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史上初の小学生合格者(小6/12歳)の父による宅建合格ブログ https://paparing-takkenshi.com/

史上初の小学生合格者の父(宅建士)による宅建合格ブログです。 独学で宅建試験にチャレンジする方々を全力で応援します。 勝利の方程式&95%理論の提唱者!!

パパリン宅建士
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2022/11/24

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  • 宅建合格への羅針盤 2025

    ──選んだ教材を信じ切る ──情報量で優劣は決まらない ──チェックは一問一答で ──2段階の学習法 ──youtubeについて ──おわりに ──選んだ教材を信じ切る まだ宅建試験に合格していない受験生で、市販の教材を年間に15冊以上購入している人は要注意だ。数多くの教材が手元にあると安心する気持ちは分からなくはないが、それだとむしろ合格を遠ざけてしまう。どの教材も適当に流し、中途半端なまま本試験を受けても失敗するだけ。そんなことは素人でも分かる。ところが、「もっと自分に合った教材がどこかにあるに違いない」そう思って書店に足を運ぶ。あるいはAmazonで教材をピックアップし、注文を確定してし…

  • 問題別・宅建ピラミッド®️

    ──勉強する順序① ──勉強する順序② ──模試の位置付け ──勉強する順序① まずテキストをさらっと読み、次いで該当箇所の一問一答(過去問ベースのもの)を解く。宅建が大きく4つの分野に分かれているからといって、各分野ごとにテキスト→一問一答の順に勉強していくわけではない。例えば、テキストで権利関係の意思表示を読んだら、すぐさま一問一答の該当箇所の問題を解く。続いてテキストで制限行為能力者の項目を読んだら、やはり一問一答の該当する問題を解いていく。そんな感じで進めていく。間違っても、テキストで権利関係分野をすべて読み終えてから一問一答という手法はとらないように。2022年版までは日建シリーズを…

  • 95%以上が合格ゾーン®️

    ──8割では合格できない ──分野別と年度別の違い ──年度別過去問の注意点 ──8割では合格できない 正解率95%以上!!もちろん宅建の本試験での正解率ではなく、過去問の正解率のことだ。一問一答集にしろ、四択の過去問集にしろ、最終的には「95%以上」の正解率を目指してほしい。いや、目指さなければならない。5〜6年ほど前に、ネットで「年度別で40点に届いていたのに宅建試験に合格できなかった」という書き込みを見たことがある。今から5〜6年前だから、合格基準点が35点の年だ。その人(男性)は、最初のうちは過去問を解いても半分の25点も取れなかったらしい。しかし、何度か繰り返しているうちに各年度の合…

  • 焼き直し率について考察する®️

    ──焼き直しの例 ──あるSNSに投稿した記事 ──焼き直しの例 ほとんどの資格試験において、過去問学習は避けて通ることができない。それは試験の出題傾向を事前に知っておくという意味もあるが、特に宅建試験の場合、過去問の「焼き直し率」が他の資格試験に比べて著しく高いからに他ならない。焼き直しというのは、その問いの論点が、過去に出題されたものと同じということ。表現の違いこそあれ、内容が同じだから、その論点さえ知っていれば難なく問題が解けてしまうわけだ。例えば、2006年に出題された農地法に関する次の肢の正誤を判定してみてほしい。 山林を開墾し現に水田として耕作している土地であっても、土地登記簿上の…

  • 勝利の方程式とは?®️

    ──はじめに ──一問一答の重要性 ──四択問題集の注意点 ──勝利の方程式 ──はじめに 私は以前、Twitterに次のようなツイートをしたことがある(一部修正済み)。まず「一問一答」をマスターし、その後「四択の過去問」を仕上げれば、それが合格に結び付くのだと、、私の経験と息子の最年少合格によって裏打ちされた理論。これに関しては絶対的な自信を持っている。それをこれから説明していきたい。 ──一問一答の重要性 一問一答のメリットは、上にあるように「一つ一つの肢を精緻に分析する癖が身に付くこと」だ。だがもう一つメリットがある。それは、「個数問題に対応する力が付く」という点である。個数問題とは、正…

  • テキスト至上主義の弊害®️

    ──テキストだけでは合格できない ──自動車学校から学ぶ ──テキストだけでは合格できない 宅建試験の学習において、テキスト(教科書)に比重を置きすぎる勉強法が一番効率が悪いと思う。仮に、テキストだけを隅々まで覚えて本試験を受けた場合と、テキストなしで過去問だけを繰り返し解いて本試験を受けた場合とでは、明らかに後者の方が合格率は高いだろう。過去問は100%本試験で出題された問題だか、テキストはそうではない。テキストには、過去に問われていないこともたくさん掲載されており、そういったものの大部分は、近い将来に出題される可能性も低い(法改正に関するものは除く)。要するにムダが多いのだ。そして、テキス…

  • 過去問を解く意味とは?®️

    ──過去問の焼き直し ──アウトプットの本当の意味 ──過去問の焼き直し 資格試験(国家試験)に合格するための王道は、やはり過去問を何度も繰り返し解くことだ。特に宅建試験では、その効果は絶大である。ところが、これに疑問の言葉を投げかける人がいる。【その①】→過去問なんて過去に出た問題だから、もう2度と出ない。今更やっても意味がない。【その②】→過去問なんて、テキストをある程度覚えてからやるもの。直前期にやればいい。まずは【その①】について。過去に出題された問題とまったく同じ問題は確かに出ない。しかし問題はそこではない。法律系の資格試験において、過去問を解く意味は「論点を理解して頭に定着させるこ…

  • 法律用語のエッセンス®️

    ──最新の法律用語辞典 ──基本的な法律用語を抑える ──最新の法律用語辞典 私や息子の健斗が使っていた有斐閣の『法律用語辞典』(第3版と第4版)。値段が少々お高い(5720円)が、民法が大改正されて使いにくくなったので、「そろそろ買い換えないと」と思っていた。しかし、3年前の今頃はまだ最新の第5版が発売されていなかった(2020年12月発売)。そこで有斐閣の代替品になるような法律用語辞典がないか、Amazonで調べてみた。そしたら三省堂の『デイリー法学用語辞典』の第2版が発売されたばかりだと知った。価格も有斐閣の3分の1程度である(1870円)。デイリー法学用語辞典 第2版三省堂Amazon…

  • 各分野の効率的勉強法🎯®️

    ──権利関係の勉強法(1) ──権利関係の勉強法(2) ──宅建業法の勉強法 ──法令上の制限の勉強法 ──税・その他の勉強法 ──権利関係の勉強法(1) 権利関係を得点源にしたければ、通常の宅建テキストとは別に、民法に特化した参考書や問題集を使って勉強しなければならない。テキストなら『民法がわかった』(法学書院)、問題集ならば『新スーパー過去問ゼミ』Ⅰ、Ⅱ (実務教育出版)あたりがそれに当たる。民法がわかった作者:田中 嗣久法学書院Amazon公務員試験 新スーパー過去問ゼミ7 民法1一総則・物権・担保物権 (新スーパー過去問ゼミ7)実務教育出版Amazon公務員試験 新スーパー過去問ゼミ7…

