chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
arrow_drop_down
  • スタートは挨拶から

    人が集まって同じ目的を持って仕事をするのが企業です。ところが毎日、朝顔を合わせる場合、いきなり仕事の目的に関する話を始めることはまずありません。最初に互いの姿を確認した際、言葉や身振り、あるいはその両方で互いに相手の存在を認め、言葉を交わすのが「挨拶(あいさつ)」です。挨拶の言葉は、「おはようございます」「こんにちは」「こんばんは」「さようなら」などと言いますが、挨拶は地域、集団、職業、年代などにより異なる挨拶の言葉が存在し、場合によって天候を言う場合があります。「きょうも暑いですね」に「夏が暑いのは当然です」などと言おうものなら、煙たがられます。言葉はTPOに応じて使い分け、それは万人に共通して興味のある話題ですから、「暑いですね」と、オーム返しが普通です。これら全ての挨拶は、人間関係を構築する基本、ス...スタートは挨拶から

  • 小規模コメ農家

    梅雨の時期に田植えが始まり、夏の炎天下で腰を曲げての長時間の作業から多く人々を解放したのが農業機械の導入でした。田植えは手作業で、長さ30センチ程の成苗でしたが、現在のような10センチ程の苗、稚苗(ちびょう)を植える田植機が登場し、農作業に大きな変化をもたらしました。一方、アメリカで開発された2・4-Dという除草剤は、ホルモン型除草剤で,広葉雑草とイネ科植物の体内で植物ホルモンなどの生理現象を制御することによって、除草作業は大きな変化をすることになりました。日本人の主食といわれながら、本当の意味で日本人がコメをいつでも食べられるようになったのは1965年(昭和40年)頃からです。農業機械の導入が進んで、田んぼでの労働時間は、1950年(昭和25年)と比較して2015年(平成27年)には10分の1にまで減少...小規模コメ農家

  • 大きなお世話だ

    日本の少子化の主な原因は、非婚・晩婚・晩産・小産だと言われ、結婚しても「子どもを持てない、ゆとりのある生活がしたい、晩婚のために高齢出産を避けたい、仕事をしながら子供を預ける費用が捻出できない」などさまざまで、少子化を避ける方策は難しく、世界の人口増加を思えば、このままで良いのではないかと思うのです。厚生労働省によると、経済的満足度の向上から女性の就業率の上昇があげられ、したがって、仕事と子育て両立難から共働きの増加があげられ、老後の子どもへの依存度の低下があるとも・・・・・。1980年代以降は、晩婚・晩産などにより、20代の出生率が大幅に下がり、30代の出生率が上昇するという出生率の山が後に推移する動きがみられるようになったとも・・・。昭和16年(1941年)の今から83年前、時の日本政府が東亜共栄圏を...大きなお世話だ

  • 働くこと

    中高年になって定年後も「働こう」と思う時、生きがいを求め「働きたい」と主体的な考えがある一方、生活のため「働かざるをえない」ということもあります。特に高齢になって、現役世代の半数以上の人が「65歳を過ぎても働きたい」と考えているようです。労働基準法では労働者の労働時間を1日8時間、週40時間と定めています。企業では定められた労働時間以上働いた場合、所定の賃金に上乗せして割増賃金を支払います。私が会社に入った頃、高度経済成長時の日本は毎日遅くまで仕事をして、割増賃金が基本給の倍ぐらいあって、それを使おうにも時間がなく、預貯金が増えたことを覚えています。「働きたい」のか「働かざるをえない」のか、そこに「働こうという思い」は共通しているのでが、意味合いはまったく違うと思うのです。その当時、仕事は次々と現れ「働か...働くこと

