや感動を その対象から得てきたのでしょう。 それは、とても大切なことだと思います。 勿論、私にも「救世主」がいます。 その「救世主」との出会いがなかったら 私の教師生活は、どれほど危ういものになったでしょう。 どれほど味気ないものになったでしょう。 今が危うくないなんていうことは 決して言えませんし 課題や問題が発生する都度 新たな学びや更なる学びが必要になってくるのですが いずれにしても 私は 私なりの「救世主」に学んできたし …

  • ㉔いじめが生まれやすいクラス

    いじめが生まれやすいクラス それはどんなクラスでしょうか。 どんな先生だといじめは生まれやすいのでしょうか。 どんな子ども達が集うといじめは生まれやすいのでしょうか。 他に、どんな要因があると いじめが生まれやすいのでしょうか。 学校で、 現場の最前線である教室に そこで唯一の大人である「先生」として立つ時 「何があろうと、絶対に、これだけは守らないといけない」 と決意するものがあります。 それは 教室が子ども達にとって「安全」な場所である ということです。 どんなに授業がうまくいかなくても どんなに自分と子ども達との関係がうまくいかなくても どんなに教室を取り巻く数多の存在から非難や批判が生…

  • ㉓「教員はブラック?」に応えます。

    「教員はブラック?」に応えます。 「教員はブラック」 昨今、こんな声をよく耳にします。 「なり手がいない」 実際、こんな問題も各地で発生しているとか。 将来の選択肢として「先生」を考えている方に 「教員はブラック?」 と聞かれれば、私は 「教員はブラックかもしれません」 と答えます。 <休憩時間>という枠組みはありますが、 その枠組みの中で休憩している人というのは、 私の周りにはいません。 朝、出勤したら、 子どもが下校する午後まで、<休憩>などできません。 更に 子どもが下校した後には、<仕事>や<会議>が幾つもあり 休んでいる間もありません。 放課後にお茶を飲みながらおしゃべり??? 学園…

  • ㉒「先生」が相手にするのは・・・。

    「先生」が相手にするのは・・・。 「先生」になる。 そのためには勉強をしなければならない。 自ら選択し努力もして「先生」になる。 「先生」になるくらいだから 学校での日々は、多分、それ程、悪くない。 仮に、悪かったとしても、それを覆すくらいの出会いが、そこではあったはず。 「先生、ふざけんな!」 とか 「先生とかバカじゃん!」 とか思ってるような人は、「先生」にはならない。 「先生」になるために、勉強も選択も努力もしてきた自分 でも、 その自分が「先生」になれたからと言って 即、「先生」としての仕事ができるかと言ったら 実は、全く、そうではない。 ドラマでも小説でも漫画でも描かれなかったリアル…

  • ㉑荒れた学級で傷つく先生達・・・。

    荒れた学級で傷つく先生達・・・。 学級が荒れる。 そこでは多くの子ども達が傷つきます。 でも、傷つくのは、子ども達だけではありません。 そこで過ごす先生もまた傷つくのです。 毎年のように学級が荒れた先生の話を繰り返し聞きました。 荒れ 悩み 身体的な症状としても異常が日常化し 疲れ 苦しみ 心も病んでいく 学級も 自分自身も 何度もたて直そうとするのだけれど、改善するどころか悪化の一途・・・ 保護者だけでなく管理職や同僚からも理解や協力が得られない・・・ 得られないどころか連日勤務時間外遅くまで叱責される・・・ そんな話を何度も聞きました。 疲れ切って職場を去った人もいます。 「まさか自分があ…

  • ⑳難しい学校に赴任・・・、大変な学級を担任・・・、新卒新任でもあり得ます。

    難しい学校に赴任・・・、大変なが学級を担任・・・、新卒新任でも www.youtube.com 床に散らばるゴミ 飛び交うクシャクシャに丸められたプリント 黒板に投げつけられる給食 荒れた学級で、実際にあった場面です。 難しい学校、あります。 大変な学級、あります。 それを新卒新任で担当する、なくはないです。 新任ということで 子ども達の荒れを経験し その後、どのクラスでも苦労した先生が 転勤し 「子ども達が可愛いと初めて思えました」 と話したことがあります。 毎年のように荒れを経験した自分が変わったわけではない。 でも、目の前の子ども達の事実が違う。 つまり、 それだけ、 転勤前の学校は困難…