  • 小学生初・記録更新への回想🎯®️

    ──記録がモチベーションを高める ──情報の一元化 ──記録がモチベーションを高める たまに知人から、「最年少記録は狙っていたのか?」と訊かれることがある。そういう場合、私はすぐさま「小5の時は狙っていた」と答える。息子の健斗が記録を更新するまで、過去の宅建試験での最年少記録が、ネットや書籍などから12歳であることを知っていたからだ。平成18年に、大阪に住む少年が作った記録である。健斗が小5で宅建試験に合格すれば、11歳での合格となり、歴代の最年少記録となる。しかし残念ながら、11歳での合格は叶わなかった。平成25年度の合格基準点は33点。健斗は31点、、2点足りなかったのだ。正直いって、この…

  • 業法、業法、業法!!®️

    ──3大分野の重要度 ──業法を得点源にせよ ──3大分野の重要度 宅建試験の「3大分野」といえば、権利関係・宅建業法・法令上の制限のことである。この3大分野で苦手を作らない、とはよく言われることだ。これらのどれか一つでも苦手にしていたら、確かに合格は厳しいと思う。だが、そのことが脳内に刷り込まれ、「どれも満遍なくモノにしなければならない」と思い込んでいたら、それは少し違うのではないか?苦手分野を作らない=バランスよく学ぶ、とは必ずしもならないからだ。私が唱えた「勝利の方程式」は、まず最初に一問一答式をマスターし、次いで四択過去問に移るというもの。一問一答集は、3大分野がもともと一冊に収められ…

  • 息抜きの宅建 Q&A®️

    ▶宅建クイズ1 【問題】次の法律用語の読み方は?①遺言 ②競売 ③借地借家法 ④囲繞地 ⑤牽連性 ⑥嫡出子 ⑦譲受人 ⑧欠缺 ⑨遡及効 ⑩元本 ⑪入会権 ⑫兄弟姉妹【答え】①いごん ②けいばい ③しゃくちしゃっかほう (しゃくちしゃくやほう、でも可) ④いにょうち ⑤けんれんせい ⑥ちゃくしゅつし ⑦ゆずりうけにん ⑧けんけつ ⑨そきゅうこう ⑩がんぽん ⑪いりあいけん ⑫けいていしまい ▶宅建クイズ2 【問題】次の消滅時効の起算点はいつか?①確定期限のある債権 →( )時 ②不確定期限のある債権 →( )時 ③期限の定めのない債権 →( )時 ④契約解除による原状回復請求権 →( )時 ⑤債…

  • 過去問を掘り起こす®

    ──弁護士志望の宅建合格戦略 ──ジグソーパズルを組み立てる ──弁護士志望の宅建合格戦略 私の尊敬する井藤公量弁護士は、宅建試験の勉強を本試験の10日前から始めたという。当時、彼は司法試験(旧)を目指す受験生だった。司法試験には、択一試験と論文試験があり、その両方をクリアしなければならない。彼は択一試験には難なく合格するのだが、論文の方がダメだった。井藤弁護士は、著書『資格試験 超効率 勉強法』(日本実業出版社)の中で、こう述べている。「僕は途方にくれた。択一には合格するのだが、論文には受からない。何かが、間違っているのだ。何だろう。僕は苦悩した。そもそも、試験の直前期に基本書などを読んでい…

  • 合格するための秘訣®️

    ──実力を可視化する ──過去問で論点をあぶり出す ──必要な過去問数は? ──模試は受けるべきか? ──論点の数がモノをいう ──実力を可視化する これまで勉強してきて、今の実力を測るには過去問はうってつけだろう。単に年度別の点数だけではなく、正解率を自身の実力の尺度とすることができるからだ。一問一答でもそれは同じ。120問解いて90問正解ならば、正答率は75%ということになる。こうやって数値化(可視化)して、次は80%、その次は85%というふうに目標を設定して取り組めば、モチベーションだって維持できる。そして何よりも、自分の今の実力が分かる。可視化できる。このことの意味は大きい。テキストの…

  • 不合格者に共通すること®️

    ──はじめに ──テキスト至上主義者 ──正解肢を選んで終わり ──どの教材も中途半端 ──友人の誘いを断れない ──勉強をしたりしなかったり ──スマホ依存症 ──はじめに 本来なら、合格する人と合格しない人を比較しながら論ずるべきだったのかも知れない。しかし、あえて「不合格者に共通すること」というタイトルを付けて論じることにした。合格する人の勉強法は多種多様であって、これが唯一無二の勉強法などというものは存在しない。ところが不合格者には、不思議と共通性がある。今回の記事では、その共通性に着目し、重要だと思われるものを6つ取り上げることにした。 ──テキスト至上主義者 過去問の重要性がまった…

  • じっくり派とスピーディー派®️

    ──テキストvs過去問 ──じっくり派、それともスピーディー派? ──テキストvs過去問 宅建試験では、テキストはもちろん重要だが、過去問はテキストの何倍も重要である。早い段階でそれに気付けば「一発合格」も夢ではないのだが、如何せんテキスト信者が多すぎる。完璧主義者ほどその傾向が強い。テキストそのものを否定しているわけではない。あくまでも比重の問題だ。そもそも500~700ページにも及ぶテキストを隅々まで理解して記憶することなど、我々凡人には不可能である。以前に「テキスト至上主義の弊害」の中でも述べたが、テキストは軽くさらっと読んで、過去問学習に時間を費やす。 これが最短ルートで宅建試験に合格…

  • 年度別過去問集の落とし穴®️

    ──年度別か分野別か? ──メリットとデメリット ──特化型の勉強法 ──年度別か分野別か? 過去10~12年の「年度別過去問集」をメインに使っている人(使う予定の人)は、一体どれくらいいるだろうか?私は以前から、過去問はLECの『ウォーク問』に代表される「分野別過去問集」をやるように訴えてきた。この考えは今でも変わっていないし、今後も変わるとは思えない。2019年3月にTwitterに参入した私は、同年、半年以上にわたって宅建の受験生らと関わってきた。そして過去問をやるにも、年度別派と分野別派がいることを知った。割合はほぼ五分五分だった。しかし夏以降の模試で、40点以上の高得点を叩き出してい…

  • 孤独に打ち克て®️

    ──資格学校か独学か? ──独学の注意点 ──ジャン・シベリウス ──同質の原理とは? ──資格学校か独学か? 私も息子の健斗も、資格学校(予備校)や通信講座は利用していない。健斗が2年目に、総合資格学院の「無料オープン模試」と、LECの「ゼロ円模試」と「ファイナル模試」を受けたくらいだ。資格学校については、家から近いとか会社の帰りに寄れるなど、交通の便がよければ私は行きたかった。プロの講師の生の講義を聴けるし、同じ目標を持った仲間に出会えるから。しかし残念ながら、LECやTACや大原は、家からも職場からも遠かった(名古屋市)。岡崎市にある総合資格と日建は、会社とは真逆の方角にあり、かつ車で片…