  • 油断大敵

    警備は一般的に、何らかの事件・事故の発生を未然に防止する仕事(業務)で、「事が起きてから動くのは警察、起きる前に防ぐのが警備」と認識され、地味な仕事だと言われています。警備の仕事は一般的に、施設警備(1号警備)、交通誘導警備・雑踏警備(2号警備)、輸送警備(3号警備)、身辺警備(4号警備)があり、よく知られているのが街頭で目にする工事現場などで片側通行、歩行者への交通整理があります。また、現金輸送などの輸送警備、身辺警護、通称「ボディーガード」なども、よく知られています。19日、「イラン大統領死亡・ヘリ墜落同乗の外相も」というニュースに、緊迫する中東情勢に「歯止めを失った」という報道がありました。最高指導者ホメイニ氏の後継者選出に、イランの指導部の動揺が始まりそうです。政治家など重要人物の警備や同行には、...油断大敵

  • 選ばれる

    人の一生は「選ばれる」「選ばれない」の連続なのでしょうか。この春に昇進や昇格で、このことを感じた人は多かったと思います。居酒屋での話題も、人事の話が多かったように思います。誰々が課長や部長になったとか、選挙に出るとか出ないとか、数え切れぬ「篩(ふるい)」が待っていて、どんなに頑張っても自分が選ばれないことや納得できないこともあるのか、酒を飲みながら互いに励ましあって・・・・そんなこともありました。4月の衆議院議員補欠選挙で立候補した候補者へ街頭演説で、政治団体「つばさの党」が“言論の自由だ”と暴言をはき、選挙の自由妨害行為の容疑で幹部3人が逮捕され、軽視庁は活動の実態を調べるとの報道がありました。選ばれるためには、「相手を攻撃する」ことは考えられます。しかし、選挙では選ぶ側も攻撃の手段や内容を考慮して選び...選ばれる

  • 米を食べる

    中日新聞17日の朝刊「中日春秋」に、渡部忠世さんの著書から「日本人は米食民族と呼ぶが、米食悲願民族と呼ぶのが正しい」とありました。稲作農家に育ったせいか、ご飯が大好きで、子どものころから3食すべてがコメのご飯で、現在も続けています。しかも、時折飲む酒も主に米を主原料とする日本酒です。ところが戦後は食糧難で、稲作農家でもコメは供出(農家が一定の価格で政府に半強制的に差し出すこと)で、主食のご飯は大麦が混ざった灰色で、白米の食事は悲願でした。それは、日本が高度経済成長する頃まで「供出米と配給米のシステム」が続いたのでした。その後1981年(昭和56年)の食糧管理法の改正で廃止されました。農林水産省が「2021年度食生活・ライフスタイル調査」では、米食の割合が41.1%と最も多く、次いでパン食18.7%、麺類1...米を食べる

  • 恐ろしいテレビ放送

    毎週日曜日、テレビ番組「ぽつんと一軒家」は、日本各地の人里から離れた場所で存在する一軒家を、衛星写真を手がかりに、その地へと出向き、どんな人がどんな暮らしをしているのかを報じています。視聴者にとって過疎の地での暮らしは、どの様なものか興味を持ちます。一軒家で暮らす人の多くは、農業で生計を立てた家庭で育ち、定年を迎えて故郷へ戻って、自然を楽しみながら農作物を作って暮らす人が多いようです。ところが14日の深夜、福島県で山あいの一軒家を狙った強盗がいて、男二人組が住人の体を縛る手口で現金を奪う事件が起きました。4月下旬以降、栃木、長野、群馬の各県で同様の被害が相次いでいるようです。福島県の60歳代の女性は一人暮らし、就寝中に手首などを二人組の男に縛られて顔に布をかぶせられ、「カネ、カネ」と片言でお金を要求してき...恐ろしいテレビ放送