  • 授業者の落書き⑪~⑮

    ⑪「3種の神器は教師のパフォーマンスを上げ、子どもの意欲や学力を高めます。」 ⑫「まず大切にしたい、子ども達との出会いの場面」 ⑬「暴言のある教室での授業開始」 ⑭「「問題児」は誰?~学級崩壊を作るのは~」 ⑮「逃げる先生~先生!それは言行不一致です!~」 を一つの記事にまとめました。 ⑪3種の神器 www.youtube.com ⑫子ども達との出会いの場面で www.youtube.com ⑬暴言のある教室での授業開始 www.youtube.com ⑭「問題児」は誰? www.youtube.com ⑮言行不一致? www.youtube.com

  • ⑲「統率」という表現は厳しいでしょうか?でも大事な視点です。

    教師が一度口にしたこと 表題の通り 「統率」 という表現は厳しいでしょうか? 「統率する者」 と 「統率される者」 という見方は、 子ども達が学ぶ教室には相応しくないような気もします。 でも大事な視点です。 「統率」 がダメなら 「リーダーシップ」 はいかがでしょう? 教師に「リーダーシップ」は必要でしょうか? 仮に「リーダーシップ」がない教師が担任なら、 その教室はどうなるでしょうか? 子ども達はどんな姿を見せるようになるでしょうか? 大学なら? 高校なら? 中学校なら? 小学校なら? 抵抗感のある言葉だとは重々思いつつ、 「統率」という視点は大事である。 この立場から、敢えて考えてみました…

  • ⑱続・教師に挑む子どもにどう対応するか。

    教室の中で 皆が見守る中で 明らかに教師の問いに応えようとしていない。 そんな子どもにどう対応するか。 続編です。 続・教師に挑む子どもにどう対応するか。 今回の対応の場面にも、幾つかのポイントがあります。 私が、実際に見聞きしてきた場面を少しでも再現すべく描いてみましたが、 果たして、 私の稚拙な漫画で表現できるかどうか。 www.youtube.com 最低限、そこでカっとならないことです。 仮にカっとなってしまったとしても、それを表情や言動で表さないことです。 淡々と対応する。 できれば軽やかに対応する。 スルーでなく対応するのなら、当該児童との距離を詰めつつ対応する。 「あなたのその言…

  • ⑰教師に挑む子どもにどう対応するか。

    教師に挑む子どもにどう対応するか。 荒れが進行する教室なら、子どものこんな反応は珍しくありません。 無気力を演出する反応です。 荒れにつながりうる反応です。 どうしますか? スルーしますか? 確かにあえて取り合わないというのも一つの手です。 その後の授業で間違いなく挽回できるのなら大丈夫です。 (最低限、悪化しないのなら、まだいいいでしょう。) でも、 周りの子ども達は見ています。 この教師はどう反応するか。 どう対応するか。 その後の授業で挽回できるのか。 ぜひやりたいのは・・・。 www.youtube.com ここから 子どもが参加する授業 になるか 子どもが壊す授業 になるか こんなや…

  • ⑯良好なツーウェイが授業を活性化します。

    良好なツーウェイが授業を活性化します。 www.youtube.com 漫画の中では 「授業のスタイル」 ということにも触れました。 学校で行う授業には 「教師」と「子ども」のスタイル 「子ども」と「子ども」のスタイル 一人の「子ども」だけのスタイル があります。 勿論、どのスタイルにもよさがあり、場面に応じた選択が大切です。 「教師」と「子ども」のスタイル まず、「古い!」「時代遅れ!」と言われがちなのが、このスタイルです。 「一斉授業なんか非効率的!」みたいな話も聞きます。 でも、実際に教室で授業をしてみるとわかります。 ライブやコンサートが 「パフォーマー」と「観客」による相乗効果で盛り…