  • 人は感化し、感化されるもの®️

    ──病院の待合室で ──一方、我が家では ──病院の待合室で たわいないエピソードを一つ。私には年老いた母がいる。父はもう他界していない。今から12年ほど前の話だが、母は胃腸が弱く、月に一度、胃腸科の専門病院へ私が有給休暇をとって車で送り迎えをしていた。当時はまだ、私も宅建の勉強を始めたばかりで、外出時は常にテキスト(宅建学院の『まる覚え宅建塾』のこと)を持参し、暇があれば眺めていた。病院の待合室にいる時も、必ずテキストを開いていた。待合室は、ぐるっと円を描いたような広々とした空間で、壁側に長椅子風のソファーが設置され、一様にそこにいる人たちの表情が分かるような仕様になっている。そんな中、私だ…

  • 解く順序と時間配分®️

    ──はじめに ──解く順序について ──時間配分について ──時間配分の補足 ──反射的に解く ──はじめに 今回は、宅建の本試験問題の「解く順序」と各分野の「時間配分」について解説していきたい。どうやって正解肢を導き出すかに意識が向かいがちだが、こういう情報を事前に知っておくと今後の戦略も立てやすくなるというもの。闇雲に1番から順に解いていって失敗した例をいくつも耳にしているので、見過ごすわけにはいかないと思い、記事を残すことにした。 ──解く順序について 最初に、権利関係や法令上の制限、宅建業法、税および免除科目が、どのような順序で振り分けられているのかを確認しておきたい。 ..1~14 …

  • 各分野の得点戦略®️

    ──宅建試験の得点戦略 ──令和3年以降の得点戦略 ──宅建試験の得点戦略 宅建試験は、ほんの十数年前までは、7割の35点を目指して戦略を練ればよかった。平成14年の36点は例外中の例外とされ、テキストの前書きなどでも、7割の35点を目指せば大丈夫!と記されていることが多かった。ところが平成22年に合格基準点が再び36点となり、翌23年も36点だった。つまり、平成14年から23年までの僅か10年間で、3度も合格基準点が36点となったのだ。これにより、宅建の「7割合格説」は完全に崩壊した。予備校の教材や市販テキストも、軌道修正を余儀なくされたのである。そして平成30年の37点に令和2年10月試験…

  • 学習スペースを確保せよ

    ──自宅の学習スペース ──自宅外の学習スペース ──自宅の学習スペース 自宅に自分専用の書斎(勉強部屋)があり、そこで集中して勉強できるのなら問題ない。だが家庭の事情なんて千差万別だから、一概に皆さんに「自宅で勉強しろ」などと言うつもりもない。予備校に通っている人(通う予定の人)ならば、講義をしっかり聴いて、それ以外は予備校の自習室を使って勉強すればいい。それでも足りなければ自宅で勉強する。そういう振り分けでいい。だが問題は、独学で宅建試験に挑もうとしている人たちだ。ただでさえ独学者には、強靭な意志の強さが求められる。それをテレビがあり、ネット環境の行き届いた自宅で勉強するとなると、その意志…

  • 量より質か、質より量か?®️

    ──300時間or400時間? ──イチローから学ぶ ──300時間or400時間? 2~3年前だったと思うが、ネットでこんな記事を読んだことがある。「宅建合格に必要な勉強時間は、一般に100時間ほどだと言われていますが、、」誰から聞いたのか、どこで調べたのか知らないが、今の宅建試験に、初学者がわずか100時間の勉強で合格できるはずがない。仮に100時間の勉強で合格できるとしたら、他の上位資格の合格者か、大学の法学部生あるいはOBで、民法の勉強がほぼ必要ない人に限る(注・2020年以降は改正民法からの出題となるため、ある程度の勉強は必要となる)。そうでない初学者が、宅建試験に合格するために必要…

  • サブノートは必要か?®️

    ──膨大な時間を使う ──サブノートの罠 ──膨大な時間を使う 中・高の定期テストの前に「サブノート」を作る人が、少なくとも私の周りには結構いた。出題範囲が比較的狭い定期テストでは、それなりに効果はあったのかも知れないが、宅建試験などの資格試験ではどうだろう?例えばテキスト。宅建試験用の一冊本ならば、500~700ページあたりが標準的だ。資格学校に通っている人ならまだしも、独学で勉強を進めていこうとする場合、この厚さのテキストをサブノートにまとめていくには膨大な時間が必要となる。相当に根気のある人でないと続かない。中高生の頃に、サブノートを作ることによって成績上位をキープしてきた人ほど、その成…

  • 宮嵜先生と初対談~in名古屋®️

    ──令和2年11月10日 ──宮嵜先生と初対面、そして対談へ ──令和2年11月10日 私が宅建試験に合格したのが、今からちょうど10年前の2010年のこと。その当時から、私は宮嵜先生の名は存じ上げていた。その後もずっと第一線で活躍されており、私からすれば、まさに雲の上の存在だった。そんな宮嵜先生と対談できる日が来るなんて、今年の夏までは想像だにしていなかった。Twitterで、宮嵜先生と相互フォローになってから風向きが変わった気がする。私のブログやツイートのいくつかを、宮嵜先生が見てくださっていることを、先生のリプライから感じとることができたのだ。宮嵜先生とTwitter上で、少し意志疎通が…

  • まず全体を俯瞰せよ®

    ──完璧主義者のデメリット ──たがを外して前進する ──武器を手に入れる ──俯瞰の大切さ ──合格への第一歩 ──完璧主義者のデメリット 職人と呼ばれるような成功者は別にして、自称「完璧主義者」はプライドが高く歩みも遅い。例えばテキストでも、最初からすべて覚えようと躍起になってしまう。通常の宅建テキストは、500〜700ページほどある。常識的に考えて、それだけの分量を一周目から全部覚えられるわけがない。そして大抵は、途中で諦めて投げ出すのが落ちだ。そこが完璧主義者の最大のデメリットかも知れない。今では少なくなってきたが、昔はアルファベット順に並べられた市販の英単語帳が何点かあった。英単語が…

  • 宅建士 出るとこ集中プログラム&10分ドリル(2024年版)

    ──はじめに ──出るとこ集中プログラム ──出るとこ10分ドリル ──10分ドリルの補足 ──おわりに ──はじめに 2月下旬、今年も吉野塾の吉野先生から「宅建士 出るとこシリーズ」の最新版をご恵贈いただいた。『出るとこ集中プログラム』は4年連続、『出るとこ10分ドリル』は3年連続のご恵贈である。これに先がけ昨年12月、名古屋のセミナーで吉野先生と初めてお会いし、いろいろお話できたのは私の中ではかけがえのない財産となった。この場をお借りし御礼申し上げたい。今回、吉野先生の「出るとこシリーズ」をオススメするのはこういった経緯があるからではない。私は以前から、初学者に適切な宅建教材として次の3つ…

