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2022/07/11

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  • 続 アメイジング・グレイス

    私が世界一番好きな「アメイジング・グレイス」は、前回書いたジュディ・コリンズの歌声。最初に聞いたのが彼女の歌、と言うインプリンティング効果もあるのでしょうけれど。次いで好きな歌声はギリシャの歌姫ナナ・ムスクーリ。四角い眼鏡に知的な眼差し、そして美人…などと言うとルッキズムがどうとか言われそうですが、ルックスとワザとらしくなくナチュラルに美しい声がピタッと合って、これはもう逆らえない…ですねぇ。私の持っているのは伴奏付。72年にアカペラ・バージョンが出ていると聞きますが、それ聞きたいですね。もしかして「世界一好き」に同率で並ぶ事になるかも知れないし…でも、伴奏付きはこれはこれで好き。イントロにバグパイプらしき音が流れて来るのが良くて。この曲の原曲はスコットランドの讃美歌と言われ、確かに、このメロディにバグパ...続アメイジング・グレイス

  • ジュディ・コリンズ/至上の愛

    20代初めの頃、街のレコード屋さんから流れてきた清楚な、しかも無伴奏の歌声。この美しい曲に思わず足を止め、店に飛び込んでジュディ・コリンズの「至上の愛」という曲だと教えてもらいました。後から知ったのですが、これは「アメイジング・グレイス」が我が国で紹介された最初のレコードでもあるようです。歌っていたジュディ・コリンズは、既に「青春の光と影」のヒットなどで知ってはいましたが、彼女の歌声ときちんと向き合ったのは、たしかこの時だったと思います。彼女が離婚などのトラブルで心を病み、アルコールを止められなかった時期に、同じような境遇の人達と知り合い話をしていたところ諍いになり、立ち上がった彼女がこの歌を歌い出し、場が一つになったというエピソードがあります。その場の心を一つにした歌を、マネージャーがアルバムに取り入れ...ジュディ・コリンズ/至上の愛

  • アーサー・キット/ショー・ジョー・ジ

    アーサー・キットは50年代に活躍したアメリカの女優で歌手で、プロフィールを読むとかなり波乱に満ちた生涯だったようですが、今日12月25日は彼女の亡くなった日なので、少し思いだす事を書いてみたいと思います。とは言っても、私は歌手としての3曲のヒッだけでしか、彼女を知らないのですが。1曲目は「セ・シ・ボン」で、これはシャンソンに英詩を付け彼女が歌ったところ全米8位のヒットに。日本でも53年から54年にかけ大ヒットしたそうです。2曲目は「ウシュカ・ダラ」で、これはトルコの伝統的な歌をアレンジし、先にイーディ・ゴーメがトルコ語と英語で歌い、次いでサーサー・キットがトルコ語で歌ってヒット。後に「恋はボサノバ」で大ヒットを飛ばすイーディ・ゴーメも歌っていたと知って少しびっくりですが。日本では江利チエミのカバーがヒット...アーサー・キット/ショー・ジョー・ジ

  • 星の界(いつくしみ深き)

    いま時期の星空を歌ったのかわかりませんが、唱歌になった外国曲で思いだすもう1曲。月なきにみ空にきらめく光嗚呼その星影希望のすがた…と歌われるのは、コンヴァースの曲に杉本代水が詩を付けた「星の界(よ)」で、これは明治43年に「教科統合中学唱歌㈡」で、「いざ其星の界」として掲載されたのが最初だそうです。(西東社/童謡・唱歌こころの歌より)杉谷代水は本名が虎蔵で私はトラが大好き、生れは鳥取県境港だそうで、これは妖怪画家の水木しげるさんと一緒ですね、プロフィールを知って何となく親近感が湧くのですが。作曲者のコンヴァースはアメリカ人で、ドイツのライプチヒ音楽院で学び、帰国後は弁護士をしながら趣味で作曲をしたそうで、溢れる才能が羨ましいですが、有名なのがこの歌の基となった讃美歌312番。WhatAFriendWeHa...星の界(いつくしみ深き)

  • 冬の星座(モリー・ダーリン)