  • 歩く

    ウォーキングは、病気のリスクを軽減し、心身の健康を増進する効果があると言われ、町内のウオーキングクラブに数年前から毎月第二火曜日に参加し、7000歩~8000歩を目安に歩いています。歩数と歩くスピードも重要で、速歩きが効果的だということですが、集団で歩くことから活動強度は一定で、効果は期待できません。本来自分に合った歩き方を見つけることが必要ですが仲間との会話も大切で、情報交換の場でもあるのです。参加者の多くは、日常グループで歩くことはせず一人か夫婦でそろって、ペースを考えながら歩いていて、月に1回程度の集団活動が適当ではないかと思っています。歩く距離は4キロ~5キロですが、冬場は途中でトイレの場所を確保しておかなければなりません。また、平たんなコースではなく、適度な起伏がある場所も必要なことから、山の中...歩く

  • カラス

    そろそろ田植えの時期が来て、町内の農家・地主が総出で、12日山の中腹にあるため池からの導水路の掃除を行い、いよいよ準備が始まりました。10年ほど前からイノシシ、ニホンジカなどの野生鳥獣による農作物の被害を少なくするために、田畑と山の境界へ長い防護柵と4カ所の捕獲柵を設置する取組を行い、野生鳥獣肉を「ジビエ」(仏語gibier)として利用拡大して来ました。江戸時代の農民も野生獣とのつきあいに苦労してきたようで、イノシシを食べるオオカミを農耕の守護神とする信仰もあったようです。しかし、オオカミは家畜や村の子供を襲うようになり鉄砲を使ってオオカミの駆除が始まり、山犬から狂犬病に感染するなどで、明治38年(1905年)の、約120年前に絶滅してしまいました。鳥獣被害といえば、カラスが増えて農作物も影響を受け、大き...カラス

  • 肉を食す

    食について学び考える活動、食でつながる活動、美味しく楽しく食べる活動を「食活」と言うようで、就活、婚活、終活、に続いて健康な生活基盤を作るには大切な活動だというのです。栄養を意識して食事を楽しくとるためには、バランスのとれた食材を数多く(1日30品目)摂取するよう努めねばならないとか、種類を多く摂取することで病気になるリスクが減るのではないかと・・・・・素人の考えですが・・・・。食べ物で遠のいて行ったのが、カズノコ、マツタケ、ウナギ、クジラなど、品薄から値段が高くなった(昔は安かった)のが原因です。北海道でニシンが大量に捕れた時代、乾燥したヒトデやカズノコを田んぼへ肥料として散布したものです。今ではウソのような話ですが・・・・。中高年齢者にとって、一番大切な栄養素はタンパク質で、主には肉や魚、卵などの動物...肉を食す

  • 長生きの人生

    明日、5月第二日曜日は、アメリカにならって「母の日」で、世界的にもカーネーションを贈るのが共通のようです。人は生まれて親が存在しているか、していないかに関係なく、学校教育を受けて卒業し、就職、結婚、そして子どもが生まれて、やがて定年を迎える人が何と多いことか・・・・。必ずしもそのような道をたどらない人もいることを忘れてはなりません。定年になったからと言って、人生が終わりではなく、日々の生活はその後も続き、ある日突然死を迎えることになるわけで、恐れることも、慌てることもなく、黙々と生活を繰り返すわけで、生涯を精一杯生きて、人生が終りという「葬式の日が定年」という考え方もあります。この定年論であれば、この時を「待っていました!」とするために、いわゆる生涯現役の覚悟と準備をしなければなりません。何も道具を準備す...長生きの人生

  • 紙 幣

    財務省と日銀は、偽造防止強化などを目的に、渋沢栄一をデザインした一万円、津田梅子をデザインした五千円札、北里柴三郎をデザインした千円札の3種類を、新たな紙幣として今年(2024年7月3日発行)から始めると発表しました。新たな紙幣で、AТМを手がけるメーカーでは、急ピッチで準備を進めていると報じられています。紙幣といえば、近頃、二千円札の紫式部にお目にかかりません。二千円紙幣は2000年(平成12年)より発行開始されました。しかし2003年には製造が中止され流通が少ないようです。この札こそ自動販売機に対応せず、手に入れたとたん両替してしまい、私の手元には2枚しか残っていません。現行の五千円札は、祝儀、香典などに使う場合は便利です。ところが、居酒屋で支払いに五千円札を出したところ、六千円の釣銭を出してきました...紙幣