  • 水野健の宅建士 神テキスト&神問題集

    ──水野先生との出会い ──宅建士 神テキスト ──宅建士 神問題集 ──おわりに ──水野先生との出会い 2023年度の宅建本試験直後の10月17日、宅建界隈の大御所・水野先生と名古屋で初めてお会いした。それ以前にXのスペースで少しだけお話したことはあるが、その時、水野先生から「名古屋へ行ったときは挨拶させてほしい」旨のお言葉をいただいていた。ちょうどその日、水野先生は愛知県内で仕事が入っていたらしく、「仕事の後にお会いしませんか?」というDMが事前に私のところに届いた。私は速攻で「了解です」と返信をし、対談が実現することになった。当初はLEC名古屋駅前本校のやはた先生と3人で合流する予定だ…

  • 周辺知識について®

    ──周辺知識は必要か? ──周辺知識の定義 ──周辺知識は必要か? ほんの10数年前までは、宅建は過去問だけで合格することが可能だった。ところが近年の宅建試験では、過去問だけでは不足するので「周辺知識の補充」が必要だという。過去問を解くだけでは知識が点にしかならず、それを線や面に拡張していかないと合格点がとれなくなっている、という理屈だ。ある程度は正しいと思うが、過去問をマスターすれば、本試験での高得点はムリでも合格点を超えることは今でも可能だろう。その根拠の一つに、正解率50%以上の問題をすべて解ければ合格できる、というデータの裏付けがある。過去に出題実績のない論点で、全受験生の50%以上が…

  • トリセツvsみんほし、どっちを選ぶ?

    ──はじめに ──テキストを比較する ──一問一答を比較する ──おわりに ──はじめに 宅建の2023年版、まだすべての教材が出揃ったわけではないが、LEC『トリセツ』の売り上げが好調だ。全体的には『みんほし』の方が優勢だが、こと宅建に関しては例年のような一人勝ちにはならない気がする。ちなみに、みんほしとはTACの「みんなが欲しかった」の略称である。実は最近まで、私は売り上げトップのみんほしを推薦教材に挙げなかった。それには理由がある。ご存知の方もいると思うが、私の勉強法に「一問一答」は欠かせない。同じ出版社の同じシリーズの中に、一部の例外を除き、一問一答が含まれていないものは除外していた。…

  • 本試験を迎えるにあたって(2024)

    ──はじめに ──当日の持ち物チェック ──その他、注意すること ──そして最後に、、 ──はじめに 本試験会場にテキストなり過去問集を持参しても大して勉強できない。これは私や息子の健斗の経験から判っていることである。オススメなのは、とらの巻の付録『とらの子』のような薄いまとめテキストか、トリセツ一問一答の付属アプリ。それでも全範囲に目を通すのはムリだから、苦手項目に的を絞って学習するなど工夫が必要だ。一般受験生は、5問免除科目のどれかを総復習してはどうだろう?特に“統計”は需要があると思う。一応、私のブログ記事のURLを添付しておくので参考にしてもらいたい。▶統計データのまとめ(2024)【…

  • 統計データのまとめ(2024)【免除】

    ──はじめに ──地価公示 ❲R6-3公表❳ ──建築着工統計 ❲R6-1公表❳ ──土地白書 ❲R6-6公表❳ ──法人企業統計 ❲R5-9公表❳ ──国土交通白書 ❲最新データより❳ ──はじめに 宅建試験の5問免除の一つに「統計」があり、問48がそれに当たる。出題項目は、・地価公示 ・建築着工統計 ・土地白書 ・法人企業統計の概ね4つに集約され、たまに宅建業者数などを記載した国土交通白書が加わることもある。仮に、これら以外の項目が肢の一つに含まれていたとしても消去法で十分対処できるので心配はいらない。また統計では、「上昇か下落か」「増加か減少か」又は「何年連続か」あたりが重要であって、…

  • 重要ポスト3選 part2 (2024年6月)

    ──はじめに ──ポスト1️⃣ ──ポスト2️⃣ ──ポスト3️⃣ ──はじめに 何気にX(旧Twitter)にポストしたものが予想外に注目されることがある。過去に、インプレッション数が10万を超えるものもいくつかあった。ただXは、固定ポストを別にすると、どんどん下へ下へと追いやられていくため後で探すのが困難になる。そういうことを回避するため、私は定期的にブログに残すことにしている。今回もその一環として、3つの重要ポストをまとめたものである。 ──ポスト1️⃣ 過去問中心の勉強をしてきたのに宅建に合格できなかった、、 毎年、合格発表後にこんなことをいう受験生が一定数います。 例えばウォーク問。…

  • LEC宅建士 渾身の5冊(2024年版)

    ──はじめに ──とらの巻 ──ウォーク問 ──直前予想模試 ──おわりに ──はじめに 一部の方はご存知だと思うが、私の勉強法は、第一段階と第二段階に分けて計画表が作られている。第一段階は、基本テキストと一問一答を中心に回していく。この計画表では4月からスタートとなっているが、6月ないし7月からのスタートに置き換えることは可能だ。ここ数年、第二段階の教材は定番化しているが第一段階のそれは流動的で、テキストだけでも次に挙げるもののどれかをオススメしている。・宅建士 合格のトリセツ 基本テキスト(東京リーガルマインド/LEC) ・らくらく宅建塾(宅建学院) ・宅建士 出るとこ集中プログラム(中央…

  • 一問一答式を斬る!(2024年版)

    ──なぜ一問一答式なのか? ──一問一答式をランク付け ──なぜ一問一答式なのか? 私が唱えた勉強法に「勝利の方程式」というものがある。▶勝利の方程式とは? https://paparing-takkenshi.com/entry/2020/02/11/011433それは宅建の勉強を2つのステップに分け、第一段階の教材に「一問一答」を、第二段階の教材に「分野別過去問」を使用するというもの。一問一答→分野別過去問これが合格するための最短ルート(勝利の方程式)であり、とりわけ「一問一答式」が重要となる。それは私自身の経験と、それを伝授した息子の実体験(共に合格)によって裏打ちされている。2019〜…

  • 宅建の権利関係について

    ──はじめに ──私の見解(補足) ──やはた先生の見解 ──おわりに ──はじめに 私は以前、X(旧Twitter)で、宅建の権利関係の勉強法について次のようなポストをしたことがある(一部修正)。 宅建の権利関係が苦手な受験生ってかなり多いです! よくDMでいただく質問の中に、 「民法は別途専門の教材で勉強すべきでしょうか?」 というのがあります。 権利関係を得点源にしたいのならそうすべきだと思います。 ただ半分の7/14点であれば、業法や法令、税その他次第で合格ラインをクリアすることは十分可能です。 いつも不思議に思うのは、権利関係が〜と嘆いている受験生に限って、業法や法令、税その他で十分…