  • ⑮逃げる先生~先生!それは言行不一致です!~

    「うちのクラスの子ども達は本当にダメなんです」 ある研修会の席上、こう溜息を洩らした先生がいました。 「気力がないというか・・・」 「挑戦しようとしないというか・・・」 「言われたことだけやって、後はどうでもいいというか・・・」 「自分達からやろうみたいなことがないんです」 「だから学校生活も盛り上がらないんです」 「こんな子ども達には、どんなことをしたらいいんですかね?」 こんな言葉が続きました。 学校現場ではよく聞くような話ではあるかとは思いますし それを問題に感じ、どうにかしたいと思うのは、 少しでも良い学校生活を、という善意だとか思いだとかのあらわれだ とは思いました。 ただ、 この先…

  • ⑭「問題児」は誰?~学級崩壊を作るのは~

    「問題児」 学校現場で長く使われてきた言葉です。 キツイ言い方です。 「問題」のある「児童」 なんだか救いようのない言い方です。 学校現場で長く使われてきた言葉ですが、危険なレッテル貼りかもしれません。 一体、いつ頃から、こんな言葉ができたのでしょう? 「問題児」 「問題」のある「児童」 でもこの「児童」は、何も「子ども」に限らないようです。 「問題児」は誰? www.youtube.com 例えば 学級崩壊ということを考えた場合 「問題児」の「児童」とは 「幼稚な大人」 あるいは 「ある部分で幼稚さを感じさせる大人」 もありうるのではないでしょうか。 「幼稚な大人」 あるいは 「ある部分で幼…

  • 授業者の落書き⑥~⑩

    ⑥「学級崩壊の危機」 ⑦「「授業力」をどう上げるか?」 ⑧「何故だか、わからない。」 ⑨「子どもにとっての○○になる!」 ⑩「先生の変身!~授業のスキルを手に入れる~」 を一つの記事にまとめました。 ⑥学級崩壊の危機 www.youtube.com ⑦「授業力」をどう上げるか? www.youtube.com ⑧何故だか、わからない。 www.youtube.com ⑨子どもにとっての○○になる! www.youtube.com ⑩先生の変身! www.youtube.com

  • ⑬暴言のある教室での授業開始

    暴言のある教室 対教師 対子供 いずれにしても子ども達が荒んだ様子を見せている。 こうした教室があります。 外部から先生を招いた時でも、その様子は改まらない。 こんな教室もあります。 暴言のある教室での授業開始 こんな教室で子ども達の前に立つ。 そんな時にどうするか。 やり方はいろいろとあるはずです。 www.youtube.com 立場によっても、対応の仕方は違ってくるでしょう。 担任? 専科? 補助? とび込み? それぞれにやりようがあるはずです。 ただ、荒れた教室で戦ってきた先生方の言葉に注目してみると 共通項があるように思います。 その共通項を意識しながら漫画に描いてみたつもりですが …

  • ⑫まず大切にしたい、子ども達との出会いの場面

    担任なら1年間 とびこみ授業なら45分間 それぞれにある出会いの場面 この出会いの場面が大切です。 こんなことを敢えて言わなくてもいいくらい、当たり前のように大切です。 子ども達との出会いの場面で 出会いの場面で 子ども達が、思わず、こう思ってしまう↑。 こうなったら、その出会いは成功です。 その後の1年間、あるいは45分間に、色濃く影響します。 では、何をすれば、子ども達が、思わず、こう思うのか? やり方はいろいろあります。 www.youtube.com 上手な先生は出会いがすてきです。 転任した先での朝会の「先生紹介」で いきなり子ども達の心をつかむような先生もいます。 勿論、出発点は最…

  • ⑪3種の神器は、教師のパフォーマンスを上げ、子どもの意欲や学力を高めます。

    授業で扱う<3種の神器>。 こんなものがあるとしたら、どんなものでしょうか。 3種の神器 ↑の中にある<手紙>。 私は実物を見ましたが、教師冥利に尽きる<手紙>だと思いました。 現場で授業をしていると、当然ながら、うまくいかないことも多いです。 教師だけが「今回はうまくいったのでは?!」なんて思ったけれど 子どもの理解を確かめてみたら、全然、うまくいっていなかったのが判明した なんてことも、よくあります。 でも、だからこそ、です。 教師のパフォーマンスを上げ 子どもの意欲や学力を高める アイテムの力をフル活用です。 www.youtube.com

