#104 南海6000系
南海6000系は輸送力増強の一環で、高野線の平坦区間(難波ー三日市、後に橋本まで延長)用に車体長20m4扉車として1962(昭和37)年に登場しました。車体はオールステンレス製です。1969(昭和44)年までにcM+T+T+Mc編成3本、Mc+Tc+T+Mc編成15本の計72両が製作されました。後に6両編成が構成しやすいように編成組み換えが行われ、cM+T+T+Mc編成10本、Mc+T+Tc+Mc編成1本、cM+Tc、cT+Mc編成各7本となりました。 高野線に新型車両8300系導入に伴い、6000系は置き換えの対象となり、2019(令和元)年から廃車が始まりました。 現在現存する車両のうち4…
2024/05/25 20:46