  • 合格発表前後〜時系列で振り返る

    ──はじめに ──合格発表前後 ──過去問を極めるには ──はじめに 2023年度の宅建試験は、事前予測では合格ラインを36ないし37点とする人が多かったが、36点に帰着した。合格率は17.2%だった。宅建の合格発表前後は、ネットではある意味お祭りのような状態になる。正式な合格発表は11月21日の午前9時30分からだが、例年、午前0時過ぎに合格基準点や合格率などの客観的なデータがリークされる。いわゆるフライング発表だが、これがお祭り気分を助長させるのだ。そして午前9時30分過ぎに、不動産適正取引推進機構のホームページに合格者の受験番号が掲載される。こういった一連の流れを、次の受験生のための情報…

  • 本試験を迎えるにあたって(2023)

    ──はじめに ──当日の持ち物チェック ──その他、注意すること ──そして最後に、、 ──はじめに 本試験会場にテキストなり過去問集を持参しても大して勉強できない。これは私や息子の健斗の経験から判っていることである。オススメなのは、とらの巻の付録『とらの子』のような薄いまとめテキストか、トリセツ一問一答に付いているスマホのアプリ。それでも全範囲に目を通すのはムリだから、苦手項目に的を絞って学習するなど工夫が必要だ。一般受験生は、5問免除科目のどれかを総復習してはどうだろう?特に“統計”は需要があると思う。一応、私のブログ記事のURLを添付しておくので参考にしてもらいたい。▶免除科目で4点以上…

  • 保存版・重要ポスト3選(2023年9月)

    ──はじめに ──ポストその1 ──ポストその2 ──ポストその3 ──はじめに 2023年9月、X上に宅建受験生に向けてポストした重要なものを3つ、ブログとして残しておくことにした。受験生に向けたメッセージであり、反響の大きかったものばかりだ。主として私の知見と経験によるところが大きいが、数多くの宅建受験生と関わることで得られたものもある。それらすべてを躍起になって取り入れる必要はないが、ご自身がいくらかでも感じるところがあれば、ぜひ参考にしていただきたいと思う。宅建受験生の皆様の一助になれば幸いである。 ──ポストその1 私はかねてより過去問の正解率を95%以上にするよう訴えてきました(業…

  • 統計データのまとめ(2023)【免除】

    ──はじめに ──地価公示 ❲R5-3公表❳ ──建築着工統計 ❲R5-1公表❳ ──土地白書 ❲R5-6公表❳ ──法人企業統計 ❲R4-9公表❳ ──国土交通白書 ❲最新データより❳ ──はじめに 宅建試験の5問免除の一つに「統計」があり、問48がそれに当たる。直近12年間の出題項目と出題数は、・地価公示(12回) ・建築着工統計(14回) ・土地白書(13回) ・法人企業統計(10回) ・国土交通白書(5回)と概ね5つに集約される。仮に、これら以外の項目が肢の一つに含まれていたとしても消去法で十分対処できるので心配はいらない。また統計では、「上昇か下落か」「増加か減少か」又は「何年連続…

  • スケジュールと申込み方法(2023)

    ──宅建試験のスケジュール ──申込書の配布場所(郵送申込み) ──申込み方法 ──受験料と各種日程 ──宅建試験のスケジュール 令和5年度の宅建試験のスケジュール等については、6月2日に、不動産適正取引推進機構から官報公告が出た。https://www.retio.or.jp/exam/ ──申込書の配布場所(郵送申込み) 令和5年度の宅建試験の試験案内&申込書は、各都道府県の次の場所で入手することができる(無料)。https://www.retio.or.jp/exam/haifusaki.html試験案内&申込書の配布期間は、7月3日(月)から7月31日(月)まで。 ──申込み方法 【イ…

  • LEC宅建士 渾身の5冊

    ──はじめに ──どこでも宅建士 とらの巻 ──ウォーク問❶〜❸ ──直前予想模試 ──おわりに ──はじめに 一部の方はご存知だと思うが、私の勉強法は、第一段階と第二段階に分けて計画表が作られている。第一段階は、基本テキストと一問一答を中心に回していく。この計画表では4月からスタートとなっているが、6月ないし7月からのスタートに置き換えることは可能だ。ここ数年、第二段階の教材は定番化しているが第一段階のそれは流動的で、テキストだけでも次に挙げるもののどれかをオススメしている。・宅建士 合格のトリセツ 基本テキスト(東京リーガルマインド/LEC) ・らくらく宅建塾(宅建学院) ・宅建士 出ると…

  • 一問一答式を斬る(2023)

    ──なぜ一問一答式なのか? ──一問一答式をランク付け ──なぜ一問一答式なのか? 私が唱えた勉強法に「勝利の方程式」というものがある。▶勝利の方程式とは? https://paparing-takkenshi.com/entry/2020/02/11/011433それは宅建の勉強を2つのステップに分け、第一段階の教材に「一問一答」を、第二段階の教材に「分野別過去問」を使用するというもの。一問一答→分野別過去問これが合格するための最短ルート(勝利の方程式)であり、とりわけ「一問一答式」が重要となる。それは私自身の経験と、それを伝授した息子の実体験(共に合格)によって裏打ちされている。2019〜…

  • 宅建士 出るとこ集中プログラム&10分ドリル(2023年版)

    ──はじめに ──出るとこ集中プログラム ──出るとこ10分ドリル ──10分ドリルの補足 ──はじめに 今春も吉野塾の吉野先生から、宅建士 出るとこシリーズの最新版をご恵贈いただいた。『出るとこ集中プログラム』は3年連続、『出るとこ10分ドリル』は2年連続のご恵贈である。2023年版はどちらも桜色(ピンク)を基調とした表紙になっている。吉野先生には、この場を借りて御礼申し上げます。いつものことながら、ご著書の最初のページを開くと吉野先生の直筆サインが添えられていた。こういった経緯があるから吉野先生の教材をオススメするのではない。私は以前から、初学者に適切な教材として次の3つを推奨している。・…

  • 2023年の羅針盤

    ──選んだ教材を信じ切る ──情報量で優劣は決まらない ──チェックは一問一答で ──2段階の学習法 ──youtubeについて ──おわりに ──選んだ教材を信じ切る まだ宅建試験に合格していない受験生で、市販の教材を年間に10冊以上購入している人は要注意だ。数多くの教材が手元にあると安心する気持ちは分からなくはないが、それだとむしろ合格を遠ざけてしまう。どの教材も適当に流し、中途半端なまま本試験を受けても失敗するだけ。そんなことは素人でも分かる。ところが、「もっと自分に合った教材がどこかにあるに違いない」そう思って書店に足を運ぶ。あるいはAmazonで教材をピックアップし、注文を確定してし…

  • 令和4年度 宅建合格発表

    ──合格発表の内訳 ──没問の影響は? ──昨年との差は何か? ──過去問だけでは合格できない? ──合格発表の内訳 令和4年11月22日(火)、2022年度の宅建試験の合格発表があった。 合格ライン=36問以上 合格率=17.0% https://www.sjt.co.jp/news/89943 (住宅新報webより) 合格された皆様、おめでとうございました!! ──没問の影響は? 各予備校や講師陣の合格ライン予想はほぼ34〜36点に収まっていたので、これらのどれかが合格基準点になるであろうことは推測できた。 ただ難易度が昨年とあまり変わらないという意見も多かったので、36点はないのでは?と…