    冬の札幌、寒空に凍てつく星がとても綺麗…と言っても、私の場合真北にあるのが北極星かな?程度で星座の事はさっぱり。寒い夜中が嫌でオリオン座流星群も見た事無いし…。木枯らし途絶えて冴ゆる空より地上に降りしく奇しき光よ…良いですね「冬の星座」、奇しき(くすしき)とか、スッと読めないのは私だけでしょうが、漢字で表すと雰囲気が伝わりますよね、二番に出て来る無窮(むきゅう)とかもそう。この難しいけど美しい詞は堀内敬三さんで、もとは昭和22年の中等音楽(1)掲載の文部省唱歌だったそう。もっともメロディ自体は明治時代から一部では知られていて、当時中村秋香の詞で「他郷の月」として発表されたそうです。この曲は、アメリカのウィリアム・S・ヘイスが書いた「モリー・ダーリン(MollieDarling)」という曲が原曲です。愛しの...冬の星座(モリー・ダーリン)

  • ザ・サーチャーズ/恋の特効薬

    私はB.B(babyboomers)世代の人間ですが、ティーンの頃は、B.B=BeachBoysとBeatlesの世代と言っても良いのでは?と思うくらい、周りにはポップス・ファンが多くましたが、話題の中心はブリティッシュ・インヴェイジョン勢でした。その頃の私は、アメリカのポップスとフォークを中心に聞いていて、ブリティッシュ勢はあまり興味が無かったのですが、ザ・サーチャーズだけは別。R&Bなどアメリカの曲を取り上げるブリティッシュ勢は、妙に屈折したもの(私の偏見)を感じるのですが、そこがサーチャーズはカラッとしていて、かつ、ジャッキー・デシャノンの「ウォーク・イン・ザ・ルーム」や、マルビナ・レイノルズの「雨に消えた想い」をカバーし、フォーク・ロックの原型とも言える音を示したあたりも好きでした。このあたり、プ...ザ・サーチャーズ/恋の特効薬

  • ジーン・リッチー/ノッタムン・タウン

    ダルシマー(Dulcimer)と言う楽器を知ったのは、70年代初めの日本の女性歌手のアルバムから。A面のイントロに流れるのがダルシマーかな?その時はポロンポロンとした素朴な音の民族楽器普だな?位にしか思わなかったのですが。それから時が経ち、耳にしたジーン・リッチーのマウンテン・ダルシマーの繊細な響き。個人的にこれは、フィンランドのカンテレと並ぶ繊細な楽器ではないかと。ダルシマーの伝統的奏法は、膝に乗せ尖らせた羽で弦を弾くという、ジャケットの写真にあるようなものだそうです。そこがチェンバロの繊細さにも通じる気がするのですが。※彼女がダルシマーを弾き語りするライヴ映像がありましたので興味ある方はどうぞ。曲は「RainbowQuest」また小型のカンテレは膝に置き、マッチ棒などで弾く奏法もあるそうで、そのあたり...ジーン・リッチー/ノッタムン・タウン

  • 映画 CCR / トラヴェリン・バンド

    60年代の終わり頃、それまでポップスとフォークが好きだった私は、ロックに目覚めつつはあったが、それはディランやバーズ、サイモン&ガーファンクル、といった東海岸のフォーク・ロックのシャキッと音でした。それがクリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル(以下CCR)に出合い、"南部の音"が何たるか知らないまま、ドロっと熱いものを感じた「アイ・プット・ア・スペル・オン・ユー」や、ジェームス・バートンのギターを重くしたような「スージーQ」など、ファースト・アルバムのインパクトは大でした。だが、音楽聞き始めの小僧が"南部の音"と思っていたCCRが、実は西海岸のサンフランシスコの出身と知り、更に驚いたのはもっと後になってからですが。上記2曲はカバーでしたが、そのあとジョン・フォガティが書いたオリジナル曲の数々。他の...映画CCR/トラヴェリン・バンド

  • ザ・ポーグス/ニューヨークの夢

    もうロックを聞くトシでもなくなった頃に出会ったザ・ポーグス。パンク+アイリッシュ・トラッドという構成が新鮮だったし、名曲「ニューヨークの夢」が好きで良く聞きました。先日知ったグループの中心人物、シェイン・マクガワンさんの訃報、まだ65歳というお歳なのに、大変残念です。どうぞ、ご冥福をお祈りいたします。以前、クリスマス・イヴにこの曲について書いた事を思い出し、追悼の意味を込め、以下再掲載しました。日本にクリスマスという風習が入ってきたのは文明開化と一緒だそうで、それも明治中期には宗教色は薄まり、サンタクロース伝説だけが世間に残ったようです。戦時中は敵国の風習として消滅、戦後その反動か"アメリカの風習は全て良"とばかりに、盛り場で大騒ぎするのが日本のクリスマス風景だったそう。昭和30年代まではそうした光景があ...ザ・ポーグス/ニューヨークの夢

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