  • ⑩先生の変身!~授業のスキルを手に入れる~

    あるクラスの子ども達の声(作文)を紹介します。 先生の変身! 教師の 「ビフォアー・アフター」 を物語る声です。 では、何が教師を変身させたのか。 しかも、子ども達が感じられるくらいの変身を遂げさせたのか。 それが表題の副題、 ~授業のスキルを手に入れる~ です。 授業をするのに、スキルは必要か、必要でないか。 こんな議論もあります。 「そもそもスキル云々言っているようなことこそ空しい」 「浅はか」 といったことを言う方もいます。 でも、たとえそうでも、私は 「スキルは必要です」 と答えたい。 そう伝えたい。 それは、幾つもの子ども達の声を知っているからです。 この記事にあるような「先生の変身…

  • ⑨子どもにとっての○○になる!

    教師は 「子どもにとっての○○になる!」 と言えば、 いろいろありそうです。 いろいろあって、そのそれぞれに意味もありそうです。 子どもにとっての○○になる! 今回、考えたいのは 教師は 「子どもにとっての刺激になる!」 ということです。 教師が授業をします。 その際、教師が子どもにとっての刺激になれば、 子ども達は教師に注目します。 この注目が、授業成立の出発点かもしれません。 学級が荒れると 教師の存在は、子ども達に無視されます。 子ども達は教師を無視することで、優位に立とうとするのだと思います。 www.youtube.com 教師は 「子どもにとって刺激になる!」 のです。 そのために…

  • ⑧何故だか、わからない。

    何故だか、わからない。 <学校もの> は、テレビドラマでも、定番の1ジャンルでしょうか。 古くは 「金八先生」 「熱中時代」 「教師びんびん物語」 なんていうものから 「ごくせん」 「女王の教室」 とか ちょっと検索しただけでも、数多の作品が出てきます。 ただ、 <学校もの> とされる作品に登場する<先生>の授業は 酷い言い方ではありますが かなりでたらめです。 「医師からすると、<医療ドラマ>はでたらめの宝庫」 「刑事からすると、<刑事ドラマ>はでたらめの宝庫」 「弁護士からすると、<法廷ドラマ>はでたらめの宝庫」 なんて言われることもあるようですが、<学校もの>も例外ではありません。 (だ…

  • ⑦「授業力」をどう上げるか?

    「授業が大事!」 学校現場で言われ続けてきた言葉です。 何故、授業なのか? 何故、大事なのか? 「授業が大事!」 とするならば、 「子ども理解」も 「対教師」「対子ども」の「関係づくり」も 「学級経営」も「行事運営」も、 ありとあらゆる教師の仕事が疎かにできないからです。 つまり「授業が大事!」とすることは、教師の仕事の根幹なのです。 「授業力」をどう上げるか? 学校教育の世界には 「授業が大事!」 という前提の元、 数多の努力を積み重ねてきた先輩方の仕事があります。 数多の思考と研究を繰り広げてきた専門家達の仕事があります。 勿論、現在、「先生」である方々の最新の模索と試行錯誤の仕事もありま…

  • ⑥学級崩壊の危機

    「学級崩壊」 教師を志す前には知らなかった言葉です。 そして、知った「子どもの荒れ」という事実。 「は?何それ?」 「相手は子どもでしょ?」 「特に小学生なんて何ができるの?」 「子どもが反抗したら叱ればいい!」 「ふざけた言動は𠮟りとばしてやっつければいい!」 くらいに思っていました。 でも、そんな簡単な話ではありませんでした。 学級崩壊の危機 これまで、幾つものクラスで「荒れた子ども達」を見てきました。 「学級崩壊」の現場に足を踏み入れることもありました。 子どもは「荒れ」るのです。 しかも、「あんなに良いクラスだったのに何故?」なんてこともあるのです。 www.youtube.com 「…