  • 7つのメッセージ(2022秋)

    宅建受験生へのメッセージともいえるこれらのシリーズも、今年はこれで最後となる。 どのツイートも、単なる思い付きでしたためたものではない。 私自身の経験と息子に携わったきた経験、そして3年半にわたってTwitterの宅建受験生らと関わってきた「3つの経験」から導き出したものだ。 すべてのメッセージが心に響かなくても、どれか一つでも頭の片隅に入れておいてもらえれば、と願っている。 【その一】 宅建試験は、難問が解けるか解けないかで合否が決まるわけではありません。 過半数の受験生が正解するような基本問題をいかに取りこぼさないかが重要です。 過去問でいえば、A〜Cランクのうち、A,Bランクの問題を10…

  • 宅建受験生への14のメッセージ(2022)

    2022年の4月から8月までの間に、私がTwitter上でつぶやいたものの中から14ツイートをセレクトしてみた。すべて今年の宅建受験生に向けたメッセージとなっている。たとえ一つのメッセージでも、本試験までのモチベーション維持にお役立ていただければ幸いである。 【その一】 いろんな教材に手を出して、どれも中途半端というのが一番マズいです! 10冊の教材をそれぞれ60%消化して終わりにするくらいなら、1冊の過去問(又は一問一答)を完璧に仕上げてください。 つまり核となる1冊を作っておくということ📘 それが武器となり、やがて合格へと導いてくれるからです🌈✨ https://twitter.com/P…

  • 統計データのまとめ(2022)【免除】

    ──はじめに ──地価公示 ❲R4-3公表❳ ──建築着工統計 ❲R4-1公表❳ ──土地白書 ❲R4-6公表❳ ──法人企業統計 ❲R3-9公表❳ ──国土交通白書 ❲最新データより❳ ──はじめに 宅建試験の5問免除の一つに「統計」があり、問48がそれに当たる。直近11年間の出題項目と出題数は、・地価公示(11回) ・建築着工統計(13回) ・土地白書(12回) ・法人企業統計(10回) ・国土交通白書(5回)と概ね5つに集約される。仮に、これら以外の項目が肢の一つに含まれていたとしても消去法で十分対処できるので心配はいらない。また統計では、「上昇か下落か」「増加か減少か」又は「何年連続…

  • スケジュールと申込み方法(2022)

    ──宅建試験のスケジュール ──申込書の配布場所(郵送申込み) ──申込み方法 ──受験料と各種日程 ──令和4年度の「新型コロナウイルス感染症への対応」について ──宅建試験のスケジュール 令和4年度の宅建試験のスケジュール等については、6月3日に、不動産適正取引推進機構から官報公告が出た。https://www.retio.or.jp/exam/今年度も新型コロナウイルスの影響で、一部の地域で、10月と12月に試験日程が分かれることになりそうだ。 ──申込書の配布場所(郵送申込み) 令和4年度の宅建試験の試験案内&申込書は、各都道府県の次の場所で入手することができる(無料)。https:/…

  • LECの直前予想模試(2022)

    ──市販模試の注意点 ──オススメの3冊とは? ──No.1の市販模試 ──市販模試の注意点 今年もLECの『出る順宅建士 当たる!直前予想模試』が発売された。私は自身のブログでも毎年オススメしているが、今年で4回目になる。LECには「ゼロ円模試」や「ファイナル模試」のような定評あるオープン模試(会場模試)があるが、この市販模試も内容的には遜色ない。「市販模試なんてどれも同じ」という意見もあるが、私が実際に解いてみて感じたことは、「市販模試には当たり外れがある」ということだ。出版社による出来の良し悪しや、高品質が売りの出版社でも、年によって出来不出来があったりする。その見極めはほんと難しい。宅…

  • 宅建士 2択でチェック!(2022年版)

    ──はじめに ──特徴 その一 ──特徴 その二 ──特徴 その三 ──おわりに ──はじめに 昨年に続き、宅建みやざき塾の宮嵜先生から『宅建士 2択でチェック!』(中央経済社)の2022年版をご恵贈いただいた。この教材は、宅建の4択問題を解くときに最後の2択まで絞れたものの、そこから先が判らない。いや判らないというよりは、間違いの肢の方を選択してしまう、、そういう2択で迷ったときに、きちんと正解肢を選び出すためのトレーニング本という位置付けである。指南書といっても過言ではない。ある程度の過去問学習を終えた受験生が、最後の仕上げとして、あと何点かの点数の上乗せを図るために活用するのが効果的だと…

  • どこでも宅建士 とらの巻(2022)+555

    ──最新の法改正に対応 ──その他の特徴は? ──貴重な頻出論点集 ──最新の法改正に対応 今年もLECの『どこでも宅建士 とらの巻』が5月下旬に発売された。宅建試験は、毎年4月1日までに施行された法律に基づいて出題される。ほとんどの宅建教材はそれ以前に発売されているため、最新の法改正に対応していないことが多い。とらの巻は、4月1日より50日以上も後の発売となるため、宅建試験の出題範囲での法改正が万全なのだ。メジャーな宅建テキストの中では唯一といっても良いだろう。同じLECには、3分冊の『出る順宅建士 合格テキスト』もあるが、こちらは最新の法改正には未対応だ。合格テキストは、3冊合わせて1,2…

  • もし私が宅建受験生だったら

    ──第一段階に必要な教材 ──基本テキストについて ──一問一答集について ──第一段階に必要な教材 宅建の学習プランを第一段階と第二段階に分け、第一段階でどんな教材を使用するか迷っていたとしよう。私のブログの読者ならばお分かりだと思うが、第二段階の教材は定番化しているので頭を悩ます必要がない。▶2022年度の合格プラン https://paparing-takkenshi.com/entry/2022/03/18/204529問題なのは第一段階の教材だ。当面必要となるのは、次の条件を兼ね備えた2冊である。・通読向きの基本テキスト ・過去問の肢からなる一問一答集このことを順に説明していきたい。…

  • 初学&独学者の勉強法

    ──テキストの使い分け ──一問一答の重要性 ──テキストの使い分け 市販の宅建テキストには、情報量の多いものと少ないものがある。情報量の多いテキストは、主に調べるときに重宝し、情報量の少ないテキストは通読するのに向いている。法律の初学者が、最初から情報量の多いテキストに手を出しても、途中で挫折する可能性が高い。英単語帳でいえば、最初から見出し語だけではなく、派生語なども同時に覚えていくようなイメージ。反対に、情報量の少ないテキストはスラスラと読み進むことができるが、過去問で分からない箇所に出くわしたときに載っていないことがある。英単語帳でいえば、見出し語はあるが、派生語などがない状態。重要な…