  • α 世代の人は

    5月5日の中日新聞朝刊に、「総務省が4日、外国人を含む15歳未満の子どもの数が、43年連続で減って1401万人になった」と報じていました。また、「クラレ」の調査では、小学1年生に将来就きたい職業を聞いたところ、男子の1位がスポーツ選手、2位が警察官、女子の1位はケーキ屋・パン屋、2位が芸能人・歌手・モデルだったようです。子どもの数は1954年の2989万人をピークに減り続け、70年間で約46.9%と、ピーク時の半分以下になったわけです。こどもが将来就きたい職業は、30年前の1989年(平成元年)で、男子の1位がプロ野球の選手、2位が一般サラリーマン、女子の1位が保育士・幼稚園教諭、2位が小・中・高の先生でした。30年前の傾向は、安定した所得を得る職業を選択していた傾向ですが、コロナ感染症が5類で扱われる昨...α世代の人は

  • こどもの日

    祝日と日曜が重なる振替休日を含め、4月27日土曜日から5月6日の月曜日まで連続して11日間の休みをする人もあると言います。連休でなければ行えない旅行などを計画して、今は頑張っている最中のことでしょう。こどもの頃の時間の長さと、年齢を重ねた今の時間の長さは同じはずなのに、全く違う感覚で、1日、いや1カ月、そして1年が早く過ぎていきます。きょうは「こどもの日」、伸び盛りの命を祝う日は風薫る新緑の季節で、コイのぼりを飾るのは、流れが速くて強い川でも元気に泳ぎ、滝をものぼってしまうコイ、こどもたちが元気に、たくましく大きく育つことを願う意味が込められています。私のこどもの頃は、戦後直ぐだったこともあって、日本中が貧し生活を送っていました。いや、そうでない家庭もあったかもしれませんが、少なくとも私が知る限りでは・・...こどもの日

  • 憲 法

    NHK総合連続テレビ小説「虎に翼」は、日本初の女性弁護士で後に裁判官となった一人の女性法律家「三淵嘉子さんをモデルとしたオリジナルストーリー」で、困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子どもや追いつめられた女性たちを救っていく姿を描くドラマのようです。現在の日本国憲法は、基本原理を「個人の尊厳」に求め、そこから「基本的人権尊重」、「国民主権」、「平和国家」を示し、5月3日を憲法記念日として祝日法に定め、昭和23年7月20日公布・施行されました。憲法は、国家権力乱用を抑制し、国民の自由と権利を守るためにあります。毎年、この日になると第9条が話題となり、「自衛隊は軍隊にあらず」と、憲法解釈のもとに保持することになったのです。そして、集団的自衛権の行使が話題となり、憲法解釈で実行できるという考えや、行使できない...憲法

  • 5月の始め

    “♪夏も近づく八十八夜・・・”と歌われ、5月がスタートとしました。この春、新たに入学や入社、あるいは定年で仕事を終えた人たちは、1カ月が過ぎ緊張の連続だったのでは・・・・。この連休が過ぎたころから、五月病になりやすいと言います。五月病は、正式な病名ではなく、新たな環境にうまく適応できなく、心や体に不調が生じる状況で、『朝、起きるのがおっくう、集中力が低下する、対人関係がいやだ、外出時に吐き気や頭が痛む、理由もなくやる気が起きない』などを言うようです。3月末で定年退職した人は、いったいどんな暮らしになったでしょうか。再就職で新たな職場に向かった人、継続雇用で仕事を続ける人、そのほかの人は、居場所を持つことができたでしょうか。定年の退職年齢は企業によってさまざまです。定年退職に理論的な根拠はないようで、実際に...5月の始め

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、shigakoさんをフォローしませんか?

ハンドル名
shigakoさん
ブログタイトル
定年後の人生に花咲かせよう!
フォロー
定年後の人生に花咲かせよう!

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用