  • 授業者の落書き①~⑤

    これまで描いてきた漫画をまとめました。 漫画・・・なんてとても言い切れない落書きですが、 描くことを楽しみながら、少しでも上手になっていけたらと、思っています。 ①学級の荒れを考える。 www.youtube.com ②「教える」と「育む」 www.youtube.com ③「先生」は大事。 www.youtube.com ④崩壊させる先生。 www.youtube.com ⑤怒鳴るのがプロ、怒鳴らないのがプロ。 www.youtube.com

  • ⑤怒鳴るのがプロ、怒鳴らないのがプロ。

    学校現場では、一度は、耳にしたこと、目にしたことが、あるのではないでしょうか。 「怒鳴り声」 「怒鳴る教師」。 怒鳴ってはいけません。 近年、話題になった 「マルトリートメント」 (虐待とは言い切れないが、大人から子供どもに対する避けたい関わり方) の一つが、子どもを怒鳴る関わり方です。 某情報番組では、専門家が 「子どもの脳が壊れる」 と警鐘を鳴らしていました。 怒鳴るのがプロ、怒鳴らないのがプロ。 www.youtube.com 怒鳴ってはいけません。 教師は専門職です。 専門職には専門職に相応しい在り方ややり方があります。 「怒鳴らないのがプロ」 なのです。 ただ・・・。 同時に、人とし…

  • ④崩壊させる先生。

    「崩壊させる先生」 ちょっと酷い言い方です。 何も、崩壊させたくて「先生」をしているわけではありません。 また、崩壊の要因は「先生」だけではありませんし、 そもそも崩壊の要因が揃わなければ、「崩壊させる先生」にもなることもありません。 でも、担任した多くの教室を荒れさせてしまう先生はいます。 善意や熱意があっても「崩壊させる先生」になってしまう。 そんな先生がいます。 崩壊させる先生。 「崩壊させる先生」には、幾つかの共通項があるように思います。 でも、つまり、 それらを少しでも明らかにしてなくしていけるならば、 「崩壊させない先生」 になっていくのではないでしょう。 www.youtube.…

  • ③「先生」は大事。

    教師として毎日仕事をしていると 「先生」であることが、当たり前になってくることがあります。 そうなると、私の場合、 「この仕事にどんな価値があるのだろうか?」 「<子どものため?><未来のため?>、ただの独りよがりのキレイごとじゃん」 「結構、辛いぞ、この仕事」 くらいに思うようになります。 でも、改めて言いたいです。 「この仕事もまた、数多ある仕事と同じく、すばらしい!」 「意味も価値もある!」 「先生」は大事。 社会で生きていくのが私達です。 でも、いきなり社会にとびだしていくのは難しいです。 また、いきなりとびだしていける程、社会は寛容でも安全でもありません。 だから、大切な子ども時代。…

  • ②「教える」と「育む」

    漫画では 「教育とは」 なんて大きく出てしまいました。 でも、 「子どもの前に「先生」として立つ時には、欠かせない視点なのでは?」 です。 「教える」と「育む」 教師の側が 「これは「教える」こと」 「今は「教える」時」 と判断して働きかけたり 「ここは「育む」場面」 「今は「育む」時」 と判断して見守ったりする。 そうすることで、子どもの成長がより促されていく。 多分、「上手な先生」がやっていることです。 www.youtube.com

  • ①学級の荒れを考える。

    学級の荒れを考える。 授業のスキルを考える。 教師の在り方を考える。 そんな漫画を描いてみました。 学級の荒れを考える。 子ども達が荒み、反抗し、教室を無秩序の場に変えていく。 それが学級崩壊です。 暴言、暴力、いじめ、不登校・・・様々な事故や事件が噴出するようになります。 年度初めの4月、 「去年は、どうして、あんなふうになってしまったの?」 荒れた教室で過ごした子ども達に、何度か聞いたことがあります。 多くの場合、子ども達の答えは 「わからない」 「いつの間にか、ああなってた」 というものでした。 勿論、年度が進み、子ども達との関係がより築かれていくと、 「●●が先生に反抗しだした」 とか…

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