  • 2022年度の合格プラン

    ──はじめに ──第一段階の推薦教材 ──第二段階の推薦教材 ──おわりに ──はじめに 4月初めからスタートして、10月の本試験までの大まかな計画(合格プラン)を提示しておきたい。一応、独学者向けのものだが、資格スクールに通っている人や通信講座を利用されている方にもある程度は参考になるかと思う。私の勉強法は、2段階のステップ方式である。まず基本テキストと一問一答を用いた「第一段階」の勉強法、次いでテキストと分野別過去問を用いた「第二段階」の勉強法だ。第一段階で基礎力を養い、第二段階で実践力を身に付ける。第二段階では、テキストは主に調べるために用い、分野別過去問集が学習の中心になる。学習する時…

  • 宅建士 出るとこ集中プログラム&10分ドリル(2022年版)

    ──宅建士 出るとこシリーズ ──集中プログラムとは? ──10分ドリルとは? ──宅建士 出るとこシリーズ 昨年に続き、吉野塾の吉野先生から2022年版の教材をご恵贈いただいた。しかも今年は2冊である。レターパックの中に、一冊ずつ透明なビニール袋に入れて丁寧に梱包され、我が家に届けられた。実は前もってDMで、近いうちにご著書を郵送していただけるとの連絡を承っていたが、2冊とは思っていなかったので少々驚いた。そのうちの一冊は『宅建士 出るとこ集中プログラム』の改訂版、もう一冊は『宅建士 出るとこ10分ドリル』という新刊本である。ちなみに昨年3月にご恵贈いただいたのは、『宅建士 出るとこ集中プロ…

  • 宅建受験生への12のメッセージ(2022)

    昨年、Twitterでつぶやいたものを集めて5つのブログ記事にまとめた。宅建受験生へのメッセージが3記事、雑多なツイートが2記事だ。タイトルこそ異なるが、宅建試験に関するつぶやきが約9割である。その最後のつぶやきから4ヶ月以上が経過し、Twitterでのつぶやきもそこそこ集まってきた。今回、昨年の12月試験より後につぶやいたツイートの中から12のつぶやきを抜き出し、記事にしてみた。すべてが今年の宅建受験生に向けたメッセージであり、たとえ一つでも心に留めていただければ、という思いからブログ記事にしたものである。 【その一】 宅建試験の場合、4つの肢すべてを知らなくても、知ってる肢が2つか3つあれ…

  • 宅建士 2冊のまんが本(2022年版)

    ──まんが本から入ることの意義 ──オススメのまんが本は? ──まんが本から入ることの意義 これから宅建の勉強を始めようとする初学者の方々が、いきなり活字の分厚いテキストから入ろうとすると途中で挫折する可能性が高い。予備校などでカリキュラムに沿って授業が進んでいくのならまだしも、独学者には少々荷が重いだろう。そんな初学者かつ独学者の方々には、宅建の「まんが本」から入ることをオススメしたい。まんが本といっても、基礎の基礎くらいの情報量が含まれているため侮ってはならない。一冊のまんが本を隅々まで仕上げれば、宅建の本試験でも半分くらいは得点できるからだ。もちろん、まんが本だけで合格などできないが、一…

  • 令和3年度 12月試験の合格発表

    ──合格発表の概要 ──これらの結果を受けて ──合格発表の概要 令和4年2月9日(水)、令和3年度の宅建12月試験の合格発表があった。合格ライン=34問以上 合格率=15.6%https://www.jutaku-s.com/news/id/0000029384?s=09 (住宅新報webより)10月試験と比べたら、合格者数と受験率がかなり少なくなっている。合格ラインは10月試験と同じ34点だが、合格率は2.3%ほど下がり、10月試験と12月試験を合わせた合格率は17.7%だった。あと問44に誤植があったため、2と3の2つの選択肢が正解となった。なお、合格者の受験番号は、以下のホームページか…

  • 令和3年度 宅建合格発表(10月試験)

    ──合格予想点を分析する ──フライング発表 ──そして正式な合格発表へ ──合格予想点を分析する 今年も大手の予備校や講師陣が、宅建の10月試験の合格予想点を事前に公表していた。次に掲げるのは、宅建速報.comというサイトの予想合格ラインである(上から2番目)。https://takken-sokuhou.com/#goukakuten昨年と比べたらバラツキは少なく、概ね34~36点の間に収まっていた。予想点の算出の仕方は、予備校や講師陣によって多少の差はあると思うが、前年と比べて難易度が上がったか下がったかを主な拠り所にしている気がする。そうして算出した中央値が35点で、実際、これを本命と…

  • 95%理論~負のカラクリ®

    ──はじめに ──考えられる原因を探る ──おわりに ──はじめに 私はこれまで自身のブログ記事の中で、宅建試験に合格するためには、一問一答や四択の過去問集の正解率を最低でも95%以上にするように主張してきた。これは幸いにも数多くの受験生に支持され、DM等で、合格された方々からの嬉しいメッセージもたくさんいただいた。反対に少数ではあるが、95%の正解率を達成したにもかかわらず合格できなかった受験生も何人かいた。そういう場合、合格点まであと1点か2点足りなかったケースがほとんどだが、中には30点に届かなかった人もいる。1点か2点足りなかったケースでは、詰めの甘さが主な原因かと思われるが、30点に…

  • 雑多なツイートから9選

    令和3年度の宅建の10月試験の前後にツイートしたものの内、これはブログに残した方がいいと思ったものをセレクトしてみた。タイトルこそ「雑多なツイートから9選」だが、既出の「宅建受験生へのメッセージ」シリーズ3部作との差異はない。これまで通り、たとえ一つでも心に留めていただけるものがあれば幸いである。 【No.1】 3週間後の今頃は、予備校等の解答速報も出揃い、自己採点結果もほぼ判明していることでしょう。 3週間あれば、結構たくさんのことができるものです。 半ば諦めかけている人も、がむしゃらに勉強すれば、この3週間で合格レベルにまで到達するかも知れません。 ラストスパート頑張ってください🔥 htt…

  • 雑多なツイートから10選

    宅建試験に関するものだけではなく、気まぐれでツイートしたものなど、私がTwitter上でつぶやいたものをいくつか集めてみた。タイトル通り、ジャンルに縛られない「雑多なツイートから10選」である。 【No.1】 私がTwitterに配信している新旧のブログ記事、、 下の方にスクロールしていくと下記のような場面が出てきます。 それの「宅建試験」というところをタップすると、ブログ村のINポイントが10点付く仕組みになっています。 気が向いたときにタップしていただけると励みになるし嬉しいです🙏 https://twitter.com/PLdILq9hDsVhikJ/status/14341495266…

  • 宅建受験生への8のメッセージ

    昨年の宅建試験でも、一昨年に続き新型コロナウイルスのせいで、一部の都道府県で12月試験が実施された。自らが望んで12月試験になったならまだしも、10月試験を希望していたのに12月試験になってしまった受験生はモチベーションの維持がほんと大変だと思う。モチベーションの維持に重要な役割りを果たしているものにTwitterがある。同じ目標を持った仲間の勉強の進捗状況などがつぶさに分かり、「自分も頑張らなければ」と思ったことのある受験生も一人や二人ではないはずだ。そんなTwitterに、私もこれまで幾度となく受験生に向けてのツイートをしてきた。これらのメッセージをTwitterの中だけのものにしたくなか…

  • 宅建受験生への9のメッセージ

    昨年の7月に、私は「宅建受験生への10のメッセージ」と題した、Twitterでつぶやいたツイートを集めたブログ記事を配信した。解説も特にないぶっきらぼうで不親切な記事だったが、不思議と一定数以上のアクセス数は得ることができた。今回はその「第2弾」である。宅建試験に直接関係のないツイートも含まれているが、前回同様、今年の宅建受験生がこれらのツイートを見て何かを感じ取っていただければと願っている。 【その一】 宅建試験に合格する人の大半は、本試験を受ける前から、自分が合格することが分かっています。 それまで自分が積み上げてきたものに自信を持っているからです。 積み上げが不十分な人は、これからしっか…

  • 夏以降の推薦教材(2021)

    ──はじめに ──テキスト ──要点まとめ ──一問一答 ──分野別過去問 ──年度別過去問 ──市販模試 ──オープン模試 ──その他 ──終わりに ──はじめに もし今が春先ならば、テキストはもっと情報量が多いもの、一問一答はもっと収録問題数が多いものをオススメしていた。だが、それらの教材の進捗状況が芳しくない人や、これから勉強をスタートさせる人にとってはさすがに荷が重い。10月の本試験まで残り日数が少なくなってきた今、よほど時間のある人でないと、それらの教材を消化しきれないまま本試験を迎えることになりかねない。そこで今回、「夏以降の推薦教材」と題して、これまで順調にカリキュラムを消化して…

  • 最短ルートを考察(2021)

    ──気持ちを切り替えよ ──短期合格の戦略を立てる ──一問一答に賭ける ──業法の過去問を究める ──気持ちを切り替えよ まず初めに断っておくが、これは一般の宅建受験生に向けた記事ではない。願書の申込みは済ませたものの、今のままでは不合格は不可避、すでに諦めモードの受験生に向けた記事である。宅建の12月試験まで、残り2ヶ月を切った今、これまでの勉強で何か一冊でもマスターできたものがあるだろうか?どれも未消化のまま本試験を迎えることになった場合、合格は相当に厳しくなる。だが諦めるにはまだ早い。高得点での合格はムリでも、ギリギリかその少し上くらいなら狙えないわけではないからだ。5%未満の合格の可…

  • 石垣を積み上げよ®

    ──積み上げの大切さ ──過去問のスキマを埋める ──終わりに ──積み上げの大切さ 宅建試験に限らず、資格試験全般にいえることだと思うが「積み上げ」が大切である。これまで解いてきた過去問の数、吸収できた論点の数が最終的にはモノをいう。そこに野球でいう満塁ホームランのようなものはない。どちらかというと、コツコツと1点ずつ積み上げていくサッカーに近い。言うなれば足し算である。私は自身のブログの中で、一問一答の正答率や四択過去問の正解率を95%以上にするように述べてきた。だが、それは足し算ではなく割り算だ。例えば、1,200問の一問一答を解いて、984問正解だったら、正答率は82%ということになる…

  • 50%→80%の法則とは?

    ──計画が破綻してしまった人へ ──コンパクトな一問一答集 ──計画が破綻してしまった人へ 市販の「一問一答集」の中で、収録問題数が多い代表格は、『パーフェクト宅建士 一問一答』(住宅新報出版)と『うかる!宅建士 一問一答+予想模試』(日本経済新聞出版)だろう。共に1,200問余りの問題が収録されていて、どちらかを95%以上マスターできれば、それだけで合格ライン付近にまで到達できる。これまで私は、一問一答集としては、これら2冊のどちらかをお薦めしてきた。春先から勉強をスタートし、コツコツと継続してきた人ならば、これらもそろそろ終わりに近付いていることと思う。しかし勉強なんて、予定通りに進まない…

  • 右半分で22点以上がノルマ®

    ──左右に分割された解答欄 ──右半分の目標点数 ──マークシートの読み取り方法 ──左右に分割された解答欄 いわゆる「5問免除者」を除けば、宅建試験の問題は全部で50題だ。従ってマークシート用紙の解答欄も、全部で50ヶ所ということになる(×4で200ヶ所)。解答欄の左半分が25で、右半分が25と2分割されている。左半分の内訳は、権利関係14、法令上の制限8、税と価格の評定3。右半分は、宅建業法20、免除科目5となり、左右合わせて50題だ。複雑ではないので、他の資格試験と比べるとマークミスも起こりにくい。マークシート用紙の各分野の解答欄は次のようになっている。もちろん赤線は引いてない。分野ごと…

  • 宅建受験生への10のメッセージ

    昨年、私がTwitterでつぶやいてきたツイートの内、特に反響の大きかったものを10件セレクトしてみた。解説を付けてないので、あるいはブログ記事とは呼べないかも知れない。しかし今年の宅建受験生が、これらのツイートを見て何某かを感じ、どれか1つでも心に留めていただければと願っている。 【その一】 宅建に合格すれば、仕事が見つかる、仕事に活かせる、収入が増えるなどのメリットがあります。 それだけではありません。 大袈裟に思えるかも知れませんが、見える景色が変わってくるんです。 今年、宅建試験を受ける皆さんは、それがどんな景色なのかを、合格して体感してみてください🌈 https://twitter.…

  • スケジュールと申込み方法(2021)

    ──宅建試験のスケジュール ──申込書の配布場所(郵送申込み) ──申込み方法 ──受験料と各種日程 ──令和3年度の「新型コロナウイルス感染症への対応」についてはこちら↓ ──宅建試験のスケジュール 令和3年度の宅建試験のスケジュール等については、6月4日に、不動産適正取引推進機構から官報公告が出ている。https://www.retio.or.jp/exam/今年度も、新型コロナウイルス感染症の影響のため、一部の地域で10月と12月に試験日程が分かれるものとみられる。 ──申込書の配布場所(郵送申込み) 令和3年度の宅建試験の試験案内&申込書は、次の場所で入手することができる(無料)。ht…

  • 統計データのまとめ(2021)【免除】

    ──はじめに ──地価公示(令和3年3月公表) ──建築着工統計(令和3年1月公表) ──土地白書(令和3年6月公表) ──法人企業統計(令和2年10月公表) ──国土交通白書(最新のデータより) ──はじめに 宅建試験の5問免除の一つに「統計」があり、問いの48がそれに当たる。ここ10年間の出題項目と出題数を見ると、・地価公示(9回) ・建築着工統計(11回) ・土地白書(10回) ・法人企業統計(9回) ・国土交通白書(4回)と概ね5つに集約される。仮に、これら5つの項目以外から出題されたとしても、それは肢の一つとしての出題であり、消去法で十分対処できる。また統計では、「上昇か下落か」「増…

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